中3国語の2学期期末テストに向けた予想問題プリント(無料PDF)を配布します。出題内容は、漢字、和語・漢語・外来語、助動詞・活用形・敬語などの文法の復習、小説の視点・象徴・対比、論説文の論証と反論、藤原敏行の和歌(『古今和歌集』)と松尾芭蕉『おくのほそ道』平泉、複数の観点を使った資料の読み取りと提案。全7大問・40問・100点満点、目安は50分で、漢字・語彙・文法の知識問題から、小説・説明文の読解、古典、資料を使って書く問題までを1回分にまとめました。国語のテストらしい縦書きで、記述問題には字数を数えながら書けるマス目の解答欄つき。答え・解説に加えて、記述の採点基準と別解までわかる解答・解説PDFで、ご家庭でも丸つけから解き直しまで進められます。
この記事でできること
- 問題PDF(15ページ)と解答・解説PDF(8ページ)を無料でダウンロードできる
- 大問ごとの出題内容と配点がわかる
- 記述問題の採点基準と部分点の考え方、点を落としやすいポイントがわかる
- 家庭学習での進め方と、保護者の方が記述問題を丸つけするときのコツがわかる
中3国語 2学期期末テスト予想問題の出題内容
国語の定期テストは、授業で読んだ教科書の文章から出題されることが多く、扱う教材は学校や教科書によってちがいます。そこでこのプリントは、特定の教科書の作品ではなく、この教材のために書き下ろしたオリジナルの文章を使い、中3で学ぶ「読み方」「書き方」「言葉のきまり」を確かめる構成にしました。大問は7つです。
| 大問 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 大問一 漢字の読み書き | 読み4問・書き取り4問(妥当・柔軟・継承・畏敬/支援・推測・確保・準備) | 16点 |
| 大問二 言葉の知識 | 和語・漢語・外来語、対義語(主観⇔客観)、同訓異字「かける」、「言外」の意味 | 4点 |
| 大問三 文法と表現 | 助動詞「せる」の意味、活用形(未然形・仮定形)、文のねじれの直し方、謙譲語、修飾の関係 | 12点 |
| 大問四 小説を読む | 秋祭りの太鼓を後輩に引き継ぐ場面を描いた創作文。表現の特徴、象徴的な表現、結末の解釈 | 22点 |
| 大問五 説明文・論説文を読む | 「順位(ランキング)の読み方」を論じた創作文。具体例の目的、反論への答え方、主張を確かめる調査 | 22点 |
| 大問六 古典 | 藤原敏行の和歌(『古今和歌集』)と、松尾芭蕉『おくのほそ道』平泉。古語の意味、季語、二つの作品の比較 | 16点 |
| 大問七 資料を用いて書く | 連絡方法についての二つの資料(架空の数値)を読み取り、弱点を補う方法を提案する | 8点 |
使う前に、学校のテスト範囲表を確認してください
- 小説と説明文・論説文は、このプリントのための創作文(オリジナルの文章)です。特定の教科書に載っている作品に対応した問題ではありません。授業で読んだ作品そのものの対策には、教科書・ノート・学校のワークを使い、このプリントは初めて読む文章で読解力と記述力を確かめる練習としてお使いください。
- 古典は、藤原敏行の和歌と『おくのほそ道』平泉の一節で、語注を手がかりに読む問題です。短い原文に、この教材独自の語注・設問・解説をつけています。学校で扱う古典作品とちがう場合があります。
- 大問七の表の数値は、学習用につくった架空のデータです。実際の調査結果ではありません。
- テストの範囲と教材は学校によってちがいます。学校で配られた範囲表・教科書・授業の進み具合を優先してください。漢字や文法は、範囲に入っている大問だけを選んで解くこともできます。
中3国語 期末テスト予想問題プリント無料ダウンロード【解答・解説つき】
問題PDF(全15ページ)と解答・解説PDF(全8ページ)は別ファイルです。問題用紙は縦書きで、設問のそばに解答欄がある書き込み式。1ページ目に得点欄があり、組・番号・氏名の欄はありません。記述問題の解答欄は7.5mm角のマス目で、指定された字数の上限まで書けます(句読点・かぎかっこ・数字も1字に数えます)。小説と説明文は、本文のページのあと、設問のページにも必要な段落をもう一度載せているので、ページを行き来せずに解けます。A4縦・白黒印刷向けです。マス目の大きさが変わらないよう、「実際のサイズ」(100%)で印刷してお使いください。
中3国語 2学期期末テスト予想問題(目安50分・100点)

- 大問一 漢字の読み書き(16点・問一〜八)
- 大問二 言葉の知識(4点・問九〜十二)
- 大問三 文法と表現(12点・問十三〜十八)
- 大問四 小説を読む(22点・問十九〜二十五)
- 大問五 説明文・論説文を読む(22点・問二十六〜三十二)
- 大問六 古典(16点・問三十三〜三十八)
- 大問七 資料を用いて書く(8点・問三十九〜四十)
ほかのページの様子はこちらです。



解答・解説は「記述の採点基準」と「別解」つき


解答・解説PDFは、40問すべてに正答(解答例)と解説を載せています。
- 記述問題の解答例:字数つきの解答例と、「何が書けていれば何点か」という採点基準。問題によっては別解や、認められる書き方も掲載
- 解説:本文のどこを根拠にするか、まちがえやすい答えはどれかを1問ごとに説明
- 採点の共通ルール(8ページ):解答例と同じ文でなくても、本文・資料に合い、条件を満たす同じ内容の答えは正解。字数の不足・超過は内容点から1点減点、誤字・脱字は意味を妨げる場合に限り1点減点(形式による減点は1問につき合計1点まで)
- 出典(8ページ):古典の本文を確かめた資料などの一覧
出題構成と配点
前半の大問一〜三が知識問題(32点)、大問四・五が現代文の読解(44点)、大問六が古典(16点)、大問七が資料を使って書く問題(8点)です。
| 大問 | 問題番号 | 問題数 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 一 漢字の読み書き | 問一〜八 | 8問 | 16点 |
| 二 言葉の知識 | 問九〜十二 | 4問 | 4点 |
| 三 文法と表現 | 問十三〜十八 | 6問 | 12点 |
| 四 小説を読む | 問十九〜二十五 | 7問 | 22点 |
| 五 説明文・論説文を読む | 問二十六〜三十二 | 7問 | 22点 |
| 六 古典 | 問三十三〜三十八 | 6問 | 16点 |
| 七 資料を用いて書く | 問三十九〜四十 | 2問 | 8点 |
| 合計 | 目安50分・A4縦15ページ | 40問 | 100点 |
読解の大問四・五は、どちらも短く答える問題から始まり、最後に40〜65字程度の記述問題(5点)がある構成です。目標に合わせて、次のように使い分けるのがおすすめです。
| 目標 | 使い方 |
|---|---|
| まず基本を固めたい | 大問一〜三の知識問題(32点)と、読解の記号問題を確実に。漢字は、まちがえた字を3回ずつ書いて覚え直す |
| 記述で点を取りたい | 30〜45字程度の記述から取り組む。解答例と自分の答えを見比べ、採点基準のどの内容が入っていて、どれが足りないかを確認する |
| 高得点を狙いたい | 大問四・五の最後の記述(各5点)と、大問七の作文(6点)を、採点基準で自己採点。条件(字数・使う言葉・触れる内容)をすべて満たしているかをチェックする |
採点基準からわかる、点を落としやすいポイント
国語の記述問題は、「なんとなく合っている」答えでも、必要な内容が1つ足りないだけで減点されます。このプリントの採点基準をもとに、気をつけたい点をまとめました。
- 象徴的な表現は、「実際の様子」と「表している内容」を重ねる
- 大問四・問二十一「自分の足音だけが、少し先を歩いていた」は、「奈緒が先を歩く・自分の考えを押し出すで1点、奏の事情に注意を向けないで2点」。歩く位置の説明だけでなく、それが2人の関係の何を表しているかまで書きます。
- 「いえるか」と聞かれたら、まず立場を書く
- 問二十五は、「否定したとはいえない」という立場で1点、録音を残したことで1点、奏に尋ねる・後ろを歩くなどの根拠で1点、新旧の両方を大切にしているという解釈で2点。立場を書かずに説明だけを書くと、最初の1点を落とします。
- 比喩は、文字どおりに受け取らない
- 問二十四「同じ曲なのに、知らない道が続いていた」は、曲が別の曲になったという意味ではありません。採点は「同じ曲を受け継ぐで1点、相手や場に合わせて工夫するで2点、新しい表現の可能性で1点」です。
- 論説文の記述は、筆者の主張とつなげる
- 大問五・問三十二(主張を確かめる調査の提案)は、「具体的な調査で2点、比べる対象や条件の適切さで1点、本文の主張との論理的なつながりで2点」。思いついた調査を書くだけでなく、何を確かめるための調査かを説明します。
- 敬語は「だれの動作か」で決める
- 大問三・問十七は、自分の動作(聞く)をへりくだる謙譲語なので「伺いました」。「お聞きになりました」は相手の動作に使う尊敬語です。問十六の文のねじれは、主語「目標は」に合わせて「〜書くことです」と直します。
- 2つの資料は、数値を1つずつ使う
- 大問七・問四十は、「方法が明確で1点、資料1の人数で1点、資料2の時間で1点、弱点を補う具体策で2点、全員に届くかを確認する視点で1点」。両方の資料から数値を使うことが条件です。
※ここで紹介しているのは、このプリントの解答・解説PDFに載せている採点基準です。学校のテストでは、先生によって採点の基準がちがうことがあります。
分野別・差がつくポイント
| 分野 | おさえたいポイント | プリントでの出題 |
|---|---|---|
| 漢字 | 「畏敬(いけい)」「妥当(だとう)」「継承(けいしょう)」は、読みと意味をセットで。書き取りは同音異義語に注意 | 問一〜八 |
| 言葉の知識 | 訓読みの言葉が和語(読む)、音読みの熟語が漢語(読書)、外国語から入った言葉が外来語(リーディング) | 問九 |
| 文法 | 「ない」に続く形は未然形、「ば」に続く形・形容動詞の「なら」は仮定形。「せる・させる」は使役 | 問十三〜十五 |
| 小説 | 語り手が、だれの目から人物を描いているか(視点)。行動やものが、人物の変化をどう表しているか(象徴) | 問二十・二十四 |
| 論説文 | 筆者は順位を否定していない。「数字の正確さ」と「それを使った判断の適切さ」を分けて考える | 問二十九・三十一 |
| 古典 | 「おどろく」は「はっと気づく」の意味。俳句の季語は夏草(夏)。和歌は風の音、俳句は夏草の景色が心を動かしている | 問三十四・三十五・三十八 |
| 資料と作文 | 「確認した人数」と「変更にかかる時間」では、よい方法が入れかわる。どの観点を重視するかで結論が変わる | 問三十九 |
句読点・かぎかっこ・数字も1字に数える / マス目はすべて埋めなくてよいが、指定された字数の範囲(○字以上○字以内)で書く / 「なぜか」には「〜から。」、「どういうことか」には「〜こと。」で答える / 本文や資料の言葉を根拠に使う
家庭学習での使い方|4つのステップ
このプリントは、「範囲の確認 → 問題に挑戦 → 採点 → まちがえた問題の解き直し」の流れで使うと効果的です。
- STEP1 範囲を確認する
学校の範囲表を見て、漢字・文法・古典のうち、範囲に入っている内容を確認します。授業で読んだ作品の復習は教科書やノートで行い、このプリントは初めて読む文章での実力確認として使いましょう。 - STEP2 時間を計って問題に挑戦する
7つの大問を通して解くときの目安は50分です。知識問題(大問一〜三)を10分ほどで終え、読解と記述に時間を残すのが理想です。50分はあくまで目安なので、はじめは時間を気にせず最後まで解いてもかまいません。 - STEP3 解答・解説で採点する
記号・漢字は正答と照らし合わせます。記述は、解答例と一字一句同じである必要はありません。採点基準の「〜で1点」「〜で2点」と見比べ、入っている内容の分だけ点をつけます。字数の条件を守れているかも確認しましょう。 - STEP4 まちがえた問題を解き直す
記述問題は、足りなかった内容を赤で書き足してから、何も見ずにもう一度書き直すのが効果的です。記号問題は、まちがえた選択肢のどこが本文と合わないのかを確かめます。漢字と文法は、単元別プリントで類題を練習しましょう。
保護者の方へ:ご家庭での使い方のコツ
- 問題PDFと解答・解説PDFは別ファイルです。問題だけを先に渡し、解答・解説は丸つけのときに出すと、答えを見ずに取り組めます。
- 記述問題の丸つけは、解答例と同じ文章でなくてもかまいません。採点基準に書かれた内容が入っているかどうかを見てください。迷ったときは、解答・解説8ページの「採点の共通ルール」が目安になります。
- 記述が白紙のときは、点数をつける前に「本文のどこを見て答える問題だと思う?」と聞いてみてください。根拠になる段落を見つけるだけでも、次につながります。
- このプリントの文章は、学校の教科書とはちがうオリジナルの文章です。点数が思うように取れなくても、初めて読む文章に取り組んだこと自体が練習になります。どの大問で点を落としたかを一緒に確認しましょう。
よくある質問
- 教科書に載っている作品の問題ですか?
- いいえ。小説と説明文・論説文は、このプリントのために書き下ろした創作文です。特定の教科書の作品には対応していません。授業で読んだ作品の対策は教科書・ノートで行い、このプリントは読解力と記述力を確かめる練習としてお使いください。
- 古典はどの作品が出ますか?
- 和歌・『おくのほそ道』です。短い原文に、語注と独自の設問・解説をつけています。学校で扱う作品とちがう場合は、古語の意味や季語、作品どうしの比べ方など、古典の読み方の練習としてお使いください。
- 解答はついていますか?
- はい。解答・解説PDF(全8ページ)に、40問すべての正答・解説と、記述問題の解答例・採点基準を載せています。
- 記述問題は、解答例と同じでないと正解になりませんか?
- いいえ。解答・解説では、本文・資料に合い、指定された条件を満たす同じ内容の答えは正解としています。部分点の基準も問題ごとに載せています。
- 50分で終わりませんでした。
- 50分は目安の時間です。はじめは時間を気にせず最後まで解き、2回目に時間を計る、という使い方でもかまいません。時間が足りなかった場合は、知識問題と読解のどちらに時間がかかったかを確認しておくと、次の練習に生かせます。
- 印刷するときの注意はありますか?
- A4縦のPDFです。記述問題のマス目(7.5mm角)の大きさが変わらないよう、「実際のサイズ」(100%)で印刷してください。白黒印刷で問題なく使えます。問題用紙は15ページあるので、両面印刷にすると8枚におさまります。
単元別の無料プリントでニガテを補強
予想問題でまちがいが多かった分野は、単元別プリントに戻って練習しましょう。
文法の復習に(中1・中2の内容)
中3国語のプリントは中3国語の無料プリント・問題集、中学国語全体は中学生「国語」無料プリント・問題集にまとめています。
あわせて使いたい中3のプリント
中3英語 2学期期末テスト予想問題関係代名詞・分詞・間接疑問文/解答・解説つき
中3数学 2学期期末テスト予想問題関数y=ax²・相似・二次方程式の利用/解答・解説つき
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まとめ
中3国語の2学期期末テスト予想問題は、漢字・語彙・文法の復習・小説・論説文・和歌と『おくのほそ道』・資料を使った提案を、全7大問・40問・100点満点で確認できるプリントです。現代文はオリジナルの文章なので、初めて読む文章で「根拠を見つけて、条件どおりに書く」練習ができます。解答・解説の採点基準で部分点までつけ、足りなかった内容を書き足して解き直す、という流れで活用してください。
国語のテストで扱う教材は、学校によってちがいます。学校の範囲表・教科書・授業の進み具合を優先し、授業で読んだ作品の復習とあわせてお使いください。
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