『英語学習が早いメリット・デメリットは?』
『幼児の早期英語学習の注意点ってある?』
『英語の勉強が早いとひらがなに影響出るって本当?』
と気になることもありますよね。
今回は早期の英語学習をするメリット・デメリットを解説します。
親御さんの中には、中学校に入るまで全く英語の勉強をしなかったという方も多いのではないでしょうか。
一昔前であれば、中学校になってから英語を本格的に勉強することが当たり前でした。
ただ、最近は2020年からの小学校での英語必修化や国際社会の流れもあり、幼児期の早い段階から英語学習をさせる家庭が急増しています。
実際に、子供の習い事図鑑で200人の親御さんにアンケート調査を行ったところ、6歳(就学前)に何かしらの英語の勉強を始めた家庭は64%にまで登りました。
その位、幼児期からの英語教育の意識は高まっています。
早い家庭であれば、英語学習を0歳,1歳頃から始めている家庭も多いです。
しかし、早期の英語教育は良いのか悪いのか?という議論が良くされますよね。
そこで、今回は英語教育の早期化の効果と注意点をまとめて紹介していきます。
一昔前であれば、英語の早期化によって、日本語の習熟レベルが落ちると言われていましたが、最近では、それらを否定する文献も多く出ています。
実際はどうなのかみていきましょう。
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この記事の目次
子供の英語教育の現状は?
まずは近年の子どもの英語学習の状況を確認しておきましょう。
一番確認しておくべきことは、2020年から小学校で英語必修化が始めることです。
具体的には
小学3,4年生で外国語活動(年35時間)
小学5,6年生で必修化(年70時間)
となります。
今まで、小学5,6年生で行っていた外国語活動が、小学3,4年生に繰り上がり、年35時間近くの授業が行われます。
また、今までの学校の英語教育は、「書く、読む」ということが中心でした。
しかし、これからは「書く、読む、聞く、話す」といういわゆる英語4技能が求められる時代です。
文部科学省としてもこの英語4技能の定着に力を入れていこうとしています。
そんな状況を鑑みて、幼児の段階から準備しておこうという家庭が増えているのが事実です。
実際に、ひらがなよりも先に、ローマ字を読み書きできたり、英語で1~10まで数えられる幼児も珍しくありません。
英語教育早期化への割れる意見
早期英語教育の考え方は、賛成と反対で多くの議論がされています。
実証実験の結果も様々で学者によっての考えかたも異なるのです。
そのため、いつから英語教育をすべきか?という明確な答えはありません。
ただ、早く始めるメリットとデメリットはあるので確認していきましょう。
よくある幼児の英語教育の賛成意見としては下記のようなものがあります。
・幼児から英語を勉強した方が発音もヒアリング力も伸びる
・RとLの違いなど日本人が苦手な部分が聞き分けられるようになる
・子供は日本語と英語の使い方を切り分けられるから問題ない
一方、反対意見としては、下記のようなものがあります。
・家庭学習では意味がない
・親が話せないので難しい
上記のような考え方があります。
しかし、英語教育早期化への反対意見はある一方で、小学校での英語必修化など確実に早期化へ向かっていっていることは事実です。
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それらを踏まえて、早期英語学習の効果と注意点を確認していきましょう。
英語教育早期化のメリット(効果)とは?
早い段階(小学校入学前)に英語を勉強するメリットを確認していきましょう。
・発音が良くなる
・英語の苦手意識がなくなる
・バイリンガルになれる
一つ一つ確認していきましょう。
1.英語耳が身につく
早期英語教育のメリットは「英語耳が身につく事」です。
英語耳とは、英語を聞いて日本語の変換せずにそのまま理解できることを言います。
例えば、AppleやDogなどの簡単ば単語であれば、わざわざリンゴ、犬と脳内で訳さなくても、その単語を聞いただけで意味を理解できるでしょう。
それらをセンテンスや文法にした時にも理解できるようになることが英語耳です。
上記の図のように「I love playing soccer with my friends.」を一つ一つ訳さなくても「私は友達とサッカーをすることが大好きです。」と瞬時に理解できるとコミュニケーション能力は格段に高まります。
また、子どもは模倣が上手です。
特に幼少期はスポンジのように吸収していきます。
中長期的な訓練は必要ですが、これらも早期英語教育の大きなメリットです。
2.発音が良くなる
早期英語教育のメリット2つ目は「発音が良くなること」です。
日本人は英語への苦手意識が高いと言われています。
その苦手な理由一つに「発音に自信がないから..」という意見が多くあります。
せっかく中学英語まで覚えても発音に自信がないから話さない、そして使わなくなる、その後忘れてしまう、、という悪循環になってしまうのです。
幼少期から英語学習をすることで、日本人の苦手とする「RとLの違い」などネイティブに近い発音を発することができる可能性が増します。
これらは、3歳までにネイティブスピーカーの発音を沢山聞く事が重要です。
また発音が良くなると、ヒアリング能力も向上します。
日本人が聞き取りにくい発音も幼少期から英語学習をしておくことで格段に聞き取りしやすくなるでしょう。
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3.英語の苦手意識がなくなる
3つ目の早期英語教育のメリットは「英語の苦手意識がなくなる事」です。
中学生になってからいきなり英語を始めてしますと、それまで習ったことがない事もあり、拒絶反応や苦手意識を持ってしまうことも少なくありません。
その結果、受験でも英語は苦手、、と思ってしまう子ことも多いのです。
早期英語教育では英語をひらがなや数と同様の感覚で勉強していくことがおすすめです。
子どももひらがなのように、アルファベットを記憶していくことが可能でしょう。
早い段階から英語の勉強をしていくことで、英語は特別なことではないと認識することができます。
苦手意識を持たない事は長期的な学習でもとても重要なことです。
園児の英語の勉強法おすすめ7選とは?
次に早期英語学習の注意点を確認していきましょう。
早期英語教育をすることのデメリットとは?
早期英語教育をするデメリットも確認しましょう。
1.日本語力低下の心配がある
早期英語学習では日本語力低下の心配が昔から唱えられています。
ただ、最近の結果では、直接的な影響はないという説も増えているのも事実です。
これまでは、早期英語教育を行うことにより、日本語と英語を同時に学ぶと、結果的に日本語も英語も中途半端になると考えられていたのです。
しかし、世界的には幼少期から2つの言語を取得するバイリンガルは珍しいことではありません。
そのため、両方同時に勉強してもまったく問題ないという意見が増えています。
一つあるとすれば、日本語と英語は文法は大きな違いがあります。
その点で、子どもが勘違いしてしま可能性はあるでしょう。
これらは「ダブル・リミテッド問題」と言われ現在も多くの研究がされています。
幼児期には情操教育もおすすめです。
2.子供のストレスになる場合もある
早期英語教育の多くは、子どもが自ら英語学習をしたいというよりは、親御さんが力を入れているケースが多いです。
将来困らないように、英会話教室に通わせる、早くから英語のCDを聞かせる、ということはどの家庭にもあることでしょう。
勿論、お気持ちは凄く分かります。
ただ、大切なのは、子どもが能動的に興味を持って英語を学んでいるかどうかです。
これが英語力向上にも大きな影響を与えます。
他のスポーツの習い事や音楽の習い事にしても、子供が楽しみながら熱中して取り組んでいるかどうかで成長が全く異なるものです。
まずは、子どもが楽しみながら英語に取り組むように「興味を持たせること」に力を入れてみてください。
子どもに英語を興味を持たせるコツはこちらの記事も
3.受験英語の成績に直結しない場合もある
早期英語教育では、ゲームや音楽を通して英語学習をするケースが多いです。
そのため、細かい文法までは学びません。
例えば、命令形の場合は動詞が先に来て、疑問分の場合は、be動詞が先にくる..など。
受験英語になるとこのような細かい文法の理解も重要です。
早期英語教育に力を入れたからといって、受験に役立つとは言いきれません。
受験英語は受験英語の勉強が必要になります。
しかし、早期英語教育で基礎は学べるので、直感的に受験英語や英検に合格できるこがいることも事実です。
早期英語学習は楽しみながら行う!
早期英語教育にはメリット・デメリットそれぞれがあります。
早く英語を勉強することで
・英語耳が身につく
・発音が良くなる
・英語への苦手意識がなくなる
・将来的に役立つ
等の多くの効果があります。
一方で、早くから英語学習をすると子供の精神的な負担になってしまうこともあるでしょう。
そうなると、英語の勉強が嫌になってしまうこともあります。
まずは「楽しむこと」を重視して、カードゲームやおもちゃを使った英語教育をしていくことがおすすめです。
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