高校受験に必要な勉強時間の目安とは?効率的な勉強法も塾講師が解説!

高校受験に必要な勉強時間の目安はどれくらい?
中学生の一日の平均的な勉強時間が知りたい!
勉強時間を増やす方法は?
こんなお悩みはありませんか?

高校受験をするとき、「1日どれくらい勉強すればいいんだろう」と気になることもありますよね。

高校受験を意識した勉強時間というと、中学3年生では平均的に3時間から6時間程度を費やさなければなりません

ただ、この勉強時間を単にこなしたというだけでは全く意味がありません。

大切なことは「集中力×効率×勉強時間」です。
部活や仕事でもそうですが、「量と質」は両方大切になります。
これは、勉強でも一緒です。

そこで、今回は塾講師の筆者が、高校受験に必要な勉強時間の目安をお伝えしながら、勉強時間の使い方・効率的な勉強法も合わせて解説していきます。

この記事は、塾講師歴6年以上の伊藤が執筆を担当しております。担当した生徒数は200名以上を数え、様々な観点からモチベーションアップを達成してきました。2021年度1学期期末テストでは入塾前から数えて70位以上の順位をUPした生徒を輩出、中学校3年生の平均点は49.7点アップを達成しています。

中学生の教科別の勉強法は
国語の勉強法
数学の勉強法
英語の勉強法
理科の勉強法
社会の勉強法
の記事も参考にしてください!

 

高校受験に必要な勉強時間の目安とは?まずは量から解説!

高校受験に必要な勉強時間の目安はどれくらいになるのでしょうか。

まずは量の目標を確認していきましょう!

高校受験を目指した学年別の平均的な勉強時間を示していくので、是非参考にしてみて下さい。

中学生の平均的な勉強時間

ベネッセの2015年発表『第5回学習基本調査』によると、中学生の平均的な勉強時間は90分という結果が出ています。

毎日1時間勉強するという数値が一番高く、ほとんどしないという層も10%以下となっていますよ。

毎年着実に学習時間が増えてきており、2021年では教科書改訂によってより多くの中学生が毎日1時間以上の勉強を行っていることでしょう。

週2日2時間程度の塾に行き、毎日宿題を30分程度行えば1日1時間の勉強量を確保できます。

成績上位生徒の勉強時間の平均

ちなみに成績上位生徒の勉強時間は、「毎日3時間程度」の勉強を行っていると考えるといいです。

勉強による特待生合格で高校受験に成功した生徒ほど、1年生の後半くらいから1日に2時間から3時間は勉強をしています。

では、数値的にこの「1日3時間」を達成しようと思うと、「1週間の間に21時間」の勉強時間を確保しなければなりません

塾の自習室を利用して平日19時から21時30分の2時間30分が充当されます。

そして土日に5時間程度勉強すればこの数値を達成できることになりますね。

中学校1年生の理想的な勉強時間

さて、では中学校1年生の理想的な勉強時間はどれくらいがいいのでしょうか。

答えとしては、1週間平均して1日1時間の勉強時間を確保していきましょう。

できれば3時間と言いたいところですが、部活や趣味といった情操教育も中学校1年生では重要になってきます。

ただ、2学期後半からはギアをあげ、1時間30分程度の勉強時間を確保できるといいですね。

特に、3学期に入ると図形やデータの取り扱いなどの苦手とする科目が多くなってくるので、毎日の復習がとても大事になってきます。

 

中学校2年生の理想的な勉強時間

中学校2年生は毎日1時間30分程度の勉強時間を確保してください。

2年生の各教科で学ぶ内容、特に数学や英語の内容は1年生で学んだ内容を土台にして、理解が進んでいきます。

部活でもレギュラーになるお子さんが増えてくる時期で、運動に精力的になりがちですが、勉強も同時におろそかにしてはいけません。

長期休みには勉強時間を3時間程度に増やし、1年生と今の学年の復習を中心に取り扱っていきましょう。

 

中学校3年生受験勉強時間

※夏休み後の理想的な勉強時間割合

さて、気になる中学校3年生の受験勉強時間ですが、時期別にお伝えしていかなければなりません。

学校行事や部活の主力になる中学校3年生は、時期によって役割が代わり勉強時間も比例して変わってくるからです。

この項目では、その点について深堀して伝えていきます。

春期

春期は3月から5月後半までを指しています。

この時期は新入生を迎える時期であり、部活が精力的に活動する時期でしょう。

勉強だけに集中するのは難しく、対人コミュニケーションを学ぶ場でもあるので、部活もおろそかにしてはいけません。

ただ、勉強時間は最低でも毎日2時間程度を確保するようにしてください。

内訳としては、30分から1時間を宿題を行う期間、残りを学校の復習に使います。

夏期

6月から7月にかけては、勉強時間が変動する期間です。

なぜなら、部活動が最終局面を迎え、中体連のために部活動時間が長くなる中学校がほとんどだからなんですね。

部活に専念したいところではありますが、毎日1時間30分程度の勉強時間を確保しましょう。

また、夏休みは最低でも6時間の勉強時間を確保してください。

今まで部活動に一生懸命であったお子さんほど、より多くの時間を確保してください。

なぜなら、夏休みに毎日8時間勉強するとなると320時間程度確保でき、1教科だけに絞って見るなら3年間分の勉強時間が確保できるからです。

俗に夏休みは受験の天王山と呼ばれる訳はここにあります。

秋・冬期

秋冬は、長期休みを除く平日は大体4時間程度の勉強を行うようにしてくだい。

部活が本格的になくなり、平日では16時頃には終わります。

18時頃に夕ご飯を食べお風呂などに入った後は、23時頃まで勉強すれば最低でも3時間程度は確保できるはずです。

休日には最低でも6時間程度勉強するようにしてくださいね。

 

勉強時間を増やしたらOK?成績上位者に見る勉強時間の効率的な使い方

ここまで高校受験の量を解説してきました。

ただ、時間だけをこなしていたからといって、すぐに成績が上がる訳ではありません。

成績上位者ほど、時間効率(質)がいいのはご存知でしょうか。

そこで以下の項目では、塾講師から見た成績上位者に共通する勉強時間の使い方を詳しく解説していきます。

1.インプット2割アウトプット8割

インプットとアウトプットの比率は2:8にとどめて下さい。

インプットを行った後にワークを解くことがアウトプットとここでは定義します。

教科書を読む、ノートをまとめるといったインプット作業はできるだけ最小限にして、アウトプット量を多くしていきます。

【中学生】成績アップするノートの取り方のコツとは?プロの家庭教師が解説!

2.暗記系はまとめて夜に行う

また暗記ものの取り扱いですが、できるだけ夜にまとめて覚える生徒が多いです。

夜に覚えて朝学校で簡単に確認すると、インプットの時間を削減できますよ。

あなたのお子さんが分かりやすいと感じる暗記用参考書を一つ購入し寝る前の30分を暗記に費やして下さい

英単語を早く覚える5つの勉強法とは?おすすめの教材本やアプリも英会話講師が解説!

3.1ページ10分を目安にテキストを行う

そして最後に、1ページあたり10分で完了させるというルールを設けましょう。

成績が伸びない生徒の特徴でもありますが、1ページあたりにかける時間が非常に長いです。

実はこれ考えているようで、考えていないことの方が多いんですね。

だからこそ、10分立ったら赤ペンで直しを行ってしまい、2回目以降で10分以内でできるように実力を高めていきましょう。

勉強効率を上げるためにも1ページに10分以上時間をかけてはいけません。

時間を決めることで、集中力アップにもつながります。

【中学生】今すぐ実践できる成績アップの勉強法!成績が悪い・落ちる原因を塾講師が解説!

受験勉強にやる気が出ない?勉強モードに入るたった一つのテクニック

意外と多くのお子さんが受験勉強にやる気がでないと悩んでいませんか?

実はやる気というのは、行動を起こして始めて出てくるものなのです。

つまり、勉強机に座る→鉛筆を持つ→簡単な問題を1問解く、と行動することでやる気は自然と上がります。

また、おすすめするのは緩い勉強と硬い勉強という考え方です。

  1. 緩い勉強→勉強を始めた最初の5分程度で行う計算問題など
  2. 硬い勉強→休憩の間までに行う頭を使う勉強

この順番で勉強を行えば、手が動き始め行動が始まり自然とやる気が出てきます。

高校受験の勉強時間を増やす究極の方法とは

1日の平均的な勉強時間の目安が分かっても何をすればいいかというのは中々分かりづらいものです。

そこで、以下の項目では勉強時間を増やす究極の方法をお伝えしていきます。

1.自分の勉強タイプをきちんと知る

まず第一に自分の勉強タイプをきちんと知っておきましょう。

勉強タイプとは、朝型・昼型・夜型に分けられます。

例えば、朝型であれば朝の方が勉強しやすいので、夜は早く寝て朝学校に行く前から起きて勉強を行うと言った具合です。

ただ、入試は朝早くから起きなければならないため、できる限り昼型・夜型のお子さんは「朝型にシフトする」のがいいでしょう。

2.苦手・得意・課題を明確にする

続いて今自分ができないものを課題として明確にしていきます。

例えば、数学の一次関数ができないから基礎基本に戻って勉強するなどがあげられますね。

ただ、自分の課題はすぐには分からないものなので、外部テストを利用するといいでしょう。

 

3.定点チェックを行う

また親御様に行って欲しい事項としては、定点チェックを必ず行うことです。

定点チェックとは、課題がどれくらいあって、進捗率がどれくらいなのかを確認することですね。

自学自習をする場合には、進捗チェックを忘れてはならず遅れているようであれば、必ず理由を聞くようにしてください。

 

4.塾の自習を利用する

最後に塾に通っている場合には塾の自習や自習室を利用しましょう

昨今の学習塾は自習を行っているところがほとんどのため、制度が分からなければ必ず確認しておきましょう。

自習室は家庭と違い、勉強のために用意されたものなので心おきなく勉強に専念できるはずです。

学習塾に通っていない人は、図書館やカフェなど周りに多少人がいるところで勉強することがおすすめです。

「周りに全く人がいない方が集中できるのでは?」と思うかたもいらっしゃいますが、それは間違いです。
多くの研究結果で、人間は、多少誰かに見られているという意識があった方が、自分のテリトリーを確保しようとして自然と集中するようになっています。

そのため、自分の部屋で勉強するとダレて集中できないのです。

多くの東大生が、「リビングで勉強していた」という結果があるのはこのためです。

(※ただし、お友達と一緒に勉強するのはおすすめできません。)

中学生の勉強嫌いを直す究極の勉強法5選!成績アップのコツをプロ塾講師が解説!

【絶対NG】睡眠不足は受験勉強時間を結局削る

中学生の理想的な睡眠時間は8時間から10時間程度と言われています

とは言っても勉強する項目が多いため現実的に10時間睡眠は難しいことでしょう。

ただ、最低でも8時間から7時間の睡眠だけは取るようにしてください。

なぜなら睡眠不足で集中力がなくなれば、質も量も劣った受験勉強となってしまう可能性があるからです。

勉強を行う際には、集中力が高まる環境を作るのが最優先であり、その根幹は健康です。

特に長期休みでは生活習慣が乱れてしまいがちなので、コントロールを親御様が行うのも有効ですよ。

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まとめ

今回の記事では高校受験の勉強時間について詳しくお伝えしてきました。

勉強時間とは一口に言っても、量や質についても見ていかなければなりませんでしたね。

量にだけフォーカスしてしまうと、ダラダラと時間を過ごしてしまいがちになるので、勉強室にも目を配りたいものです。

最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

この記事は、塾講師歴6年以上の伊藤が執筆を担当しております。担当した生徒数は200名以上を数え、様々な観点からモチベーションアップを達成してきました。2021年度1学期期末テストでは入塾前から数えて70位以上の順位をUPした生徒を輩出、中学校3年生の平均点は49.7点アップを達成しています。

中学生におすすめの教科別問題集は
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国語の問題集
数学の問題集
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編集長プロフィール

子供の習い事研究家さとう/編集長


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「子供の習い事研究家」として活動中。
2019年5月に子どもの習い事図鑑の編集長に。
経歴:某IT企業に入社後、営業、マーケティングを経験。その後ライター/マーケッターおして独立。子どもの習い事図鑑の立ち上げに参画。子どもの習い事に関する事業を展開。
最近では、習い事に関わらず、ワーキングマザーの相談にのることも。 趣味は家族との時間。