『高校生におすすめの国語の問題集・参考書・テキストは?』
『高校生国語が苦手な子向けの問題集は?』
『大学受験におすすめの国語テキスト教材は?』
『定期テストにも効果のある国語問題集は?』
『共通テストや大学入試におすすめの国語参考書は?』
と気になることもありますよね。
今回はプロ家庭教師歴10年の筆者が高校生におすすめの国語の問題集・参考書30選を解説します。
大学入試では1つの得意科目で点を取るよりも、まんべんなく受験科目で点数を取るほうが大事。
中でもなかなか点数が伸びづらく、どうやって勉強したらいいか分かりづらいのが国語。
高校生の国語の勉強法では「読書が効果的」「新聞の社説を読もう」などとよく言われますが、
それよりもやはり良質な問題集で「問題の解き方・考えかた」を身につけるのが重要です。
そこで、今回は「現代文」「古文」「漢文」に分けて、高校生の国語でおすすめの問題集・参考書・テキスト30選をプロ塾講師・家庭教師がご紹介します!
定期テストから2024年版の大学受験にも使える参考書を詳しく解説していきます!
苦手分野や定期テスト対策、大学受験や共通テスト対策など目的によって合った問題集は違います。
自分の志望校や補強したい部分に合わせて選んでください!
この記事の目次
高校生国語の勉強法とは?
国語は、普段から使っているものということもあり、今まで「なんとなく」で問題を解いてきてしまった人も多いのではないでしょうか。
しかし、問題文や設問が難しくなってくるので、正確な読み方を知らないと「アタリ・ハズレ」の問題が出てきてしまうのが高校生の国語。
「点数に波があって、実際に試験を受けてみないと何点取れるかわからない」なんて、実際の入試やテストでは避けたいですよね。
それでは、高校生の国語はどう勉強したらいいのでしょうか?
以下で、「現代文」と「古文・漢文」に分けて説明します!
【現代文】漢字・重要キーワードで基本を身につける!
現代文を読む上では、まず「書かれている文の内容」を正確に読み取らなくてはなりません。
そのために基本となるのが「漢字」と「現代文における重要キーワード」です。
漢字とキーワードの勉強は「毎日コツコツ」行うのがベスト。
大体の漢字帳には赤シートがついていますので、通学時間や寝る前、お風呂などのスキマ時間に覚えるようにすると効率がいいですよ。
漢字帳やキーワード帳の全体量・テストや入試までの残り時間・自分の志望校から毎日のノルマを計算して、少しずつ着実に進めていきましょう。
その時のコツは「今日やる部分だけでなく、毎回以前にやった部分もサラッと目を通しておく」ことと「間違えた問題には必ずチェックを入れる」こと。
ノルマの部分だけでなく以前の部分まで見るようにすると、その分記憶が強化されますし、間違えた問題に印をつけておくと、復習する時にその部分だけをやり直せばいいから時短になりますよ。
また、漢字はイメージが何となくできても、実際に手を動かしてみると棒や点の数をなんとなくでしか覚えておらず「あれ?」となってしまうことも。
1週間に1回、その週に覚えた単語を書き出してみるなど、たまに紙に書く練習もして正確にかけるようにしておきましょう。
実際に現代文の問題を解くときにも、もし意味のわからない漢字やキーワードがあったらノートに書き出したり、漢字帳にメモしたりしておけば更にGood!
自分だけの単語帳ができるので、見返すことで語彙力アップへの近道になります。
しっかりと漢字やキーワードを覚えることで、国語の基礎力を固めましょう!
【現代文】評論文は指示語と接続詞・段落をまずおさえよう
評論文を読む上で気をつけたいのが「指示語」「接続詞」「段落」の3つ。
「評論文では当たり外れが出てしまう…」という人は、まずこの3点に注目して簡単な問題から解いてみましょう。
「評論文は単語が難しくてよくわからない」と思うなら、まずは前述した漢字やキーワードの練習に力を入れましょう。
文中の単語を簡単に言い換えられるようになれば、筆者の主張を把握できるようになってきますよ。
〈指示語〉
「これ」「それら」「あのような」などの単語のことです。
評論文では、まずこれら指示語が出てきたら丸をつけ、どの言葉のことを指しているのか探して印をつけるようにしましょう。
単純に「前にある言葉だからコレ!」と考えるのではなく、その部分を指示語の代わりに入れても文の意味が通じるかどうかをチェックすれば、読み間違いもなくなりますよ。
〈接続詞〉
「そして」「だが」「例えば」などの接続詞。
中でも特に気をつけたいのが「しかし」「だが」といった逆接と「例えば」「いわば」という例示の接続詞です。
評論文ではたいてい「普通は〇〇と言われている/考えられているけれども、筆者はそうは考えていない」ということが書かれています。
当たり前のことならわざわざ書く必要はありませんからね。
ですから、「しかし」などの逆接の接続詞の後には筆者の主張が来る可能性が非常に高くなります。
普通とはどこが違うのか、なぜ違うのかを探しながらその後に来る文章を読めば、筆者の考え方が捉えられるようになります。
また、三角などの印をつけ、その後に線を引きながら読むと、後で問題になっていたときなどにすぐに戻ってこられますよ。
また、「例えば」は、より抽象的な、一読した時に分かりづらいような表現を分かりやすく説明するために使われていることがほとんど。
例を挙げてまで説明しているのですから、多くの場合は筆者にとって大切な部分、つまり筆者の主張の言い換えです。
どの部分とその例が対応関係にあるのかがわかれば、筆者の主張を理解する手助けになると同時に、本筋に関係ない部分を削ぎ落とせます。
〈段落〉
多くの評論文では、筆者の主張は最初と最後、もしくはそのどちらかに書かれています。
つまり、最初の段落、もしくは最後の段落は筆者の主張をまとめた段落になっていることが多いわけです。
「文章を読んでも、結局何についての話でどれが重要だったのかわからなくなってしまう」という人は、段落構造に着目しましょう。
段落ごとの内容を小見出しや一文にしてからそれぞれの関係性を考えると、「筆者は何を言いたいのか」「それはなぜか」といった関係が浮き彫りになってきます。
重要な部分と、それを補強する具体例の説明の部分が区別できるわけです。
さらに、小論文や論述問題の力を伸ばしたいのであれば、段落ごとに要旨をまとめるのもいい練習です。
自分が文章を書く時の「形」を身につけられます。
読解に慣れないうちは、問題になっている部分以外も文章にどんどん書き込みをして、文章の流れをつかめるようにするのがおすすめ。
指示語と接続詞には丸や三角の印をつけ、何を指し示しているのか、何と反対なのかを明確にしながら読み進めていきましょう。
慣れれば自分のスタイルに合った書き込みになってきますし、問題に取り組む時にかかる時間も短くなってきますよ。
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【現代文】小説は「登場人物の心情」を掴むことが大切
「評論文以上に正解がわかりにくい」と思われてしまいがちなのが小説。
その原因は「自分ならどう考えるか」で登場人物の心情を考えてしまうことです。
例えば同じ「運動会が雨で延期になってしまった」というシチュエーションでも、「残念」と思う人も、「運動会が嫌いだから嬉しい」と思う人がいますよね。
それと同様に、小説の世界でも、同じ状況に対してどう感じるかは登場人物によって様々。
ですから、客観的に登場人物の感情を捉える必要が出てきます。
そのための手がかりが「登場人物の行動」と「情景描写」です。
「登場人物の行動」は、その前に起こった出来事とリンクしています。
「親友と喧嘩した→別々に行動している(気まずい)」といった具合ですね。
ただし気をつけなければいけないのは、「どういった心情でどのような行動が起きるかのパターン化はできない」ということ。
泣いていても、人や場合によって悲しいときもあれば嬉しいときのこともあります。
「自分は悲しい時に泣く」と考えるのではなく、それ以前にあるどんな出来事を受けて登場人物は泣いているのか、その出来事は登場人物にとってどんな意味を持つものなのかを考えましょう。
「情景描写」、例えば天気や風景も多くの場合、主人公の心情とリンクしています。
いい天気の時は幸せだったり晴れやかだったり、雨が降っている時は悲しい、沈んだ気持ちを表現している、という感じです。
「登場人物の行動」とその理由となる出来事、「情景描写」の2つを手がかりにすることで、自分とは切り離して登場人物の心情を考えられるようになります。
「なぜ、そのような気持ちになるのか」の根拠を常に文中から探すことを心がければ、小説も得点源にしていけます!
【古文・漢文】単語をまずは暗記して覚えよう
古典もやはり基礎となるのは「単語」。
古文で点が取れない、という人はまず単語と文法を並行してやり、基礎を固めましょう。
古文単語も、漢字と同様に毎日のノルマを決めると良いですよ。
特に覚える際に注意が必要なのが「現代でも使うけれども、古文とは意味が違う単語」です。
「あたらし(もったいない)」「おどろく(気がつく)」などですね。
これらはなまじ現代でも使っているために長文中で出てきても気づきづらく、そのまま訳してしまいがちです。
また、意味の多い単語も注意が必要です。
ただ単に意味を覚えるだけでなく使い分けまでできなくては得点には結びつきません。
できるだけ例文と一緒に覚えて、実際に文中で遭遇した時にどの意味なのかがわかるようにしておきましょう。
【古文・漢文】文法と語法を使いこなせるようにしよう
次に古典で大事なのは「文法・語法」「句形」。
これらは直接問題で聞かれることももちろんありますし、そうでなくとも文法がわからなければ訳を取ることが難しくなってしまいます。
「つまらない」と感じるかもしれませんが、教科書や文法書を何度も読み、確実に活用や全部否定・部分否定などの形を覚えて使いこなせるようにしましょう。
「見るだけで覚えるのが難しい」と思うのであれば、問題集を利用して実際に手を動かしながら覚えるのもいいですよ。
この部分で特に重要なのが、古文の助動詞と敬語です。
これらは問題で問われることも多く、間違えると文意の誤解に繋がりやすい部分です。
活用と意味だけではなくどうやってその意味を使い分けているのか、敬語は「誰に対しての敬意を表していて、誰が発言しているのか」を確実に見分けられるようにしていきましょう。
【古文・漢文】全文訳で読解力を鍛えよう
単語や文法がある程度できるようになったら、問題を解きながら古文・漢文を読んでいきましょう。
その際、ただ単に問題を解くだけではなく、問題を解き終わった後に「全文訳」をしてみるのが古文読解力向上のコツです。
まだ受験まで時間があったり、国語に時間を取れるようであればノートなどにまず全文を書き写し、全部の単語で品詞分解を行ってから全文訳してみましょう。
漢文であれば書き下し文を書き、句形に印をつけてから訳してみます。
問題の解説を見て、自分の作った訳がどれだけ合っているかを確認しましょう。
違っている部分について「なぜ違っていたのか」「何に気をつければ次は同じ間違いをせずにすむのか」をチェックしていけば、どんどん古典の力は伸びていきます。
「そこまで時間が取れない」というときでも、助動詞の活用と敬語の敬意の対象、わからなかった単語は必ず書き出して要チェック。
そして、大まかでいいので「どんな話だったか」を頭の中に描き、自分なりのあらすじを作って解説と照らし合わせましょう。
最初は品詞分解に時間がかかり、億劫に感じることも多いと思いますが、慣れればどんどん早くなります。
そうすると、古典の問題を解くのに必要となる時間も短くなるため、見直しをしたり他の問題をじっくりと考える時間が増えますよ。
では、勉強法を踏まえて、高校生におすすめの国語の問題集の選び方のコツを解説していきます!
高校国語の問題集・参考書の選び方のコツ
解説が充実したもの、自分の志望校や理解度・難易度に合ったもの、簡潔にまとまっているもの…問題集を選ぶ際にそれぞれ重視する部分は人によって違います。
しかし、高校生で国語の成績を上げる上で重要なポイントはどんな問題集でも押さえておきたいですよね。
以下では、特に国語の勉強法を踏まえて、問題集を選ぶ上で気をつけたい点を解説しました!
新しく問題集・参考書を買う時は、これらの点についてチェックしてみてください。
1.現代文は文の構造やトピックの解説があるものを選ぶ
「現代文はどこに注目して勉強したらいいかがわからない」という人は、問題の答えだけでなく文全体の構造まで解説がついている問題集を選びましょう。
トピック(環境論や芸術論など)まで説明されているものだとより効果的。
というのも、現代文が苦手な人の理由は、
・作者の主張がどこなのか
・具体例は何に対応しているのか
・文の中で注目すべき部分(接続詞)はどこなのか
が分かっていないことが多いです。
作者の意図する所や抽象と具体の対応の探し方を論理的に学ぶことで「現代文の解き方」を身につけられます。
「何となく現代文ができてしまう」という人は無意識のうちに、この構造の読み方を身に着けていることがほとんどです。
しかし、その場合でも一度テクニックとして確認しておくと、自分の意識していなかった部分を発見できるかもしれません。
苦手なトピックが出てきたときにも内容に引きずられずに冷静に対処できるようになります。
また、現代文はテーマを知っているかどうかで解きやすさが全く変わってきます。
もちろん細かい部分は著者・問題によって差はあります。
しかし例えば、「身体-心の対立関係」や「心身二元論」「心身一元論」について知っているかいないかでは身体論の理解のしやすさは変わってきます。
特に「現代文の言葉は難しくて意味がわからない!」と感じる人は、テーマやトピックまで解説されているものを選択しましょう。
2. 古文・漢文は当時の状況が想像しやすい参考書を選ぶ
古文・漢文の問題集を選ぶ時は「問題文の品詞分解まで載った教材」や「当時の常識をコラムや絵で説明している問題集」を選びましょう。
まだ古文の問題に慣れておらず、助動詞や敬語などに自信がない…という人は、問題文の和訳だけでなく品詞分解まで確認できる問題集を。
自分の読み取り方、考え方が合っていたかをチェックできます。
より古文や漢文の読み取りを楽にしたい…という人は、古典常識についてコラムなどで解説されているものを。
当時の人達がどんな価値観のもとで生きていたのかを知り、当時の状況を理解することで、より文の内容を理解しやすくなるだけでなく、登場人物に親しみを持てるようになります。
特にイラストや図が多いもののほうが視覚的に分かりやすくなりますし、問題を解いたあとの息抜きにもなるのでおすすめです。
では、ここから高校生国語の分野別(現代文・古文・漢文)おすすめ人気問題集・参考書を解説します。
【現代文】おすすめ問題集・参考書ランキング
まずは高校生の現代文でおすすめの問題集をランキングで解説します。
現代文が苦手な方は、とにかく解き方のコツを掴むことが大切です。
国語は成績が伸びにくいと言われますが、解き方のコツを掴みしっかり演習を繰り返せばしっかり伸びます。
筆者の意図を汲み取り、正解を導くためのコツが掴めるドリルを解説します。
1.入試 漢字マスター1800+ (川野 一幸 立川 芳雄 晴山 亨 河合出版)
定期テストから共通テスト、難関大入試まで!読み書きの基礎はこれ1冊でOK
おすすめ度: (4.2 / 5)
漢字は現代文の問題として出題されるだけでなく、読解力の基礎となる大切な部分。
熟語の読み書きができるだけでなく、意味まで分かっていないと本文中に出てきた時に正しく理解ができなかったり、まるで違った意味に捉えてしまうこともありえます。
この漢字練習帳はただ漢字の書き取り・読み取りが練習できるだけでなく、その意味まで簡潔に説明されていることが特徴。
単に書ける・読めるようになるだけでなく意味まで覚えられるので読解力の向上にも繋がります。
単語帳のように赤シートで解答を隠せる作りになっており、大きさもハンディサイズなのでスキマ時間にすぐ開ける点も魅力です。
2.現代文キーワード読解(Z会)
「現代文の語句が難しくて嫌い・できない」という高校生へおすすめ!
おすすめ度: (4.5 / 5)
現代文には普段あまり使わないような「演繹」「パラダイム」といった語句が多数登場します。
特に現代文が嫌いな人は、まずその字面で苦手意識を持ってしまったり、語句の意味がわからないせいで筆者の主張が上手く捉えられなかったりしてしまいます。
それら現代文で頻出の単語を分かりやすく解説してくれるのが本書。
実際の文章を例に出しながらなので、ただ単に意味が分かるだけではなく実際の使われ方まで確認できます。
どれも現代文読解には必須の単語なので、これらを覚えるだけで筆者の主張は読み取りやすくなりますよ。
現代社会や言語・文化といったテーマについても「どのような形式で論じられやすいか」「何が問題なのか」といった点から解説してくれますので、初見の問題でも格段に理解しやすくなります。
3.《改訂版》田村のやさしく語る現代文(田村 秀行 日本入試センター)
現代文の「解き方」の基礎が分かる教材!現代文が苦手な高校生へおすすめ
おすすめ度: (4.3 / 5)
本書は、20年以上前から受験生に愛されるベストセラーを2020年に改定したものです。
とにかく現代文が苦手でどうしたら良いかわからない、という人に読んでほしい一冊。
会話形式を基本として、問題を解く際の着目点についてとにかく分かりやすく説明しています。
基礎中の基礎、「客観的とは」や、「しかし」「だが」といった接続詞に着目した読み方などから説明があるので、解き方の基礎を身につけたい人におすすめ。
「センス」や「何となく著者がこう言っているような気がする」といった答え方から卒業し、根拠を持って回答できるようになりますよ。
4.入試現代文へのアクセス 基本編(荒川 久志 河合出版)
共通テストへの足がかりに使いたい参考書です!
演習を積んで解き方を自分のものにできる
おすすめ度: (3.9 / 5)
上記の「田村の優しく語る現代文」で説明されているような着目点についてはすでに分かっているという人向けの問題集。
パッと見ただけで分かる指示語や接続詞といった内容より、更に一歩上の「文章そのものの構造」について詳しい解説がされています。
「対比」「並列」といった構造についてより深く理解できるよう、段落ごとの要約まで解説に収録されているのが特徴。
より実力をつけたい人は自分でも要約を作り、解説と見比べてみるといいでしょう。
姉妹編として発展編・完成編もあります。
発展編は共通テスト~文系私大向け、完成編は難関私大や国公立二次試験向きになっていますので、目標とするレベルに合わせてステップアップしていくといいでしょう。
5.出口の現代文レベル別問題集4 中級編
中堅の私大文系~国立二次向け問題集。
とにかく演習を回したい高校生へおすすめの参考書です。
おすすめ度: (4.1 / 5)
現代文の考え方を身に着けたら、次は実際に問題演習をしながら具体的にその知識を活用していく必要があります。
当書籍は「どうしてその解答になるのか」についての解説に的を絞っていますので、どんどん演習を回していきたい人に最適。
記述問題が多いので、本当に理解しているかどうかをきちんと確認できます。
「レベル別問題集」とあるように、1~6のレベルによって難易度が細かく分けられており、最初は超基礎編からあります。
しかし全体的に解説はあっさりとしているので、現代文の基礎的な読み方やテーマについての知識などを身につけた後に使うことをおすすめします。
6.私大編 現代文のトレーニング(堀木博禮 Z会)
小手先のテクニックは通用しない!最上位私大の現代文でも高得点を取れる問題集!
おすすめ度: (4.3 / 5)
最上位の私大になると設問も問題文そのものも難しくなり、前提知識や読解をトレーニングしていないと内容面を理解できないことがほとんど。
いきおい「受験テクニック」に頼って解答することが多くなってしまいます。
本書はそんな「筆者の主張はよく分からないけど、テクニックに従って答えるならこう」という解き方になってしまっている受験生におすすめ。
あえてセオリー通りでない問題も収録されており、問題文の内容まで正しく理解していないと全く歯が立ちません。
最上位の私大でも得点源にしていきたいと考える、現代文に自信のある受験生におすすめです。
7.大学入試対策 初歩の初歩 安達雄大の ゼロから始める現代文(安達雄大 KADOKAWA)
本書は現代文の参考書を購入したことがない初心者や、他の参考書で一度は挫折してしまった受験生におすすめしたい本です。
演習問題だけでなく、現代文自体の特徴から文章読解の原則まで多くの内容が盛り込まれているため、現代文を攻略していくのに必要な知識を得ることができます。
沢山の問題に触れる問題集というよりは、現代文の問題を解いていくためのコツやテクニック、考え方を身につけるのに非常に役立つ参考書です。
本書を理解し終えた後は、別の問題集を利用して実践的な経験値を高めていきましょう。
8.入試現代文へのアクセス 発展編 (河合塾シリーズ)
少し難易度の高い参考書が必要な受験生にはこちらの『入試現代文へのアクセス 発展編』がおすすめです。
基礎的な学習を終えた受験生が現代文のレベルをより引き上げたいのであれば、少し難しい大学受験、難関の私立や国公立レベルの問題に触れることができる本書を購入しておいて損はないでしょう。
また、掲載されている問題は徐々に難易度が上がっていくような構成となっているので、つまづきにくく、ペースを保って取り組むことが可能です。
現代文の実力を引き上げる良問ばかりが盛り込まれているので、しっかりと取り組めば共通テストの得点力upに着実に繋がります。
【古文】おすすめ問題集・参考書ランキング
高校生におすすめの古文の問題集・参考書を解説していきます。
古文は基本的な単語や文法を覚えることが大切です。
数学のように公式に当てはめて考えると点数は飛躍的に伸びていきます。
また問題のパターンも近しいものが多いので多くの問題に触れて慣れていくことが重要です。
1.読んで見て覚える重要古文単語315(武田 博幸 鞆森 祥悟 桐原書店)
おすすめ度: (4.6 / 5)
古文の本格的な問題に入る前に覚えておきたいのが古文単語。
古文特有のものはもちろん、「現代でも同じ言葉を使うけれども意味や重みが違う」ものは確認しておかないと思わぬところの失点に繋がります。
本書は数ある古文単語帳の中でもイラストが多く、説明が簡潔な点が特徴。
「こはいかに→怖い蟹」などの語呂合わせやダジャレも多く、分かりやすく楽しく単語を覚えられるように工夫されています。
見出しは「315個」ですが、関連語句や古文常識などまで多数収録されていますので、隅々まで覚えることでそれ以上の知識を得られます。
2.ステップアップノート30古典文法基礎ドリル(井上 摩梨 河合出版)
問題演習に入る前に押さえておきたい!
古典文法総まとめ参考書入試本番まで持っておきたい一冊。
おすすめ度: (4.1 / 5)
古典文法もまた、実際の演習に入る前にある程度身につけておきたい基礎知識。
特に助動詞・品詞分解などはどの大学でもほぼ確実に聞かれる問題なので、確実に点を取りたいですよね。
本書は文法で点が取れないことにお悩みの受験生におすすめ。
この問題集を1冊仕上げられれば、古典文法についてはほぼ完璧になるからです。
ポイントについての解説が最初にあり、基礎問題、演習問題という構成。
これから入試に向けて古典文法を覚え直したいという人から、入試に向けて古典文法のおさらいをしたいという人まで幅広く使えます。
何回も繰り返して解き直し、確実に身に着けられるようになるまで頑張りましょう!
3.古文上達 基礎編 読解と演習45(仲 光雄 Z会)
共通テスト~私立大入試入門教材です。
これから古文読解を始めたい高校生へおすすめの参考書です!
おすすめ度: (4 / 5)
文法・単語が分かるようになったら、実際の文章を通じてアウトプットを練習していかなくてはなりません。
本書では古文読解をこれから始めようとする人向けに、文法事項の解説である「集中講義」とその確認の「練習問題」、実際の文章を使った「実戦問題」を収録しています。
1つずつテーマが決まっているので、何に注意しながら読めばいいのかが分かりやすいのが嬉しい点です。
解説を熟読することで、どの部分に着目すればよいのかと言った着眼点やテクニックについても身につけられます。
姉妹編として「古文上達 読解と演習56」もありますので、中堅私大以上を目指す人は続いてそちらに進むことをおすすめします。
4.古文 入試精選問題集(河合塾国語科 河合出版)
・国公立二次、私立上位校向けに対策したい高校国語おすすめの参考書です!
おすすめ度: (4.1 / 5)
「センター過去問ではすでに8割を安定して取れている」「中堅私大の古文は合格点を取れる」という状況で、更に上の大学を目指している人におすすめの1冊。
問題よりも厚い解説編で、古文の解答を考える際の着眼点やテクニックを丁寧に説明してくれています。
この問題集で解き方を身につければ、上位校でも安定して古文で点数を取れるようになるでしょう。
マーク式だけでなく記述の問題についてもバランス良く取り扱っているので、志望校の出題形式にこだわらずに使えます。
基礎的な文法や古文常識はすでに知っていることが前提となっているので、まずそこに不安がある人は基礎の復習してから取り組むようにしましょう。
5.得点奪取古文―記述対策(竹村 良三 武田 博幸 伊田 裕 河合出版)
・国公立二次試験の記述問題で高得点を取りたい高校生におすすめの参考書です!
おすすめ度: (3.9 / 5)
国公立の中でも、特に難関校の古文で点数を稼ぎたいという文系におすすめの問題集。
最難関の記述問題を扱っています。
記述問題では、「書いたはいいけれども、これで合っているか、何点取れるのかが良くわからない」ということがよくあるもの。
しかし、この問題集は丁寧に1語ずつ採点基準が示されているので、独学でも的確に添削ができます。
また、解答だけでなく、「解答作成時のポイント」についての解説が豊富なので、入試で出会う初見の問題でも的確な回答を作成できるようになります。
難易度の高い記述問題で他の受験生と差をつけられるようになるでしょう。
6.望月光の古文教室 古典文法編 改訂版 (教室シリーズ)
本書はウォーミングアップ編と実践編の2部構成からなる講義形式の参考書です。
二段構えの構成を通して、古典文法だけでなく古文自体の基礎学習も学べます。
難しい問題に挑戦するというよりは、基本の定着に重点が置かれているので、古典が嫌いな人や苦手な学生が取り組むのにぴったりです。
ただし、問題集ではなく解説書なので本書で基礎を身につけた後は別に問題集を用意して、実際の古典問題を解く力を養う必要がある点には注意しましょう。
本書は知識のインプット中心の参考書です。
7.元井太郎の 古文読解が面白いほどできる本(元井太郎 KADOKAWA)
単語と文法は大体覚えた状態で問題に挑戦してみたけれども、思うように点数が取れないと感じている人には特におすすめです。
フィーリングや感覚に頼らない、古典問題を解くためのテクニックが中心的に取り上げられています。
古典の解説だけでなく受験に対する姿勢にも触れられており、勉強に対するモチベーションを持続させる効果も見込めるので、古典に対する苦手意識が強い人にこそ読んで欲しい参考書です。
【漢文】おすすめ問題集・参考書ランキング
次に高校生におすすめの漢文の問題集・参考書を解説していきます。
漢文が苦手な子は当時の時代背景 や雰囲気をイメージでできていない子が多いです。
そのため、漫画やイラストを使った教材をえ選ぶこともおすすめできます。
具体的にイメージを膨らませてか、練習に取り組むのも効果的です
1.ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習 (高橋 健一 寺田 るり子 藤堂 光順 河合出版)
まず漢文の句形を覚えたいならこの問題集・参考書がおすすめです!
おすすめ度: (4.5 / 5)
漢文独特の再読文字、疑問・反語形などといった句形は漢文の問題では必ず問われる部分。
読解問題に入る前には覚えておかないと、文章を読んでも「なんとなく」「雰囲気」でしか理解できないことも。
そうなると、せっかく問題演習をしても点が取れないばかりか、とても効率の悪い勉強になりかねません。
これから漢文の勉強を始めたい、あるいはおさらいをしたいという人に本書はうってつけです。
まず句形についての解説があり、それについての確認問題と練習問題がついているので、他に参考書などを使う必要がありません。
書き下し文、全文解釈もついているので、間違えてしまった際にも「自分がどこで、どう間違えたのか」をチェックできます。
何周もやって覚えきれば、共通テストまで対応できますよ。
2.マーク式基礎問題集 漢文 (河合塾国語科 河合出版)
句形を覚えたらこれ!
共通テスト入門レベルの漢文参考書です。
おすすめ度: (4 / 5)
漢文で句形を覚えたら、次にするべきはその知識を使って問題演習をすることです。
実際にどうやって出題されるのかが分かりますし、知識の抜けがないかの確認もできます。
また、演習を積んで慣れることで問題を解くスピードも向上していきます。
そんな、「これから漢文の読解に取り掛かる」というときにおすすめなのが本書。
共通テストや私大で取り入れられているマーク式で、共通テストよりやや易しめ、短めの文章を使った問題を収録しています。
解説が丁寧で、解答の理由や着眼点だけでなく、文学史なども丁寧に説明してくれています。
マーク式だからと敬遠せず、国公立志望の人も漢文読解の入門書として利用するといいでしょう。
3.漢文 入試精選問題集(河合塾国語科 河合出版)
・共通テスト~国公立二次まで対応可能な参考書です!志望校に合わせて調節しましょう。
おすすめ度: (3.8 / 5)
漢文の基礎力を身に着けたら、次は実際の志望校に応じた難易度のものまで解けるようにしていきましょう。
この問題集は共通テストから国立二次試験までの難易度を幅広く収録しており、記述と選択式両方の練習ができるようになっています。
10問ごとに難易度が上がり、最初の10問は共通テスト~私大、次の10問は中堅~難関私大、最後は難関国公立二次試験用です。
ただし漢文は学校によっては配点が小さかったり、難関大学と言われる学校でもあまり難しくないこともあります。
自分の志望校の過去問、そして合格のために取りたい得点のバランスなどから、どれくらい自分が漢文に力を入れるべきか=どこまでこの問題集をやるか、を決めるといいでしょう。
4.得点奪取漢文―記述対策 (天野 成之 三森 一彦 吉野 大作 河合出版)
・国公立二次の漢文記述の対策がしたい高校生へおすすめの国語参考書です!
おすすめ度: (4.1 / 5)
古文でも紹介した「得点奪取」の漢文バージョン。
同様に、独学で国公立二次の記述問題を対策したい人へおすすめです。
古文と同様にとにかく採点基準が細かいので、自分ひとりでも記述問題を採点可能。
また、最初に記述問題で頻出のパターンについて解説されていますので、返り点の振り方や現代語訳などにどう取り組めばいいのかが論理的に分かります。
問題を解いて解説を読むだけでなく、音読するのもおすすめの勉強法です。
問題文を何度も音読することで、漢文をより速く読めるようになります。
こちらの問題集も、句形などが覚えられていないうちにやってもあまり効果がありません。
もし問題集の序盤で引っかかるようなら、基礎をもう一度復習してから取り組むようにしましょう。
5.寺師の漢文をはじめからていねいに (東進ブックス 名人の授業 大学受験)
本書は基本的な漢文の知識をストーリー形式の解説を通して学べる参考書です。
内容も基礎から少し高度な内容まで踏み込んでいて内容が充実しているので、初心者の基礎固めから大学の二次試験対策にまで利用できます。
文章の面白さやストーリ形式の解説から読みやすさが評価されている参考書でもあるので,
漢文に苦手意識を持っている受験生でも読むのを挫折してしまう可能背は少ないです。
次に共通テストにおすすめの国語の参考書を解説します。
【共通テスト】におすすめの国語の参考書
ここからは、共通テストにおすすめの国語の問題集・参考書を解説します。
基礎固めから成績アップにつなげる問題集が多くあるので1冊選んでみて下しさい!
1.漢文早覚え速答法 共通テスト対応版
本書は共通テストに向けて漢文に慣れるために参考となる本です。
漢文を読むための公式や受験のテクニック、漢文問題に取り組むうえで絶対に覚えておきたい漢字などがまとめられており、効率的に漢文の知識を覚えていくことが可能です。
その効率性がよく評価されていて、漢文の初学者や理系で漢文にあまり勉強の時間を割きたくない受験生に強い支持を受けている参考書でもあります。
ただし、共通テストに挑戦する上では多くの問題に触れておく必要があるので、漢文で高得点を目指すのであれば別に問題集を用紙しなければいけません。
2.漢文ヤマのヤマ 共通テスト対応版
受験漢文に出る句法をまとめて説明付きで解説してくれる参考書です。
読解や受験テクニックという面では『漢文早覚え速答法』に劣るという評判もありますが、句法に関しては本書のほうがしっかりとまとめられている参考書だという人もいます。
気になる受験生は『漢文早覚え速答法』と併用して基礎固めを盤石なものしましょう。
また、初学者にも優しく漢文の書き下しや現代語訳がしっかりと付随されているので、理解できるまで読み込むことも可能です。
時間を掛けてもいいのでしっかりと学びたいのであれば本書がおすすめです。
3.共通テスト過去問研究 国語 (2024年版 共通テスト赤本シリーズ)
いわゆる「赤本」です。
2022年受験用なので使い込んで国語の傾向をつかみましょう。
受験に向けて実戦的な能力を身につけたいのであれば共通テストの過去問に沢山触れられる本書がおすすめです。
過去問だけでなくオリジナルの問題も盛り込まれているのでボリュームは満点、とにかく多くの問題を解き、問題を実際に解く力を身につけたいと考える受験生向けの参考書となります。
解説はそこまで詳しくないという評判もありますが、簡素な情報から当たりを付けて問題に取り組む力を磨くのであれば本書で十分です。
別の本で解説や文章を徹底的に読み込んで解凍する精読の力を磨くのも良いのですが、本番の試験ではじっくりと考える時間が取れない点は覚えておきましょう。
4.2021年用共通テスト実戦模試(5)国語(Z会編集部)
共通テスト試行調査の過去問に加えて、全6回分のオリジナル模試が掲載されている問題集です。
オリジナル模試で実践力を磨いてから、試行調査調査の問題に取り組み自分の実力を確かめられます。
本番を想定して作成されたオリジナル模試を利用して、ぜひ問題を正確かつ迅速に解く力を身につけましょう。
国語力があっても問題形式に慣れていないと、時間が足りなくなってしまう受験生も多いので、本番慣れできるオリジナル模試が多数収録されてる点が嬉しいですね。
5.大学入学共通テスト 国語[古文・漢文]の点数が面白いほどとれる本
共通テストに向けて、古文・漢文の必要最低限のポイントを抑えられる参考書です。
暗記すべき内容が間違えやすいポイントを絞って効率的に古典と漢文の問題を解く力を身につけることができるので、理系の受験生から高い評価を受けている本でもあります。
ただし、共通テストで点数を取るための効率性が重視されているため、本書だけで高得点を獲得するのは難しいです。
共通テストの国語で高得点を狙いたいのであれば、本書だけでなく二次試験も見据えた少し難しめの参考書を追加購入することをおすすめします。
【難易度別】大学受験におすすめの国語の参考書
難易度別の大学入試におすすめの国語参考書も解説していきます。
大学受験の問題集は、自分のレベルにあった問題集を使うことが大切です。
ぜひ一冊選んで使い込んでみてください!
2022年受験用の国語の問題集もあります。
1.2021大学入学共通テスト実戦問題集 国語
試行調査の問題を基にした分析や学習アドバイスも含められた問題集が本書で、現代文の共通テストにとにかく慣れたい初心者におすすめの本です。
2020年に出版された問題集なので第一回の共通テスト本番の問題が収録されていない難点がありますが、あらゆる問題に対応するための良問と解説が掲載されています。
本番よりも問題の平均レベルは高めであり、得点しやすい優しめの問題が出題されることもある本番試験よりも本問題集で得点することはやや難しいです。
その分、本書に真面目に取り組めば本番の共通試験が優しく感じられるという評価もあります。
※2024年版が発売されたらそちらを選びましょう。
2.船口のゼロから読み解く最強の現代文
現代文読解の基本的な力を身につけたい高校生におすすめの参考書です。
いままで現代文を感覚でしか解いて来なかった人や、そもそも現代文の読み方が分からない学生にピッタリの本であり、文章の構成という基本の基本から学ぶことができます。
注意点としては読解力を身に身につけることに重点が置かれているインプット本なので、記述対策などのアウトプット力を鍛えるためには別の参考書を用意する必要がある点は覚えておきましょう。
3.記述の手順がわかって書ける!現代文記述問題の解き方―「二つの図式」と「四つの定理」
大学に二次試験に向けて、現代文の記述式問題の解答力を上げたい受験生向けの参考書です。
構成は現代文の記述式問題を解くためのルールを読み込んだ後で問題演習に取り組み、解答のルールを身につける形となっています。
解答の法則を学べるので、文章読解はできるけれども現代文の記述式問題の解答方法が分からずに思うように点数が伸びない受験生におすすめの参考書です。
注意点としては、本書は記述式問題に対応するための必要最低限のエッセンスを盛り込んだ参考書である点です。
漢字や語彙、文章読解などの点数が取れていない人は先にそちらに取り組んでおきましょう。
本書はあくまでも国語力が一定レベルある、記述式解答の点数を引き上げたい学生向けの参考書です。
4.得点奪取古文―記述対策
古い本にはなりますが、得点奪取シリーズは大学二次試験の記述問題に対応できる参考書として長年の評価を受けています。
記述式問題では自己採点が難しいという問題がつきまといますが、本書は採点基準が細かく厳格に定められているので、自分の解答のどこが間違いなのか明確に分かります。
この本で問題の解き方の要点を抑え、大学の二次試験の過去問に取り組めば二次試験対策としては十分です。
ただし、試験に古文があっても配点が低い理系や二次試験に古文を使わない場合にはオーバーワーク気味の参考書となってしまうので、どうしても古文の点数が欲しいという受験生以外にはおすすめできません。
5.得点奪取漢文―記述対策
本書は先ほど紹介した得点奪取シリーズの漢文版です。
旧帝大レベルの大学受験の漢文で得点が欲しいのであれば本書を購入しておいて損はないという評判です。
問題数は少なめですが解説が詳細で採点基準もしっかりと設けられています。
漢文の記述式問題で完全解答を目指したい学生にとっては非常に助かるのが本書です。
しかし、他の得点奪取シリーズと同じく、漢文の点数がそれほど必要でない学生にとってはオーバーワーク気味の参考書となるので注意してください。
漢文で得点に差を付けたい学生向けの本です。
国語はセンスではない!問題集で解き方を身につけよう
国語で点数が伸びないと、「元々読書していないから」「センスが無いから」などと考えてしまいがち。
しかし、それは違います。
国語も勉強して解き方や考え方、テクニックを身に着けて練習を積めば、どんどん点数が上がります。
だからこそ、どんな問題集を選ぶかは大切な部分。
闇雲にひたすら問題を解くのではなく、自分の弱点となる部分や練習したい部分に合わせた問題集にすることで、より効率よく成績を上げられます。
自分にあった問題集を選んで、国語の点数をアップさせていきましょう!
最後に高校生におすすめの国語の問題集ランキング分野別の1位を紹介します!
1位 | 漢字 | 現代文 | 古文 | 漢文 |
おすすめ 問題集 | ||||
商品名 | 入試 漢字マスター1800+ | 田村のやさしく語る現代文 | 読んで見て覚える重要古文単語315 | ステップアップノート 10漢文句形ドリルと演習 |
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各ジャンルのランキング1位は、塾講師の筆者が心からおすすめできる高校生国語の問題集・参考書です。
高校生におすすめの問題集は
・英語のおすすめ問題集
・数学のおすすめ問題集
・社会のおすすめ問題集
・物理のおすすめ問題集
・化学のおすすめ問題集
も参考にしてください!
\塾講師からの豆知識/
高校生の自宅学習では「Z会」や「進研ゼミ高校講座」「河合塾one」「スタディサプリ」を使うこともおすすめです。
進研ゼミ高校講座やZ会・河合塾oneとスタディサプリの比較・評判記事はこちら
・進研ゼミ高校講座の口コミ・評判は?
・河合塾oneの口コミ・評判は?料金・メリット・デメリット・スタディサプリと比較を塾講師が解説!
・Z会高校生コースの口コミ・評判は?料金・特徴やメリット・デメリットを塾講師が解説!
・スタディサプリ高校講座の口コミ・評判は?料金・特徴やメリット・デメリットを塾講師が解説!
Z会は難しい印象もありますが、良問が多く1教科から受講できるので苦手克服や成績を上げる強い武器になります!
学校の定期テスト対策は勿論ですが、大学受験対策としても優秀な教材です!
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小学5年生 | 国語 ・算数 ・理科 ・社会 ・英語 ・音楽 ・プログラミング ・思考力
小学6年生 | 国語 ・算数 ・理科 ・社会 ・英語 ・音楽 ・プログラミング ・思考力
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