『分数の教え方は?』
『自宅学習で親が分数を教えるときのコツは?』
『学年別(小4,小5,小6)毎の分数の教え方は?』
と気になる事もありますよね。
今回は、分数の教え方のコツを詳しく解説していきます。
こんにちは「子どもの習い事図鑑」(@startoo_)です。
子どもに「分数教えてー!」という割れた時に「ドキッ」としてしまう経験はあるのではないでしょうか?
昔勉強はしたけど、覚えているか…正直不安な所です。
小学生も学年が上がるにつれて算数の計算も複雑になっていきます。
ただ、親としても
「分数ってどうやって教えるのがいいの…?」
「分数の足し算引き算はどうやったら分かりやすく教えられるんだろう..?」
「分数の掛け算、割り算ってどうやるんだっけ…?」
と考えてしまうこともあります。
そこで、今回は、親が子どもに分かりやすく分数を教える方法を解説します。
分数や少数など、出てくる数字が整数ではなくなった時「計算が突然苦手になる。。」ということはよくあります。
お子さんをどんなふうにサポートしてあげればいいでしょうか?
分数の教え方のコツや学年別に対処法をお伝えします。
そろばんの教え方の記事はこちらも
そろばんを自宅学習するメリット・デメリットとは?親が教える時の3つのコツ!
そろばんおすすめ人気ランキング15選!本・問題集・ワンタッチも解説!
この記事の目次
親が子どもに「分数」の基礎を分かりやすく教える時の3つのコツは?
最初に分数の基礎の考え方を教える時のポイントを確認しておきましょう。
おそらく小学2年生ごろから分数の最初の入り口を学びだします。
1.分数はピザで例える
分数の考え方は、日常生活に置き換えて、子供がイメージしやすいもので伝えていくことがポイントです。
そこで分かりやすいのが「ピザ」です。
例えば、一個のピザがあったときに最初は分かりやすい数字で「1/2」を教えていきます。
「1/2」というものは、「1枚のピザを2つに分けて、そのうちの一つ」です。
このように実際にピザを食べながら教えるとイメージが付きやすくて子供からすると分かりやすいはずです。
2.分数のイメージがついてから、名称を伝えていく
先ほどのピザの例で「なんとなく」イメージがついているはずです。
この時点(最初のうち)では、「なんとなく」で問題ありません。
名称は、どっちが「分母」でどっちが「分子」であるかが分かっていれば大丈夫です。
覚え方としては、「分母」のお母さんが、「分子」の子供を支えているんだよ!と伝えると
言葉とマッチして記憶に残りやすいはずです。
そして、今まで教わっていた、「1、2、3」のような通常の数字を「整数」と言います。
3.整数(1や2)を分数にするとどうなるか?を教える
ここは補足ですが、先ほどの「整数」を分数にするどうなるか?を教えておきましょう。
これを教えておくと、後々、分数の計算をする時に楽になります。
これ以降も3個になれば、「3/1」というように分母の1は変わらず、分子が増えます。
4.ピザの応用問題を出す
最初のピザでの分数の教え方は、「1/2」と分かりやすい数字でした。
子供がその基礎を理解したら応用問題を出していきましょう。
少し数字を増やします。
これは、一緒にピザを切りながら教えてもいいかもしれません。
では、この「余ったピザは何分の何」になるでしょうか?
これは、分数の計算問題になってくるので次に解説します。
5.日常生活(料理)で分数に触れて苦手意識を無くす
分数に苦手意識を持っている子どもは「イメージがつかない」ことがほとんどです。
日ごろから使い慣れていればイメージもつき、苦手意識はなくなってきます。
とこでおすすめなのが、「料理」のお手伝いをさせることです。
料理では多くの分数を使います。
「このコップの二分の一にお水を入れて?」
「このスプーンの三分の一くらいの塩を入れて?」
というようなイメージです。
このように普段から分数を使っていると子どもも苦手意識がなくなり学習のイメージも沸いてきます。
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子供の「先取り学習」についてはこちらの記事も
先取り学習は必要ない?小学生が本当にやるべき3つのこととは!
分数の計算の仕方を教えるコツとは?
次に分数を教える時の「計算」で特に足し算と引き算のやり方を確認しておきましょう。
この辺りがつかめれば分数の問題はさほど難しくはありません。
まずは、「分数の足し算」の計算からです。
分数の「足し算」の教え方
まずは、分数の足し算から確認しておきましょう。
こちらも先ほどのピザを使うと分かりやすく教えられます。
先ほどのピザの「1/6」を思い出してみましょう。
この6等分分けたピザが「二つ」あったらどうなるでしょうか?
このように分数は「分母」が同じであれば、「分子」をそのまま足して良いのです。
※分母が違う場合には、分母を同じ数字に揃えてから計算します。
分数の「引き算」の教え方
次に分数の引き算です。
こちらもピザの図を使って確認していきましょう。
問題:6等分に分けたピザを最初に「1/6」を取りました。
「残ったピザは何分の何になりますか?」
これが分数の引き算の問題です。
分数の引き算もこのように教えると分かりやすいです。
こちらも足し算の時と同様に、同じ分母であれば、分子をそのまま引いて計算しましょう。
※分母が違い場合には分母を揃えてから引き算を行います。
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分数の「掛け算、割り算」の教え方
次に分数の計算方法を解説します。
分数の掛け算は、「分子同士」「分母同士」を掛け算をします。
そうすると、上記の図のように「10/18」となります。
ここでできるひとであれば、約分をしてもいいですが、
最初のうちは約分は教えなくてもいいかと考えています。
まずは、このような問題を沢山こなしていきましょう。
次に「分数の割り算」です。
分数の割り算は、図のように「分子と分母を逆に」します。
そして、掛け算として計算します。
ここでも約分は一度無視していいでしょう。
練習問題を沢山こなして理解が深まったら約分をできるようにしていきましょう。
分数については、お子さんも躓きがちです。
解決のポイントは多くの問題をこなす事も必要になります。
まずはこちらの問題集にも挑戦してみてください!
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こちらの記事も合わせて確認してみてください。
RISU(リス)算数使ってみた感想!口コミをデメリット含めて解説!
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学年毎の分数の教え方のコツは?
次に学年ごとに分数を教える時のコツも確認しておきましょう。
お子さんの年齢に合わせて確認してみてください!
小学2年生に分数を教えるコツ
最初に分数の概念を習うのが、小学2年生です。
簡単な「1/2・1/4・1/8」という分数を学んでいきます。
目で見て理解することが重要なときです。
身近な食べ物を切って教えるのが一番わかりやすくなります。
果物でも、お豆腐でも、ピザでも何でもいいです。
等分に切り分けたら、いくつになる?と日ごろから聞いてみてください。
例:
・何個に分けられた?⇒2個!
・そのうちの1つを取ると、1/2っていうんだよ。⇒ふーん。
・じゃあ、4つに分けてみようか?なんて言うと思う?
というイメージです。
できるだけいろんな形のものを使いましょう。
1つのものが分けられて、それに数字がつく、という感覚を持ってもらうことが大切です。
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そして、小学二年生頃はまずは学習習慣を身につけることも大切です。
学習習慣については、こちらの記事も
「最強の学習習慣」の創り方!自ら勉強机に向かう子を育てるの4つのコツとは?
小学3年生に分数を教えるコツ
小学三年生では、分数について詳しく学び始めていきます。
簡単な分数であれば「足し算や引き算」も行います。
教え方は、小学2年生の時と同じ方法で構いません。
分数の計算のパターンを増やしましょう。
下記のポイントをわかってもらうことを目標にしていくことがおすすめです。
子供に質問するときのポイント:
・何個に分けられているのかを確認する(分母になる数字を理解する)
・6つに分けたうちの6個=1になる(1を分数で表すことができる)
・同じ形のものを2つ使って、2/4と1/2は同じ量である(大きさを比べる)
・2/3と1/2では2/3の方が大きい(大きさを比べる)
というイメージです。
このように足し算や引き算も入れていってください。
「分母が同じときは、分子だけを足せばいいんだ!」とわかってもらうことが大切です。
そして、分数の苦手意識を持つこが最も多いのが小学3年生です。
このころに躓いてしまうとあとの問題も解けないようになってきます。
小学三年生での分数の躓きをなくすにはこちらのドリルもおすすめです。
子供にも分かりやすく多くの問題に挑戦することができます。
小学4年生に分数を教えるコツ
同じ分母の足し算と引き算を学びます。
帯分数や分子が分母より大きい数になる場合(仮分数)も勉強します。
まずは、「1=分母と分子が同じ数」になるとき、ということは確認しましょう。
これがわかっているかいないかの違いは大きいです。
確認が済んだら、「これより大きくなるということは…」と数直線を引きながら説明するとわかってもらえることが多いです。
また、帯分数を仮分数で、仮分数を帯分数で表せるようにする必要があります。
まずは整数を分数に直せる必要があるので、「1=4/4、2=〇/4・・・」と簡単な練習問題で演習しましょう。
小学5年生に分数を教えるコツ
分数を小数で表したり、分母が違っても足し算・引き算ができるようにします。
「約分・通分」の出番です。
約分と通分は公倍数・公約数を理解していることが不可欠です。
ここでつまずいているようでしたら、少し戻って練習をしましょう。
通分は計算ミスが起きやすい問題です。
何度も計算練習をして正確にスピーディに解けるようにしましょう!
視覚で深く理解していきたい方は、「スマイルゼミ」が分かりやすくておすすめです。
ぜひ下の記事も確認して、資料請求してみてください。
【小学3年生】スマイルゼミを半年使ってみた感想!特長と評判・口コミは?
小学6年生に分数を教えるコツ
分数同士の掛け算・割り算ができるようになります。
混同しないようにしたいのは、
「約分・通分」をするという準備が必要な「足し算・引き算」と、「約分・通分」の必要はない「掛け算・割り算」の違いです。
ここがぐちゃぐちゃになって「もうやだー!」となっている生徒さんがたくさんいらっしゃいます。
いまから、「自分がナニ算をするのか?」「その時は約分通分が必要なのか?」を計算する前に口頭で1問1問確認すると、すっきりと計算してくれる場合が多いです。
また、「なんで割り算だとひっくり返るのか」と質問をされることも多いですが、
これはダダをこねているだけのこともあります。
仕組みを説明しても訳が分からず、より苦手になってしまうこともあるので、
「こういうもんなんだ!とりあえず今はやってみなよ!」といって
まずは、解き方をマスターしてしまった方が結果的には良い、という場合もあります。
お子さんの性格によって、理由を説明するかどうかを決めてください。
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算数が苦手なお子さんには下の記事も
「算数が嫌い」とはもう言わせない?子供に算数を好きにさせる5つのコツとは!
まとめ:親子で分数の問題にトライ!
苦手意識が強くなるのは
「整理ができないまま解いて答案が白紙だったり」
「バツがたくさんついてしまったりした時」です。
子供が分数に苦手意識を持っていたら親子で一緒に問題に調整してみましょう。
親が子どもに分数を教えるコツは、学校の勉強とはすこし遅れてもいいので、やり方を理解して、演習をする時間をたっぷりと取ることです。そして、できたらたくさん褒めることを繰り返しましょう。
また、基本的に掛け算や割り算が苦手な場合はドリルや通信教育を利用するなどして“筋トレ”を行うことがおすすめです。
プロ家庭教師が選ぶ小学生の算数ドリルおすすめランキング15選はこちら
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あのホリエモンも「これはイケてるサービスかもしれない!」というほど!
ぜひ、こちらの記事も参考にしてみてください!
RISU(リス)算数使ってみた感想!口コミをデメリット含めて解説!
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