『子どもが習い事をしたがらない時どうすればいい?』
『無理やり連れていくのは正解?』
『行きたがらないときどんな対処法が?』
と悩むこともありますよね。
今回は、子どもが習い事をしたがらない時や行きたがらない時の対処法を解説します。
昨今、様々な子どもの習い事があります。
習い事が多様化している中で、我が子に沢山の習い事をさせたい!と思われる保護者も増えてきております。
昔はスイミング、公文、ピアノ、バレエ、そろばん教室が定番でした。
しかし昨今では前出の5種類はもちろん、チアやダンス、プログラミングやロボット教室、レゴ教室、サッカースクールや将棋教室など、ジャンルも多岐に渡ります。
保護者の立場としては、可愛い我が子に何を習わせようか、考えるだけで楽しい悩みですね。
意気揚々と習い事を始めたとしても、肝心の子どもが嫌がる可能性もあります。
親が決めた習い事を、子どもがすべて喜んで受け入れるとは限りません。
むしろ、行きたがらなかったり嫌がったりする可能性も往々にしてあるのです。
今回は、子ども習い事をしたがらない理由や対処法を掘り下げて考えていきましょう。
育児の専門家が詳しく解説していきます。
頭が良くなる子供の習い事7選とは?家庭でもできることも解説!
この記事の目次
子どもが習い事をしたがらない理由は?
せっかく申し込んだ習い事です。
保護者として入会金や月謝を払い、習い事の種類によっては道具や教材も揃えます。
「さぁ!始まるぞ!」と意気込んだのも束の間…肝心の子どもが行きたがらないことってよく聞きます。
時には泣いて嫌がってしまったり。
保護者としてはガックリきてしまいますよね。
しかし習い事をするのは子ども本人です。
保護者が代わってやれるものではありません。
「うちの子、どうしてこんなに嫌がるのかしら?」と思う保護者の皆様、子どもが嫌がるには必ず理由があるのです。
子どもが習い事をしたがらない理由を確認していきましょう。
1.保護者が勝手に申し込んでしまった
一つ目は、子どもが納得せずに、保護者自身の目線で勝手に習い事を申し込んでしまった場合です。
まだ自分自身のやりたいことが確立していない未就園児の場合、保護者の目線で習い事を決定することが常でしょう。
しかし、小学生以上の場合はある程度自分自身のやりたいことが確立し始めてきます。
ある日突然「来週から〇〇教室に行くのよ!これが教材だから、頑張りなさい!」と言われてしまい、子ども本人は寝耳に水の場合。
習い事をスムーズに始めるのは難しい場合が多いでしょう。
よっぽど子ども本人が興味のある分野や、以前からやりたかった分野であれば、喜んで習い事に取り組めます。
しかしそうではない場合、子どもから反発を受けて習い事自体を嫌がる可能性があります。
2.習い事での友人関係が上手くいっていない
習い事そのもの自体は問題なく取り組めていても、そこでの友人関係でトラブルに巻き込まれてしまっている場合があります。
小学生~中学生ぐらいの年齢だと、友人関係が子ども本人の心の中で大きなウェイトを占めるものです。
友人関係はどこに行っても切り離せません。
どんなに習い事が上手くいっていても友人関係のトラブルがあると、習い事に行くこと自体が苦痛になってしまうことがあります。
3.習い事の先生が怖い、もしくは子ども本人と合わない
習い事の先生がとても厳しかったり怖かったりする場合、途端に子どもが意欲を失ってしまう場合があります。
特にメンタルが弱かったり、厳しくされることに慣れていない場合、先生怖さに行くこと自体から逃げようとしてしまう場合があります。
また、習い事の先生と子ども本人が単純に合わない場合も考えられます。先生も我が子も一人の人間です。合う、合わないの問題は十分考えられると言えるでしょう。
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4.習い事の宿題(課題)が出る
習い事によっては自宅での宿題(課題)が出る場合もあるでしょう。
宿題(課題)は無くとも、ピアノなどの芸術系習い事は自宅での練習が欠かせない場合もあります。
子ども本人が宿題(課題)や練習を自宅で嫌がり、結局習い事自体もしたがらなくなる場合があります。
芸術・モノづくり系の習い事一覧はこちら
5.習い事で、子ども自身が他の子どもよりも力量が劣っていると感じる
習い事に行くと、どうしても他の子と比べてしまう場合があります。
競争しているわけではなかったとしても、他の子と比較して劣等感を感じてしまうこともあるでしょう。
また水泳などの場合も、個人競技とは言えレース形式でどうしても勝てなかったり、ライバルに大差を付けられてしまうことも考えられます。
モチベーションが保てなくなってしまい、習い事をしたがらなくなることがあります。
次に習い事をしたがらない、行きたがらない時の対処法を確認していきましょう。
子供が習い事をしたがらない時の正しい対処法とは?
習い事をしたがらない理由を5つに分けてみました。それぞれ、正しく対処することによって子どもがまたやる気を取り戻す可能性は十分にあります。
1.無理強いはしない事
未就園児、未就学児ならともかく、小学生以上になったら子ども本人と習い事の決定をすることがマストでしょう。
とは言え、子どもの了承を得ずに習い事を始めてしまった場合、子ども本人と気長に話し合うことが必要です。
習い事をやるのは子ども本人です。
納得していない限り、やりたがらないことは想定の範囲内と思って「やりたがらなくても仕方ない」と割り切りましょう。
決して無理強いしてはいけません。
保護者目線で必要だと考えていたり、その習い事をやって欲しい場合、子ども自身としっかり向き合ってその内容を真摯に伝え続けることが必要です。
子ども本人が納得すれば、保護者が言わなくても自分からしっかり取り組むでしょう。
そこまでのサポートはどうしても必要です。
子どもの習い事の選び方はこちらも
2.習い事での友人関係が上手くいっていない場合親が寄り添う
前出の通り、友人関係は子ども本人にとって大きなウェイトを占める場合があります。
苦手な子やウマが合わない子がいたり、更に子ども本人が友人関係のトラブルに巻き込まれてしまっている場合、その習い事自体が嫌になってしまうことでしょう。
そのような場合、保護者の方が子どもの心に寄り添ってあげることが必要です。
万が一トラブルに巻き込まれているようであれば、保護者が解決に向けて子ども本人に助言してあげることも一つの手でしょう。
どうしても習い事に行くことが厳しい場合、お休みさせてあげることも想定内として考えてあげると良いでしょう。
しかし、習い事の目的が「その技術・内容を子どもに身に付けさせたい」と言った場合、友人関係で辞めてしまうことは本筋と変わってしまいます。
その時は、教室を変える、先生にしっかり相談するなど対策をしていきましょう。
中には、それも子ども本人の成長段階の一つと受け止められる家庭もありますが、無理は禁物なので様子しっかりウォッチしていきたいところです。
オンラインで学べる子どもの習い事おすすめ人気12選!メリット・デメリット・選び方も解説!
3.習い事の先生とよくコミュニケーションをとる
その習い事の方針で、子どもに対して厳しく接することを一貫している場合であれば問題ないと言えます。
怖かったり、心が折れそうになってしまっても、保護者の励ましによって子ども本人も前向きに頑張れます。
問題なのは、えこひいきが激しい先生で我が子がターゲットになっているなどの理不尽な扱いを受けてしまっている場合です。
この場合は保護者として迷いなく先生に意見を申し上げるべきです。
理不尽な扱いは子どもの心が傷付いてしまいます。場合によっては習い事の教室を変えることも選択肢の一つです。
また、先生も子どもも一人の人間です。
どうしてもウマが合わないなどと言った場合も、他の指導者や教室を探すことも解決策として挙げられます。
習い事の辞め方はこちらも
4.親が子どもの習い事に興味を持ち見守る
学習系や芸術系の習い事の場合、ほとんどが何らかの宿題や課題が出されることでしょう。
宿題や課題、練習を喜んで取り組む子どもはなかなかいないのではないでしょうか。
ここは保護者の出番です。
その習い事の宿題を一緒に取り組む…までは難しくとも、保護者自身が興味を持って見てあげることが大切です。
子どものやる気が格段にアップすること間違いナシ!
月謝だけ払って、あとは放置…と言う姿勢だと、習い事の継続も厳しくなる場合があります。
せめて小学生までの間は寄り添って興味を持ってあげましょう。
5.親も一緒に練習をして意識を高める
こちらも前出のその④の対処法と酷似しますが、親御さんの出番です。
子どもが他の子に比べて力量が劣る場合、その事実に心が折れて辞めてしまうのか。
それとも一念発起して努力するのか。
保護者の声掛けで子どもの踏ん張りも全然違ってくるのです。
そして、例えば親御さんが一緒に練習に付き合ってあげることも大切です。
野球であればキャッチボール、ピアノであれば一緒に好きな曲を弾くなどもいいでしょう。
それだけでも子供のやる気はぐんと上がります。
ただ、保護者の声掛けの下、努力してもどうしても力量が及ばなかった場合もあるでしょう。
しかし、孤独に心が折れてしまった訳ではありません。
仮に力量が及ばなかったとしても、保護者の声掛けの下で努力した事実が本人の自信になるのです。
6.習い事をしない選択肢もある
周りの家庭が習い事を一生懸命していると焦って色々通わせないと..感じてしまう場合もあるでしょう。
ただ、無理に通っても得られるものは少ないです。
子どもが習い事をしたがらない時は「しない」という選択肢も一つです。
子どもの習い事は、必ずしも必要というわけではありません。
中には、習い事をしないで自由な時間に何をするかを「考える力」を身につけさせたいという家庭も増えています。
子どもの習い事が必要か必要ないかはこちらの記事も
まとめ
子どもが習い事をしたがらない理由は多岐に渡ります。
保護者としてはガックリしてしまうこともあるでしょう。
しかし習い事をしたがらない理由を掘り下げていくと、解決できることも沢山あります。
未就学児はもちろん、小学校中学年くらいまでは保護者の応援や見守り一つで、子ども本人のやる気が俄然湧いてくることも多いのです。
子ども本人も保護者も二人三脚で習い事ライフを送れると良いですよね。
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