子どもの習い事でピアノ教室はいつから習えるのか?費用はどれくらいか?効果や注意点を解説していきます。
こんにちは「子供の習い事図鑑」(@startoo_)です。
子供の習い事で「ピアノ」と言えば常に人気上位の習い事です。
楽器の中でも王道の習い事!
子供の習い事でスポーツと言えば「スイミング」が圧倒的人気ですが、
「音楽系」で言えば「ピアノ」が一番の人気と言えます。
子供がピアノを習う事で、「音感やリズム感」が身につくのは勿論ですが、幼少期に始めることで「脳にもいい影響がある」とされています。
親としてはそんなピアノを習わせてあげたいなと考えることもありますよね。
ただ、実際
・いつから通えるのか?
・費用はどれくらいなのか?
・メリットやデメリットはどんな事がある?
と分からないことも多いです。
そこで今回は子供の習い事で「ピアノ」を解説します。
メリット・デメリットや体験談、月謝の相場なども紹介していきます!
ピアノ教室講師歴10年の筆者が選ぶ電子ピアノおすすめ10選!ヤマハ・カシオ・ローランドどれがいい?選び方のコツも解説!
この記事の目次
子供のピアノはいつからできる?費用は?
子供の習い事で「ピアノ」は
・いつから通えるのでしょうか?
・何歳までに習っておいた方がいいのか?
・費用はどれくらいなのか?
気になりますよね。
一つ一つ確認していきましょう。
子供のピアノは「いつから」習える?
ピアノが弾けるのは指の筋力的に「3歳頃から」と言われています。
一つの目安としては、「ピアノの鍵盤が問題なく弾ける」事です。
重い鍵盤だとあまり幼少期の場合、弾くのが大変で嫌になってしまう..ということもありまます。
その為、3歳頃までは「リトミック」などで様々な音のなる楽器を楽しんだり、玩具のピアノを利用してみるのがおすすめです。
\リトミックの記事はこちらも/
【決定版】お家でリトミックが楽しくなるおすすめの教材8選はこれ!
ピアノは「何歳まで」に習うのがいい?
よく「ピアノは何歳から始めるのがいいですか?」という質問を頂きます。
親御さんによっては「絶対音感」を身につけさせたいという考えもあるかと思います。
ちなみに、子供の音感が発達するのは「6歳頃まで」と言われています。
絶対音感を持つ方にアンケートを行った調査では、ピアノを始めたのは「5歳」が最も多く、
反対に「6歳7歳ごろから」始めた方では絶対音感を持つ方が急激に減ります。
その為、「絶対音感を身につけさせたい」という場合には「5歳頃まで」にピアノを始めるのが良いのではないでしょうか?
\子供の音感トレーニングついてはこちらの記事も/
子供のうちにやっておきたい「音感トレーニング」とは?絶対音感はいつから鍛えればいい?
子供のピアノ教室の「費用(月謝)」はどれくらい?
子供の習い事で「ピアノ」を始める場合、月謝の相場はどれくらいになるのでしょうか?
一覧表で相場を確認しておきましょう。
月謝 | 5,000円~10,000円 |
こちらがピアノ教室の月謝の相場です。
大手のピアノ教室であれば「幼児が5,000円前後、小学生頃が7,500円前後」が相場です。
個人経営の教室の場合、もう少しリーズナブルになるケースが多いでしょう。
教材費やコンクールがある場合には別途費用が発生する可能性もあるので事前に確認しておくのがおすすめです。
\ピアノ教室を選ぶポイントはこちらの記事も/
【子供の習い事】ピアノ教室を選ぶポイントとは?
次に子供がピアノを始めるメリットも確認しておきましょう。
子供のがピアノを習い事にする5つのメリットとは?
子供がピアノを習い事にするメリットはどのような内容があるいのでしょうか?
5つのポイントに分けて確認していきましょう。
メリット1.音感やリズム感が身につく
ピアノを習うことで「音感」が身につく事が期待できます。
「音感」とは音の高い、低いを判断できる事です。
音感を鍛えて置く事で、他の楽器の習得もしやすくなったり、
学校の音楽でも活躍ができます。
また、メルボルン大学のGary教授によると、幼少期から音感を鍛えておくことで「外国語の習得もしやすくなる」という調査結果もあります。
\子どもの英語についてはこちらの記事も/
小学生で英語を「自宅学習」する時の3つコツとは?無料・有料編で勉強法も解説!
メリット2.脳にも良い影響を与えられる
ピアノを習うメリット2つ目は「脳にもいい影響を与える」ことです。
ピアノでは「左右の指をバラバラに使い、楽譜も見ながら弾く、さらには足も使う」ということで多くの作業を同時にしなければなりません。
この行動が子供の脳に良い影響を与えます。
特に「ワーキングメモリー(作業記憶)」の成長に期待できるのです。
ワーキングメモリーは、「会話、計算、読み書き」などの作業を司る役割を果たします。
その為、ピアノを習う事で「言語能力や学習、記憶、集中力」にも良いと言われているのです。
実際に、多くの脳科学者に「子供におすすめの習い事は?」とアンケートを取るとほとんどの学者が「ピアノ」を上げたという調査結果もあるほど。
\ピアノと脳の関係はこちらの記事も/
ピアノが脳にいい?子供の習い事におすすめする5つの理由とは!
メリット3.集中力が身につく
3つ目のメリットは、ピアノを習うことで「集中力」が身につく事です。
ピアノを弾くとき「鍵盤、楽譜、リズム」など同時に処理しなければならない作業が多く集中していなければミスをしてしまうこともあります。
このような普段から集中したピアノの練習が集中力を高めることにもなるのです。
\子供の集中力/
子どもの「集中力」を上げる方法とは?家庭で実践できること!
メリット4.生涯できる趣味にもなる
ピアノは子供の頃に覚えてしまえば生涯の趣味にもなります。
子供の頃に習ってきて、大人になって余裕が出てからまた始めるという方も多いです。
また年配の方でも指先を動かして脳に刺激を与えたいということでピアノを始める方もいらっしゃいます。
メリット5.親子で一緒に楽しめる習い事
ピアノを習う五つ目のメリットは「親子で楽しめる」ということです。
子供の習い事の中でもスポーツ系とは違い「ピアノ」であれば親子で一緒に教室に習うということもあります。
実際に大手の音楽教室では「親子レッスン」というメニューも増えているのです。
小学生くらいになると学校も忙しくなり親子のコミュニケーションが減ってしまうこともあります。
一緒の時間を過ごす手段として始めてみてはいかがでしょうか?
\親子で一緒にできる習い事はこちらの記事も/
親子で一緒にできる「おすすめの習い事」とは?
次にピアノを習うことにする「デメリット」もあるのか確認しておきましょう。
ピアノ教室を習い事にする「デメリット」とは?
子供がピアノを習い事にする「デメリット」はどんなことがあるのでしょうか?
1.家での練習用ピアノ購入することも
ピアノを習う場合「家で練習するようのピアノ を購入する」ことを考えなくてはなりません。
もちろんピアノ教室だけでピアノを弾くという選択肢もあります。
ただ上達を考えると、家で1日10分でも弾くことがおすすめです。
ピアノを購入する場合、いわゆる「生ピアノ」にするか
リーズナブルな「電子ピアノ」にするかは迷いどころですよね。
いいピアノになればなるほど費用もかかってきます。
\子供のピアノの選び方についてはこちらの記事も/
初心者だからこそいいものを?子どもにおすすめなピアノの種類3選!
2.家で練習する場合、防音も必要
そして家で練習する場合にはピアノを弾く時間や音量も考えなくてはなりません。
夜中に大きな音を出すと近所迷惑になってしまうでしょう。
最近ではイヤホンをつけて弾くタイプもあるので確認してみてください。
3.必ずしも「ピアノを習う=頭が良くなる」ではない
そして最後の注意点は、必ずしも「ピアノを習えば頭が良くなる」というものでもありません。
もちろんデータや多くの調査では「ピアノ」を習い事にすることで脳にも良い影響があるということはあります。
ただ、ピアノだけをやって勉強をおろそかにしたり、スポーツをおろそかにすると弊害も出るでしょう。
大切なことは、ピアノも習いながら勉強も頑張るということではないでしょうか。
\子供の学習についてはこちらの記事も/
成績が伸びる子、伸びない子の14の特徴とは?自宅学習で親ができることは何!
では次に実際にピアノ教室に通っている家庭の体験談や評判も確認していきましょう。
ピアノを習い事にしている家庭の体験談・評判は?
実際にピアノ教室に通っている家庭ではどのような評判があるのでしょうか?
いい評判は?
「3歳から始めたので絶対音感が身についた」
3歳からピアノ教室に通っています。
早いうちに始めたということもあって「絶対音感」が身についています。
今ではピアノ以外にも他の楽器や音楽に興味を持っています。
音感が身についていたこともあり、ギターや吹奏楽など
他の楽器もさほど苦労せず楽しみながら取り組めているようです。
(小学4年生 保護者)
「親子で楽しめる習い事!」
ピアノは親子で習い事ができるところがいいなと感じています。
街のピアノ教室に親子レッスンで通っています。
今の目標は親子で一緒に米津玄師の「Lemon」を弾く事です。
親子で一緒の目標を持つことで普段からコミュニケーションを取ることができています。
(小学3年生 保護者)
「集中力が身についた」
ピアノを習い始めてから集中力が増したと感じています。
ピアノのレッスンは週に一回60分行っています。
その影響もあって、勉強も集中してできるようになりました。
今までは10分20分机に座っていると気が散って他の作業をしてしまっていたのが、
最近では30分以上平気で自宅学習できるようになってきました!
(小学1年生保護者)
\子供の習い事診断はこちら/
10問de「習い事診断」!?子供に合う習い事が丸わかり!
子どもの習い事専門家が選ぶ子ども用おすすめのレッスンバッグ20選はこちら!
微妙な評判は?
次に微妙な反応も確認しておきましょう
「コンクール前は親も緊張…」
子供のピアノ教室では年に数回コンクールがあります。
その度に親の私が緊張してしまっています..
反対に子供は人前で披露することが慣れてきたのか物怖じしない性格になってきました。
根性があるなと感心しています。(小学4年生 保護者)
「ピアノの練習に口出ししないことがおすすめ」
子供のピアノの家庭での練習にはあまり口出しをしないことをお勧めします。
やり方が悪かったり集中していないとどうしても声をかけたくなってしまいますが、
あまり口うるさくすると子供がピアノを嫌いになってしまうことあるのだなと。。
まずは楽しみながら練習させることを心がけるようにして、
技術的なところは教室にお任せするようにしています。
\他の楽器の習い事はこちらも/
子供の習い事「楽器」は何がある?メリット・デメリットは?興味を持たせる3つのコツも!
まとめ:体験教室に行ってみよう!
子供の習い事でピアノには多くのメリットがあります。
音感だけではなく脳にも良い影響を与えるピアノ。
費用も他の習い事と比較しても高額というわけではありません。
通いやすい子供の習い事の一つでしょう。
最近では女の子だけではなく男の子も教室に通うことが増えています。
親御さんが小さい頃にピアノを習っていなかった場合には
イメージがつきづらいと思いますのでこの記事を参考にした上で
是非体験教室に行ってみてはいかがでしょうか?
\無料体験をやっているピアノ教室はこちら/
▶子供も通える「シアーミュージック」はどう?おすすめできる7つの理由とは!
▶Beeミュージックスクールってどう?特徴や口コミを徹底解説
ピアノ教室講師歴10年の筆者が選ぶ電子ピアノおすすめ10選!ヤマハ・カシオ・ローランドどれがいい?選び方のコツも解説!