夏休みは生活のリズムがくずれやすく、勉強もつい後回しになりがちです。そんなときに役立つのがすごろく。サイコロを振ってコマを進めるだけなので、ドリルを嫌がる子でも「もう1回!」と自分から取り組んでくれます。このページでは、学習版・生活版・夏の思い出版・自由記入版の4種類を、やさしいシンプルデザインとイラストいっぱいのデザインの2パターン、合計8枚のA4よこPDFで無料配布しています。文字はすべてひらがな中心なので、ひらがなが読めるようになった年中さんから小学生まで一緒に遊べます。毎日の学習チャレンジを記録したい方は夏休み学習ビンゴ、生活習慣を数値で管理したい方はお手伝い表や夏休みの宿題チェック表もあわせてご利用ください。
この記事でわかること
01夏休みすごろくが最後まで続く5つの工夫1回5分・もどるマスなしの設計見る →024種類のすごろく、どれを選ぶ?学習版/生活版/夏の思い出版/自由記入版見る →03【無料DL】夏休みすごろくプリント全8枚4種×2デザイン/A4よこPDF見る →04遊び方3ステップとサイコロ・コマの用意家にあるもので今すぐ遊べる見る →05先生・園向けの活用アイデア生活指導・学童のすきま時間に見る →06よくある質問何歳から?サイコロは付いている?見る →
夏休みすごろくが最後まで続く5つの工夫
1回5分で終わる17マスにする
すごろくは長すぎると途中で飽きてしまいます。このプリントはスタートとゴールを含めて15〜17マスなので、2人で遊んで5分ほど、3人でも10分以内に終わります。「もう終わり?」と物足りないくらいで切り上げるのが、翌日また遊びたくなるちょうどよい長さです。
「もどる」「1回休み」のマスを入れない
全8枚とも、マイナスのマスはひとつも入れていません。あるのは「おてつだいできたら1マスすすむ」のような前に進むマスだけです。年少・年中さんは1マス戻るだけで泣いてしまうこともあるので、誰でも必ずゴールできる設計にしています。
サイコロとコマは家にあるものを使う
コマは消しゴム・おはじき・ペットボトルのキャップ・折り紙を三角に折ったものなど、色や形が違えば何でもかまいません。サイコロが見つからないときは、1〜6を書いた紙を折って箱に入れて引く「くじサイコロ」でも遊べます。「自分のコマを選ぶ」ところから始めると、それだけで気分が上がります。
大人も1人のプレイヤーとして参加する
読み上げ係や審判ではなく、いっしょにコマを進めてください。大人が「あいうえお」を言ったり歯みがきのまねをしたりする姿を見ると、子どもは恥ずかしがらずに取り組みます。勝ち負けがつくので、大人が本気で悔しがるくらいがちょうどよいです。
冷蔵庫に貼って「1日1マス」でも使える
サイコロを使わず、1日1マスずつシールを貼ったり色をぬったりして進める使い方もできます。生活版なら「今日は⑤のくつをそろえるまで」と区切れば、夏休み40日をゆっくり1枚で走りきれます。コピーを取って兄弟それぞれの分を用意するのもおすすめです。
4種類のすごろく、どれを選ぶ?
同じ4種類を「シンプルデザイン(白地+かわいいカット)」と「イラストデザイン(背景まで描き込んだ絵本風)」の2パターンで用意しています。中身のお題は同じ系統なので、印刷のインク量を抑えたいときはシンプル版、遊びの雰囲気を盛り上げたいときはイラスト版を選んでください。
あいさつ・あいうえお・数をかぞえる・絵本を1ページ読む・○をかく・しりとり・時計を見るなど、机に向かわなくてもできる学びのお題。イラスト版には「2+3」のたし算マスも入っています。
朝ごはん・歯みがき・手洗い・くつをそろえる・おもちゃをしまう・水を飲む・早ねなど、夏休みにくずれやすい生活習慣がそのままお題になっています。
「すいかを食べたかな?」「花火を見たかな?」など、夏の体験をふり返って話すお題。作文や絵日記のネタ探しにもそのまま使えます。
マスが空白になっている白紙タイプ。子ども自身にお題を書かせると、「相手が何をしたら楽しいか」を考える練習になります。名前や日付を書き込んで宿題の記録にも。
【無料ダウンロード】夏休みすごろくプリント全8枚
すべてA4よこのPDFです。サムネイル画像をクリックすると原寸のPNG画像が別タブで開くので、印刷前に中身を確認できます。「プリントを無料ダウンロード」ボタンからPDFを開いて、そのまま印刷してお使いください。A3に拡大コピーすると数人で囲みやすくなります。
学習版(シンプルデザイン)
白地にすいか・風鈴・ひまわりなどのカットを散らした見やすいデザイン。「あいさつをしてみよう」「あいうえおをいってみよう」「1から5までかぞえよう」「えほんを1ページよもう」「まるを1つかいてみよう」「とけいをみてじかんをいってみよう」など、文字はすべてひらがな。⑨だけ「おてつだいできたら1マスすすむ」のボーナスマスです。
学習版(イラストデザイン)
青空と草原を描いた絵本風の1枚絵に、丸いマスとオレンジの矢印で進む道が描かれています。「1から10までかぞえよう」「しりとりを1かいしよう」「たしざんを1もんしてみよう(2+3)」「とけいをみてじかんをいおう」など、シンプル版より一段くわしいお題。ゴールは花火の夜空になっています。
生活版(シンプルデザイン)
「あさごはんをたべよう」「はをみがこう」「てをあらおう」「おかたづけをしてみよう」「くつをそろえよう」「おみずをのもう」「はやねをしよう」「つめをきっておこう」など、夏休みにくずれやすい生活習慣を1マスずつ。⑧「おてつだい」と⑭「あいさつ」の2つが1マスすすめるボーナスマスです。
生活版(イラストデザイン)
草原の道を進むイラストタイプの生活版。「あさごはん」「はをみがこう」「てをあらおう」「こんにちはをいおう」「くつをそろえよう」「トイレにいこう」「ありがとうをつたえよう」「じぶんできがえてみよう」「はやねをしよう」と1日の流れに沿って並び、最後の⑮は「すてきな1日になったね!」でしめくくります。
夏の思い出版(シンプルデザイン)
「すいかをたべたかな?」「はなびをみたかな?」「うみやかわにいったかな?」「たのしかったことを1ついおう」「おでかけしたばしょをいってみよう」「いちばんうれしかったことは?」など、話しながら夏をふり返るお題ばかり。浮き輪・貝殻・砂の城など海のカットで、遊んだあとの気分を思い出しやすくしています。
夏の思い出版(イラストデザイン)
家族でのおでかけ、水鉄砲、イルカやペンギン、ひまわりなどのイラストが背景まで描き込まれた1枚絵。お題はシンプル版と同じ系統で、「なつのうたを1つうたおう」「みずあそびしたかな?」「またやりたいことをいおう」「ありがとうをつたえよう」まで。夏休みの終わりに家族で1回まわすと、そのまま思い出の整理になります。
自由記入版(シンプルデザイン)
マスの中が空白になっている白紙タイプ。左上のスタートから右下のゴールまで、14マスに好きなお題を書き込めます。夏休みの宿題を1つずつ書いてチェック表として使ったり、きょうだいでお題を出し合ったり。スタートとゴールは文字ではなくイラストで示されています。
自由記入版(イラストデザイン)
草原と砂浜が描かれたイラストタイプの白紙版。マスの大きさに大小があるので、長いお題は大きい円に、短いお題は小さい円に書き分けられます。誕生日会やお泊まり会のレクリエーションに、その日だけのすごろくを作るのにも向いています。
遊び方3ステップとサイコロ・コマの用意
印刷して、コマとサイコロを用意する
A4よこで印刷します(人数が多いときはA3拡大がおすすめ)。コマは消しゴム・おはじき・ペットボトルのキャップ・小さなフィギュアなど、色や形が違えば何でもかまいません。サイコロがない場合は、1〜6を書いた紙を折ってひく方法でも遊べます。
スタートからサイコロを振り、止まったマスのことをやってみる
順番にサイコロを振り、出た数だけ進みます。止まったマスに書かれていることを実際にやってみてから、次の人にサイコロを渡します。読めない字は大人が読み上げてかまいません。「おてつだいできたら1マスすすむ」のマスは、その場でできることを1つやればOKです。
ゴールしたら、できたことを1つほめて終わる
先にゴールした人が勝ちですが、全員がゴールするまで続けるのがおすすめです。終わったら「今日は歯みがきのマス、自分から言えたね」と、できたことを1つ具体的にほめてしめくくります。生活版で気づいた習慣は、翌日から実生活で声をかけると定着します。
先生・園向け|夏休みすごろくの活用アイデア
夏休み前の指導、預かり保育や学童での空き時間、2学期はじめの導入などにお使いいただけます。園・学校・学童・塾での印刷配布も歓迎です。
生活版を配って「自分がとくに気をつけたいマスに色をぬろう」と声をかけると、生活目標を一方的に伝えるより自分ごとになります。そのまま家庭に持ち帰らせれば、保護者への生活習慣の呼びかけにもなります。
学習版のイラストデザインには数をかぞえる・しりとり・たし算1問・時計を読むといったお題が入っています。サイコロの目を読む、進む数だけ数えるという行為そのものが数の練習になるため、ワークシートに抵抗のある子にも取り組ませやすい教材です。
1回5分で終わり、道具は紙とサイコロだけ。異年齢の子が同じ盤面で遊べるので、高学年が低学年に読み上げてあげる関わりも生まれます。ラミネートすれば繰り返し使えます。
空白マスに自分でお題を書かせる活動は、相手意識をもって文を書く練習になります。「読む人がすぐできること」「1文で書くこと」という条件をつけると、短く分かりやすく書く力の指導につなげられます。
おうちの方へ
夏休みの生活が乱れると、つい「早く起きなさい」「宿題は?」と声が増えてしまいます。すごろくのいいところは、その注意をゲームのマスに肩代わりさせられることです。「歯みがきしなさい」ではなく「あ、歯みがきのマスに止まったね」で済むので、同じことを伝えているのに空気が険しくなりません。遊ぶ時間は1日5分で十分です。むしろ短く切り上げて「また明日やろう」で終わるほうが続きます。夏の思い出版は、夏休みの終わりに1回まわしておくと、作文や絵日記のネタ集めがぐっと楽になります。
毎日の学習を記録していきたいなら夏休み学習ビンゴ、読んだ本を記録するなら夏休み読書ビンゴがおすすめです。早起きの習慣づけにはラジオ体操カード、宿題の進み具合を見える化するなら夏休みの宿題チェック表が便利です。
夏休みすごろくプリントのよくある質問
Q夏休みすごろくのプリントは無料で使えますか?
Aはい、8枚すべて無料でダウンロード・印刷してお使いいただけます。ご家庭・幼稚園・保育園・学校・学童・塾などでの印刷配布も歓迎です(PDFファイル自体の再配布・販売はご遠慮ください)。
Q何歳から遊べますか?
Aお題の文字はすべてひらがな中心なので、ひらがなが読めるようになった年中〜年長さんから遊べます。文字がまだ読めない場合も、大人が読み上げてあげれば3歳ごろから楽しめます。小学生には、たし算やしりとりのお題が入った学習版のイラストデザイン、または自分でお題を書く自由記入版が向いています。
Qサイコロやコマは付いていますか?
Aプリントはすごろくの盤面のみで、サイコロ・コマの切り取りパーツは付いていません。コマは消しゴム・おはじき・ペットボトルのキャップなど、サイコロはご家庭のもの(または1〜6を書いた紙をひく方法)をお使いください。道具をそろえる必要がないぶん、思いついたときすぐ遊べます。
Q何人で遊べますか?印刷サイズはどれがよいですか?
A2〜4人がちょうどよい人数です。A4よこでそのまま印刷しても遊べますが、3人以上で囲む場合や園・学童でお使いの場合はA3に拡大コピーするとマスが見やすくなります。何度も遊ぶならラミネート加工がおすすめです。
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