小学生が「家庭学習」を身につける為のコツはどのようなものがあるのでしょうか?
こんにちは「子供の習い事図鑑」(@startoo_)です。
小学生の早い段階で「家庭学習の習慣」を身につけさせたいなと考えることもあります。
ただ、家庭で学習習慣を身につけさせるのって大変ですよね..
よく聞く声は
・宿題をなかなかやらない..
・帰ってきてもゲームばかり…
・通信教育を使うべきなのか..?
・ドリルのレベルはどんなものがいいんだろう?
といういもの。
そこで今回は元小学校教師が小学生が「家庭学習を身につける為のコツ」を解説します。
家庭学習をするメリット・デメリット、体験談やおすすめの教材も合わせて紹介していくので参考にしてみてください!
早いうちに家庭で学習習慣をつけておきたいですよね!
最初に家庭で学習習慣を身につける8つのコツを確認していきましょう。
この記事の目次
家庭学習を身につける8つのコツとは?
小学生が家庭学習を身につける7つのコツはどのような事があるのでしょうか?
一つ一つ確認していきましょう。
1.宿題は帰ってすぐするのが鉄則!
一つ目のコツは「帰宅後すぐ宿題をする」事です。
小学生低学年の間は「宿題をする癖」をつけることが大切です。
学習習慣を身につけることが後々の学力に大きくかかわってきます。
そのため、学校から帰ったらすぐにすることを癖づけましょう。
「おやつを食べたら」というのであれば「何時から始める」というルールをママと決めておくことが大切です。
遊んだ後は、机に向かうのが億劫になる子も少なくありません。
2.質問に答えられる環境をつくる
二つ目のコツは「質問に答えられる環境」を作る事です。
子どもの興味があるものや、関心が湧いている事があるときは知的好奇心が高まっているチャンスととらえ、とことん付き合っていきましょう。
具体的には、
・図鑑をおいておく
・地球儀をおいておく
・辞書を買っておく
ことも有効です。
例えば、世界の事柄に興味があるならテレビの近くに「世界地図」や「地球儀」を置くことで、ニュースで話題になった時に、その国の場所をすぐに調べることができます。
「図鑑」で一緒に学んでみるのもおすすめです。
重要な事は子どもが興味があることに「トコトン熱中できる環境」を作ってあげることです。
\小学生におすすめの図鑑はこちら/
【人気記事】小学生の図鑑で持っておきたいおすすめはどんなもの?
3.親子で一緒に学習をしてみる
3つ目は「親子で一緒に学習をしてみる」ことです。
小学生で虫が好きなら、一緒に虫の名前や生態を調べたり、幼虫から成虫になるまで育ててみるのもいいでしょう。
子どもが本を読んでいて、難しい言葉の意味を聞いてくる場合には、一緒に辞書で調べることで、辞書で調べる癖づけをすることもできます。
ママ・パパも一緒に調べてあげることが勉強嫌いにならないコツなのかもしれないですね!
漢字の書き順をどこで調べたらわかるか、何を調べたら自分の疑問に答えてもらえるのか、
「調べることで疑問が解決すること」を体験することも家庭学習を上手くやるコツです。
\小学生におすすめの本はこちらも/
【人気記事】読むだけで学べる?子どもにおすすめしたい本当に勉強になる漫画5選!
4.副教材は教科書に沿っている内容を選ぶ
4つめは「副教材」を利用することです。
家庭学習が学校の宿題だけだと、少し不安という親御さんは副教材(ドリルや通信教育)の購入を検討してもいいでしょう。
その場合、副教材は「学校の教科書」の内容に近いもの準備することが望ましいです。
小学生の副教材は、学校の予習・復習させるために使うことができます。
計算や漢字の書き取りが苦手というお子さんには、その単元ごとのドリルや通信教育を使うこともおすすめです。
子どもが学習したときには、親御さんが丸をつけることで苦手なところを知れます。
また親が一緒に勉強をすることで安心感や、できたことを認めてくれ「自信」にもつながります。
最近ではタブレットで自動で丸付けや正誤確認ができるものもあります。
小学生の「チャレンジタッチ」などはおすすめできる家庭学習教材です。
\チャレンジタッチはこちらの記事も/
【人気記事】使ってみたからわかる「チャレンジタッチ」をおすすめしたい5つの理由
5.得意な事から始める
5つ目は「得意科目から始める」事です。
家庭学習を習慣にする為には、まず簡単な問題から取り組むのがいいでしょう。
極端ですが、しっかり習慣になるまでは好きな科目だけをやってもいいかもしれません。
苦手な科目や難しい問題から取り掛かると、手が止まってしまい勉強が嫌になってしまいます。
得意な科目から始めることで「自信」を身につけ家庭学習が楽しいものだと実感してもらいましょう。
\子供の学習習慣はこちらの記事も/
「最強の学習習慣」の創り方!自ら勉強机に向かう子を育てるの4つのコツとは?
6.少ない時間でも毎日継続する
6つ目の家庭学習を習慣にするコツは「少ない時間でも毎日継続する」事です。
家庭学習を習慣にする為には歯磨きと同じように「勉強しないと気持ち悪い..」という状態を作りましょう。
その為には「一日10分」でもいいので毎日学習することです。
良くないのは「昨日1時間勉強したから今日は休んでいいか」というもの。
それであれば「1日30分」でも毎日やる方がいいでしょう。
記憶はまとめて覚えるよりも少しずつでも「繰り返し」学ぶ方が定着します。
その為、最初は数分からでも毎日学習していくことがおすすめです。
\子供の学習習慣はこちらの記事も/
【人気記事】「宿題やりなさい!」はもうNG?子供が学習習慣を身につけるコツとは?
7.リビングでも勉強させる
7つ目は「リビングで勉強させること」です。
普通子供の勉強と言えば、勉強部屋で学習させるのが一般的でしょう。
ただ、家庭学習初期の頃は「リビング」で勉強させるのがおすすめです。
その理由は「リビング」の方が集中して勉強ができるからです。
反対に子供の自分の部屋だと気が緩み、漫画を読んだり眠くなったりと集中できない事が増えます。
これは大人でも自宅よりカフェの方が集中して作業ができるのと一緒です。
集中するためには少しの「緊張感」が必要になります。
実際に東大生の多くが小学生の頃「リビング」で勉強していたというデータもあるほどです。
8.できたことにフォーカスをあてて褒める
8つ目は「できたことを褒める」ことです。
小学生では出来ていないことを叱るよりも「できたことを褒める」のが家庭学習のコツ・ポイントにもなります。
宿題や家庭学習で間違いがあったり、できない問題があると
「なんてこんな問題が解けないの」
「もっと勉強しなさい」
と言葉を掛けてしまいがちですが、否定的な言葉を掛けることで勉強嫌いになってしまうこともあります。
まずは「褒めて自信を持たせること」を大切にしましょう。
\子供の褒め方の記事はこちらも/
子供を「やる気にさせる」褒め方のポイントとは?
次に小学生が家庭学習をするメリットを確認しておきましょう。
家庭学習をするメリットは?
小学生が家庭学習を身につけるメリットはどのようなことがあるのでしょうか?
一つ一つ確認していきましょう。
1.自立できる
一つ目のメリットは「自立できる」ことです。
家庭学習では学校や塾とは違い強制的に授業が始まるわけではありません。
その為、ある程度自分でスケジュールをたてて学習していく必要があります。
自ら計画することは今後生活していく中でも必要な事です。
家庭学習を通して自立した習慣を身に付けるメリットは大きいでしょう。
\子供のスケジュール帳はこちらも/
【無料ダウンロード可】子供のスケジュール帳2020年版5種はこれ!子供がスケジュール帳を使う4つのメリットとは?
2.塾に通うより経済的
家庭学習をする2つ目のメリットは「経済的」である事です。
家庭学習の場合、塾に通うよりも大幅にリーズナブルにすみます。
塾に通った場合は、毎月1~2万程度かかるでしょう。
家庭学習の場合はドリルや通信教育を使っても数千円で済むことが多いです。
小学生の場合、他の習い事もしているのでリーズナブルなのは大きいメリットになります。
\学習習慣にはスタディサプリもおすすめ/
【人気記事】スタディサプリの小学講座って使える?使えない?利用者の声聞いてみた
3.送り迎えが必要ない
3つ目の家庭学習をするメリットは「送り迎えが必要ない」ことです。
送り迎えがあると親としては仕事や予定の調整をしなければいけないため大変になります。
また送った後の待ち時間もどう過ごしていいかわからないという声は多いです。
家庭学習をすることで送り迎えがなくなるメリットは大きいでしょう。
\子供の習い事の送り迎えはこちらの記事も/
子供の習い事の送迎が大変..はもう終わり?送迎サービスを使う8つのメリット・デメリットとは!
次に小学生が家庭学習をするデメリットも確認しておきましょう。
家庭学習をするデメリット(注意点)はある?
小学生で家庭学習をする際の注意点はどのようなところがあるのでしょうか?
1.すぐに質問ができない
一つ目の家庭学習の注意点は「すぐに質問ができないこと」です。
家庭学習の場合宿とは違い教えてくれる先生はいません。
そのため分からないことがあった時にすぐに質問ができないことがデメリットです。
分からないことがあった時には親に聞くか自分で調べると言った自主的な行動が大切になります。
2.時間を管理して学習する必要がある
二つ目は「時間管理を自らする必要がある」ことです。
学校や塾であれば「チャイム」がなれば授業が始まっていきます。
家庭学習の場合、勉強する時間は自分でコントロールしなければなりません。
上手くコントロールできれば自立できますが、うまくいかない場合、だらだらと学習をしてしまう可能性もあります。
3.教材等を選ぶ必要がある
三つめの注意点は「教材を選ぶ必要がある」ことです。
塾であれば子供に合った学習教材を選択して出題してくれます。
家庭学習の場合は親が子供の学習レベルを把握して問題集を買ってあげなければなりません。
そういった意味では、ノウハウが詰まった通信教育を使うのもいいですね。
次に小学生の家庭学習でおすすめの通信教育を確認しておきましょう。
小学生の家庭学習におすすめの通信教育は?
小学生が家庭学習する際におすすめの通信教育を四つ厳選して紹介していきます。
1.チャレンジタッチ
1つ目は「進研ゼミ:チャレンジタッチ」です。
進研ゼミチャレンジタッチは通信教育大手の「ベネッセ」が提供しています。
親御さんの中にも子供の頃「進研ゼミ」を使っていた方は多いのではないでしょうか?
今では「紙のテキスト学習」か「タブレット学習」を選択できるようになっています。
また2020年から小学生で必修化される「プログラミング学習」も合わせてできるのも特徴です。
費用や体験談に関しては下の記事も参考にしてみてください。
\チャレンジタッチはこちらの記事も/
小3からチャレンジタッチを使ってみた感想!特長・デメリット・評判は?
2.スマイルゼミ
二つ目はスマイルゼミです。
スマイルゼミは「タブレット学習」に特化しています。
「タブレット学習ってどうなの?」と考えている親御さんを納得させるような機能が多々付いているのです。
例えば、
・自動で丸つけ
・間違えた問題を忘れた頃に出題する
・親御さんへの学習進捗報告
・英語の正しい発音を学べる
などタブレット学習ならではの機能が多くあります。
資料請求をすると原寸大のタブレット資料をもらえるので確認してみてください。
また費用や実際に使ってみた感想は下の記事もおすすめです。
\スマイルゼミはこちらの記事も/
【小学3年生】スマイルゼミを半年使ってみた感想!特長と評判・口コミは?
3.Z会
三つ目はZ会です。
Z会と聞くと「難しそう..」という印象を受ける方が多いでしょう。
ただ、小学生コースであればレベルに合った良質な問題を受けることができます。
Z会も「テキスト学習」か「タブレット学習」を選択することができます。
普段学校のテストで「100点近くとっていて物足りない..」という子には大変おすすめです。
Z会の最大の特徴は「添削サービス」があることでしょう。
子供にとって第三者の方から自分が解いた問題を「添削」してもらうことはいい緊張感になり集中力を生みます。
より学力を成長させるきっかけになるでしょう。
実際にZ会小学生コースを使ってみた感想や体験談、費用については下の記事も確認してみてください。
\Z会はこちらの記事も/
【再検討必至】Z会小学生コース、1年間使ってみた感想は?
4.まなびwith
四つ目はまなびwithです。
まなびwithは「小学館」が提供しています。
まなびwithの最大の特徴は「思考の達人ツール」です。
これは学校のテストでいい点数を取るだけではなく「自分で考える力」を身につけることを大切にしようという考えが現れています。
例えば、
・コンビニとスーパーの違いは?
・新聞とテレビの違いは?
・ 日本とインドの学校の授業の違いはどんなことがある?
など自ら考えながら学習をしていくスタイルをとっています。
そのため、今後のAI社会では大切される「自分で考える力」が身につくものです。
実際にまなびwithを利用している家庭の体験談や評判は下の記事も参考にしてみてください。
費用やメリット・デメリットも解説しています。
\まなびwithはこちらの記事も/
まなびwith(ウィズ)小学生の評判は?他の通信教材との比較と使ってみた感想
次に家庭学習を行っている家庭の体験談も確認しておきましょう。
家庭学習の体験談は?
家庭学習を行って「うまくいった例」「失敗談」も紹介していきます。
家庭学習が上手くいった例は?
最初にうまくいった例です。
「テストの平均点が15点上がった!」
家庭学習を習慣にしてから3ヶ月経ちます。
成果としては学校のテストの平均点が15点ほど上がりました!
我が家で一番効果的だったのは、少ない時間でも毎日勉強する事です。
最初は5分程度から始まって今では1時間ほど毎日勉強をしています。
親が「勉強しなさい」と言わなくても自ら勉強するようになったのは大きいです。
逆に勉強しないと気持ち悪いと言う感覚になっているみたいですね。(小学4年生 保護者)
「通信教材が上手くいった」
我が家で家庭学習を習慣にできたきっかけは「通信教育」です。
チャレンジタッチを使って勉強をしています。
最初は「タブレット学習って少し不安..」と考えていたのですが思い過ごしのようでした。
子供も自分のタブレットを持てることが嬉しいのか毎日学習しています。
分からないことがあればタブレット以外でも自分で調べて勉強できているので「自ら学習する習慣」が身についたなと嬉しい気持ちになっています。(小学3年生保護者)
「リビングで勉強させたのが良かった」
家庭学習を始めてから半年ほど経ちました。
最初の頃効果的だったのは「リビング」で勉強する事です。
自分の部屋だとダラダラと学習してしまっていて集中力が持っていませんでした。
リビングで勉強するようになってからは「短い時間を集中して濃い勉強ができるようになった」と本人も言っています。
実際に学校のテストも平均点は10点以上伺っています。
いい緊張感を生み出すリビングでの勉強がおすすめです。(小学4年生保護者)
\小学生の学習はこちらの記事も/
先取り学習は必要ない?小学生が本当にやるべき3つのこととは!
家庭学習の失敗談は?
次に失敗談です。
「集中できず塾へ行かせることに…」
家庭学習を始めたのですが集中できずに結局塾へ行かせることにしました。
今考えればいきなり長時間勉強させようとしたのが良くなかったなと感じています。
塾に行ってからは勉強に自信が持てたのか?自然と家でも出るようになってきました。
まずは子供に「自信」を持たせることが重要だなと反省しています。(小学5年生保護者)
「質問に答えるのが大変..」
家庭学習をしてから質問に答えなければならないことが増え大変でした…
分かる問題はいいのですが分からない所は一緒に勉強をして取り組んでいます。
ただ仕事や家事もしなければいけないこともあるので最近は塾に行かせることを検討しています。(小学3年生保護者)
\小学生の学習はこちらの記事も/
ドリルやCDだけじゃ無意味?小学生に必要な英語教育とは
まとめ:少ない時間でも毎日やることから!
小学生が家庭学習を身につけるためには
・少ない時間でも毎日行うこと
・リビングなどで勉強する
・通信教育を活用する
・ 簡単な問題から取り掛かる
などの工夫が必要です。
これらをうまく活用して「家庭学習の習慣」が身につけば多くのメリットがあります。
もちろん塾に通うことも悪いことではないのですが、どちらにしても「家庭学習」を身につけておく方が成績は伸びやすいです。
是非今回の内容を一つでも取り入れてみてはいかがでしょうか?
紹介しきれなかったドリルや通信教育はこちらの記事も参考にしてみてください。
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