子供の習い事を親が決めて「失敗した例」はどのようなものがあるのでしょうか?
こんにちは、「子供の習い事図鑑」(@startoo_)です。
「子供には将来役に立つ習い事をさせたい!」と考える親御さんの気持ちは充分に理解出来ます。
実際に、私も大人になって感じるのは「○○を習っておけば良かったな…」と後悔することも多いです。
ただ、小さな子供の頃に、そのような将来設計を抱けるはずもありませんよね。
そう考えると、ある程度は「親御さんの助言」は必要になってきます。
しかしながら、親御さんが進めた「子供の習い事での失敗談」は非常に多いものです。
今回は「子供の習い事を親が決めて失敗する理由」を解説します。
親が子供の習い事を決めることがデメリットになることもあるのですね
・体験談を確認しておきたい
・対応策を教えて欲しい
この記事の目次
子供の習い事を親が決めるのは良い事?悪い事?
子供が習い事を始めるとしたら、その時に優先させるのは
「子供のやりたいという気持ち」なのか、
それとも「親御さんのやらせたいという気持ち」なのか?
これには、その子供の習い事を通して「何を学ばせるのか?」の条件によっても異なってきます。
極論を言ってしまえば、どちらも正解でそれに見合った正しい対応をし「続けて行くこと」が大切です。
しかし序文でも少々触れましたが、
自分が成長して感じる「○○を習っておけば良かったな…。」
この感情は小さな子供の頃には想像も出来ません。
将来設計を見据えた子供の習い事は、親御さんが決めることはある程度必要になります。
ただし、そこにはたくさんの落とし穴(失敗)も控えていることもあるのです。
実際に子どもの習い事で失敗した例を確認しておきましょう。
\子供の勉強はこちらの記事も/
勉強のやる気が出ない子に親ができる11の対処法とは?「やる気スイッチ」の押し方はこれ!
子供の習い事の失敗談は?
子供の習い事の失敗した例を5つのテーマに分けて確認していきましょう。
どのようなものがあるのでしょうか?
1.子供の適正と習い事の相性が合っていない
一つ目の失敗例は「子供の適正と習い事の相性」です。
これは最も多い失敗談です。
「親が習わせたいこと」と「子供の適性」が合っていない場合には、子供にとって苦痛でしかないですね。
また、親御さんが勝手に子供の適性をこうだと思い込み「見誤ってしまうケース」もあります。
例えば「お父さんが野球少年だったから息子も野球が得意であろう。」と決めつけ、
少年野球チームに入れてみたものの、上手くいかず野球嫌いになってしまったケースはよくあるものです。
実際に下記のような体験談もあります。
「チーム競技が向いていませんでした..」
親の私が子どもの頃にバスケットをやっていたので、近くのミニバスに通わせたのですが、
チームで何かをすることに子どもが魅力を感じず、途中から行きたがらなくなってしまいました。
今は、個人競技の「陸上教室」に通っているのですが、毎週楽しそうにやっています。
やはり、子供の性格に合わせていくつか習い事を見学させて、楽しめるものを選ぶのがいいですね。
(小学5年生 保護者)
2.習い事を「子供が楽しめていない」
2つ目は子供のが習い事を「楽しめていない」ことです。
これも前述の適正と非常に似たケース。
子供が、楽しみに(望んで)行くものでないと「続けること」は難しくなります。
子供の習い事は「続けること」で効果を出すことが期待されます。
しかしこの場合は、適正とは異なり親御さんの対応次第である程度の改善が可能です。
子供が楽しめるような「雰囲気作り」を上手に作り上げることが大切になります。
子供が習い事を「楽しむため」の具体的な取り組みは、
・子供の習い事の「目標(ゴール)」を一緒に決める
・プロの映像を一緒にみて、その競技を好きにさせる
・時には親子で一緒にやってみる
というような例もあります。
詳しくは、下記の記事でも解説しているので見てみてください。
\子どもが習い事を嫌がったときの対処法/
子供が習い事を嫌がるときやってはイケないこと!正しい対処法とは
3.習い事を「始めるタイミング」を誤ってしまう
3つ目の子供の習い事での失敗例は「始めるタイミング」を誤ってしまうことです。
「何事も始めるのが早ければ早いほど良い!」ということではないです。
例えば、
・3歳からスイミングクラブに通わせたが、まだ指導員の言葉を理解出来ずについていけなくなってしまった。
・英語を2歳から習わせたが日本語の習得が遅れてしまっている。
上記のように、親の期待が先走り過ぎてしまい、子供が受け止めきれないこともあります。
実際にあった体験談はこちらです
「小1でプログラミング学習は早かったです..」
我が家では、主人がエンジニアということもあって、
早いうちからプログラミング教室に通わせようと思っていったのですが、
うちの子にはまだ早かったかなと感じています..
プログラミング教室は90分と長いのですが、その集中力がまだない…
そして、机の上でもくもくやるより、動き回るほうが好きなようです。
また小学生中学年位になって興味がありそうだったら考えようかなと。
(小学1年生 保護者)
\家でできるプログラミング玩具はこれ/
【評判】embotが子どものプログラミング学習におすすめの理由とは?
4.スケジュールや金銭面で親が対応出来い
子供の習い事での失敗例4つ目は「親が対応しきれない」状態になってしまうことです。
例えば、幼稚園から小学校になると共に習い事の「スケジュール変更」が行われ、親がそれに対応しきれなくなってしまうことも。
また、その子供の習い事で場合によっては発表会や衣装、小道具、遠征費などレッスン料とは別の費用が発生することもあり、経済的負担が厳しくなるなどもあります。
子供が順調に習得するほど、大会への出場機会が増え、想定外の出費がかさむのです。
ある種嬉しい悲鳴ではあるものの、経済的な負担は厳しくなります。
この辺りは、事前に習い事に体験教室に行ったときに先生に確認をしておきましょう。
\子どもの習い事は皆いくらかけてる?/
子供の習い事はいつから?いくつまで?かかるお金はいくら?
5.子供の習い事の数が増え過ぎた
5つ目の子供の習い事の失敗例は「数が多すぎる」ことです。
勿論、良かれと思って様々な習い事をさせて、それを上手にこなす子供も確かに存在します。
しかし、子供よっては学校の勉強が疎かになり、友達との時間を作れず社会性に欠けてしまうなどの心配も出てくる場合も。
例えば「学校と習い事の両立」「塾と習い事の両立」など、子供の習い事が多すぎることによって「子供の自由な時間」が無くなり「ストレスの蓄積」や「コミュニケーション不足」になることも考えられます。
両立を考えながら、多すぎる習い事にも注意をしていきましょう。
\子供の習い事が多すぎるデメリットとは?/
子供の習い事が多いデメリットとは?効果的に習い事をする方法
では、これらの失敗例を元にどのような対策をしていくべきなのか?確認していきましょう!
対応策:どうすればいい?
「子供の習い事を親が決めて失敗する理由」としてよくあてはまるパターンになります。
勿論、これら以外にも様々なものが出てくるとは思いますが…。
では、これら失敗をしないようにするには、どうすれば良いのでしょうか?
1.事前に失敗例を知っておく
親が子供の習い事を決めて失敗するパターンの中でも、
・「始めるタイミングを誤ってしまう」
・「スケジュールや金銭面など親の方が対応出来なくなってしまう」
・「子供の習い事の数が増え過ぎた」
この3つの事例に関しては、こういうことが失敗例としてあると「理解しておくこと」で回避することは出来るでしょう。
この部分を計画の中に組み込むことが必要になります。
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2.習い事を楽しめる環境作り
また「子供が習い事を楽しめない」に関しては、
親御さんの努力「雰囲気作りに環境作り」次第で解決することが可能です。
「一緒に目標を決めたり」
「一緒に家庭でプロの試合を見たり」
「時には親子で一緒に練習してみる」など子供が習い事を楽しめる環境を作ってあげましょう。
3.多くの習い事の体験に行ってみる
問題なのは、最初にご紹介した「子供の適正と合っていない」場合です。
これは、そのまま続ければ親の押し付けになってしまう危険性があります。
子供にとって合わないものを無理に続けることは大きなストレスになり、ゆくゆくコンプレックスになることも。
習い事に通う前には、必ず何回か「体験教室」にいき子供の適正に合っているか?を見極めてあげてください。
また、もし合わないようでした違う道を探すのも子供の成長には大切なことなのかも知れません。
まとめ:親子でよく話し合って決める!
今回は、「子供の習い事を親が決めて失敗する理由」についてご紹介しました。
子供を思う親の気持ちの一つとして「習い事をさせる」は充分理解できます。
自分が大人になって抱く後悔の念を子供には味合わせたくないですからね。
しかし、それにより今子どもが大きな苦痛を感じてしまうとなると、話は変わってきます。
それは避けなければなりません。
良かれと思っていた、「親が子供の習い事を決めること」がデメリットになることもあると認識しておくことが大切です。
子供の習い事の選択肢とともにやる気と楽しさを与え、そして子供が率先して習い事に行く環境作りをする。
それが親の役割かも知れません。
ただし、適性がないと判断した場合には「スパッと止めることも子供の成長には必要」ということも考えておきましょう。
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子供の褒め方のポイントとは?「伸ばす、やる気を出させるコツ」
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