夏休みの自由研究で「実験はできたのに、まとめ方がわからない」とつまずくお子さんはとても多いもの。このページでは、予想→方法→結果→考察という研究の流れを1枚に整理できる実験記録シートを無料で6種類配布します。1回だけの実験から、条件をそろえる比較実験、くり返す実験、グラフでまとめる実験まで対応。書き終えたシートは、そのまま模造紙のレイアウトに貼るだけで発表用のまとめになり、文章の組み立ては自由研究まとめ方シートが助けてくれます。
この記事でわかること
01実験記録シートの書き方5つのコツ予想と考察でつまずかないために見る →02無料の実験記録シート6種をダウンロード1回用・比較・条件変更・複数回・グラフ付き見る →03実験記録シートの使い方3ステップ予想→実験→考察の進め方見る →04先生向け・授業での活用アイデア理科の記録指導・評価への活用見る →05よくある質問考察って何を書けばいい?など見る →
この記事の目次
実験記録シートの書き方|5つのコツ
目的(テーマ)は「調べたい1つ」にしぼる
「なぜ?」「どうなる?」を1つの文にすると、実験も考察も書きやすくなります。『氷は何をかけると早くとける?』のように、比べるものが1つだけの問いにするのがコツです。
予想は「理由」までセットで書く
「〜だと思う。なぜなら〜だから」と理由まで書いておくと、結果と見くらべたときに考察の言葉が自然に出てきます。予想は外れてもまったく問題ありません。
方法は「あとで同じにできる」ように番号で
使ったもの・分量・回数を①②③と手順で書いておくと、もう一度たしかめたいときに同じ条件でやり直せます。これは実験でいちばん大切な『再現性』の考え方です。
結果は「見たまま」を数字と絵で
感想ではなく、大きさ・時間・色・数など測れることを記録します。方眼のスペースにはグラフや簡単なスケッチをかくと、変化がひと目で伝わります。
考察は「予想と結果をくらべて」書く
「予想は〇〇だったが、結果は△△だった。理由は□□と考えられる」の型に当てはめるだけ。うまくいかなかった原因を書くのも立派な考察です。
実験記録でよく使う3つの言葉
実験する前に「どうなるか」を理由つきで考えること。当たり外れよりも、なぜそう考えたかが大切です。
実験して実際に起きたこと。数字・時間・色など、だれが見ても同じにわかる形で記録します。
予想と結果をくらべて「なぜそうなったか」を考えること。自由研究でいちばん評価されるポイントです。
【無料ダウンロード】実験記録シート6種類
使いたい実験に合わせて選べる6種類。すべてA4サイズのPDFで、印刷してそのまま書きこめます。(小3〜中学生対応)

実験記録シート(1回用)
実験名・目的・予想・準備するもの・方法・結果・考察・次に試したいことまでを1枚に。はじめての実験記録はこの基本シートから。方眼スペースに数値やスケッチも書けます。

実験記録シート(比較実験)
「AとBでどうちがう?」を調べる比較実験用。同じにする条件とちがえる条件を分けて書き、結果をA・Bの表で対比できるので、考察がぐっと書きやすくなります。

実験記録シート(条件変更)
温度・量・時間などの条件を変えて調べる実験に。『変える条件』と『変えない条件』を意識でき、条件1〜4の結果を並べて記録。中学年〜のレベルアップにおすすめです。

実験記録シート(複数回実験)
同じ実験を何回もくり返して調べるためのシート。1回目〜5回目の結果と平均をまとめられ、「1回だけでは分からない」データのばらつきに気づけます。

実験記録シート(グラフ付き)
時間や回数で変化するものを調べる実験に最適。記録した数値を方眼にグラフ化でき、『グラフからわかること』を書く欄で読み取りの力も育ちます。

実験まとめシート
実験が終わったあとの清書・発表用。テーマ・仮説・結果の要点・スケッチ・考察・失敗した点と改善点・次に調べたいことまで、研究全体を1枚にまとめられます。
実験記録シートの使い方|3ステップ
実験の前に「目的と予想」を書く
まず実験名・目的・予想を記入します。予想は理由つきで。ここまで書いてから実験を始めると、何を見ればよいかがはっきりします。
実験しながら「結果」をその場で記録
見えたこと・測ったことをその場でメモ。あとでまとめて書こうとすると忘れてしまうので、数値やようすは実験中に書きこむのがコツです。
終わったら「考察」でしめくくる
予想と結果を見くらべ、「なぜそうなったか」「次はどうしたいか」を書きます。うまくいかなかった実験も、原因を考えれば立派な研究になります。
先生向け|実験記録シートの活用アイデア
理科の観察・実験レポート指導や、夏休みの自由研究課題としてお使いいただけます。学校・学童・塾での印刷利用も歓迎です。
自由研究の質の差は『考察の書き方』に出ます。1回用シートの流れをクラスで共有しておくと、家庭での取り組みでも一定の型で書けるようになります。
小3〜4は1回用・比較実験、小5〜6や中学生は条件変更・複数回・グラフ付きへ。同じ枠組みで難易度だけ上げられるので、系統的な指導がしやすくなります。
『変える条件・変えない条件』欄や複数回記録の平均欄が、対照実験や条件制御の考え方を無理なく体験させてくれます。
まとめシートは、思考・判断・表現の観点で見取りやすい構成。考察と改善点の記述から、探究のプロセスを評価できます。
おうちの方へ
実験のテーマは、身近な『なぜ?』から選ぶと続きます。氷のとけ方、植物の水あげ、紙飛行機の飛び方など、材料が家にあるものがおすすめです。うまくいかなくても『どうしてだろうね』と一緒に考える時間そのものが、いちばんの学びになります。結果より、考えた過程をたっぷりほめてあげてください。
記録がたまったら、発表用の仕上げは自由研究の模造紙レイアウトに貼るのが近道です。文章としてのまとめ方に迷ったら、記入例つきの自由研究まとめ方シートもあわせてどうぞ。
実験記録シートのよくある質問
Q実験記録シートは無料で使えますか?
Aはい、6種類すべて無料でダウンロード・印刷してお使いいただけます。ご家庭・学校・塾などでのご利用も歓迎です(再配布・販売はご遠慮ください)。
Q「考察」には何を書けばいいですか?
A「予想は〇〇だったが、結果は△△だった。理由は□□と考えられる」の形で書くのが基本です。予想が外れた理由や、次に試したいことを書くのもよい考察になります。
Qどのシートを選べばいいですか?
A1回だけの実験なら「1回用」、条件を変えて比べるなら「比較実験」や「条件変更」、くり返すなら「複数回実験」、数値の変化を見るなら「グラフ付き」がおすすめです。
Q実験が失敗しても自由研究になりますか?
Aなります。「なぜ失敗したか」を考えて書くこと自体が立派な考察です。まとめシートの『失敗した点・改善点』欄を活用してください。
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