成績が伸びる子、伸びない子の違いは何があるのでしょうか?
こんにちは「子どもの習い事図鑑」(@startoo_)です。
「成績が伸びているあの子はうちの子と何が違うんだろう?」と思ったことありますよね。
子供同士を比べることはよくありませんが、良いことは聞いて変えられることは変えていけるといいですよね。
ただ、どのようにすれいいか分かりません…
「成績が上がらない子の特徴ってあるのかな?」
「成績が上がりやすい子供はどんな特徴があるんだろう?」
「成績を上げる為に親ができる事を知りたい!」
などなど考えます。
今回は、分かりやすく成績が上がりやすいこの特徴を詳しく解説します。
同時に成績が上がらない子の特徴や成績が上がる為にやっておきたいことも紹介するので確認してみてください。
子供の教育費はいくらかかるの?目安平均相場・貯め方・捻出方法も解説!
この記事の目次
成績が上がりにくい子どもの5つの特徴は?
最初に成績が上がりにくい子が普段どのような生活をしているのかを確認していきましょう。
この特徴を捉えることで「成績が上がりづらい」ことを回避できる場合もあります。
1.勉強を始めるまでが遅い
一つ目の特徴は「勉強を始めるまでのスタートが遅い」ことです。
例えば、いざ勉強をしようと机に座っても、
・学校のプリントの整理を始める
・机の上を綺麗にしだす
・文房具を整える
・ YouTubeや漫画を読んでしまう
ということがあります。
このように勉強を始めるまでの時間が長いと子供は机に座っている時間を勉強している時間と勘違いしてしまうことがあります。
「机に座っている時間=勉強している時間」ではありません。
ではどうすれば、勉強までの時間を早めることができるのでしょうか?
そのコツは、二つあります。
1.簡単な問題から取り組む
2.先日やり残した問題から取り組む
ことです。
一つ目は「簡単な問題から取り組むこと」です。
勉強する時に最初から難しい問題を解こうとすると腰が重くなり、初動が遅くなります。
そのため、小学生であれば漢字の問題や百ます計算などを簡単に解ける学習をすることがお勧めです。
これにより勉強のリズムを作ることができます。
二つ目に前日に「勉強を切りのいいところで止めないこと」です。
あえて中途半端なところで終わらせてその問題の続きからやるとスムーズに学習に入れます。
どうしてもキリがいいところまで終わらせたくなってしまいますが、
きりのいいところで終わらせると次の日にまた新しい単元からスタートしなければなりません。
そうすると「また新しいことを始めるのは気が重い..」となり勉強までの初動が遅くなってしまうのです。
この「二つのポイント」に注意して学習してみてください。
2.目標が学習時間になっている
成績が上がりづらい子の特徴二つ目は「勉強の目標が学習時間」になってしまっていることです。
よく小中学生の学習時間の目安は「学年×10分」と言われます。
もちろん間違いではないのですが、人によって学習の「質」は違います。
例えば「1時間雑に勉強していること」よりも「10分だけでも集中している子」の成績が上がりやすいことはよくあります。
つまり、小中学生の学習で重要なのは「時間」ではありません。
重要な事は「集中(質)」×「時間(量)」の両方なのです。
子供も親も「たくさんの時間勉強しているから大丈夫」と思い込みが悪い方向に繋がってしまうケースもあります。
時間だけでなく「集中しているかどうか?」も確認するようにしましょう。
そういった意味では「隙間時間」を大切にすることも重要です。
集中さえしていれば、ちょっとした隙間時間も有効な勉強時間になります。
よく、「まとまった時間を取らないと勉強できない」という子もいますが、
成績が上がりやすい子は「隙間時間を大切にする」傾向があります。
ご飯を食べる前やお風呂に入る前、習い事の送り迎えの時間なども大切にしてみましょう。
隙間時間を有効な学習時間に変えるには「スタディサプリ」などの動画教材がおすすめです。
・スタディサプリ小学講座の感想はどう?効果やデメリット【体験談】
・スタディサプリ中学講座の「メリット・デメリット」は?利用者が特長・口コミ、評判も解説
3.勉強しなさいと言われてから勉強する
成績があがりにくい子供の特徴を三つ目は「勉強しなさい!」と言われたから始める子です。
反対に成績が良い子は「勉強しなさい」とは言われません。
東大生のおおくにアンケートを取った調査では、小学生の頃に親から「勉強しなさい」と言われた子はほとんどいなかったのです。
つまり「自ら学習する習慣」を身につけなければならないということです。
4.テストの時期しか勉強しない
四つ目は「テストの期間」しか勉強しないことです。
学校のテストが近くなると焦って勉強する子は、なかなか成績が伸びづらくなります。
短期間だけ学習することは、そのぶんだけ記憶が無くなるのも早いです。
その時覚えたことも3日経てばほとんど忘れていることになります。
しっかり記憶に定着させるためには、少ない時間でもいいので「毎日学習すること」が大切です。
寝る前の10分でも毎日継続することで効果が出てくるでしょう。
\子供の学習習慣についてはこちらの記事も/
「最強の学習習慣」の創り方!自ら勉強机に向かう子を育てるの4つのコツとは?
5.アウトプットが少ない
5つ目の最後の特徴は「アウトプットの量が圧倒的に少ない」ことです。
例えば教科書がたくさん読むけど問題を解く量やテストを想定した学習が少なければ成績は上がりづらいです。
もちろんインプットも大切なのですが、同じぐらいアウトプットも重要になります。
人間の記憶はインプットとアウトプットを繰り返すことで定着するのです。
よくあるのが、ノートをきれいに取りすぎて「アウトプットした気になっている」パターンです。
先ほどもお伝えしましたが時間ではありません。
もちろん学習した内容をノートに綺麗にまとめることは悪いことではないので、おすすめは殴り書きできるアウトプット用のノートを別で用意することです。
子供のノートの取り方はこちらも参考に
では次に「成績が上がりやすい子」の特徴を確認していきましょう。
成績が上がりやすいこの特長は?
成績が上がりやすい子はどのような習慣や気持ちを持っているのか確認してみましょう。
1.集中力がある
やはり、集中が続く子は伸びます。
今の世界は、集中を削ぐ、キラキラしたものがそこら中にあります。
動画、携帯、漫画、ゲームなどの誘惑は強いものです。
それを断ち切って集中できる子は、思考が深くなるので学習の浸透度が違います。
先ほどお伝えした通り、学習は「時間」だけでなく「集中力」も大切です。
1時間机に座っていても、集中していなければあまり意味はありません。
子供の集中力についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
子どもの「集中力」を上げる方法とは?家庭で実践できること!
2.メリハリをつけられる
2つ目は「メリハリ」です。
勉強の時間、思いっきり遊ぶ時間、習い事の時間、お手伝いをする時間をしっかり分けています。
もちろん、ロボットのようではありません。
例えば、勉強の時間のアラームがなったら、すぐにゲームをセーブモードにして机に向かうようにするのです。
逆に勉強も終わりの時間を決めておくことが大切になります。
はじめの時間だけでなくて、「勉強を辞める時間」を決めておくことで「早く終わらせないと!」とメリハリを付けることができるのです。
3.興味関心が高い
成績が伸びる子の特長は興味関心が高い事です。
学んだ知識を楽しめます。
「あ~だから、○○ってこうなってるんだ!」と勉強中に発見がよくあります。
また、自分で気になったものをどんどん調べます。
そして、生活と結び付けるので、勉強が机上だけのものにはなりません。
試験結果などにすぐには表れないかもしれませんが、総合力が高いので、じわじわと力を発揮します。
この力を身につける為には、普段の生活での親子の会話が重要です。
子供から質問をされたときに、すぐに答えを言ってしまうのではなく「なんでだと思う?」と考えさせることが大切になります。
このような「なぜだろう?」と考える習慣が興味関心に繋がってきます。
興味関心を高めるには「アクティブラーニング」もおすすめです!
子供を「理系脳」にするためにやっておきたいこととは?
4.自分で解決策を探そうとする
成績が伸びる子供の特徴は「自分で解決しようとする力」を持っています。
何でもすぐに助けてもらおうとするのではなく、
自分で調べてやってみてから、できないところを見つけて聞きに来ます。
まずは子どもに「やらせてみること」が重要にです。
そして、ここで大切なことは、子どもが何かに取り組んでいる途中で口を出さないこと。
口を出されると子どももやる気をなくしてしまいます。
試行錯誤をやっていく中で、子ども自身も「できること、できないこと」を把握し、どこに注意したらよいか「自分で考える力も身につき」成績も伸びやすいくなるのです。
5.本屋が好き
「本屋さんにいくと、ワクワクする」という子は、伸びます。
最近、子供の読解力の低下が叫ばれています。
文字に興味をもち、物事をイメージし、内容を理解し、組み立てる力が不足しています。
自分の思い込みで読んだり、文字をどんどん飛ばして読んでしまう子もいます。
本を読む子は文章に慣れていますし、相手の意見を聞くことができます。
飛ばし読みすることもありませんから、問題文を読んでいても文を追っていくことができます。
ぜひ親子でお気に入りの本を探してみてください。
「子供の習い事図鑑」がオススメする本はこちらです。
【学年別】子供におすすめの本一覧!2020年向け
6.目標の立て方が上手
成績が伸びやすい子は「目標の立て方が上手」です。
目標には○○合格という大きな目標と、日々の小さな目標があります。
それらを上手に使い分けています。
例えば「毎日ToDoのリストを全部やり終えて黒線で塗りつぶす」とか「寝る前にはストレッチをする」というような達成可能な身近な目標を立てています。
そうすることで、日々達成感を味わえますしモチベーションの維持・向上もできます。
その小さな目標をクリアしていくことで「自信」にもつながって来るのです。
自信がない子どもを「変える」5つの対処法!ただ褒めるだけではダメ?
7.アドバイスに柔軟
成績が伸びやすい子供の特徴が素直で「アドバイスに柔軟」であるということです。
「○○するといいよ」という先生やオトナからのアドバイスに柔軟です。
それでも自分の解き方や勉強のやり方に固執することはありません。
まずはアドバイスを実行してみてそれが合わなければ、新しい方法を探します。
そして「新しいやり方が効果がある!」とわかると本当にうれしそうな顔をしてくれます。
8.復習をする習慣がある
成績が伸びやすい子の特徴8つ目は「復習をしっかりする」ということです。
特に、丸つけをしたら、間違えたところの解説を読むという習慣は大切です。
これを繰り返すと、解答パターンを自分の中にため込んでいくことができます。
また、間違えたところと、間違えた理由を理解し解きなおし次への対策を立てるので、同じ間違いを繰り返しません。
また「1週間の最後に、その週に学んだことをまとめて復習をしている」という子も定着率が高いです。
あまりテスト前に焦るようなことがありません。
小さな繰り返しが大きな差を生んでいます。
実は小学校のうちは先取り学習よりも復習が大切です。
成績を上げるために親ができることを確認していきましょう。
勉強を好きにさせて成績を上げる為に親ができる事は?
子どもの成績を上げるためには「勉強を好きになる」ことが大切です。
「勉強を好きになれば、より学習の質と時間が伸びて自然と成績が上がる」というサイクルを作ることができるようになります。
『勉強を好きになる⇒自信がつく⇒より勉強が好きになる⇒成績が上がる』というイメージです。
では「勉強を好きになるために自宅学習で親ができること」を二つ解説します。
小さい事でも褒めること
一つ目はしっかり「褒めること」です。
勉強が苦手で成績が伸びにくい子供は「勉強が苦手」というレッテルを貼られているだけであることがあります。
つまり、反対に「勉強が得意」というレッテルを徐々に貼っていけば、自然と勉強することが楽しいと思えるようになってくることは大いにあります。
そのためには「簡単な問題に取り組み」できた部分を徹底的に褒めていくことです。
最初は嫌がるかもしれませんが、一つ下の学年の問題集をやってみることがおすすめになります。
内容はとにかく簡単な問題に取り組むことです。
まずは「ここまでだったらできる」と認識させてあげることが重要になります。
徐々にできるレベルを増やしていき「出来たら褒める」というサイクルを続けてください。
知らない間に子供も「自信」を持つようになってきます。
先ほどもお伝えした通り「自信を持てば」勉強は好きになることが多いです。
一時話題になった、偏差値40から慶応大学に合格した「ビリギャル」がまさにこの手法に近いのです。
1日3分からでも毎日の学習習慣を身につけさせる
次に重要なことは「毎日の学習習慣」を身につけることです。
最初のうちは数分からでも構いません。
学習習慣にムラがある子供は記憶の定着も悪く成績が上がりにくい傾向です。
テスト前に一夜漬けで焦って勉強するようなタイプになります。
必要なのは毎日同じ時間に勉強を始めることです。
最初のうちは10分からはじめてもいいでしょう。
徐々に成果が出始めると楽しくなって時間も伸びてくるはずです。
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まとめ:子供の習い事が成績を上げるきっかけになることも
ちょっとしたサポートで、変えていけそうなことが多かったのではないでしょうか?
勉強は学校や塾だけで学ぶではなく、日々の生活習慣と深く結びついています。
取り入れられそうなところから、挑戦していきましょう。
そして、成績が上がりやすい子は何かに「熱中した経験がある」という特徴もあります。
そういった意味では子供の習い事で熱中できるものを見つけることも重要です。
習い事の種類によっては「集中力」を見つけることができます。
集中力は普段の勉強にも役に立つのです。
子どもの「集中力」を上げる方法とは?家庭で実践できること!
ではお子さんの成績が上がるきっかけになれば幸いです。
そしていい習い事が見つかりますように。
子供の成績を上げる為の親御さんのコーチ術はこちらの本もおすすめです!
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