小学何年生から一人で留守番ができるの?子供が留守番する時に決めておきたいルールとは?

子育てをしていると、仕事や急用で小学生の子供だけで留守番してほしい場面がどうしても出てきます。

とくにコロナ禍では学校が突然休校になることもよくある話。
そうなると頼める人がおらず仕事も休めない親は子供たちに留守番を頼むしかありません。

そこで今回は小学何年生から留守番ができるのかをアンケートを見ながら考えていきます。
さらに子供に留守番をさせる時のポイントや決めておきたいルールについても紹介。

子供はいつから留守番ができるのかで悩んでいる方はぜひ読んでみてくださいね。

この記事の筆者は元小学校教員のライター、イズミックスです。学生時代は児童養護施設や不登校児童生徒のための適応支援教室でボランティア活動を経験。大学卒業後は8年間小学校教員として勤務。現在は子供の生活や教育問題に関する記事を執筆しています。中学生と小学生の母。

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アンケートから考える子供だけで留守番ができる学年は?

欧米では虐待を防ぐ観点から、法律上子供を一人にさせてはいけない国が多くあります。
日本では子供を預かるシステムが充実していないこともあり、「子供に留守番をさせてはいけない」という法律はありません。
もちろん「何歳から留守番をさせてよい」という法律もなく、その判断は親に任されています。

まず一般的に何年生から留守番をさせているかをアンケートで見ていきましょう。
2020年にアルソックが共働き世帯に対して行ったアンケート調査によると、子供が初めて留守番をした時の学年は以下のようになっています。

Q,子供だけで初めて留守番させた時の学年は?

1位 1年生  21.4%
2位 3年生  19.1%
3位 2年生  17.7%
4位 4年生  15.3%
5位 入学前   14.0%
6位 5年生    8.8%
7位 中学生以降 2.1%
8位 6年生    1.6%
(対象者:留守番をさせたことがある430人)

ALSOCお留守番実態調査

アンケートによると留守番を初めて経験する子が一番多いのが1年生
入学前から2年生まで合わせると58.2%。
半数以上の子供が低学年までに留守番を経験していることが分かります。

もう1つアンケートを見てみましょう。
次のアンケートは子供に留守番をさせたことがない親に「いつからなら子供だけで留守番をさせられるか」を聞いたものです。

Q,何年生からなら子供だけで留守番をさせられると思うか?

1位 4年生     22.9%
1位 させたくない 22.9%
3位 5年生         17.1%
4位 3年生           14.3%
5位 6年生             8.6%
6位 中学生以降      8.6%
7位 2年生           4.3%
8位 1年生           1.4%
(対象者:留守番をさせたことがない70人)

 ALSOCお留守番実態調査

この結果を見ると、子供に留守番をさせてもよいと親が思う学年は4年生が一番多いことが分かります。
2位には「留守番をさせたくない」が入り、その他の上位も3年生~5年生の中学年以上の学年で占められる結果に。

中学年になると怖がらずに一人で過ごせるようになり、ある程度自分で判断して行動ができるようになります。
ですから親としても「これくらいしっかりすれば留守番ができるだろう」と感じるのではないでしょうか。

ですが大半の親は「低学年に留守番をさせるのは難しい」と考えているようです。

2つのアンケートを見ると、子供が実際に留守番を始める学年親が留守番をさせても大丈夫と思う学年にはかなりギャップがあることが分かります。
親としては不安を感じながらも、子供に留守番させざるを得ないというのが現状なのです。

まだまだ幼さが残る低学年の子供に留守番をさせる時は、それ相応の準備が必要といえるでしょう。

 
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子供だけで留守番できる学年は結局いつから?

結局のところ、子供が留守番をできるのは何年生からなのでしょうか?

その答えは「その子による」としか言えません。

曖昧な答えになって申し訳ないのですが、子供の性格や成長のスピードは十人十色です。
ですから留守番ができるのは「留守番ができるくらいに様々な面で成長した時から」ということになります。

私の知っている例ですが、知り合いの子は小さい時からとても落ち着いていました。
その子は幼稚園年長の頃から留守番をしていたようです。
「いっしょに買い物に行こうとしても『家でゲームしたい』と言って嫌がるので家で留守番をさせた」という話をよく聞きました。
幼児を留守番させるのは安全上おすすめできませんが、その子は小学校入学前から留守番ができるくらいに成長していたといえます。

一方、我が家の息子は一人で家にいることを怖がるので、低学年の時はとても留守番などできませんでした。
ですが3年生になると急に一人でいることが平気になったのです。
その頃から短い時間なら留守番ができるようになりました。

子供はそれぞれ成長の時期が違います。
早い遅いの違いはあれど、いずれはどの子も留守番に必要な力を身につけるのです。

みなさんもお子さんに対して「留守番をする力がついたな」と感じる時が来ます。
その時に留守番をさせる必要があれば、安全対策を万全にして頼んでもよいのではないでしょうか。

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どういう力が身に付けば留守番をさせられるの?

1.一人でも不安を感じないで過ごせる

一番大切なのは子供が一人でいても恐怖心を感じずに過ごせるかです。
普段はしっかりした子供でも一人でいることを怖がるなら留守番をさせるべきではありません。

恐怖心を持って留守番をすると、無事に留守番をできたとしても子供の心に大きなストレスを与えてしまいます。
もし何かトラブルがあって怖い思いをしたら、心に大きなトラウマを残しかねません。

面倒だと思っても、誰かに頼むか有料のサービスを利用しましょう。

2.ルールを守れる

子供が安全に留守番をするには各家庭でルールを決める必要があります。
ルールの内容を理解し、しっかり守れることも留守番する時に必要な力です。

家に帰ったら内側から鍵をかける、火の元には注意するなど一つ一つのルールを確認しておきましょう。
ルールリストを作っておくことがおすすめです。

3.状況判断ができる

あらかじめ親子でルールや何か起きた時の対処法を決めておくのは大切です。

ですが留守番には想定外のことも起きます
子供がケガをしたのに、決めていた誰とも電話が繋がらないことも起きかねません。
そうした時に近所の人に助けを求めたり、場合によっては110番できたりするくらいの判断力があると安心して留守番させられます。

もちろん1時間程度の短い留守番ならそこまでは求められませんが、親の出勤から帰宅まで長い留守番をさせる場合は子供にある程度の判断力は必要です。

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子供に留守番をさせる時に決めておきたいルール

各家庭によって必要なルールは違いますが、一般的に知られているものを例として紹介します。

鍵に関するルール

  • 鍵を決まった場所にしまう。
  • 家に入ったら中から鍵をかける。

一番怖いのが鍵穴に差しっぱなしにすること。
そのまま侵入されたり、後日誰もいない時間に空き巣に入られたりします。

伸び縮みするキーホルダーをランドセルの内側につけておくと、落としたり差しっぱなしにしたりしないので安心です。

インターホンや電話に関するルール

  • インターホンには触らない。
  • 決められた人(家族・祖父母など)以外の電話には出ない。
  • 窓を開けない。(テレビやピアノの音が漏れる)
  • カーテンを開けない。(子供の姿が見られる)

子供が留守番をしていることは誰にも知られない方が安全です。

ですが子供はインターホンが鳴ると「声を出さなければ大丈夫だ」と思い、通話のスイッチを押してしまうことがあります。
インターホンの電源を切っておくのもいい方法です。

固定電話の場合はかけてきた相手が分かるように、ナンバーディスプレイを契約しましょう。

危険なものに対するルール

  • ガスコンロを使わない。
  • 包丁に触らない。
  • 洗濯機で遊ばない。(閉じ込め事故防止)
  • 風呂場で遊ばない。(おぼれる事故防止)
  • ベランダに出ない。(転落防止)
  • エアコンをつける。(熱中症対策)
  • 仏壇のマッチに触らない。

基本的には火事防止のために火を使うことは禁止した方がよいでしょう。
IH調理器や電気ケトル、電子レンジなども慣れない子は火傷の心配があります。
子供の発達段階を考えてルールを決めましょう。

対人関係のルール

  • 友達を家に入れない。(トラブル防止のため)
  • 留守番していることを人に教えない。

ゲームやYouTubeに関するルール

  • ゲームは宿題が終わってからやる。
  • YouTubeは決められた時間内で見る。

時間を決めていてもゲームやYouTubeはスパッと止めることは大人でも難しいもの。
ゲームもYouTubeも使用時間制限を親が設定することができます。
また、あらかじめ視聴番組制限をしておくと不健全な動画の視聴も防げて安心です。

トラブルが起きた時のルール

  • 決められた人に電話をかける(家族、祖父母、ママ友など)
  • あらかじめお願いしてある人に助けを求める(ご近所さん、ママ友など)
  • 緊急を要する時は110番や119番に電話をかける。

スマホで電話をかけられても、固定電話ではかけられない子がいます。
固定電話のかけ方も練習させておきましょう。

信頼できるご近所さんなどに、子供がトラブルがあったら助けてもらえるようにあらかじめ頼んでおくと安心です。

もちろん親自身もすぐに電話に出れるように、携帯を確認しやすい場所に置いておくことも忘れないでください。

災害時のルール

  • 親や決められた人に電話する。
  • 地震の時は机に潜る。
  • 信頼できる隣人のところに行く。
  • 近所の火事の場合は離れた公園などに避難する。

子供に留守番をさせる時のポイント

子供を留守番させる時は、ルールを決めるほかに親として押さえておきたいポイントがあります。
子供が少しでも安心して過ごせるように準備をしっかりしておきましょう。

スケジュールを立てる

短時間の留守番の場合は自由に過ごさせてもよいでしょう。
ですが休校中などの長い留守番の場合は、「一日中ゲーム」などとならないようにスケージュールを決めておくのがおすすめです。

子供と話し合いながらスケージュールを決め、紙に書いて見やすい場所に貼っておきましょう。
全くスケージュール通りとはいかなくても、ある程度は規律ある一日を過ごせます。

時間の使い方が上手くできない子には、あらかじめタイマーなどを設定しておくのもよいでしょう。

留守番の練習をしておく

留守番を初めてする時には、やったことがないことを練習しておく必要があります。

例えばの開け閉めや固定電話のかけ方、電子レンジの使い方などは、低学年の子はできそうで意外とできないものです。
一度実際にやらせて練習させましょう。

留守番自体もいきなり長い時間させるのではなく、まずは短時間の留守番で練習しておくと子供の不安が少なくなります。

周りのサポート体制を整える

災害時や子供にトラブルがあった時のために祖父母や親戚、隣人、ママ友にサポートを頼んでおくと安心です。

サポート先にはトラブル時に子供が電話をかけたり、直接家に行ったりできるようにお願いしておきます。

また子供があわてていても電話がかけられるように、サポート先の電話番号を電話機にあらかじめ登録しておくのも忘れないでください。

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防犯グッズの使い方を教えておく

留守番をさせるときには、防犯グッズも準備しておきましょう。
子ども用GPS
・アルソックなどのホームセキュリティ
・防犯ブザー
・ホームカメラ
なども準備があると安心です。

あまり恐怖心を煽ってしまうと、子どもも留守番を嫌がってしまう可能性もありますが、最低限の使い方やおいてある場所は伝えておきましょう。

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まとめ


今回は小学生の留守番ができる学年や留守番のルール、ポイントを紹介しました。

少しずつ民間の小学生のサービスなどは充実してきましたが、地域によってはまだまだ子供に留守番をさせざるえない状況です。
子供が安心して過ごせるように万全の安全対策をして留守番をさせましょう。

心配な面もありますが留守番には「自立心が育つ」「できることが増える」などのメリットもあります。
子供の成長のチャンスとして親子で留守番という課題に取り組んでみてはいかがでしょうか。

最後になりますが、留守番をしてくれた子供に「○○ちゃんのおかげで仕事ががんばれたよ」「留守番をしてくれたから大事な用事が済ませられたよ」など、感謝を伝えることも忘れないでくださいね。
子供も家族の役に立てたことに喜びを感じられるはずです。

この記事の筆者は元小学校教員のライター、イズミックスです。学生時代は児童養護施設や不登校児童生徒のための適応支援教室でボランティア活動を経験。大学卒業後は8年間小学校教員として勤務。現在は子供の生活や教育問題に関する記事を執筆しています。中学生と小学生の母。

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