子ども習い事でソフトボールがどのようなものか解説します。
こんにちは「子どもの習い事図鑑」(@startoo_)です。
毎週土日になると近くのグランドで「ソフトボール」の練習をしている子供達を見ると
「うちの子もどうかな..?」と考えることもありますよね。
日本のソフトボールは世界から見ても強いとされています。
2008年の北京オリンピックでは金メダルを獲得し、
女子ソフトボールでは世界NO1のアメリカにも張り合えるレベルです。
ただ、そんなソフトボールを子供の習い事にしようとしても
・どんなことするの?
・いつから通える?費用は?
・メリットやデメリットも確認しておきたい…
と分からないことも多いです。
そこで今回は子供の習い事で「ソフトボールを始める時に確認しておきたいこと」を解説します。
ソフトボールを習い事にするメリットやデメリット、実際に通っている家庭の体験談も含めて紹介します。
ソフトボール教室コーチ歴14年の筆者が解説する「子どもにおすすめのソフトボールグローブ人気15選」「ソフトボールバット15選」「野球バッティンググローブおすすめ15選」はこちら
この記事の目次
ソフトボールはどんな習い事?
まずソフトボールは子供の習い事としてはどのようなものなのでしょうか?
ソフトボールはどんなもの?
ソフトボールは元々野球の派生として生まれた競技です。
日本では男子は野球、「女子はソフトボール」というイメージが強いのではないでしょうか?
ソフトボールは「9人制」のチームスポーツで、攻撃と守りを交互に行い「7回」繰り返し得点が多い方が勝ちになります。
1回は3アウトで攻守が交代です。
野球とのルールの違いもあるので確認しておきましょう。
ソフトボールと野球の違いは?
ソフトボールと野球では主にどのような違いがあるのでしょうか?
・ボールの大きさ、サイズ
まずボールの大きさは野球ボールより一回り以上近く大きくなります。
そのため実際の投球のスピードは野球よりも遅いですが、体感的にはかなり早く感じるのです。
実際に経験者としては、ソフトボールの場合100キロぐらいのスピードが140キロぐらいに感じることもあります。
子どものソフトボールサイズは、
・小学生低学年は1号級
・小学生中高学年では、2号級
・中学生は、3号級
の3種類となります。
同様にソフトボールバットも、1号、2号、3号の3種類があります。
使用できるバットとボールは下記のように、1,2号バットは1,2号ボールどちらでも使えます。
しかし、3号球は3号バットしか使えないという注意点があります。
いつ、ソフトボールを始めるかによって選んでみてください!
親子でキャッチボールをしてみるのもおすすめです。
・投球ルールの違い
次にピッチャーの投げ方の違いもあります。
ソフトボールの場合ピッチャーは、「ウィンドミル」という投球方法が指定されています。
分かりやすく言うと腕を大きく後ろに振り回し、「下投げ」でボールを投げる処方です。
風車のような投げ方になることからこの名前がつきました。
・ダブルベース
ソフトボールの場合ダブルベース制を敷いています。
打者と守備者の接触を避ける為に、1塁にオレンジ色の塁と白い塁が存在するのです。
打者はオレンジの塁を踏み、守備は白い塁を踏みます。
・リードをしてはいけない
ソフトボールの場合野球のように「リード」してはいけません。
塁間が短いためリードが禁止されています。
塁を離れていいのはピッチャーがボールを離した直後からです。
このように野球とのルールの違いもいくつかあります。
怪我への対策がとられたルールになっており「女の子でも楽しめる球技」になるのではないでしょうか。
女の子の習い事ではこちらの記事も
女の子に人気の習い事とは?ランキング5選!
では次にソフトボールが「いつからできるのか?」「費用はどれくらいなのか?」を確認していきましょう。
子供の習い事でソフトボールは「いつからできる?」「費用は?」
子供の習い事としてソフトボールを始めるタイミングや金銭面の確認をしていきましょう。
ソフトボールは「いつから」習える?
ソフトボールは主に地域のスポーツ少年団で運営されていることが多いです。
チームにもよりますが「小学1年生頃」から募集をしています。
ただ体格や成長の度合いによっては最初はキャッチボールなどが中心になり、
試合形式に参加するのは「小学3年生頃から」というチームもあります。
またソフトボールは、中学生になってから「部活」で始めるという子もいます。
ソフトボールを習い事にしたら「費用」はどれくらい?
ソフトボールを始める時にかかる費用はどれくらいなのでしょうか?
ソフトボールの場合にスポーツ少年団で運営されていることが多いです。
そのため比較的費用はリーズナブルになります。
筆者の地元で行われているソフトボール教室では、月:2,000円です。
全国の相場を見てみても、月:1,000円~3,000円となります。
この他に、最初にユニホーム代や用具の準備、スポーツ保険などで「1万から3万円」ほどかかるはずです。
そして、スポーツ少年団で運営されている分、手伝い屋付き添いなど親の負担も増えてきます。
親の負担をなくしたい場合には、スポーツ少年団ではなく「民間企業が運営するのクラブチーム」に所属することをお勧めします。
その場合の費用は月:5,000~10,000円がが相場です。
費用は上がりますが負担がないぶん親としては楽になります。
ソフトボールを習い事にするとき「用意するもの」は?
子供がソフトボールを始めたいとなった時に準備するものはどのようなものなのでしょうか?
▶用意するもの
・ ボール
・ソフトボールバット
・グローブ
・手袋
・ソフトボールシューズ
・練習着
・水筒、汗拭きタオル
などが必要になります。
ソフトボール教室コーチ歴14年の筆者が解説する「子どもにおすすめのソフトボールグローブ人気15選」はこちら
「ソフトボールバットおすすめランキング15選」はこちら
では次に子供がソフトボールを習い事にするメリットはどのようなものがあるか確認していきましょう。
ソフトボールを習うメリットとは?
子供の習い事でソフトボールを習うメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
4つのポイントに分けて確認していきましょう。
メリット1.体力が身につく
ソフトボールを習い事で始めることによって体力が身につきます。
ソフトボールの練習は、
・ウォーミングアップ、準備運動
・キャッチボール、塁間キャッチボール
・守備練習(ノックなど)
・バッティング練習
・試合形式の練習
というような流れで行っていきます。
これらの練習を行う上であらゆる筋力や体力を使うのです。
子供としては基礎筋力や基礎体力を向上させることが期待できます。
メリット2.協調性が身につく
ソフトボールを習うメリット二つ目は「協調性」が身につくことです。
ソフトボールはチームスポーツであり、仲間同士のコミュニケーションが重要になります。
特に守備の場合はフォーメーションや連携も大切です。
普段から同世代の仲間とコミュニケーションを深めることで協調性が身に付いてきます。
メリット3.集中力が身につく
「集中力」が身につくこともソフトボールを始めるメリットと言えるはずです。
ソフトボールはボールが大きいぶん体感スピードが非常に上がります。
ピッチャーが投げたボールを的確に打っていくためには高度な集中力が必要です。
また、守備でもバッターが打ったボールをキャッチする時にも集中力は必要になります。
この集中力は学校での勉強や他の習い事にも活かせることでしょう。
子供の集中力はこちらの記事も
子どもの「集中力」を上げる方法とは?家庭で実践できること!
メリット4.向上心が身につく
最後にソフトボールを習うと「向上心」が身につくいうメリットがあります。
ソフトボールでは、チームスポーツではあるものの個人のスキルも重要です。
・バッティングをもっと上手くなりたい
・速いボールを投げれるようになりたい
・ピッチャーとしてレギュラーになりたい
というように個人としても成長したいと思える事でしょう。
また試合をした後も負けても勝っても「次はもっとこうしよう」とチャレンジ精神が身につくはずです。
子供を「やる気にさせる」褒め方のポイントとは?
次にソフトボールを習うことにするデメリットについても確認しておきましょう。
ソフトボールを習い事にするデメリットとは?
ソフトボールを始めるデメリットはあるのでしょうか?
1.拘束時間が長い
一つは拘束時間が非常に長いことです。
土日であれば、「午後からずっと練習」「午前中は試合」ということも多くなります。
例えばピアノやスイミングのように1時間だけレッスンという風には行きません。
当番になった親御さんであれば半日以上は付き添いにいなければいけないことも多いはずです。
この部分をデメリットと感じる方であれば事前に確認しておくことをお勧めします。
子供の習い事の送迎が大変..はもう終わり?送迎サービスを使う8つのメリット・デメリットとは!
2.怪我にも注意が必要
スポーツ系の習い事であれば全てに言えることですがソフトボールも怪我には注意しましょう。
ボールが大きい分、当たった時の衝撃もあります。
練習中はふざけずに集中して臨むように声かけをしてあげることも大切です。
子供の習い事はこちらの記事も/
子供の習い事が多い「デメリット」とは?効果的に習い事をする3つの方法!
では次にソフトボールを習い事にしている家庭の体験談や評判も確認しておきましょう。
ソフトボールを習い事にしている家庭の体験談・評判は?
実際にソフトボールを習っている家庭ではどのような反応があるのでしょうか?
いい評判は?
まずは良い評判からです。
「集中力が身についた」
小学3年生からは地元のスポーツ少年団でソフトボールを始めています。
最初は集中力が保てずコーチによく注意をされていました。
次第に顔つきも変わってきてレギュラーになりたいという思いから
集中力をともてるようになったと感じています。
この集中力は学校での勉強にも役に立っているなと感じています。
今までよりも長い時間集中して勉強できるようにもなりました。
通わせて良かったなと感じています。
(小学4年生 保護者)
「多くの友達ができた」
小学2年生頃からソフトボール教室に通っています。
それまであまり周りの子達と一緒に遊ぶことがなかったのですが、
一緒に習う子が多いこともあって、休日にはソフトボール仲間と一緒に遊んでいます。
女の子が習うことが多いということもあって
友達がたくさんできたことは良かったなと感じています。
(小学3年生 保護者)
「自主練習など努力する事を覚えた」
ソフトボールを習うまで、学校から帰ってきても
だらだらと漫画を読んだりYouTubeを見たりする時間が多かったです。
教室に通いだして半年ぐらい経つのですが、
最近は学校から帰ってきたら友達と一緒にキャッチボールの練習に出ています。
本人もソフトボールが大好きになったようで努力してレギュラーになりたいと頑張っています。
向上心が身についたことは非常に嬉しいです。
(小学3年生 保護者)
ソフトボール教室コーチ歴14年の筆者が解説する「子どもにおすすめのソフトボールグローブ人気15選」はこちら
微妙な評判は?
次に微妙な反応も確認しておきましょう。
「土日はほとんど練習か試合になる」
ソフトボール教室に通ってからは土日はだいたい練習になっているので
「少し大変」というのが正直なところです。
子供自らやりたいと言い出したならないことなので継続はしていきたいと思っています。
習い事の手伝いが嫌な方にはあまり向いていないかもしれません。
「怪我には注意させましょう」
ボールが大きく体感スピードも早いので、練習中は集中するように声かけをさせたほうがいいです。
バットを使うこともあって怪我には注意しておきたいところです。(小学4年生 保護者)
子供の他の「球技」習い事はこちら/
子どもの球技はこちら
まとめ:ソフトボールの体験に行ってみよう
日本の女子ソフトボールは2008年の北京オリンピックで金メダルを取っています。
そのくらい日本女子ソフトボールは強いのです。
2020年の東京オリンピックでも活躍が期待されます。
そして、多くのメリットがあるソフトボールは「各地域」でチームが存在します。
地域によっては、「小学校毎」にソフトボールチームが存在しているはずです。
一度お近くの教室に体験に行ってみてはいかがでしょうか?
お子さんのいい習い事が見つかりますように!
子供の習い事の記事はこちらも/
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