中学生が勉強と部活を両立するコツを解説していきます。
こんにちは「子どもの習い事図鑑」(@startoo_)です。
中学生と小学生で大きく違うことのひとつが「部活動」ではないでしょうか。
毎日のようにある「部活動」と「塾」通いが続く子もいるはずです。
もう疲れてヘトヘトになっている子もいるかもしれません。
ただ「どっちか辞める?」と聞くと「塾も部活もやめたくない!」というこがほとんど。
親としては、
・部活も大切だけど塾や勉強も頑張って欲しい..
・上手く両立させる方法はないかな..?
・部活を辞めさせた方がいいのかな..?
と考えてしまうことも。
そこで、今回は中学生が「勉強と部活を両立出せるコツ」を解説していきます。
この記事の目次
部活と勉強が両立できていない原因は?
最初に部活と勉強が両立できていない原因として最も多い2つを確認しておきましょう。
1.時間の使い方が原因の9割
中学生の「勉強と部活」の両立が難しい原因は時間のコントロール(タイムマネジメント)ができていないことが『原因の9割』です。
中学生のうまく両立ができていない子どもに「なぜ、部活と塾(勉強)の両立はできないか?」と聞くとほとんどの学生が「時間がない」と答えが返ってきます。
『果たして、本当に時間がないのでしょうか?』
結論からお伝えすると「NOです(時間がないのではない)」。
多くの中学生を見てきた経験上「時間がない!」と言っている子供の大半は「うまく時間が作れていないこと」が原因です。
実際に多くの中学生の生活習慣を見返してみると、
「ただ何となくTVを見ている時間がある」
「SNSやYouTubeで時間を使っている」
「友達とのLINEでコミュニケーションを取っている」
ということが多くあります。
これは「時間がない」のではなくて「うまく時間が作れていない」ということになります。
親御さんは『時間は作るもの!』ということを伝えていきましょう。
2.体力的な面がある場合も
両立がうまくいかな理由の二つ目は体力的に厳しいというものです。
「部活が忙しくて塾の宿題ができなかった..」
「部活の練習がハードで帰ってきたらすぐ寝てしまう..」
という声はよく聞きます。
特に運動系であれば上級生になるにつれて大会に向けて練習量も増えていくものです。
部活と勉強の両立ができないときは「体力面」で上手くいかない場合もあります。
対策としては、
・帰ってから15分仮眠する
・朝型の学習習慣を作る
という方法があります。
人は15分仮眠をすると脳がスッキリして「集中力」が増します。
部活から帰ってから15分仮眠してから塾にいくなり、勉強をするとより学習効率は上がっていくでしょう。
ただ、注意点は
「15分以上寝ないこと」
「横にならずにソファーなどで仮眠すること」です。
15分以上寝ると、夜寝つけなくなるので注意しておきましょう。
そして、朝型の学習習慣に切り替えるのも手です。
部活から帰ったら、ご飯を食べてすぐに寝る。
そして、朝早く起きて学習するのです。
こうすることで体力的にすっきりした状態で学習が可能になります。
次に部活と勉強を両立している子に「どのような特徴があるのか?」確認していきましょう。
中学生の習い事おすすめランキング16選!中学からでも間に合う習い事とは?
部活と勉強を両立している子の3つの特徴は?
部活と塾や勉強を両立している子には3つの特徴があります。
1.メリハリがしっかりしている
一つ目は、メリハリがしっかりしていることです。
例えば、
今は部活を本気で頑張る時間
勉強に集中する時間
休憩時間
というそれぞれの時間をメリハリをもっと過ごしましょう。
同時並行でなにかをすることが一番効率が悪いです。
両立できる子はとにかく、時間に対しての「メリハリ」がものすごくついています。
このメリハリがしっかりしていないと、勉強机に座ってもスマホや漫画ばかり見て集中していない..ということが発生します。
まずは「メリハリ」をしっかりつけることが必要です。
メリハリをつける為には最初は「スマホのアラーム」などを使うのがおすすめです。
学校でのチャイムで切り替える習慣がある中学生にとっては、アラームは一つの切り替えの合図になります。
\メリハリについてはこちらの記事も/
成績が伸びる子、伸びない子の14の特徴とは?自宅学習で親ができることは何!
2.計画性がある
勉強と部活を両立できるこの2つ目の特徴は「計画性」があることです。
上手く両立できている子は「週単位」「2週単位」「月単位」のいづれかで計画を立てて行動しています。
両立できていない子で多いのは「テスト前だけ学習する」というパターンです。
そうするとなかなかうまくいきません。
中学校のテストの成績を上げるには普段の学習習慣が重要です。
普段から子供自身がスケジュール帳を作成して学習する計画を立てていきましょう。
「子供の習い事図鑑」でも無料で使える「子供のスケジュール帳」をリリースしているので、中学生向けのものをぜひ利用してみてください。
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3.部活も思いっきり頑張っている
中学生の場合、勉強できる子が「部活をサボっている」ということはあまりありません。
部活に対してもしっかり取り組み寝中している子は「勉強もできる」ことが多いです。
部活動では勉強に必要な「集中力」「メリハリ」を学ぶことができリフレッシュすることもできるので真剣に取り組んでいる子が多いのです。
\集中力についてはこちらの記事も/
子どもの「集中力」を上げる方法とは?家庭で実践できること!
では、次に具体的に部活と勉強を両立するためにテクニックを確認してきましょう。
部活と勉強を両立するためにやっておきたい3つのこと!
勉強と部活を両立するために、親がアドバイスできることはどのようなことがあるのでしょうか?
具体的にできることを確認していきましょう。
1.現状の「時間の使い方」を把握する
時間を作り出すためにやっていきたいことは、まず「現状把握」です。
1週間の自分のスケジュールをこまかく書き出してみましょう。
「寝る時間、食事の時間、部活の時間、移動時間」すべてを書き出します。
朝、起きて学校に行くまでの時間や夜、寝るまでの時間を書き出すと、意外と「あまった時間」「削れる時間」が見つかってきます。
ここで大事なのは「あまった時間にすべて勉強にあてる」など無理のあるスケジュールを立てないことです。
自分に与えられた時間がどれだけあるのかを可視化するのが目的です。
ここから、やらなければならない勉強の時間、TVなどを見る時間も作っていきましょう。
時には休憩も必要なので、初めのうちは「YouTubeを見る時間」なども事前に取って決めておきましょう。
まず大事なことは「普段どんなことに時間を使っているか?」可視化することです。
初めのうちは余裕を持ったスケジュール作りが大切!
「無理なスケジュールを立てると失敗して挫折する」ので、焦らずい取り組みましょう。
【合わせて読みたい記事】中学生の塾デビューはいつからがベスト?
2.数分からでも「毎日」の学習習慣を身につける
部活と勉強を両立するためには「毎日の学習習慣」が大切です。
最も良くないのは、
・テスト前の数日だけ勉強する
・まとまった時間がないと勉強ができない
というものです。
重要なのは「少ない時間でも毎日」行うことです。
人の記憶は反復によって定着します。
テスト前の学習で仮に、その時のテストの点数は良かったとしても、受験や模試などの時には忘れてしまっている..ということも発生します。
両立できるている子供は「毎日同じ時間に」学習する習慣があります。
現時点でできていない子がいきなり1時間2時間勉強を始めるのは大変なので数分からでも始めていきましょう。
学習習慣を身につける為の「中学生向けの通信教育」を使うこともおすすめです。
3.両立するためのルールを子供に提示してもらう
中学生が勉強と部活を両立させるコツの二つ目は「両立するためのルール」を作ることです。
そして、そのルールを「子供に作らせる」事が大切になります。
勉強は言われてやるよりも、自ら取り組む方が伸びるものです。
そのルールを元に親子で話し合ってみましょう。
親としてできることは「PDCAサイクル」という考え方を事前に教えてあげることです。
「Plan(計画)→Do(実行)→Check(確認)→Action(行動)」の順にくり返すことですね。
この『くり返す』が大事!
例えば、
テスト前、まず勉強の計画(P)を立てますね。
そして、それを実行(D)します。(問題を解く)
次はチェック(C)。(合っているか、理解しているか確認する)
最後にアクション(A)。(できていないところをやり直す)
次が大事!
できなかったところをできるようにするための計画(P)に戻ります。
そして『できない』→『できた』→『わかる』になるまでPDCAサイクルをまわします。
勉強が効率的にできていない子供はA→Pで止まってしまっていることが多いです。
「やりっぱなし」では結果がついてきません。
せっかく時間を使って勉強しているのなら『わかる』までやり遂げましょう。
両立をする為のルールを子供に作らせるときに、このPDCAのような簡単なテクニックを伝えていくと子供も自然と自分で考えるように自立していきます。
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成績が下がったら部活をやめるべき?!
「成績が下がったから部活を辞めさせるべきか..?」
「勉強が優先だから部活ができない..」という言葉をよく耳にします。
成績が下がったのは本当に部活のせいなのでしょうか?
部活をやめたら、勉強するようになるのでしょうか?
これは『ちょっと違う』ような気がします。
例えば、部活の成績が良いときは練習にも熱心になるでしょう。
そんなときはすべてに関してやる気が出てきて、勉強も捗っているのではないでしょうか。
結果が出たからやる気が増すのです。
反対に、部活でスランプに陥っているときは、勉強にもやる気が出ないのでは?
部活の中ではみんなが目標を持って練習をしています。
「〇〇大会で優勝するぞ!」
「〇〇ができるようになりたい」
「〇〇先輩みたいになりたい」など向上心を持っているはず。
その目的のために、計画的に練習を積みます。
そうして得られた結果は達成感と自己肯定感を生み出します。
勉強と部活やっている内容はちがっても、やり方は同じなのです。
だから「塾があるから部活ができない」のでも「成績が下がったから部活をやめる」のでもなく、勉強と部活は両立できるものです。
中学生の勉強は「ノートの取り方」も
まとめ:中学生にとっては「勉強も部活も」両方大事!
よく「勉強と部活ってどっちを優先したらいいの?」
「やっぱり勉強が優先だよね?」という声を聞きます。
ただ、結論は「両方大切」です。
部活で何かに打ち込んだ経験は、後の人生の財産になります。
部活の仲間が一生の友達になることも。
かけがえのない青春を送るためにも、部活を言いわけにせず、勉強との両立を成功できるといいですね。
今後、更に成長していくにつれて「両立」ということは非常に重要になります。
・社会人になれば、仕事と家庭の両立
・子育てと仕事の両立
・恋愛と仕事の両立…
などなど多くの両立が課題となってくることでしょう。
その最初の一歩として「部活と勉強の両立」を親子で乗り切ってみてはいかがでしょうか?
部活と勉強を両立しやすくするために「オンライン家庭教師」や「通信教育」もあります。
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