中学生の定期テスト(中間テスト・期末テスト)対策を、学年・学期を問わず使えるように1ページにまとめました。中学校のテストが1年間にいつあるのか、中1・中2・中3それぞれで気をつけたいこと、内申点とのつながり、2週間前から始める学習計画、5教科ごとの勉強法、そして保護者の方ができるサポートまで。学年ごとの予想問題プリント(無料PDF・解答付き)は、各学期の学年別まとめページからダウンロードできます。「今どのテストに向けて動くべきか」を確認して、順番に進めていきましょう。
この記事でできること
- 中学校の定期テストの年間スケジュール(3学期制・2学期制)と、それぞれのテストの位置づけがわかる
- 中1・中2・中3の学年別のポイントと、今の学期の予想問題プリント(無料・解答付き)にすぐたどり着ける
- どの学期・どの学年でも使える2週間前からの学習計画と5教科の勉強法、保護者のサポートの仕方がわかる
2学期中間テスト対策(9月下旬〜10月中旬実施)
夏休み明け最初の定期テストです。学年ごとに5教科の範囲の目安・予想問題プリント(無料PDF・解答付き)・学習計画をまとめています。お子さんの学年を選んでください。
中間テストが終わったら、次は2学期期末テスト(11月中旬〜下旬ごろ)です。国語を含む5教科の予想問題プリントと学習計画を、学年別にまとめています。
もくじ
中学校の定期テストはいつある?【年間スケジュール】
中学校の定期テストは、3学期制の学校で年5回(1学期中間・1学期期末・2学期中間・2学期期末・学年末)、2学期制(前期・後期制)の学校で年4回が一般的です。小学校の単元テストと違って数週間分の学習内容がまとめて出題され、5教科(英語・数学・国語・理科・社会)に加えて期末テストでは実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)も実施されます。実施時期は学校によって前後しますので、年度はじめに配られる年間行事予定表で確認しておきましょう。
3学期制の学校(年5回)
2学期制(前期・後期制)の学校(年4回)
| テスト | 特徴 | 対策の考え方 |
|---|---|---|
| 中間テスト | 教科は5教科のみが多い。範囲は前回テスト後の約1〜2か月分で、期末に比べると狭い | 範囲が狭いぶん1問あたりの配点が大きく、細かい知識まで問われる。ワークを2周して取りこぼしをなくす |
| 期末テスト | 5教科+実技4教科の9教科。中間テスト後の内容が中心だが、学期全体の総合問題が入ることもある | 教科数が多いので3週間前から計画を立てる。実技教科は授業ノートとプリントの暗記で確実に得点する |
| 学年末テスト | 3学期の内容に加えて1年間の総復習問題が出る学校が多い | 3学期の新しい単元を仕上げたうえで、1・2学期に間違えた問題を解き直しておく |
※実施回数・時期・教科数は学校によって異なります。上の表は目安として、必ず学校の年間予定表・テスト範囲表で確認してください。
学年別のポイント【中1・中2・中3で気をつけること】
同じ「定期テスト」でも、学年によってつまずきやすいところと対策の重点は変わります。教員として見ていると、中1は「テストの受け方」そのもの、中2は「学習量の増加と気のゆるみ」、中3は「受験勉強との両立」が最大のテーマです。学年ごとのカードから、今の学期のまとめページ(範囲の目安・予想問題プリント・学習計画)に進めます。
無料PDF「テストの受け方」を身につける学年
小学校のカラーテストと違い、範囲が広く・制限時間があり・見直しの時間まで自分で管理する必要があります。最初のテストで点が取れても、2学期以降は英語(文法)・数学(方程式)で差がつき始めます。
- ワークの提出とテスト範囲表の読み方を最初に習慣化する
- 英語は単語のつづり、数学は正負の数・文字式の計算ミスをなくすことが最優先
- 2週間前から始める「テスト勉強のリズム」をこの学年で作る
無料PDF内容が一気に難しくなる「中だるみ」の学年
一次関数・不定詞と比較・化学変化・電流など、高校入試でもっとも出題される単元が中2に集中しています。部活動の中心学年になり勉強時間が減りやすいので、「積み残し」を作らないことが何より大切です。
- 数学は一次関数と図形の証明、英語は不定詞・動名詞・比較でつまずきやすい
- 理科・社会は範囲が広くなるので、用語を「漢字で書ける」状態にしておく
- テスト後の解き直しで、中3の受験勉強につながる「弱点ノート」を作り始める
無料PDF定期テストが「内申点」に直結する学年
多くの地域で、中3の成績が高校入試の内申点に大きく反映されます。二次関数・相似・現在完了・関係代名詞・イオン・公民など、テスト範囲の単元はそのまま入試の頻出分野。テスト対策をていねいにやることが受験勉強になる学年です。
- テスト2週間前は受験用の復習をいったん止め、テスト範囲に集中する
- 提出物・授業態度も評価対象。ワークはテスト1週間前に仕上げる
- 間違えた問題は「入試用の弱点ノート」に残し、冬の総復習で再利用する
※各学年のまとめページでは、英語・数学・理科・社会の予想問題プリント(無料PDF・解答付き)と範囲の目安、学習計画を紹介しています。2学期期末テストは、国語を含む5教科の予想問題をそろえています(予想問題プリント一覧)。
定期テストと成績・内申点の関係
「定期テストで何点取れば5がつくの?」という質問をよく受けますが、現在の中学校の成績(評定)はテストの点数だけで決まるわけではありません。各教科の成績は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点で評価され、それを総合して5段階の評定がつけられます。定期テストは主に前の2つの観点の材料になり、提出物・授業での取り組み・振り返りなどが3つ目の観点に関わります。
| 観点 | 主な材料 | 家庭でできる対策 |
|---|---|---|
| 知識・技能 | 定期テストの基本問題、小テスト、実技 | 用語・単語・公式を「書ける」まで覚える。ワークの基本問題を2周する |
| 思考・判断・表現 | 定期テストの記述・応用問題、レポート、発表 | 記述問題は「型」と「指定語句」を確認。予想問題の記述問題で書く練習をする |
| 主体的に学習に取り組む態度 | 提出物(ワーク・ノート)、授業の振り返り、取り組みの継続 | 提出物を期限内に、解き直しまでやって出す。空欄・答えの丸写しは評価が下がる |
高校入試で使われる内申点(調査書点)は、この評定をもとに計算されます。中3の評定だけを使う地域もあれば、中1からの3年間の評定を使う地域、実技4教科の評定を重く計算する地域もあり、ルールは都道府県によって大きく異なります。「中3になってから頑張ればいい」とは限らないので、お住まいの地域の入試制度を中1のうちに一度確認しておくことをおすすめします。いずれの場合も、定期テストの点数を上げることと提出物をきちんと出すことの両方が、成績を上げるいちばんの近道です。
2週間前から始める学習計画【全学年共通・3段階】
定期テスト対策で最も多い失敗は、「テスト範囲表が配られてから(=1週間前から)勉強を始める」ことです。範囲表の配布を待たず、テストの2週間前を起点に「土台づくり→演習→仕上げ」の3段階で進めましょう。中間テストでも期末テストでも、どの学年でも同じ型で使えます。
| 時期 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 2週間前〜 土台づくり | 前回テスト以降の教科書・ワークの範囲を1周する。英語は教科書本文の音読と単語、数学は例題と基本問題、理科・社会は用語を漢字で書けるようにする | ワークは1周目から間違えた問題に印をつける。この段階で提出物の半分以上を終わらせる |
| 1週間前〜 演習 | 範囲表を確認し、予想問題プリントを時間を計って解く。間違えた単元を単元別プリントで集中的に復習する。期末テストは実技教科の暗記もここで | 点数より「どの単元で落としたか」を確認し、弱点単元を2〜3個に絞る。提出物はこの時点で完成させる |
| 3日前〜前日 仕上げ | 印をつけた問題と予想問題の間違いを解き直す。英作文・記述問題は「型」を声に出して確認 | 前日は新しい問題に手を出さず、解き直しと暗記の最終確認に集中。睡眠時間を削らない |
学習計画表(無料PDF)を使うと、テスト2週間前からの予定を1枚で管理できます。月間・週間・1日用の3種類。テスト日から逆算して「どの教科を・どのページまで」を書き込み、終わった項目を消していく使い方がおすすめです。
5教科の勉強法【教科別のコツ】
定期テストは「範囲が決まっていて、出題者が授業をした先生」というテストです。だからこそ、授業で強調されたところ・ワークで繰り返し出てくる問題が最優先。そのうえで、教科ごとに点数の伸ばし方が違います。
英語 教科書本文を「読めて書ける」状態に
- テスト範囲の本文を音読→日本語から英文に戻す練習が最も効率的。本文の書きかえ・並べかえがそのまま出る
- 単語は「読める」だけでなくつづりを書けるかまでチェック
- 文法は「なぜその形になるか」を一言で説明できるようにする
- 中学英語のプリント一覧
数学 ワークを「2周」、計算ミスは原因別に
- 1周目で間違えた問題に印→2周目は印の問題だけを解く
- 計算ミスは「符号」「移項」「分配」など原因を書き分けると減る
- 文章題・図形は「式を立てるまで」を声に出して説明できるかを確認
- 中学数学のプリント一覧
理科 実験・計算・記述の3本柱
- 実験は「操作の理由」「結果」「なぜそうなるか」をセットで覚える
- 計算(密度・濃度・速さ・オームの法則など)は公式より単位の意味から理解する
- 記述問題は指定語句を使って1〜2文で書く練習を予想問題で
- 中学理科のプリント一覧
社会 用語は漢字で、資料とセットで
- 用語は漢字で正確に書けるまで練習(ひらがな解答は減点される学校が多い)
- 地理は地図帳・グラフ、歴史は年表と因果関係、公民は条文キーワードとしくみ図とセットで覚える
- 「なぜ」を問う記述は、教科書の太字の前後に答えがある
- 中学社会のプリント一覧
国語 漢字・文法で確実に、読解は「授業ノート」で
- 漢字・語句・文法は配点の3〜4割を占めることが多く、努力が点数に直結する
- 読解は初見の文章ではなく教科書の教材から出る。授業で扱った「問い」と板書をノートで復習する
- 記述問題は「本文の言葉を使って」「文末を問いに合わせて」書く
保護者ができるサポート【学年別】
中学生になると、「勉強しなさい」という声かけはほとんど効果がなくなります。かわりに効果が高いのは、環境と仕組みを整えること、そして点数ではなく行動をほめることです。学年ごとに関わり方の重点を変えると、お子さんも受け入れやすくなります。
中1 「仕組みづくり」を一緒にやる時期
- テスト範囲表と学習計画表を一緒に見ながら2週間分の予定を立てる。最初は保護者が主導してよい
- 予想問題プリントの印刷と丸つけを手伝う。「どこができたか」を先に伝える
- 提出物の締め切りをカレンダーに書き込み、前日に一声かける
中2 「見守りつつ、積み残しを拾う」時期
- 計画づくりは本人に任せ、「何時から始める?」と時間の約束だけ確認する
- テスト返却後は点数より「どの単元で落としたか」を一緒に見る。単元別プリントで補強するきっかけに
- 部活動との両立が課題になる時期。テスト2週間前は帰宅後の時間の使い方を一度話し合う
中3 「受験の一部」として支える時期
- 「テスト範囲の単元は入試にも出るから、これも受験勉強」と伝え、受験勉強を止める不安を軽くする
- 内申点は提出物や授業態度も含めて評価される。提出物を出せたかを一緒に確認する
- お住まいの地域の内申点のルール(どの学年の成績が使われるか)を親子で確認しておく
共通して大切なのは、結果が悪かったときに責めないことです。定期テストは年に4〜5回あります。1回の結果よりも「次のテストまでに何を変えるか」を一緒に決めるほうが、長い目で見て点数は伸びていきます。
予想問題プリント一覧【学年×学期】無料PDF・解答付き
すたぺんドリルの定期テスト予想問題プリントは、学年・学期・教科ごとに作成しています。教科書会社に関係なく使えるように、範囲の分かれ方に合わせて複数タイプを用意しているものもあります。すべて無料でダウンロード・印刷できます(解答付き)。
| 学年 | 学期 | まとめページ | 教科別の予想問題 |
|---|---|---|---|
| 中1 | 2学期中間 | 中1 2学期中間テスト対策まとめ | 英語/数学/理科/社会/国語(準備中) |
| 中1 | 2学期期末 | 中1 2学期期末テスト対策まとめ | 英語/数学/理科/社会/国語 |
| 中2 | 2学期中間 | 中2 2学期中間テスト対策まとめ | 英語/数学/理科/社会/国語(準備中) |
| 中2 | 2学期期末 | 中2 2学期期末テスト対策まとめ | 英語/数学/理科/社会/国語 |
| 中3 | 2学期中間 | 中3 2学期中間テスト対策まとめ | 英語/数学/理科/社会/国語(準備中) |
| 中3 | 2学期期末 | 中3 2学期期末テスト対策まとめ | 英語/数学/理科/社会/国語 |
※各PDFはA4サイズ。ご家庭のプリンタのほか、スマホに保存してコンビニのマルチコピー機からも印刷できます。学期が進むごとに、このページの一覧を更新していきます。
よくある質問
- 定期テストの勉強は、いつから始めればいいですか?
- テストの2週間前が目安です。テスト範囲表は1週間前ごろに配られる学校が多いですが、範囲は「前回のテスト以降に授業でやったところ」なので、範囲表を待たずに始められます。期末テストは実技教科も加わるため、3週間前から計画を立てると余裕が生まれます。
- 中間テストと期末テストでは、どちらが大切ですか?
- どちらも成績(評定)の材料になるので、優劣はありません。ただし期末テストは9教科あり、学期の評定を決める最後の材料になるため、計画の重要度は期末のほうが高いといえます。中間テストで落とした単元は、期末までに単元別プリントで必ず補強しておきましょう。
- 予想問題プリントは、学校のテストと同じ問題が出ますか?
- 同じ問題が出るわけではありません。定期テストで出題されやすい形式・単元にしぼって作成しているので、範囲表と照らし合わせて「本番形式の腕試し」として使ってください。間違えた単元がわかったら、単元別プリントに戻って集中的に練習するのが効果的です。
- 提出物を出せば、テストの点数が低くても成績は上がりますか?
- 提出物は「主体的に学習に取り組む態度」の観点で評価されますが、成績は3つの観点を総合して決まるため、提出物だけで評定を上げるのは難しいです。逆に、テストの点数が良くても提出物を出していないと評定が下がることはよくあります。両方をそろえることが大切です。
- 塾に行っていなくても定期テストで点は取れますか?
- 取れます。定期テストは「授業で扱った範囲」から出るテストなので、教科書・ワーク・授業ノート・予想問題プリントがあれば十分に対策できます。大切なのは教材の量ではなく、2週間前から計画的に、ワークを2周して、間違えた問題を解き直すことです。
関連プリント・記事
定期テストで間違いが多かった単元は、教科・学年別のプリント一覧から単元別プリントに戻って練習しましょう。テスト後の解き直しにも使えます。
まとめ
中学校の定期テストは年に4〜5回あり、その積み重ねが成績(評定)と内申点につながります。①年間スケジュールで次のテストの時期を確認、②学年ごとのポイントを押さえる、③2週間前から「土台づくり→演習→仕上げ」の3段階で進める、④予想問題で腕試しをして弱点単元を単元別プリントで補強する——この流れは、どの学年・どの学期でも同じです。まずは今の時期の対策から、お子さんの学年のまとめページに進んでください。
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