子供が運動神経が良くなるために「プレ・ゴールデンエイジ期」に何をしておくのがいいのでしょうか?
こんにちは「子供の習い事図鑑」(@startoo_)です。
将来「運動音痴」になって欲しくないなと思い幼児のうちに何かやらせたいなと考えることもあります。
実は、運動音痴になるか、運動神経がよくなるかは「6歳まで」に決まると言われているのです。
その理由は運動神経8割がたは「6歳頃」までに完成するからです。
この期間を「プレ・ゴールデンエイジ期」と言います。
人間の神経系の成長がもっとも著しい時期です。
その為、いかに6歳までに「基本的な運動能力を高めるか」が重要になります。
とはいえ、もちろん6歳までに専門のスポーツを決める必要はありません。
基本の動きや運動感覚の訓練をしておけば多くのことに応用が利きます。
ただ
・具体的に何をすればいい?
・家庭でもできることはある?
と分からないことも多いです。
そこで、今回は「プレ・ゴールデンエイジ期にやっておきたい運動能力を高める方法」を解説していきます。
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この記事の目次
運動能力を高めるのにベストな時期は?
子どもの運動能力を高めるために「ベストな時期」というものがあります。
それが「ゴールデンエイジ」と言われる3歳~12歳くらいまでの時期です。
更に細かく分類すると
・プレ・ゴールデンエイジ期(3歳~6歳頃)
・ゴールデンエイジ期(7歳から12歳頃)
となります。
この時期が子どもの神経系の発達が成人レベルへと一気に近づく年齢です。
そのため、この時期に効率的な運動をすることで運動神経がよくなり、スポーツが得意になります。
更に詳しく確認していきましょう。
「プレ・ゴールデンエイジ」は何が大切?
3歳から6歳の「プレ・ゴールデンエイジ」。
この時期はまず「身体を動かすことが楽しい」と思わせることが大切です。
▶プレ・ゴールデンエイジ期で大切なこと
・運動が楽しいと思わせること
・かけっこができる
・掴む、投げる、取るの基本動作
神経系の発達が著しいこの時期に、かけっこやボール遊びなどをして脳と体に基本動作を覚えていきます。
「プレ・ゴールデンエイジ」と呼ばれるこの時期に、体を使ってたくさん遊ぶだけで、その後の可能性が広がっていきます。
大切なのは、専門的な運動を思いきりやらせることではなく「自分の身体の使い方」や「感覚値」を把握させることです。
たとえば、野球ボールを3メートル先のかごに入れる!というゲームをやったときに「このくらいの力加減で投げたら入るかな」という判断の精度が高い人は運動神経がいいことが多いです。
それは、自分の身体の使い方、力加減を把握しているので、あらゆる運動に対応できるためです。
まずは、このような運動感覚の精度を高めていくことが大切でしょう。
この時期は、専門的なスポーツに決めず「スイミング」や「体操教室」のような習い事もおすすめです。
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「ゴールデンエイジ」は何が大切?
7歳から12歳の時期を「ゴールデンエイジ」と言います。
このころが最も神経の発達する時期。
自分が経験をしたことのない運動でも、大人がしていることをマネしながら覚えていくことができます。
少しずつ高度な専門的な動きを意識していくことがおすすめです。
▶ゴールデンエイジ期で大切なこと
・専門分野のスポーツ系の習い事(サッカー、野球etc)
・上手な人の真似をしてみる
・レベルアップと継続的な運動
これらが大切です。
例えば、サッカーボールのリフティング。
大人になってもリフティングが上手な人は、子どものころにできたことを体が覚えているからです。
そして、この時期に習得した動作は、大人になっても忘れない場合が多く、いわゆる「身体に染みついている」という感覚になります。
その為、この時期には「専門的なスポーツ」の動作を交えながら教えていけるといいでしょう。
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運動が得意になって欲しい!子どもに人気のスポーツ系習い事とは?
運動能力を高めるためにプレ・ゴールデンエイジ期にやっておきたいことは?
運動神経が最も発達する「プレ・ゴールデンエイジ期」に何をさせるのがいいのでしょうか?
先ほど、6歳までにはあらゆる運動を総合的に行うことが大切であるとお伝えしました。
まずは「身体の使い方」「力加減」の感覚値を高めることが重要です。
そのうえで、どのようなことが効果的なのか確認しておきましょう。
1.昔ながらの遊びをする
一つ目は「昔ながらの遊びをすること」です。
昔ながらの遊びは、非常に子供の運動能力を高めるものとして有効です。
やはり、先人の知恵はすごいですね。
◎鬼ごっこや缶蹴り
「鬼ごっこ」や「缶蹴り」では、走ったり歩いたりが当たり前。
基礎体力が付くのはもちろん、緩急をつけて動くことで、瞬発力を養うことができます。
鬼に捕まりそうになったらよけたり、気配を感じたら瞬間的に判断して移動するなど、
遊びと言ってもさまざまな要素が含まれています。
◎ダルマさんが転んだ
「ダルマさんが転んだ」も運動能力を高めるために、6歳くらいまでにやっておきたい遊びの1つ。
「ダルマさんが転んだ」の声で、子どもたちは一斉に動きを止めます。
動いてしまったら鬼に捕まるからです。この「じっとする」という行動で、体幹が鍛えられます。
また、振り向かれた瞬間に変な恰好になっていたら、バランスをとってじっとしないといけないのですから、バランス力が向上。
声に合わせて体を停止させたり動かしたりを繰り返すことで、筋肉をタイミングよく動かせるようになっていきます。
この他にも「竹馬」「ケンケンパ」「リレー」など様々あります。
ただ、最近は、このような昔ながらの遊びができる場所が減ってきているのも事実です。
昔なら皆で学校に遊んでいたのも、今はできないところも増えています。
その場合は、運動玩具を使って親子で一緒に遊んでみることもおすすめです。
幼児におすすめの運動玩具は下の記事も参考にしてみてください。
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2.ボール投げ
二つ目は「ボール投げ」です。
「ボール投げ」は3歳くらいの子どもから、もっと大きくなるまで楽しめる遊びです。
ボール投げをすることで、空間認知能力が付き、体のバランス感覚も養うことができます。
3歳くらいの子どもは、ボールを上手に投げることはできません。
それは「掴む」「投げる」「受け取る」という動作を同時に行わなければならない為です。
ボールを投げることができるようになったら、遠くに投げて遊ぶ。
さらに真上に投げたボールが落ちてくるまでの間に3回手を叩いてキャッチするなど、
年齢に合わせて遊び方のバリエーションも豊富になってきます。
徐々に難易度を上げて遊べるといいですね!
3.公園の遊具で遊ぶ
3つ目は「公園の遊具遊び」です。
昔と比べると、公園に設置されている遊具の種類がだいぶ減ってしまいましたが、公園の遊具はいろいろと考えられて作られています。
例えば、ジャングルジム。
登ったり降りたり、くぐってみたり、渡り歩いたり、ぶら下がったりなど実に様々な筋肉を使う遊びができます。
さらに意外にも「砂場遊び」もお勧めです。
座ったり立ったりの動作が繰り返されることで、脚の筋肉が鍛えられます。
また「鉄棒にぶら下がる」という動作だけでも幼児にとっては効率のいい運動になるでしょう。
\幼児の情操教育の記事はこちら/
情操教育は何をすればいい?幼児のうちからやっておきたい6つのこと
4.スポーツ系の子供の習い事
4つ目は「スポーツ系の子供の習い事」に入ることです。
スポーツ系の子供の習い事では専門のコーチが身体の使い方を教えてくれるでしょう。
特に「プレ・ゴールデンエイジ期」には
・スイミング
・体操教室
がおすすめです。
最初から専門的な競技よりは6歳頃までは「全身運動ができる」習い事がいいでしょう。
スイミングは水の負荷を受けて全身運動ができますし、体操教室も跳び箱やマット運動などで身体の使い方を学べます!
\幼児に人気のスポーツ系の習い事/
幼児の「スポーツ系の習い事」人気ランキング5選とは?運動をするメリットや注意点も解説!
運動能力を高める為に家庭の中でできること!
最近は、外で運動できる場所も減ってきている為、家庭でもできることを知っておきたいです。
運動神経を高める為に家庭でもできることはどのような事なのでしょうか?
1.家事の手伝いをする
一つ目は「家事の手伝い」です。
「家事??」と思われた方も多いかと思いますが幼児のうちの運動としては「家事を手伝うこと」も有効になります。
例えば、雑巾で廊下を拭いたり、荷物を運ぶことを手伝ってもらったり、野菜を洗ってもらったり、洗濯物を干してもらったり、と。
野菜を洗うにしても「どれくらいの力加減で掴めばいいか?」や「手先を細かく動かす作業」が幼児の運動系の能力を高めることになります。
親御さんからしたら、家事もお手伝いしてもらえるし、運動能力も上がるしで、一石二鳥ですね!
2.一緒にスポーツ観戦をする
二つ目は「一緒にスポーツ観戦すること」です。
家庭でできることとしては、一緒にスポーツ観戦することもおすすめです。
プロの動きや憧れを持たせることで真似して学ぶこともあります。
また、アーティストやアニメを見ながらテレビの前で一緒に踊ってみるのもいいですね!
画面で見た動きを脳で理解して、自分の身体を動かす作業は脳が身体の使い方学ぶ上で、非常に効果的です。
\親子でスポーツ観戦はこちらの記事も/
【体験談】親子で「DAZN」のスポーツ観戦してみた!効果や口コミは?
3.食事でも運動能力を高める!
運動能力を高める為に家庭でできること3つ目は「食事」も大切です。
まずは、一日3食バランスよくとっていきましょう。
そして、箸の使い方も、指先を細かく動かす為、幼児の運動感覚を鍛える上では効果的です。
例えば、大人でも難しいですが、「大豆を10粒、箸で掴んで別のお皿に移す」というゲームをやってみるのもおすすめです。
最近では「食育」というワードも話題になっています。
幼児期から食育を行うことで多くのメリットがあります。
「食育」については下の記事を参考にしてください。
「食育」は学力にも関係があった?家庭でやっておきたい3つのこととは?
まとめ:元気よく遊ぶことが大切!
運動能力を高めるには、幼児期のころから外遊びをさせ、いろいろな経験させることが大切です。
まずは「立つ」「歩く」「走る」「投げる」「跳ぶ」の総合的な動きを高めることがおすすめです。
少し前までは、子どもたちが外で遊ぶことで自然に身に付けたものです。
「運動神経が鈍いのは遺伝だから…」と思って諦めるのではなく、幼少期から外遊びを繰り返すことで、足腰は鍛えられ、運動能力は向上していきます。
子どもと遊ぶときは、目一杯楽しんで遊んであげてください。
そして、3歳から12歳までにお子さんには、運動教室に通うこともおすすめです。
一生に一度しかない「ゴールデンエイジ期」を有効に過ごせるでしょう。
近くに思いっきり運動をする場所がない場合は「スポーツ系の習い事」もおすすめです。
スポーツのプロが子ども向けに本格的な運動を指導してくれます。
「将来、運動選手も視野に入れたい」
「体育の苦手意識を無くしたい」
「自信を持たせたい」
という家庭はぜひ体験などに行ってみてください!
\子供の習い事はこちらも/
【2024年版】子供の習い事人気ランキングは?いつから?いくつ?かける費用は?最新データで解説!
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