『子どもの習い事が多すぎるのは良くない?』
『沢山習い事をする悪影響は?』
『子どもの習い事を複数するときの注意点は?』
と気になることもありますよね。
今回は、子供の習い事が多いデメリットを解説します。
こんにちは「子どもの習い事図鑑」(@startoo_)です。
子どもの習い事が「多いと良くない?」「少ないと良くない?」は昔から議論されることです。
現在、小学生では「72%」が何かしら習い事をしています。
数としては平均で「1人2つ」の習い事をしている状態です。
多いと「週6、7」で習い事をしている家庭もあります。
2020年子供の習い事図鑑が調査した習い事の数は平均で「2.39個」かけるお金の平均は「12,767円」です。
※詳しいは調査結果はこちらの記事も
子供が習い事をする「メリット」も多い一方で
・習い事多すぎないかな?
・減らして自由な時間を作ったほうがいい?
・習い事が多いメリットはないの?
と悩むこともあります。
そこで今回は子供の習い事が多すぎる「デメリット」を解説をします。
効果的に習い事をする方法や習い事が多いメリットも同時に紹介するので参考にしてみてください!
この記事の目次
子供の習い事が多くなりすぎる理由とは?
子供の習い事が多くなるのは、どのような理由があるのでしょう?
1.親の過度な期待と不安
子供の習い事が増えすぎてしまう「原因」はどんなことがあるのでしょうか?
子供の習い事が増えすぎる家庭では共通して「親の不安」や「過度の期待」があります。
子供が習い事に行きたいというよりは親が、
・将来を考えて英語をやらせたい
・運動会で活躍する為に体操教室に..
・いつか久保選手みたいに。。
・IT時代だからプログラミングを..
・受験を考えて塾に..
このような親が不安や焦りで習い事が多くなってしまうことがあります。
もちろん子どもの習い事が多いことは一概に悪いことではありません。
ただ子供の習い事が「多すぎる」弊害・デメリットもあるので注意しましょう。
\子供の習い事を親が決めるデメリットとは/
「パパがやっていたから」は間違い?子どもの習い事選びで大切な事とは?
2.嫌がる中だらだら続けてしまっている
二つ目の多くなる理由は「嫌々続けてしまっている」パターンです。
勿論習い事は継続することで身につきます。
ただ、子供が嫌がる中、ずるずると続けても効果が薄い場合もあるでしょう。
その為、習い事をする場合には「目標設定」をしっかりすることがおすすめです。
例えば、
・小学生までに英検3級に合格する
・サッカー教室で5年生までにレギュラーになる
・ピアノのコンクールで賞を取る
というイメージです。
その設定をしても嫌がる場合には「スパッと」辞めることも選択肢の一つです。
辞めた後に新しい習い事で熱中できれば成長に繋がります。
子供が習い事を嫌がるときやってはイケない3つのこと!正しい対処法とは?
子供の習い事が多いデメリット(注意点)とは?
まずは子供の習い事が多すぎるデメリットはどのようなものがあるのか解説していきたいと思います。
・全部、中途半端になることも
・親も大変..
これらについて一つ一つ解説していきます。
1.自由な時間がなくなる
習い事が多いことで一番のデメリットとなることは「子供の自由な時間」がなくなることです。
子供は自由な時間が少なくなることによって、
・ストレスが溜まる
・考える時間が減る
・受け身になりがち
となってしまいます。
子供は自由な時間に「友達と過ごしたり家族と過ごしたりすること」でストレスを発散しています。
もちろん習い事の種類によってはストレス発散になるようなスポーツや音楽などもあります。
ただ多すぎる子供の習い事は反対に「ストレスを溜め込んでしまう」こともあるので注意しましょう。
また、自由な時間をあえてつくり「どのように過ごそう?」と考えることも重要な事です。
その自由な時間で新しいアイデアや発想を生み出すことができます。
子どもの習い事の場合、教わることが多いのでどうしても受け身になりがちです。
積極性や自主性を生み出すためにも、ある程度「自由な時間」を創り「自ら考える力」を養うことも大切です。
\子供の考える力に関する記事はこちら/
子供の「論理的思考能力」を身につける為に家庭でできる3つのこととは?
2.全部、中途半端になることも
二つ目は習い事が多いとすべて「中途半端」になってしまうことがあります。
例えば「サッカー」「英会話」「スイミング」「ピアノ」「プログラミング」「学習塾」「書道」と多くの習い事をしている場合、子供も「どれに専念していいのか?」分からなくなってしまうこともあります。
もちろん低年齢の頃は子供の可能性を見極めるという意味で複数の種類の習い事を体験させることは賛成です。
ただ「習い事をこなしているだけ」というようになってしまい、全てが中途半端になってしまうこともあります。
中途半端になってしまうと「達成感」や「充実感」を得られづらくなってしまうので注意が必要です。
3.習い事が多いと「親も大変..」
子供の習い事が多いと親も大変です。
子供の習い事が多いと
・送り迎え
・月謝、費用、習い事の用具の購入
・習い事先での人間関係
・習い事のスケジュール管理
このような親の大変さもあります。
週7で子供が習い事をしている場合、当然送り迎えが増えたり月謝が増えます。
そして一番大変という声が多かった習い事先での「先生や親同士の人間関係」も注意しなければなりません。
苦手な先生や苦手な保護者がいる場合にも付き合いをしなければいけないケースもあります。
遠征や発表会がある時にもスケジュール管理を行うことも重要になってきます。
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効果的に子供の習い事をさせる方法とは?
次にこれらの子供の習い事が多いことによるデメリットを踏まえて「効果的に子供の習い事をさせる方法」を確認していきましょう。
1.「目標」を親子で決める
子供の習い事をする上で最も重要なことは「目標設定」を親子で一緒にすることです。
目標を決めておかなければ多すぎる習い事は、デメリットになってしまいます。
目標の決め方としては、例えば、
・ピアノ教室であれば○○の曲まで弾けるようにする
・英会話教室であれば小学6年生までに英検3級を取得する
・書道であれば小学5年生までに4級を取る
・ミニバスであれば小学5年生までにレギュラーになって試合に出場する
というような目標を設定しておくことが重要です。
ここで重要なのは親が子供の目標を設定するのではなく「子供が自分で目標を考えること」が重要です。
親が子供の目標を設定すると、子供からすると「やらされている感」がでて積極性が出ません。
「親子で納得した目標設定」をしていきましょう。
\子供の習い事の記事はこちらも/
その習い事って意味ある?子供の習い事を「無駄にしない為に」やっておきたいこととは!
2.子供の習い事を仕分けする!
2つ目は、半年に一回ほど「習い事の仕分け」をすることです。
そこで重要なのは子供の習い事を下記の三つに仕分けすることが大切です。
・やりたいこと(Want)
・できること(Can)
・やらなければいけないこと(Must)
この仕訳をすることで現時点で「何をやりたくて」「何が出来て」「何をやらなければいけないのか」が明確になります。
もちろんの子供が「やりたいこと」を優先してあげたいという気持ちもありますが、将来を考えて「やらなければいけないこと」もあるはずです。
その調整やコントロールをしてあげるには親として重要なことになります。
例えば「バスケットをやりたい」「英語はやらなければならない」「書道はできる」
という状況の時に「目標設定」をして納得できるものは続けて、できないものは辞めてしまうのも手でしょう。
一度辞めて新しい習い事をするのか、更に高い目標を設定してもう少し続けるのか、も考えてみるといいですね。
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女の子・男の子におすすめの書道具を詳しく解説しています。
3.3個前後に落ち着かせる
筆者のお勧めとしては子供の習い事は三つ程度に落ち着かせることです。
そしてその三つのバランス「組み合わせ」を考えることが大切です。
組み合わせの仕方としては、
・スポーツ系の習い事
・音楽系・芸術系の習い事
・学習系
というようにジャンルによって子供の習い事を分けてみましょう。
例えば
「バスケット」+「体操教室」+「陸上教室」
という場合は全て「スポーツ系」の子供の習い事になっておりバランスが悪いです。
※もちろんスポーツに特化させたい家庭であれば十分考えられます。
「野球」+「ギター」+「通信教育」
この場合は「スポーツ系」+「音楽・芸術系」+「語学系」と学習のバランスが組み合わせとしてはいいです。
このように習い事を系統別に仕分けをして各ジャンルから一つずつ選択していくことで子供の可能性を広げることができてきます。
「スポーツ系」や「音楽・芸術系」「学習系」の習い事はそれぞれ下記の記事も参考にしてみてください。
【スポーツ】運動が得意になって欲しい!子どもに人気のスポーツ系習い事とは?
【子供の音楽系習い事一覧】
【学習系習い事一覧】
次に子供の習い事が多い事によるメリットも確認しておきましょう。
子供の習い事が多いメリット(効果)もある?
子供の習い事が多いデメリットや弊害について紹介してきましたが、一方で子どもの習い事が多いメリットもあります。
・うまくいけば、「相乗効果」を生み出す
・「新しい友達」を増やす事もできる
子供の習い事が多いことによって新しい才能に気づくきっかけを得ることができます。
1.新しい才能に気付く!
一つ目は「新しい才能」に気付く事です。
例えば今まで野球をやっていた子が、兄弟の付き添いでピアノ教室に行きはまってプロになったかたもいます。
また習い事が別の習い事に効果をもたらすこともあるでしょう。
例えば、プログラミング教室に通っている子が、論理的思考能力を高めて学習塾での成績も上がったケース。
体操教室で身体能力を高めて、ミニバスでもレギュラーになれたというケースもあります。
このようにうまくいけば、複数の習い事が「相乗効果で成長できる」こともあります。
2.「新しい友達」を増やす事もできる!
二つ目は「新しい友達ができる」ことです。
子供にとっては学校が一番のコミュニティーですが、習い事で違う地域や区域の「新しい友達ができること」も将来的にも大きなメリットになります。
学校以外のコミュニティーを持つことで、新しい視点を持つことができるでしょう。
\子供の習い事を辞める時はこちらも/
子供が習い事を辞めるときに気を付ける5つのポイントとは?いつまでに?メールでもいい?体験談も解説!
「次世代型」子供の習い事も視野に入れてみる!
ここまでで、子どもの習い事が「多すぎるデメリット」と「効果的に習い事」をさせる方法を確認してきました。
最後に、これから子供の習い事を考える上で、参考にしておきたい内容を紹介します。
それは「次世代型子供の習い事」と言われるものです。
2020年の教育改革に伴って子供の習い事の人気も変化しています。
これは今までの「詰め込み型の教育」ではなく「論理的思考能力」や「自分の意見を考えて発信する力」が重要視されてきます。
それらの力を見つけやすい習い事は下記のものになっています。
・プログラミング学習
・オンライン英会話(学習)
まずはアクティブラーニングです。
アクティブラーニングでは、今までに先生から講義形式で何かを教わるスタイルではなく、
ある課題に対して子供達同士が「原因、課題、結論」の意見を交換したり、ディベートをしていくものです。
考える力や発信する力を身につけることができます。
アクティブラーニングについては下の記事も参考にしてください。
【人気記事】次世代教育「アクティブ・ラーニング」とは?家庭でもできる3つの方法
次に人気なのは「子どものプログラミング教室」や「ロボット教室」です。
こちらも2020年に小学生でプログラミング教育が必修化になるということもあって人気が急上昇しています。
現在行かせたい習い事ランキングでは堂々の1位となっています。
その理由としては、
・「プログラミング的思考(=物事を順序だてて考える力)」が身に付けられる、
・「 ITの正しい使い方」を学ぶことができる
・「プレゼン能力や集中力」が身につく
となっています。
ロボット教室やプログラミング教室に興味のある方は下の記事も参考にしてみてください。
【必見】ロボット教室ってどうなの?多くの家庭に口コミ・評判を【インタビュー】
最後に、オンラインの子供の習い事も人気になっています。
特にオンライン英会話は「コストが安く、通学の手間もかからない」というメリットがありは始める方は増えています。
英会話は将来を考えてやらせておきたいけど、
「教室に通わせると毎月何万もかかって大変..」という家庭からするとありがたいサービスになっています。
実際に小学6年生オンライン英会話をずっと続けて英検三級(中学修了レベル)を取得したというケースもあります。
オンライン英会話に興味がある方は下の記事も参考にしてみてください。
【人気記事】小学6年生で英検3級に合格する勉強法とは?
【体験談】子供のオンライン英会話の効果ってどう?3年間使ってみた結果
このように現代に合わせた子供の習い事を選択していくことも重要になってきます。
関連記事も参考にしてみてください!
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