『子どもの習い事の選び方のコツは?』
『どのように決めればいい?』
『子どもの習い事選びでの失敗談は?』
と気になる事もありますよね。
今回は子どもの習い事の選び方・決め方悩みを解説していきます。
こんにちは「子供の習い事図鑑」(@startoo_)です。
子供の習い事の選び方(決め方)はどの家庭でも悩みます。
どのようにすれば「合う合わない」を見極めていけるのでしょうか?
よく、子供の習い事を選ぶ時に
・パパが昔やっていたから
・お友達がやっているから
ということで選択することもありますよね。
ただその場合、子供に合わないで失敗することもよくあるのです。
例えば、パパが野球をやっていて、子供にもやらせたかったから通わせていたけど、本当は乗り気ではなく「実はイヤイヤ通っていた..」と聞く事もあります。
他にも親が子供に、
・メジャーリーガー大谷選手のようになって欲しくて野球をやらせた
・久保建英選手のようになって欲しくてサッカーをやらせた
・藤井聡太棋士のようになって欲しくて将棋をたらせた
このよく「やらせた」という会話が親御さんの中で使われます。
ただ、これが「子供の習い事選びの失敗に繋がってしまう」こともあるのです。
では、どうやって子供の習い事を決めるのがいいのでしょうか。
今回は失敗を減らす子供の習い事の選び方(決め方)を解説していきます。
子供が習い事を嫌がるときやってはいけないことは?正しい対処法も解説!
子供の習い事選び方・決め方のコツは?
子供の習い事を選ぶ際に「これをやらせたい!」と親目線での選択に重きを置きすぎると、子供は置いてけぼりになり失敗するケースが頻繁にあります。
では、子供の習い事を選ぶ際にどのような心構えをするのがいいのでしょうか?
1.親が決めつけない
一つ目の習い事選び方のコツは「親が勝手に決めつけない事」です。
子供の習い事を決めるときに重要な事は「Must(絶対、必ず)」にしてはいけません。
「mustで野球をやらせる!」「mustでピアノをやらせる」とすると子供の自分事にできず、途中で嫌になってしまうか、飽きてしまうケースがほとんどです。
そこで大切なのは「レコメンド(おすすめ)」することです。
ただ、単に「おすすめ」するのではなく、子どもの「普段の行動や趣味」をよく観察したうえでおすすめすることが重要になります。
例えば、皆さんも一度はAmazonでの買い物を使ったことがあるのではないでしょうか?
一度、何か商品を購入すると「この商品を買った方には○○もおすすめです」という宣伝が出てきますよね。
そうすると、ついつい合わせて購入してしまうこともあります。。笑
これは、普段の購入傾向や趣味を把握して「おすすめ」してくれているのです。
これと同様のことを親が子どもにしてあげてください。
例えば、テレビでサッカーの日本代表戦を親子で一緒に見ていて
「はしゃぎながら一生懸命応援していた」とすると「近くのサッカー教室に一緒に見学に行ってみない?」というように「おすすめしてあげる」ことが大切です。
他にも、アーティストのマネをしてテレビの前で踊っている子の場合であれば「ダンス教室」や「音楽教室」に行ってみる??と誘ってみるのもいいですね。
このようにあくまで、親は「おすすめ役」で子どもを主体にしてあげることが重要です。
それもこれも、普段から子供の趣味や興味のあることを把握してあげられているかにかかってきます。
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子供の習い事一覧【全50種決定版】
2.普段の生活から興味関心を見出す
子どもの習い事選びや決め方で重要なのは、子どもが熱中できることを見つけてあげることです。
子どもは物事に熱中することで大きく成長します。
そこで身に着いた、集中力は、例えば、受験や部活、社会人になってからも大きく良い影響をもたらします。
その熱中できることを見つけるためには、普段の行動から興味がありそうなことを見極めてあげることです。
例えば、楽器のおもちゃを凄く触っているようであれば、ピアノ教室の体験に。
サッカーボールを触っているようであれば、サッカー教室に。
絵を描くのが好きであれば、お絵描き教室や書道教室に行ってみるのもいいでしょう。
3.幼少期は専門性よりも多様性を重視
特に小学校入学までは、一つの習い事に特化させるよりは、多くの経験や体験をさせることがおすすめです。
それには2つの理由があります。
1つは、興味関心の可能性を広げることです。
子どもはひょんなことから、急に熱中することもあります。
例えば、たまたま公園で行った親子のキャッチボールから野球が好きになりプロ野球選手になった方も。
お正月におじいちゃんと対戦した将棋にはまって棋士になったかたもします。
そのため、幼児期は多くのことを経験させて可能性を広げることが重要でしょう。
2つ目の理由はゴールデンエイジ期が関わります。
ゴールデンエイジ期とは3歳から12歳頃までの神経系の成長が著しい時期を言います。
この時期に多くの身体の使い方を学ぶといわゆる「運動神経が良い子」になりやすいです。
そのため、幼児期に習い事を選ぶ際には、専門性に特化させるよりは身体全体を動かす習い事の方が良いでしょう。
幼児期から小学生にかけてスイミングが人気NO1なのもこの理由ですね。
子どもの習い事人気ランキングはこちら
3.先生との相性チェックも重要
子どもの習い事では先生との相性も大切です。
この先生とのコミュニケーションや相性が合わずに途中で辞める方が一番多いです。
よくある子供の習い事の先生と合わないケースは
・教え方が雑
・異常に叱る
・質問への回答が不誠実
・連絡関係が遅い
・子どもによって接し方を変える..
など様々あります。
せっかく通いだした子ども習い事も先生との相性が合わずに辞めてしまうと、子どもにとっても悪影響です。
そのため、習い事に申し込む前に必ず体験レッスンに入り、先生との相性も確認しましょう。
4.合わない時はスパッと切り替え新しい事を探す!
大前提として、子どもの習い事選びは「失敗がつきもの」です。
全てがうまくいく家庭の方が珍しいもの。
それを前提にすると気持ちも楽になります。
例えば、習い事を始めて「合わなかった」ときに嫌がる中ダラダラと続けるのは正直もったいないですね。
ダラダラと続けてもなかなか身につく事はできません。
その時は切り替えて「スパッと辞めること」も大切です。
勿論、すぐに辞めると辞め癖がつく場合もありますが、しっかり親子で話し合ったうえでの結論でポジティブに前を向けるようにしてあげれば「新しいことにチャレンジたい」思えるようになります。
その為、単に「辞めて終わり」ではなく、前向きに新しい事を「一緒に探していく姿勢」を魅せてあげるのがいいですね!
そうすることによって、習い事を辞めたことが「失敗」ではなく「成長の過程」に変わるのです。
\子供が習い事を嫌がったときの対処法/
子供が習い事を嫌がるときやってはイケないこと!正しい対処法とは
5.子供の習い事のジャンルに「多様性」を持たせる!
子供の習い事を選ぶ際には「多様性のあるジャンル」でバランスをとることがおすすめです。
たとえば『塾・水泳・音楽』のように「勉強+スポーツ+芸術」
『英語+プログラミング』のように「語学+モノづくり」というように組み合わせることで、さまざまな能力を伸ばせるうえ、飽きずに続けやすくなります。
相乗効果も生まれやすくもなるでしょう。
しかし、子供の習い事の中には保護者の負担が大きいものもあります。
スポーツの習い事なら送迎、ダンスなら衣装制作、楽器の習い事なら発表会のお手伝いを頼まれることも。
保護者の方がサポートできる範囲で習い事を選ぶと、無理なく継続できます。
\子供の習い事の記事はこちらも/
子供の習い事は「量より質?」「質より量?」どっちが大切?
次に子供の習い事の選び方のコツを解説していきます。
子供の習い事の選び方で注意したい4つのポイントは?
子供の習い事で考えて欲しい事は「教室はそこで大丈夫か?」ということです。
例えば、同じピアノ教室でも教室によって雰囲気や通いやすさは異なります。
気を付けるべきポイントを確認しておきましょう。
1.教室の雰囲気が合うか?
子供の習い事の教室を選ぶ際に見ておきたいポイント1つ目は「教室の雰囲気」を必ず確認することです。
ほとんどの教室では「体験会やお試しレッスン」を行っている為、どんどん活用していくことをおすすめします。
そこで
・教室の雰囲気(清潔感があるか?)
・保護者の関わる度合い
・先生との相性(コミュニケーション取りやすいか?)
を確かめてみましょう。
1つの場所だけでなく、さまざまな教室をのぞいてみると比較できるのでおすすめです。
子供の習い事は、先生の雰囲気によって、教室の子どもの表情も全く変わってきます。
明るく楽しい先生であれば、わいわい子供の表情も明るいもの。
礼儀礼節に厳しい先生であれば、子どもたちもキチッとした表情になります。
子どものタイプに合わせて選べるといいですね。
\ギフテッドの記事はこちらも/
「ギフテッド教育」で家庭でできる5つのこととは?
2.「費用」は家計の状況に合っている?
子供の習い事に「かかる費用」も事前に確認しておきましょう。
「家計の経済状況」に合わせて習い事の数や内容を選択していくことも重要になります。
子供の習い事の月謝相場の記事も参考にしてみてください。
「月謝」はもちろんですが、その他の費用も意外と発生するものです。
「遠征費」「発表会」「合宿」などなど。
よくあるのは、剣道を習い事で始めて最初は防具や竹刀をレンタルで1000円ほどで借りられていたが、子供が本格的に始めたいとなったら、一式そろえると10万ちかくかかった。。というものです
これらは、事前に知っておくのと知らないのとでは対策の仕方が変わってきますよね。
知っていれば貯めておくこともできるので。
また、子供の習い事にかかる「費用」が家庭の無理な負担になっては、継続できなくなってしまいます。
経済的に無理のない範囲で習いに行けるところを探しましょう。
3.家からのアクセスは通いやすい?
子供の習い事の選び方のポイント3つ目は「アクセスのしやすさ」です。
低学年までは親が送り迎えをする場合が多いですが、学年が上がると自分で通わせたいなと思います。
それを考えると、車でないと行けない場所や遠い教室に通うのは大変です。
勿論いい講師が隣町にいるから「どうしても通わせたい!」という場合もあるでしょう。
ただ、通わなくなったり、嫌いになってしまっては元も子もありません。
家族で話し合ったうえで、問題ない範囲でのアクセス地点を決めていきましょう。
\子供の習い事の送迎はこちらも/
子供の習い事の送迎が大変..はもう終わり?送迎サービスを使う8つのメリット・デメリットとは!
4.「目標」に応じて教室を選ぶ
子供の習い事選びでは「目標」に合わせて選択するのもいいでしょう。
目標を設定すると「教室選び」もしやすいです。
例えば、プロのピア二ストを目指す方であれば、遠くても一流のピアニストに習うのがいいでしょうし「勉強の合間の趣味として、ピアノを習いたい」という場合は街のピアノ教室でもいいでしょう。
「その習い事でどんな能力を伸ばしたいのか」を決めておくことが大切です。
また「目標」を決めておくメリットは他にもあります。
それは、子供の習い事が
・継続しやすくなる事
・辞め時の基準が明確になる事
です。
例えば「小学生卒業までに英検3級に合格する!」という目標あれば、その為に英会話教室に「毎週通う」という設定ができます。
途中で何度か嫌になったとしても、子供が決めた目標であればその「目標」を思い出させてもう一度奮起して継続させることもできるでしょう。
また、目標が達成できた場合も、一度辞めて「次の習い事を始めよう!」と辞め時のチャンスも作ることもできます。
\子供の習い事続かない方はこちらの記事も/
子供のオンライン英会話が続かない..続けるコツは?
子供の習い事選びの失敗談は?
次に子供の習い事の選び方で失敗した体験談を見ていきましょう。
子供の習い事図鑑が独自アンケートを行った結果を紹介していきます。
姉妹だからという理由で同じ習い事に決めてしまった
ピアノ教室に姉妹で通わせたけれど、姉の方がメキメキと上達する一方、妹はすぐに飽きてしまいました。
「姉妹だから」という理由ではなく、其々選択するのがおすすめです。
このように、姉妹でも「適性」が違っていることは多々あります。
一定期間通わせて、それでも行きたくない、やめたいと言うようでしたら別の習い事を探してみてください。
子供の習い事を増やしすぎた
いくつも習い事をかけ持っていると、忙しすぎてどれも上達しませんでした。
多すぎる習い事はデメリットになる事もあると知りました。
ただ、多くの経験ができたことは子どもにもプラスになっているのかなと。
習い事は宿題を課されることが多いうえ、毎日の積み重ねが上達につながります。
子どもに負担がかからず、それぞれの習い事に集中できる数だけ通うのが良いでしょう。
子供の習い事で先生との相性が良くなかった
通っている教室の先生との相性が良くなかったなと感じています。
人によって、教える態度を変える先生で非常に残念でした。
また、叱るというよりは怒るという感じで怖さもありました。
事前に教室の雰囲気を確認しておくべきでした。
見学や体験ではお友だちとの相性までわからないですよね。
もし、習い始めていじめや喧嘩に巻き込まれるようなことがあったら、子どもの相談に乗ってあげたうえで、先生に話してみましょう。
もし、改善の余地がなく子どもがストレスを感じていたら、別の教室に移ることをおすすめします。
\習い事診断はこちら/
10問de「習い事診断」!?
まとめ:子供をよく観察して趣味思考を把握してあげる
子供の習い事の選び方で重要な事は、普段から「子供の趣味思考」を観察して合うものをおすすめしてあげることです。
あくまで「おすすめ」で強制はよくありません。
強制すると続かないことや嫌いになってしまうケースがあります。
「子供がどんなことが好きなのか?」
「意外と○○も好きなんだ!」
と気付くために親子で多くのことに取り組んでみるのもおすすめです。
一緒に習い事を探してみてください。
では、いい習い事が見つかりますように!
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