子供の習い事で「陸上」はどのようなメリットや種類があるのでしょうか?
桐生祥秀選手やサニブラウン・ハキーム選手など、日本人選手の目覚しい活躍が度々報じられる日本陸上界。
東京オリンピックでも多くの選手が活躍されました。
そして、小学生の子供たちの間でも、足の速い子は周囲の憧れを集める存在ですよね。
そこで「陸上教室」を子供の習い事にしようと考えた時に、
・どんなことするの?
・月謝相場はいくら?
・いつから通える?
など分からないことも多いです。
そこで今回は、子供の習い事で「陸上競技(教室)」の「メリット・デメリット」を解説します。
また、陸上教室の「種類」や「月謝」「いつからできるの?」「実際に通っている方の体験談」も紹介していきます。
・陸上教室のメリットや費用も知りたい
・陸上教室の体験談も教えて
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この記事の目次
子供の習い事「陸上教室」どんな内容のことをするの?
子供の習い事で陸上教室に通った場合どのようなことをするのでしょうか?
子供習い事の陸上教室では「陸上競技全般」を教わることが多いです。
例えば
・短距離走
・長距離走
・競歩
・ハードル
・リレー
・走り高跳び、幅跳び
・砲丸投げ、やり投げ
など多くの種類があります。
走れるだけとはいえ100Mもあれば400Mもあります。
それぞれの種目によって練習の仕方も変わってくるのです。
ちなみによく「短距離、中距離、長距離は何メートルを指すの?」と質問を受けます。
一般的に短距離は800メートル以下、中距離は800メートルから3,000メートル、長距離は、3,000メートルより長い距離を指します。
子供の「陸上教室」によっては専門的な種類を教えていたり、全ての「陸上競技の種類」を行ってから「専門分野に移行」していくパターンもあります。
(一通りの陸上競技を体験して、自分に合ったものを選択する為)
このあたりは実際に「子供向けの陸上教室」に行ってみて確認をしてみましょう。
子供の陸上教室は「地域ごと」にスクールがあることが多いです。
「今住んでいる地域で陸上教室があるか」確認してみるのがいいですね。
陸上教室コーチ歴10年の筆者が教える「【ジュニア向け】ランニングシューズおすすめ15選!」「短距離用陸上スパイク15選」「中距離・長距離用スパイク25選」はこちら
陸上教室の月謝相場はいくら?いつから通える?用意するものは?
陸上教室の月謝やいつからできるのかも確認しておきましょう。
陸上教室の月謝相場はいくら?
陸上教室はどのくらいの月謝ですか?
子供の陸上教室の費用の相場は、
・地元でやっている陸上教室:「1,000円~5,000円」
・民間企業が行う陸上教室:「3,000円~10,000円」
となっています。
例えば「かけっこ教室」のような場所だけあれば通える陸上教室であれば比較的リーズナブルです。
ただ専門的な器具や道具が必要な場合は費用が増すケースがあります。
地元の陸上教室では近くの小学校や中学校を借りるケースが多い為、費用は安めです。
民間企業が行う場合は、専用の用具を揃えてプロの方が指導するケースもあり高くなります。
陸上教室のいつから通える?
子供の陸上教室にはいつから通えますか?
多くの陸上教室は「年長さん頃から」募集しています。
ただ、実際には「小学生に入ってから」陸上教室に通う子供が圧倒的に多いです。
正しい走り方や歩き方が習得できるということもあって、他のスポーツの習い事と併用して通っている家庭もあります。
ゴールデンエイジ期を意識して、幼児のうちから「かけっこ教室」に通わせたい!という声も増えています。
本格的に陸上を始めるのであれば、小学3年生ごろからがおすすめです。
陸上教室にかようとき準備することは?
陸上教室に通うときに必要なものを確認しておきましょう。
陸上教室に通う際に準備するもの
・ランニングシューズ
・陸上用スパイク(短距離用)
・陸上スパイク(中・長距離用)
・ランニングウェア(練習着)
・ジャージ
・汗拭きタオル
・水筒
が必要になります。
そのほかの、器具などは陸上教室で用意されているので教室に確認しておきましょう!
ちなみにランニングシューズの選び方のコツは
・幅広、甲高のシューズを選ぶ
・ぴったりか0.5cm大きめのサイズを選ぶ
・クッション性の高いものを選ぶ
ことを意識してみてください。
「成長が早いから大きめのサイズにしておこう」という方もいらっしゃいますが、怪我の原因になる事もあります。
また、日本人の足は、一般的に「幅広・甲高」です。
幅が狭いシューズを選ぶと足を痛めることもあります。
そのため、具体的にはアシックスやミズノなど日本人の足にフィットしやすい靴を選んでみてください!
その他、陸上教室コーチ歴10年の筆者が教える【ジュニア向け】ランニングシューズおすすめ15選!はこちら
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次に子どもの習い事で「陸上競技」を選ぶメリットを確認しておきましょう。
子供の習い事「陸上競技」のメリットとは?
子供の習い事で「陸上教室」はどのようなメリットがあるのでしょうか?
子供が習い事で陸上教室に通うメリットはこちらです。
メリット1.姿勢が正しく歩き方が良くなる
子供の習い事の「陸上教室」でまずやることは、
正しい姿勢で「歩くこと、走ること」をクセ付けます。
この基礎中の基礎である正しい姿勢で走ることができなければ、
怪我のリスクも増えますし、競技で良いタイムを出すことは難しいでしょう。
また正しいフォームで走り方を学ぶことで、足が速くなることが期待できます。
それによって「学校の体育やクラブ活動で活躍できる」こともあるはずです。
体育で活躍できれば「自信」もつきそうですね!
メリット2.チャレンジ精神が身につく
陸上競技は「記録」との闘いが中心になります。
・100メートル走で0.1秒でも早く走れるように
・走り幅跳びで10cmでも遠くに飛べるように
・高跳びでは5cmでも高く飛べるように
と多くの記録に挑戦します。
このような記録を追うことで「チャレンジ精神」が身につきます。
ここで身につけたチャレンジ精神はその後の人生でも大きく影響をもたらすはずです。
メリット3.個人競技の為、強い達成感が味わせる
最後にあげた陸上競技のメリットは「個人競技」のため達成感が強いことが考えられます。
もちろんリレーなどでチームワークが必要とするところもありますが、
陸上競技の多くは個人の成績を競い合うものが多いです。
そのため競争相手との成績比較も重要ではありますが、「自分との戦い」でもあることを意識しておきましょう。
チームワークのスポーツにも興味がある方は下の記事を参考にしてください
\子供の習い事スポーツ記事一覧/
「陸上」を習い事にするデメリット(注意点)はある?
子供の習い事で陸上競技を選ぶデメリットはあるのでしょうか?
確認していきましょう。
1.チームプレーはあまり学べない
陸上競技は基本的には「個人競技の習い事」です。
個人での記録への挑戦や順位を競い合っていくスポーツになります。
※勿論、リレーや駅伝など複数で競い合うものもあり。
その為、バスケットやサッカーなどの球技と比較すると
仲間との連携や意思疎通は減ってきます。
子供の性格やタイプに合わせて選択してあげるのがおすすめです。
「球技」の習い事はこちらも
子供の習い事「球技」一覧
2.競技の種類によって身につく筋肉が違う
こちらは、デメリットではなく注意点です。
陸上競技は、長距離走や短距離走によって身につく筋肉は変わってきます。
例えば、短距離走であれば「瞬発力」を意識した筋力が身につき、
逆に長距離走であれば「持久力」を意識した筋力がつきます。
その為、早い段階で陸上競技の中でも度の競技を専門にしたいかを選択できるといいいですね。
実際に子供習い事で陸上教室に通っている家庭の口コミ・体験談も確認しておきましょう!
「陸上教室」を習い事にしている家庭の体験談・口コミ評判は?
子供の習い事の「陸上教室」の体験談です。
習い事にしてよかった家庭、微妙だった家庭それぞてみてみましょう。
陸上のいい評判は?
「チャレンジ精神が高まった」
子供の習い事で陸上教室に通ってから1年ぐらい経ちました。
通う前と通ってからで言うと「チャレンジ精神」がめちゃくちゃ高まったと感じています。
陸上教室では最初にランニングや走り込みがあります。
その後お得意な科目に移って練習をしていきます。
我が家では現在ハードルに挑戦しています。
その前は走り高跳びでした。
このように毎回記録に挑戦することによって子供の中で
「次は0.1秒でも速く走りたい」「10cmでも高く飛びたい」と考えるようになり
チャレンジ精神がついたと考えています。(小学4年生 保護者)
「足が早くなって”何事にも”自信を持つようになった」
陸上教室に通って一番嬉しかったことは「何事にも自信を持つようになったこと」です。
足が速くなったことで学校で活躍できるようになり、
今までなかった自信に満ちた表情で登校しています。
周りの友達曰く「モテるようになった」らしいです笑
小さい成功体験から自信を持てるようになったことは良かったと考えています!(小学5年生 保護者)
「運動が好きになった。ただコミュニケーション能力は高まりません笑」
子供の陸上教室に通って運動自体は非常に好きになっています。
ただ良くも悪くも個人競技なので、協調性やチームワークといった能力をつけるとしたら
球技などのスポーツがいいのかなと考えています。
走り方の基礎を学びたい場合には、こちらの本もおすすめです
世界陸上銅メダリストの「為末 大選手」がスポーツの土台である「走り方の基礎」をDVDで解説をしれくれます。
走り方のコツをポケットに入れても持ち歩けるイラストカード付きになっていて小学生でも理解しやすい一冊です!
親子で読んで見てください。
陸上の微妙な評判は?
次に微妙な反応も確認しておきましょう。
「怪我の心配も」
スポーツの習い事であれば怪我のリスクはすべてあると思うのですが、
陸上の場合、足腰の怪我に注意が必要です。
特に捻挫は癖になりやすいのでケアが必要です。
「チームプレーを学ぶのは厳しいかな..」
陸上競技でも「コミュニケーションが沢山あり、協調性も学べる」という声もありましたが、
実際にはあまりないのかなと感じています。
陸上教室の練習は、コーチにアドバイスを貰いながらもくもくと繰り返していき記録更新を目指します。
我が家の場合、個人の記録を伸ばす方が好きだったので向いていますが、
チームプレーが好きな方は球技などがいいかもしれません。
「球技」の習い事はこちらも
子供の習い事「球技」一覧
陸上教室の「タイプ」はどんなものがある?
陸上教室にも「種類」や「タイプ」があります。
どのようなものがあるか確認して「教室選びのポイント」にしておきましょう。
1.幼少期は『走り方教室』『かけっこ教室』がおすすめ!
近年、小学生を中心に「走り方教室」が人気を集めています。
これはプロの指導者のもと、正しい走り方や体の動かし方を学ぶ教室です。
自宅近くの公園などで教えてくれる出張教室も人気です。
出張教室の場合、お友達や近所の家庭と一緒に参加することで費用を分担できるという魅力があります。
「かけっこ教室」とかもあるよね!
運動会の定番種目といえば徒競走ですよね。
走るのが速い子は他の子と何が違うかというと、実は体の動かし方に大きな違いがあるのです。
陸上選手でも、走り方のフォームやスタートの切り方でタイムが大幅に変わるといわれています。
つまり、走るのが速くなるためには正しいフォームを身につける必要があるのです。
正しい走り方は早く走るのに役立つだけでなく、ケガをしにくくなったり体力を効率良く使えたりするというメリットもあります。
サッカーや野球、バレーボールやテニスといった習い事にも活用でき、「走り方教室」は子どもの習い事として年々人気が高まっているのです。
他のスポーツにも活かせるのがいいとこじゃな!
2.『陸上教室』で本格的に選手を目指す
より専門的に陸上競技を学びたい場合は、子供の習い事に「陸上教室」や「陸上競技クラブ」がおすすめです。
短・中・長距離走やハードル走、クロスカントリーなど、陸上競技を幅広く経験できるのが特徴です。
指導者は選手実績や豊富なキャリアを持つプロの指導員がつくことが多く、大会で入賞するための技術指導や精神面でのサポートなども行ってくれます。
また、専用のグラウンドやトレーニング設備を備えているクラブも多く、練習環境が整っているという点も魅力です。
陸上競技が好きな子供はもちろん、陸上競技は初めてという子供でも入会できます。
走り方教室と同様、正しい走り方や体の使い方について学ぶこともできます。
サッカースクールやかけっこ教室を併設しているところも多いので、低年齢のうちはかけっこ教室に通い、学年が上がったら陸上競技へ移行するということもできます。
かけっこの教え方のコツは?親が教えるときの注意点や練習方法も解説!
3.ランニング・ウォーキングスクールもある!
ランニング・ウォーキングスクールでは、「走り方だけでなく、正しい歩き方」も学べる子供の習い事です。
ランニング教室では主に長距離走、駅伝やマラソンを対象にした走り方への指導を受けられます。
ウォーキング教室では、親子で参加できたり、
運動する楽しさを体験させてくれるところが多くなっています。
大会参加を目標にする場合もあります。
ランニング・ウォーキング教室では基礎体力の付け方や
長距離を走りきるためのノウハウを学び、精神力も鍛えられるプログラムが組まれています。
指導者には、長距離走での実績がある選手やコーチがつくことが多いようです。
また、精神面での指導も必要となることから、スポーツ心理学や教員免許などを取得しているコーチのいるクラブも珍しくありません。
まとめ:陸上競技は『他のスポーツ系の習い事』にも活かせる!
早く走れるようになると、子供が運動会で活躍するシーンが増えることが期待できます。
また他のスポーツ系の習い事をしたときに、陸上競技で身につけたすばやい動きや瞬発力が役立つことが多いです。
陸上競技というと限られた種目をイメージしがちですが
基本的な走り方、歩き方というのは多くのスポーツに活用できるものです。
将来陸上選手になる気がなくても、走り方は小学校の体育の授業や運動会などの
スポーツ系行事、中学・高校での部活動などできっと役立つことが期待できます。
\走り方の基礎を学びたい場合には、こちらの本もおすすめです/
世界陸上銅メダリストの「為末 大選手」がスポーツの土台である「走り方の基礎」をDVDで解説をしれくれます。
走り方のコツをポケットに入れても持ち歩けるイラストカード付きになっていて小学生でも理解しやすい一冊です!
親子で読んで見てください。
陸上教室コーチ歴10年の筆者が教える「【ジュニア向け】ランニングシューズおすすめ15選!」「ランニングウェアおすすめ人気30選!」はこちら
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