小学6年生算数で習う「分数のかけ算」の無料学習プリント(練習問題・テスト・ワークシートドリル)です。
小6算数では「分数×整数」や「分数×分数」の算計算プリントと難しいハイレベルな文章問題も用意しました。
繰り返し解くことで、計算スピードを速くしたり、ミスを少なくすることができます。
また分数の計算のきまり(計算の順序やルール)も学べるプリントもあります。
「分配法則」や「結合法則」は中学校の学習でも大切になります。
たくさん問題を解いて分数の式でも解くことができるようになりましょう。
今回は、塾講師が、分数同士のかけ算の教え方や計算のきまりのルールなど指導案も図で解説しているので参考にしてください！
こちらの学習プリントは無料でPDFダウンロード、プリントアウトできます。
繰り返しの学習することができるので、家庭学習に活用してください。
分数のかけ算を考えようは、小学6年生1学期5月頃に習います。
この記事の目次
小6算数「分数×整数」の無料学習プリント
小6算数では「分数×整数」「整数×分数」の計算を学びます。
文章問題も用意しているので、しっかり実力アップができます。
【図解】分数と整数のかけ算の教え方
分数×整数の計算は整数を分子、1を分母として分数×分数の計算とみなして求める。
【計算しやすくなるコツ】
・分数の方の分母ともう一方の整数を約分してから計算をする！
小6算数「分数×分数」の無料学習プリント
この単元では「分数×分数」の計算を学びます。
分数×分数の文章問題も準備しています。
【図解】分数同士のかけ算の教え方
分数×分数の計算は分母どうし、分子どうしをかけて求めます。
【計算しやすくなるコツ】
・分母と分子で約分してから計算をする！
分数の種類が帯分数のとき
分数の種類が帯分数のときは、帯分数を仮分数に戻して計算します。（分数の種類に関してはこちらも参考にしてくださいね。）
帯分数とは・・整数部分と分数部分とでできている数を言います。
例：
仮分数とは・・分子が分母より大きい数の分数を言います。
例:
複数の分数のかけ算があるとき
複数の分数のかけ算があるときは、分母どうし、分子どうしをまとめてかけることができます。
小6算数「分数×分数」(帯分数あり・2桁分母)の無料学習プリント
小6算数「分数の計算のきまり」の無料学習プリント
分数の計算の順番の決まりを学習します。
分配法則も学べる学習プリントです。
計算のきまりのルール(法則)とは
計算のきまりはこれからの算数・数学で基本的な考え方になります。
また、数や式が複雑化してもこれを理解していれば簡単に解ける計算問題も増えてくるので確実に抑えていきましょう。
計算のきまりを教えるときは下記のルールを中心に解説しましょう。
交換法則とは
今回のプリントでは扱いませんでしたが、計算のきまりの1つなので復習しましょう。
交換法則はかけ算どうしや足し算どうしの計算の入れかえをしても答えは変わらないという法則です。
【交換法則】
・a+b＝b+a
・a×b＝b×a
結合法則とは
結合法則は3つ以上の数の足し算だけの計算もしくはかけ算だけの計算であれば、かっこをどこにつけても答えは変わらないという法則です。
【結合法則】
・（a+b）+c＝a+（b+c）
・（a×b）×c＝a×（b×c）
分配法則とは
分配法則はかっこを外して計算できる法則です。
これはよく出てくるだけでなく、中学校の計算の分野でも大切な部分なので抑えておきましょう。
【分配法則】
・（a+b）×c＝a×c+b×c
・（a-b）×c＝a×c-b×c
このプリントでは、分数のかけ算について取り上げました。
何度も繰り返し解くことで計算力も身についてくるので、活用していきましょう
また、間違えた問題はケアレスミスであってもどんな間違いをしたのか、またクセはついてないか確認しましょう。
計算のきまりについては、これから複雑になっていくにつれて必要なきまりになってくるのでプリントを通してしっかり身につけましょう。
他の学年の「分数の計算プリント」はこちら
小6算数「分数の掛け算」の文章問題プリント(難しい)
小学6年生算数で習う分数の掛け算の文章問題プリントです。
3つの分数が出てくるため、少し複雑ですが、問題文をしっかり読んで式を立てていきましょう。
難易度は、少し難しいハイレベルな内容になっています。
計算プリントが終わったら文章問題に挑戦してレベルアップをしていきましょう。
ダウンロードはこちらから
小学6年生算数「文章問題」プリント
分数の文章題が苦手な人がやるべき勉強法
筆者が塾で教えていると、分数になった途端に難しい・苦手と感じる子が多くいます。
そんな人によく伝えていることは、「まずはとりあえず式を書こう。」と言うことです。
算数・数学が苦手な子の特徴の一つとして、要素を分解できていないと言う特徴があります。
例えば、「答えが違う＝間違い＝算数・数学が苦手」と繋げてしまうのです。
算数・数学を得意にしたり、好きにするためにはどうしたら良いか？
それは、自分はどこができていないか？を明確にすることです。
その要素は大きく4つあります。
- 問題文を正しく読めているか
- 式を立てられているか（答えまでの道筋ができているか）
- 正しく計算ができているか
- 答えは適切か
- 問題文を正しく読めているか
→あたり前だと思った人もいるでしょう。
でも正しい答えが出せていない人は以外とここを見逃していることが多いです。
「何を問われているか？」「どのように答えなければいけないか？」
このような視点で問題文を読むようにしましょう。
2. 式を立てられているか（答えまでの道筋ができているか）
→同じような問題であったとしても、分数や小数になると途端に難しく感じてしまう子をよく見かけます。
その場合、1.をもとに、どのような道筋で答えを出すかを考えましょう。
つまり、式を立てるのです。
塾や学校の先生はよく「式を立てましょう」と言います。
これはどのような道筋で答えを出そうとするのかが重要だからなのです。
問題が分数や小数であったとしても式まで立てることができれば後は落ち着いて計算すれば良いだけである場合がほとんどです。
料理に下拵え（したごしらえ）や下準備が大切なように、算数や数学でもまずは式を立てる。
準備をしてから計算する。そうすることでスッキリと整理された状態で答えを出すことができますよ。
3. 正しく計算ができているか
→言わずもがな、正しく計算できなければ、いくら考え方が正しくてもテストの点数にはなりません。
正確に・速く計算ができることは算数・数学を得意科目にする上で必要なことです。
大きく丁寧に書くことや列や行を揃えて書くなど、すぐにできて計算ミスを防げるテクニックはあります。
そのような意識を持って、このサイトの学習プリントを使用すると効果が上がりますよ。
4. 答えは適切か
→答えに単位をつけるか？単位はあっているか？がい数で表すのか？など答え方にも注意を向けましょう。
意外とここで点数を落としてしまう子が多くいるのです。
分数のかけ算のプリントを作る
「毎日計算ドリル」では小学生の計算プリントをオリジナルで作成することができる計算問題メーカーです。
たしざんや引き算、かけ算、わり算、分数、小数の計算プリントが10枚でも100枚でも1000枚でも無限に作れます。
100ますの計算問題プリントも作れるようになりました！
この「毎日計算ドリル」では、「四則計算の種類」「難易度」「問題数」からオリジナルの計算プリントを作ることができます。
学校の宿題だけでは物足りない方は、こちらで自由にプリントを作って毎日計算練習をしてみてください。
小学6年生で習う「分数のかけ算」の計算練習プリントも何枚でもログインなしで自由に作れます。
毎日計算ドリルは、計算が速くなる無料ドリルとしてさまざまな教育現場や家庭学習で活用されています。
出力したプリントは無料でPDFダウンロード印刷が可能です！
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