中学受験の親の関わり方のコツは?サポートできることを解説!

『中学受験の親の関わり方は?』
『塾選びはどうすればいい?』
『最終学年や受験本番直前はなにをすればいい?』
と気になる事もありますよね。

今回は、中学受験をする小学生の親御さんの関わり方のコツを解説していきます!

中学受験をすることになった家庭や、中学受験をするか悩んでいる家庭からすると「親の関わり方」は気になりますよね。

塾選びや、志望校選びはどうすればいい?など分からないことも多いです。

そこで今回は、10年以上中学受験の指導をしている筆者が「中学受験をする親御さんの関わり方のコツ」を解説していきます!

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なぜ中学受験をするか「理由」を一緒に話し合う

中学受験をする理由を親子で話し合う
中学受験をすることになった際には、まず親子でしっかり中学受験をする理由をしっかり話し合うことです。

・良い大学に行きたいから
・将来の夢が○○だから
・あこがれのあの学校に通いたいから
と理由は家庭によって違います。

どんな理由でも、親子でしっかり、中学受験をする理由を共有しておくことが小学4年生からの長期戦を乗り切るためには重要です。

ただし、あまりネガティブな理由はおすすめできません。
「公立は嫌だから受験する」
「家の近くの学校が良い」
等といったモチベーションではとても数年にわたる中学受験戦争には勝ち残れません。

少なくとも「いい学校に入れたい!」可能であれば「(親としては)●●中学校に入れたい!(+その理由)」といったモチベーションを持った上で、中学受験に望むのが望ましいです。

ただし、親の無理強いは禁物です。
中学受験に失敗して、反抗期が始めることもあります。

そして、子どもの人生は中学受験の合否だけで決まるものではありません。
親の熱意と、子どもの熱意をしっかりすり合わせて、一緒に合格に向けて歩きだしていきましょう。

次に中学受験の塾通いはいつからか、選び方のコツも確認していきましょう。

中学受験の親の関わり方『塾・志望校選び編』

小学校低学年から塾に通わせる場合もあり得ますが、一般的には、小学校4年生になるタイミングで塾に通わせれば十分だと思います。

多くの進学塾では、4年生からの通塾であれば無理をしなくても一通りのカリキュラムを受けられるようにスケジューリングされています。
その上で、ご両親として、どういったモチベーションでお子様に中学受験をさせるのか、という点が非常に重要になります。

多くのご家庭の場合、小学生高学年(4年生頃)に入る位に塾に通わせるかどうか判断をすることになります。
このタイミングではご両親主導の場合の方が多いのではないでしょうか。

中学受験塾選びのコツ

塾選びは当然のことながら、中学受験の成否について非常に大きなウェイトを占めることになります。
塾についてもいわゆる進学塾を選ぶのか、補習塾を選ぶのかによって、目指すことができる学校も大きく変わってきますし、個別指導を選ぶのか、集団授業を選ぶのかによっても進路は大きく変わってきます。

平たく言えば、進学塾の中でもSAPIXや日能研に代表されるような大手の進学塾に行けば、レベルの高い学校を狙いやすくなりますし、クラス分けテスト等の偏差値等によって、お子様の適正な学校を選択しやすくなるといえます。

反対に個別指導や補習塾のような塾であれば、お子様の個別のレベルに合わせて授業をしてもらえることになるので、お子様のモチベーションを保ちやすい、という面があります。

もちろん、上記のメリットは双方の塾のデメリットにもなりますし、集団授業をやっている塾の個別指導(例えばSAPIXが主催するプリバード)を併用する形もありますので、どの学校を目指すか、ということに加え、お子様のレベルに合わせた塾を選択することが非常に重要です。

そのためには、候補となる塾の情報を得ることが必要不可欠です。

例年2月下旬~4月上旬にかけて、大手進学塾は説明会を実施します。

有名校の合格実績等をプレゼンし、その塾の教育スタイル、中学受験に向けた勉強のスケジュールなどを公開しています。
まずは、これらに参加して「ご両親がお考えの中学受験へのスタンス」と「塾のスタンス」が一致しているかどうかを見定める必要があます。

志望校選びのコツ

次に中学受験をする際の志望校選びの選び方のコツを解説していきます。

志望校選びで注目すべき点はこちらです。

中学受験の志望校の選び方のコツ・偏差値のグラデーションを意識する
・通いやすさを考える
・共学、男子校、女子高で選ぶ
・創設者、歴史で選ぶ
・規律,校則,教育方針で選ぶ
・高校、大学の進学、合格率で選ぶ

仮に低学年から塾通いをさせるのであれば、最初から志望校を意識する必要はないかもしれません。
しかし、志望校をある程度イメージすることは、中学受験へのモチベーションに直結することになります。

まず偏差値の選びかたからです。
小学4,5年生くらいであれば受験をする学校の偏差値はいくら高くても気にしない事です。
いくら高くても、そこを目標に勉強していくことでモチベーションにもなります。
最初から諦めてしまうのはもったいないです。

実際に受験をする際には、偏差値にグラデーションを付けて受験するようにしましょう。
例えば、第一志望が偏差値70だとすれば、65,60,57,53..というようにそれぞれの偏差値部類で行きたい学校を決めておくといいでしょう。

滑り止めにもなりますし、一つ合格が出るだけでも子どものその後の人生には大きく影響します。

そのほか、大学受験の成績が良い、一貫校の環境が魅力的等といったイメージは持っていた方がベターです。

学校説明会に関しては、平日に実施される場合も少なくありません。
上記の情報収集をしっかりと行った上で、お子様と密にコミュニケーションをとりながら、志望校を絞り、文化祭や体育祭に連れて行く、というのが良いでしょう。

学校の雰囲気、イメージなどでお子様のモチベーションにもつながります。

この際、意外と重要なのは、車やタクシーで移動するのではなく、実際に想定される登校経路で行ってみることです。

お子様も実際の登校をイメージできますし、後述するように、面接試験でも数多く聞かれる事項になります。

中学受験に失敗する家庭の特徴は家庭学習をしない事

中学受験に失敗する傾向にあるご両親のスタンスとしては、「塾に任せておけばいい。」という考え方です。

実際に塾講師をしていると、そういったご両親によく遭遇します。
(そういったご両親に限って、「塾に通わせているのに、なぜ成績が伸びないんだ。」といったクレームを入れてくる傾向にもあります。)

塾に通っている期間は、週の中でも数時間と実はそんなには長くありません。
家庭にいる時間の方が圧倒的に長いです。
そのため、家庭学習をしっかりこなすことが、合格には不可欠となります。

塾に通ったからといって成果が必ず出るほど中学受験は甘くはありません。
仮にそうなら、塾に通った生徒全員が好きな中学に行ける、ということになってしまいます。

 

大手学習塾が合格しやすい理由は家庭学習までコントロールしてくれること

大手塾であれば、そのカリキュラムをしっかりとこなしていれば、ある程度の偏差値は得ることができます。
その結果として、志望校の選択肢の幅も広がることになるでしょう。

もっとも、それは、塾から出されている課題、特に家庭学習をしっかりこなすことを指導しているからです。

家庭学習をしっかりとこなし、テストに向けた復習もしっかりと行う必要があることを伝えているいるのです。

そのため、通っている子どもは、クラス別テスト等で上位の成績をとり、成績別のクラスで、上位のクラスに在籍できるような勉強を続けていくことをめざします。

また中学受験は、中学受験をする≒塾通いをしている子供の中の争いであり、決して学校の中で良い成績をとれているだけでは競争に勝てないことはご両親もしっかりと頭に入れておいていただく必要があります。

学校での知識はあくまで最低限の知識です。

長期休暇の過ごし方は?

長期休暇は、お子様は遊びたい盛りです。

特に夏休みは、期間が長いこともあり、プールやお祭り等誘惑だらけの展開になります。
もっとも、受験勉強においては、この長期休暇が特にインプットにおいては重要になります。

この時期には集中的に授業を実施する講習が実施され、4・5年生は基礎知識の確認、6年生になれば、基礎知識の不足部分を補完するとともに、アウトプットの練習もしていく必要があります。

4年生であれば、塾の勉強に遅れておらず、ある程度上位のクラスに食い込んでいることができれば、塾の休みの日を縫って遊んでも良いと思います。

しかし、5・6年生の場合、そこまでの余裕を持てるお子様はあまりいないのではないでしょうか。

誘惑が大量にある中でお子様を勉強させるにはやはり、ご両親の協力が必要不可欠です。

勉強と遊びのバランスを勉強のスケジュールを組むなどしてご両親がある程度コントロールする必要があります。
長期休暇中の講習の復習や講習後のクラス分けテストへ向けた勉強等も行う必要があります。

例えば、採点作業を手伝う、場合によっては一緒に問題を解いてあげる、といったサポートでお子様の勉強のやる気に適した方法をご家族ごとにしっかりと探していくことが大切です。

最終学年で志望校を本格的に決定する

大手進学塾の場合、概ね6年生の夏休み以降は志望校別の授業や講習が始まることになります。

そのため、この頃までには志望校をある程度決定し、後述するようなスケジューリングを行いつつ、受験する学校を決定していく必要があります。

この際、塾の保護者面談や、偏差値等から、受験校を決定していくことになります。

もちろん、お子様やご両親にどうしても譲れない第一志望校がある場合、その学校の受験について、偏差値的に難しくても受けてみる、というチャレンジをすることは十分にあり得ます

もっとも、重要なのは、少なくともご両親に関しては、偏差値と受験校の関係、つまり、当該学校の合格が十分に望めるのか、それともチャレンジなのかはひいき目なしに把握する必要があります。

(とはいえ、多くの場合、お子様もテストの結果で自分のポジションは把握することにはなりますが・・・)

難しい学校なのか、合格圏の学校なのか、どういった学校を滑り止めに配置するのかは、お子様の偏差値等を見据えて冷静に判断する必要があります。

そうでないと、ここからの志望校別の勉強法に影響が出ることになりかねないからです。

過去問はいつから?

過去問については、5年生の夏頃から徐々にスタートしておくとよいと思います。
6年生で志望校が決まってから・・・というご両親もいらっしゃいますが、過去問はできる範囲で早めにスタートしておく方が学校の傾向もつかみやすいです。

ご両親が時間を取れるのであれば、競争するように、一緒に過去問を解いてあげるといった方法もありだと思います。
早めに過去問を解き始める場合は、志望校にこだわらず、塾の先生に聞きながら、お子様の偏差値よりも少し低いレベルの学校から始めるのが良いと思います。

案外解ける問題も多いですし、実戦感覚を身に着けることができます。

ご両親としては、過去問集を購入する際に、塾の先生に相談しながら購入し、徐々にお子様に受験本番の意識づくりを行う作業に入っていく必要があります。

中学受験の勉強法は
国語の勉強法
算数の勉強法
理科
社会
も参考にしてみてください!

メリハリをつけてモチベーション維持を

中学受験は通常3年程度、短い方でも2年程度の長丁場になります。

もちろん、お子様のモチベーションも上下します。
そのため適度な息抜きなどを設定してあげることは必要です。
メリハリをつけて、勉強をするようにしまし。

また、モチベーション維持でおすすめの方法は、一番最初の項目で解説した「中学受験する目的」を思い出させることです。
やる気がなくなったときも、これを思い出すとやる気アップする子も沢山います。

しかし、時にはお子様と衝突することもあるでしょうが、それも覚悟しなければなりません。

時には厳しいことを言わなければならない場面もありますが、親子で一歩一歩進みながら乗り越えていきましょう。

 

受験本番のスケジューリングは親も一緒に計画を立てる

願書を提出する場面で、どの学校を受験するのかは決定する必要があります。

首都圏であれば、例年2月1日が主要校の受験日となります。
また、1日の受験校の結果次第で3日や4日の受験校を変更する場合には、受験料を放棄することを覚悟の上で、同一日に複数の学校に願書を提出する、といった戦略も十分に考えられるところです。

ご両親としては、本命となる学校がいつ試験日なのか、滑り止めを設定するのかしないのか、1日2校受験するのか、といったスケジューリングが必要不可欠です。

中には、1次2次といったように複数日押さえなければならない学校もあります。

特に受験日が日曜日に重なるような場合には、キリスト教系のガッコが入試日をずらす等イレギュラーが発生しますので、そういった面でも塾の先生に相談する等して綿密なスケジューリングを行うことが求められます。

願書の提出はしっかり準備する

学校に提出する願書には、学校によっては、その志望動機を記入させる場合があります。
正直に言えば、願書に点数が振られている可能性は低いとは思いますが、しっかりと用意しておくに越したことはありません。

最低限、文化祭や(実施している学校の場合は)学校説明会に参加し、教育方針や部活動への力の入れ方、進学先の傾向等を事前に調査し、それに即した内容を記載してあげることが、お子様に対する最低限の務めになります。

少なくとも足は引っ張らないよう、事前対策は入念に行う必要があります。

 

面接試験の練習は親もしておく(服装のチェックも)

学校によっては、学力試験の他に面接試験が実施される学校があります。
面接のスタイルは学校によってさまざまですが、親子同席の面接や、親のみの面接が課せられる学校もあります。

親が面接試験を実際に受ける場合には服装をキチンとしたもの(例えば、男性であればスーツといった常識的な服装)を用意していくのは当たり前ですが、願書以上の予習が必要なことも想像には難くないといえるのではないでしょうか。

ご両親の考える教育方針とその学校の教育方針がどのようにマッチしているのか、ご両親として、その学校のどこが一番魅力なのか、といったことはお父様だけでなく、お母様もしっかりと答えられる必要があります。

面接試験は多くの場合、学力試験の後の合格者の絞り込みに使われます。

もちろん、学力試験の成績は前提になっていますので、面接試験はあくまで補助的な扱いではありますが、足切りラインでは大きく左右されることになる可能性がありますので、せっかくのお子様の頑張りについて足を引っ張らないような努力はご両親にも求められます。

また、親子面接、親の面接がなく、子供の面接試験が実施される場合もあります。

この場合は、単独面接とグループ面接、またはその両方が実施される場合がありますが、その予習が必要です。

大手塾の場合面接模試も実施されますので、こちらを受験させ、練習をさせること、そして、可能であれば塾の先生等に面接試験でよく聞かれる質問などを聞いた上で、更に自宅で練習するとよいでしょう。

具体的な質問内容でよく出てくるのは、
「志望動機は何ですか。」
「どういった部活動に入り、どういった大人になりたいですか。」
「学校までの交通経路を説明してください。」
「名前の由来はなんですか。」
といったところでしょうか。

また、お子様の目線もポイントです。
目を見るのが恥ずかしい、怖いということであれば、面接官のネクタイの結び目辺りを見る練習をさせてみてください。

面接官の立場になると意外と目を見ているようにみえるものです。

まとめ:中学受験は親のサポートが大切!

総じて中学受験で結果を残すにはご両親の協力が必要不可欠です。
時間もお金もかかります。

もちろん合格になれば嬉しいですが、かりにダメだった場合でも子どもの成長には大きく影響します。

中学受験で親が一生懸命手伝ってくれる姿をみて、もっと頑張ろうと考える子も多いです。

そのため、中学受験をするのであれば、ぜひお子さまのサポートをしてあげてください!

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編集長プロフィール

子供の習い事研究家さとう/編集長


「子供の習い事研究家」として活動中。
2019年5月に子どもの習い事図鑑の編集長に。
経歴:某IT企業に入社後、営業、マーケティングを経験。その後ライター/マーケッターおして独立。子どもの習い事図鑑の立ち上げに参画。子どもの習い事に関する事業を展開。
最近では、習い事に関わらず、ワーキングマザーの相談にのることも。 趣味は家族との時間。