スマホを子供が持つ影響は?知っておきたいトラブル・ルール決め・安全対策も解説!

『子どもがスマホを持つ影響は?』
『悪影響なない?』
『ルール決めはどうすればいい?』
と気になることもありますよね。

今回は、子どもがスマホを持つ影響や決めておくべきルールを解説していきます!

生まれた時からスマホに触れている今の子供たちは、スマホネイティブと呼ばれる世代。
幼児期からスマホに触れている子供たちは、親よりも楽々とスマホを使いこなします。

生活を劇的に便利にしたインターネットやスマホは、多くのメリットがあるものです。
ですが同時に多くのデメリットもあります。
身体や生活への大きな影響ネットトラブルの危険性は忘れてはいけないものです。

そこで今回は子供がインターネットやスマホを使う時に起きる影響やインターネットのトラブルについて紹介します。
さらに子供がトラブルに遭わないために教えるべきインターネットのルールやマナー、親ができる安全対策についても紹介。

子供に「スマホを買って!」とせがまれて、どうしたらいいか悩んでいる方はぜひ読んでみてくださいね。

この記事の筆者は元小学校教員のライター、イズミックスです。学生時代は児童養護施設や不登校児童生徒のための適応支援教室でボランティア活動を経験。大学卒業後は8年間小学校教員として勤務。現在は子供の生活や教育問題に関する記事を執筆しています。中学生と小学生の母。

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スマホが子供の生活や身体に与える影響

インターネットやスマホを使うことで子供の生活や学力、身体に少なからず影響があります。
親は子供に悪い影響を出ないように配慮が必要です。

スマホ依存症の恐れ

興味のある情報が次々と提示されるインターネットは、大人でも依存症に陥りやすいもの。
スマホは場所を選ばす使えることから、とくにその傾向が強いといえます。
SNSにはまり過ぎて、食事中や入浴中もスマホが手放せなくなる子も…。

先程の「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、1日のインターネット使用時間は年齢が上がるほど長くなっています。
年齢が上がるにつれて親の管理が難しくなり、利用時間も長くなってしまうようです。
高校生では約60%の子供が1日に3時間以上インターネットを利用。
5時間以上使うという子も約30%おり、依存に陥っている子が多いことが分かります。

学力低下の恐れ

インターネットやスマホに依存してしまうと利用時間が長くなり、単純に子供の勉強時間は減少します。

またスマホを使っている子は、同じ時間勉強しているスマホを使っていない子よりも知識の定着率が下がるという研究結果も…。

さらに気になる情報が…。
最近話題の本「スマホ脳」では「近くにスマホがあるだけでスマホを使っていなくても集中力が低下してしまう」と解説しています。
同じ時間だけ勉強していても集中力が下がっていれば、なかなかよい結果に結び付きません。
勉強する時は親が預かるなどして使えない状態にするのがよいでしょう。

この本では、あのiPhoneの生みの親スティーブ・ジョブズやビルゲイツは子どもにスマホやタブレットを長時間使わせず、使用時間をかなり制限していたと紹介されています。

 

コミュニケーション能力の低下

LINEやインスタグラムなどSNSでばかりコミュニケーションを取っていると、対人のコミュニケーション能力が下がります。
文字を介してのコミュニケーションは緊張感がなくて楽なものです。
ですが、それにばかり頼っていると電話をしたり実際に人と会って話したりすることが苦痛に感じるようになります。

またスマホを持っている子供同士は直接つながれるので、家族に電話を取り次いでもらう必要がありません。
家の電話はスマホだけという子も多く、きちんとした電話の応対ができない子も増えています。

視力低下の恐れ

スマホやPCを長時間使うことで視力低下の恐れも。
長時間近くを見続けることで目には負担がかかります。
よって視力が低下してしまうことになるでしょう。

特に子供の視力は低下しやすいものです。
使う時間を決めたり、ときどき遠くを見たりするなどの工夫が必要です。

ブルーライトの影響

ブルーライトの影響も忘れてはいけません。
ブルーライトは体を目覚めさせて活発にする効果があります。
日中は問題になりませんが、夜間にブルーライトを浴びることで脳が覚醒し不眠の原因に…。
少なくても寝る1時間前にはスマホやPC の利用を止めましょう。

また最近ブルーライトに関する気になる研究結果が発表されました。
ブルーライトを防ぐために子供にブルーライトカット眼鏡を使わせている家庭も多いのではないでしょうか。
この調査では「太陽光のブルーライトは将来の近視を防ぐ効果がある」という報告がされています。
この報告から考えると、一日中ブルーライトカット眼鏡をかけていると逆に近視の危険性を高めることに…。
今後の研究の行方に注意して、夜間だけブルーライトカット眼鏡を使用するなど適切なブルーライトとの付き合い方を考えましょう。

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子供が巻き込まれるインターネットトラブル

SNSによるいじめ

LINEなどのSNSは文字でのコミュニケーションのために誤解が生じやすいものです。
「○○ちゃんってかわいくない?」と書くつもりでも、「?」をつけ忘れて「かわいくない」と送ってしまったとします。
それだけで全く違った意味で伝わってしまうでしょう。
またLINEグループで何か決める時に返信が遅れてしまったことで、みんなの不満が一人に集まることも…。
そうした些細なことがきっかけでいじめにつながることもあります。

SNSいじめは対象の子に攻撃的なコメントを送ったり、その子のコメントだけをスルーしたり、LINEグループでいじめの対象を外した新しいグループを作って悪口を書き込んだりなどの方法が取られます。

自分や友達の個人情報漏洩

子供はSNSなどに気軽にプロフィールや顔写真を載せてしまうことがあります。
自分だけでなく友達の顔写真や情報を載せてしまう可能性も。

アップした画像の背景や位置情報から家や学校を特定されることがあります。
個人情報が漏洩するとネット上で中傷されたり、つきまといにあったりする恐れも。

知らない人と会う危険性がある

SNS上で出会った人とやり取りが盛り上がり、仲良くなることもあります。
そうした人と実際に会ってしまう子供も出てくるでしょう。
中には犯罪に巻き込まれるケースも…。

最初から小中学生と会うことが目的で上手に話を合わせたり、性別や年齢を偽ったりする人もいます。
「同年代の女の子だと思っていたら大人の男性で、車に無理やり乗せられそう」になったなどの事例は多くあります。

知らない人とは会わせないのが一番です。
「どうしても会いたい」という時は親が同伴するくらいの注意が必要になります。

不適切なページの閲覧

大人と同じ設定のスマホを使わせていると、性的だったり暴力的だったりする動画や画像を閲覧してしまうこともあります。
また出会い系サイトなど危険なページにも注意が必要です。

高額な課金や買い物

子供が親のスマホでゲームの課金を重ねて20万円以上の高額請求がきた事例があります。
アイドルの有料配信を何度も見た結果、高額な請求がくるケースも…。

親のクレジットカードを持ちだして自分のスマホに登録してしまう子もいます。
ゲームや趣味に夢中になると子供はどうしても我慢ができず、不適切な行動に出ることもあるでしょう。
そうしたことは大変悪い行為だということをしっかり教えなくてはいけません。
同時に「クレジットカードの使用は借金をしていること」ということもしっかり教える必要があります。

またショッピングサイトを装った悪質なサイトで買物をしてしまう可能性も…。
結果としてクレジットカードの情報を盗み取られ、クレジットカードを不正使用されることになります。

違法動画のアップロードやダウンロード

自分が見るためだけなら画像や動画のダウンロードをすることは合法です。
ですがそれをアップロードして公開すると著作権侵害にあたり違法となります。

また著作権を侵害している海賊版のファィルは、ダウンロードするだけで違法になるので注意が必要です。

 

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子どもにスマホを持たせるとき親がやるべき安全対策は?

前章で紹介したように子供がインターネットやスマホを使う時には、さまざまな影響やトラブルの危険性があります。
しかし子供にとってもインターネットは毎日の生活に欠かせないものです。
そこで親がやるべき安全対策が重要になってきます。

親がやるべる安全対策

①インターネットやスマホを使う時の家庭内のルールを決める。
スマホのフィルタリングサービスを利用する。
③インターネットを使う時に必要なネットリテラシーを育てる。

それぞれの対策について詳しく紹介します。

スマホを使う時の家庭内のルールを決める

まず大切なのはインターネットやスマホを使う時の家庭内のルールを決めることです。
特に子供に専用のスマホを持たせる時は子供と話し合って、細かくルールや破った時のペナルティも決めておきましょう。
自分が参加して決めたルールなら守ろうという気持ちになります。
またペナルティを課されても「自分も同意したことだからしょうがない」と素直に受け入れられるでしょう。

よく使われる家庭内のルールの例を紹介します。

スマホやインターネットを使う時の家庭のルール例

  1. スマホは自分の部屋に持ち込まない。
  2. 宿題が終わってから使う。
  3. 夜○時以降は使わない。
  4. ○時間以上は使わない。
  5. 食事中はスマホを使わない。
  6. 学校にスマホを持って行かない。
  7. 勝手にアプリをダウンロードしない。
  8. 歩きながら、自転車に乗りながらスマホを使わない。
  9. 親に内緒で課金や買い物をしない。
  10. 知らない人と連絡をとらない。

スマホのフィルタリングサービスを利用する

各携帯電話会社では子供名義でスマホを契約する時に、有害サイトを制限するフィルタリングサービスを行っています。
有害サイトとは出会い系や性的なもの、自殺に関するもの、暴力的なものなどです。

制限するサイトは親がカスタマイズできます。
子供の成長段階に合わせて設定していくのがよいでしょう。

インターネットを使う時に必要なネットリテラシーを育てる

2章ではネットトラブルを紹介しましたが、子供がこうしたトラブルに遭いやすいのはネットリテラシーがないから。
「リテラシー」は適切に使いこなす能力のこと。
「ネットリテラシー」とはインターネットを適切に使いこなす能力を表します。

ネットリテラシーについては次の章でさらにくわしく紹介します。

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インターネットを使う時に必要なネットリテラシーとは?

インターネットを適切に使いこなす能力、ネットリテラシー。
ネットリテラシーはいくつかの力を総合したものです。

まずネットリテラシーの柱になるのは、多くの情報から正しい情報を選び取る力
インターネットにはたくさんの情報があふれていますが、そのすべてが正しいとは限りません。
そこから正しい情報を選ぶ力が必要になります。

ネットリテラシーの2本目の柱は個人情報や人権に関することなどルールやマナーを守ろうとする態度です。

最後の柱はインターネット上の危険を回避する力

ネットリテラシーがないとインターネットの間違った情報を鵜呑みにしたり、また拡散したり、ネット犯罪の被害者や被害者になったりというようなことになりがちです。
ネットリテラシーは一朝一夕では育たないものです。
チャンスを見つけて、たびたび子供と話し合う時間を作ることがおすすめです。

ネットリテラシー3本柱

  1. 多くの情報から正しい情報を選び取る力
  2. 個人情報や人権に関することなどルールやマナーを守ろうとする態度
  3. インターネット上の危険を回避する力。

ネットリテラシーの柱にもなっているインターネットのルールやマナーは以下の通りです。

子供が知っておくべきインターネットのルールやマナー

  1. 自分の個人情報や写真をアップロードしない。
  2. 他の人の個人情報や写真をアップロードしない。
  3. パスワードを他の人に教えない。
  4. むやみに画像や動画をダウンロード、アップロードしない。
  5. 人を傷つけることを書き込まない。
  6. インターネットの情報を全部本当だと信じ込まない。
  7. インターネットに本当がどうか分からないことを書き込まない。

その他にも守るべきルールは数多くありますが、これらのルールが最低限必要です。

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スマホを子供に与える時には

専用のスマホを子供にいつ与えるかは親にとっては悩みどころです。
安易に与えてしまうと子供の生活に大きな影響が出て後悔することになります。
一度与えたものを取り上げると子供は強く反発するでしょう。
そうならないためにも、まず子供がきちんとした使い方ができるか判断することが必要です。

またどうしてスマホが必要なのかもよく考えることも大切です。
塾や習い事の送り迎えの連絡ならキッズ携帯で充分。
LINEをしたいだけなら家族共用のタブレットを使うことも可能です。
そうしたことを話し合った上で、どうしても必要だと判断したならスマホを与えるのがよいでしょう。

実は我が家の中2の子供にはスマホを持たせていません。
親のスマホやPCを使うだけでかなり時間を取られているので、これ以上スマホに子供の時間を取らせたくないからです。
子供も自分がスマホを使い過ぎることを予想できるようで、強くせがむことはありませんでした。
高校生になってスマホを買ってもらうことを楽しみにしています。

 
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まとめ

今回は子供がインターネットやスマホを使う時の影響やトラブル、親がするべき安全対策、ネットリテラシーについて紹介しました。

私たちはスマホと一緒に子育てをしている初めての世代です。
私たちの生活に大きな影響力を持つスマホ。
スマホという道具をどう使いこなしていけばよいか、時々立ち止まりながら考えていく必要があるのではないでしょうか。

この記事の筆者は元小学校教員のライター、イズミックスです。学生時代は児童養護施設や不登校児童生徒のための適応支援教室でボランティア活動を経験。大学卒業後は8年間小学校教員として勤務。現在は子供の生活や教育問題に関する記事を執筆しています。中学生と小学生の母。

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編集長プロフィール

子供の習い事研究家さとう/編集長


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「子供の習い事研究家」として活動中。
2019年5月に子どもの習い事図鑑の編集長に。
経歴:某IT企業に入社後、営業、マーケティングを経験。その後ライター/マーケッターおして独立。子どもの習い事図鑑の立ち上げに参画。子どもの習い事に関する事業を展開。
最近では、習い事に関わらず、ワーキングマザーの相談にのることも。 趣味は家族との時間。