子供の習い事で料理教室を解説します。
こんにちは「子どもの習い事図鑑」(@startoo_)です。
料理教室と言うと大人の趣味の習い事で習う方が多いイメージがありますよね。
ただ最近は、子供の習い事として料理教室の人気が急上昇しています。
料理教室に習うことで
「食育ができる」
「論理的思考」
「脳にも良い影響がある」
「集中力がつく」
など多くのメリットがあるからです。
しかし、いざ子供の料理教室に通わせようと思っても
・子供の料理教室では何をするの?
・いつから習える?費用はどれくらい?
・メリットデメリットも確認しておきたい..
などなどわからないことも多いですよね。
そこで今回は「子供の習い事で料理教室」はどのようなものなのか?解説をしていきます。
同時に、実際に料理教室に通っている家庭の体験談や評判も紹介します。
参考にしてみてください。
子どもが太り気味?食事制限は必要なの?正しい対処法を管理栄養士が解説!
この記事の目次
子供の料理教室はどんな習い事?
子供の料理教室はどのような習い事なのでしょうか?
確認していきましょう。
料理教室はどんなことをするの?
子供の習い事で料理教室はどのようなことをするのでしょうか?
子供向けの料理教室だからといって、簡単な作業をするのではありません。
子供とはいえ、しっかりとした「料理」や「食に関する知識」を学んでいきます。
具体的には、パン作り、ケーキ作り、一汁三菜、和菓子作り、盛り付け、デコレーションなど様々な「料理に関する手法やノウハウ」を学ぶ教室です。
また、単に作るだけではなく、子供なりの想像力も重要視するため「こんな盛り付けの方法があるんだ!」と大人達が気づきになることも多々あります。
家に帰ってからは習ったことを実践してパパやママにご飯を作ってあげるという子も多いです。
では具体的に料理教室に通った場合どのようなレッスンの流れになるのか確認していきましょう。
料理教室のレッスンの流れは?
料理教室のレッスンの流れは主に、
・ 身支度を整える
手洗いやうがい、エプロンの着用など料理をするための準備を整えます。
料理をする前には「必ず手洗いをしましょう」という教えも伝えていくのです。
・「作る料理」や「調理器具の使い方」の説明
その日に作る料理の説明をまずしていきます。
ここで料理の全体像を把握して進めていくのです。
例えば、パンの作り方の工程、ケーキの作り方の行程を把握していきます。
・実際の調理
講師の方の指導を受けながら実際に調理していきます。
パンのこね方のコツ、分量の測り方、生地の練り方のコツ、盛り付けの時のコツなども細かく指導していただけます。
・ 試食
調理が完成したら実際にみんなで食事です。
この時に食事のマナーも解説してくれる教室もあります。
・後片付け
料理教室は「作ったら終わり」ではなく後片付けまでしっかり行います。
子供もお皿の洗い方や後片付けの方法を学んでおくことで家でのお手伝いにも役立つはずです。
・最後の解説
最後にその日作った料理の解説や反省点、良かった点などを復習していきます。
「次もっとこうしたらいいね」ところまで教えてくれるので子供にとっても成長のモチベーションに繋がってきます。
子供の料理教室では主にこのような流れになっています。
作ったら終わりではなく食の知識や後片付けの方法まで解説してくれるのが良い点です。
用意するものは?
料理を習う時に用意するものはどのようなものなんでしょうか?
主に用意するものは、
・エプロン
・バンダナ
・ メモ帳、筆記用具
です。
ただ、教室によってはオリジナルのエプロンやバンダナを購入する必要があるので確認をしてみてください。
エプロンやバンダナの費用としては「3000円前後」が相場になります。
おすすめの子供用エプロンはこちらです。
子どもの習い事専門家が選ぶ子ども用おすすめのレッスンバッグ20選はこちら!
では次に子供が料理教室を習うのはいつからできるのか?費用はどれくらいなのか?確認していきましょう。
子供の料理教室は「いつからできる?」「費用は?」
子供の習い事で料理はいつから習えるのでしょうか?
月謝はいくらくらい?なのか確認です。
子供の料理教室は「いつから」習える?
子供の料理教室は、早ければ「4歳から」通えます。
メインは「小学1年生~6年生」を中心に教室を開いている所が多いです。
多くの子供達が参加している為、お子さんとしても同年代のお友達がいて楽しいのではないでしょうか?
開催してる教室によって就学前でも参加の可否は変わってくるので確認をしてみてください。
子供の料理教室の費用は?
子供の料理教室の費用はどれくらいなのか確認してみましょう。
子供の料理教室の場合「回数制」の費用になる事が多いです。
1回:「4,000円~6,000円」が相場となります。
1クラス4人から7人程度でのグループレッスンを行うことがほとんどです。
少人数の為、分からないことがあればすぐに聞ける体制にある点も良い所になります。
次に子供が習い事で料理を習うメリットも確認しておきましょう。
頭が良くなる子供の習い事はこちらの記事も
子供のが料理教室を習い事にするメリット(効果)とは?
子供が料理を習うメリット(効果)はどのようなところがあるのでしょうか?
6つのポイントに分けて確認していきます。
1.食育ができる
一つ目の料理を習う効果は食育です。
食育という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
食育とは、経験を通して「食に関する知識」や「バランスのよい食を選択する力」を身に付け、健全な食生活を送ることです。
近年、食生活の乱れが社会問題として取り上げられることがあります。
・塩分の取りすぎ
・糖分の取りすぎ
・脂質の取りすぎ
・野菜不足…
などで「生活習慣病」になる子供たちも増えていると言われているのです。
「食育」の第一歩目は「食事に興味を持つこと」
食事に興味を持つためには「自ら作ること」が非常に重要です。
その為、「料理教室で食に対する興味を持たせること」は将来的にも大きな役割を果たします。
子供の「食育」に関してはこちらの記事も参考にしてみてください/
「食育」は学力にも関係があった?家庭でやっておきたい3つのこととは?
2.「考える力・論理的思考」が身につく
二つ目の子供が料理を習う効果メリットは「考える力」や「論理的思考能力」が身につくことです。
料理を作るためにはまず全体の「工程」を把握しなければなりません。
例えばカレーを作る時には、
・野菜を切る
⇒野菜を炒める
⇒水を○○cc入れる
⇒20分煮込む
⇒カレールーを入れる…
というように様々な順序が出てきます。
プログラミングに近い考え方ですがこのように物事を順序立てて考えていくことによって「論理的思考能力」が身につきます。
そして、料理を作っている時には常に次のアクションを考えたり、正確な分量を量ることで自然と「考える力」が備わってくるのです。
子供のプログラミングに関してはこちらの記事も参考にしてください/
子供のプログラミング教室で身につく3つの能力とは?教室選びのポイントはこれ!
3.指先を多く使うことで脳にもいい影響が
料理教室では手先を数多く使います。
ピアノやそろばんで脳の神経をよく使うことで頭が良くなると言われていますが、料理教室でも同じような効果が期待されているのです。
ピアノやそろばんでも同時に多くの作業を行います。これは料理でも一緒です。
それによって「ワーキングメモリー(作業記憶)」が鍛えられます。
特に幼少期や小学生低学年のいわゆる「ゴールデンエイジ期」には指先を多く使う作業は重要です。
子供のピアノの脳に与える影響はこちらの記事/
ピアノが脳にいい?子供の習い事におすすめする5つの理由とは!
4.集中力が身につく
四つ目の料理を習う効果・メリットは「集中力」が身につくことです。
子供達はものづくりをしている時は非常に集中しだします。
あっという間に時間が過ぎてしまうほど熱中して自分の料理を作るのです。
それによって自然と集中力が身に付いてきます。
また、料理をする時には集中してなければなりません。
火を使う場合や料理器具を使う場合は特に注意が必要です。
料理中にふざけてしまうと大きな事故につながってしまう可能性もあります。
5.思いやりや想像力が身につく
料理教室で料理を作っているうちに「作り手の気持ち」を分かるようになってきます。
誰のために想いを込めて作るのか?もう自然と学べるメリットは大きいです。
また料理の工夫を凝らしていくうちに想像力を身に付いてきます。
「次はこんな盛り付けをしてみよう」と大人も驚くような想像力をみいだすこともあるのです。
6.料理用具が準備されている
最後の料理教室に通うメリットは、多くの調理用具が準備されていることです。
もちろん家庭で料理をすることを教えることができるのですが、そのために子供用の調理器具を購入するのは費用もかかります。
教室に行けば子供用の包丁やまな板や器具が多く揃えられているため、そのまま気にせず学習ができます。
家庭で料理を教える場合にはこちらの記事も参考にしてみてください/
子供に料理を教えるコツとは?【おすすめレシピ本4選】
次に料理教室を習い事にする時のデメリットもあるか確認しておきましょう。
料理教室を習い事にするデメリット(注意点)とは?
子どもが料理を習うデメリット(注意点)はどのようなことでしょうか?
1.費用が高めである
一つ目の料理を習う注意点は費用がかかることです。
家庭で教えれば材料代だけで済みますが、習い事なので費用はかかります。
ただ得られるメリットも多いので費用対効果としては高いのではないかと考えています。
2.家でも料理をする場合は注意
料理教室で習ったことを家でも実践したい場合は注意が必要です。
料理教室では講師の方が最善の安全を考えて指導をしています。
家で実践する場合には気を抜かず、火の元や料理用具の取り扱いに注意して行うようにしてください。
次に実際に料理教室に通っている家庭の体験談や評判も確認していきましょう。
料理教室を習い事にしている家庭の体験談は?
実際に子供が料理教室に通っている家庭ではどのような評判があるのでしょうか?
いい評判は?
「ものづくりの楽しさを学んでいる!」
1年ほど月に一回子供と一緒に料理教室に通っています。
最初は苦戦してなかなかうまく作ることができていませんでしたが、何回か通っていくうちに楽しみながら料理をしています。
料理で誰かに何かを作るという楽しさを覚え、最近は料理以外にもプログラミングやロボット教室への興味も沸いているようです。
ものづくりの楽しさを学べたのはよかったかなと考えています。
(小学3年生 保護者)
「集中力が身に付いた!」
レッスン中は他では見せないぐらい集中して取り組んでいます。
最初はヘラヘラしていたのですが、一度注意されてから料理中は「集中しないと危ない」ということを学びメリハリがつくようになりました。
レッスンは90分近くあるのですがあっという間と感じるほど今では集中できています。
この集中力が勉強にも役立てられるといいなと考えています。
(小学3年生 保護者)
「家でのお手伝いをするようになった!」
半年ほど前から料理教室に通っていますが、
料理が好きになったようで最近では家でのお手伝いもするようになりました。
親としては本当に助かっています。
料理でお手伝いを覚えてから、洗濯物やお風呂洗いも自然と行うようになったのがよかったです。
(小学2年生 保護者)
子どものお手伝いで報酬が必要かどうかは「子どものお手伝いに報酬は必要?効果や注意点・おすすめのお手伝い12種類も解説!」も参考にしてください!
微妙な評判は?
次に微妙な反応も確認しておきましょう。
「同時に食べ物の大切さを教える必要があるなと」
料理教室に通わせる場合には、料理の作り方だけを教わるのではなく、
食の知識や食べ物の大切さも同時に教えたほうがいいなと感じています。
それによって、生産者への感謝の気持ちや、バランスよく食事をとる重要性も考え出しています。
「家での復習も必要です」
料理教室から帰ってきた後はなるべく早めに家での復習もするのがおすすめです。
せっかく習いに行っても忘れてしまうケースもあるので家で
「パパやママや兄弟に習ったものを作って?」と言って復習をさせています。
工程や分量を忘れているケースもあるのですが確認しながら進めることで学びになっているようです。
子供の習い事についてはこちらの記事も/
子供の習い事はいつから?いくつまで?かかるお金はいくら?気になる平均・相場を解説!
まとめ:親子で体験学習に行ってみよう
子供の習い事で料理教室に通うことは多くのメリットがあります。
それは料理を作れるようになることだけではなく、
「食育」「脳への良い影響」「集中力が身につく」ということもあるのです。
最近では「親子レッスン」を開催している教室もたくさんあります。
まずは親子で体験教室に行ってみてはいかがでしょうか?
お子さんが「食に対して興味を持つ第一歩」になれば幸いです。
家庭で料理を教える場合にはこちらの記事も参考にしてみてください/
子供に料理を教えるコツとは?【おすすめレシピ本4選】
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