身体能力だけでなく、協調性や社会性も身につけられる習い事として、根強い人気の野球教室。
休日に、近くのグラウンドや河川敷で、汗を流して頑張っている子供たちの様子を見ると、心が熱くなりますね！

小学生向けの野球教室を探す時、多くのご家庭ではまず、子供が通っている学校で練習をしている「スポーツ少年団」をイメージするのではないでしょうか。

• 神戸市にはどんなチームがあるのかな？
• 大手野球教室とスポーツ少年団の違いは？
• 神戸市の強豪野球チームはどこ？

など、特に野球未経験の保護者なら疑問がありますよね。

神戸市内の各協会に登録しているチームを見てみると、休部中のチームも合わせて約140チームが存在します。
実際に通える範囲内にある野球チームはその中の一部ですが、近くに複数の教室がある場合、それぞれどういった差があるのか、そのポイントを解説いたします。

【神戸市】野球教室を探す時のポイント

小学生向けの野球教室を探す時、多くの人が考えるポイントは以下の3つです。

1. 「硬式」と「軟式」
2. 練習会場の場所
3. 保護者の負担

それぞれ解説していきます。

1. 「硬式」と「軟式」

小学生の野球チームにはまず、「硬式」と「軟式」があります。
神戸市内のチームで硬式野球チームは3チーム（※2019年調べ）のみ。他はすべて軟式野球チームです。
中学生になると一気にその数は増えるのですが、小学生のうちは、大きな怪我をする心配が少なく、初心者でも始めやすい軟式野球チームが圧倒的な数をしめています。

しかしながら、将来はプロ野球選手に！というような目的がある場合は、多くの人が硬式野球チームを選びます。
チームの数は少ないですが、硬式と軟式ではルールにも違いがあり、本格的に野球を習わせたい！と考える人は、硬式野球チームにこだわって教室を探すでしょう。
硬式野球チームでは、楽しくのびのび……というよりも、子供ながらにしっかりと体つくりをしながら、完全に趣味の域を超えて練習に取り組みます。

2. 練習会場の場所

子供が通っている小学校のグラウンドで練習するような野球チームなら、保護者が送迎する必要もなく、子供が一人で、またはお友達と一緒に子供たちだけで会場に行けます。

しかし毎回、家から離れた練習会場へ行くとなれば、保護者の送迎が必要です。
「遠征が多い」「毎回練習場所が遠い」といった場合、毎回その時間は保護者の時間がとられることになるため、大きな負担を感じる人もいるでしょう。
子供が自ら一人で行動できる範囲内に練習解除があれば、通わせるのもラクです。

バスの送迎がある教室も人気があります。
運良く、自宅近くまで迎えにきてくれる教室はなかなかないかもしれませんが、あれば少し保護者の負担軽減にもなります。

3. 保護者の負担

多くの保護者が負担に感じている「お茶当番」や「親コーチ」が代表的なものでしょう。
特に、部費の安いチームになると、運営は保護者やOBの協力がなくてはなりたたないものとなるため、野球経験者である保護者が監督・コーチを務めたり、順番でお茶当番がまわってきたりすることも珍しくありません。

一方、運営元がスポーツクラブのような、費用負担の大きい野球教室だと、すべて組織化されているため、親の負担は一切ありません。
ここ数年は、保護者に協力を求めると部員がなかなか集まらないため、地元のスポーツ少年団でも、少しずつ親の負担を減らしていく動きになっているようです。

【神戸市】少年野球の強豪チームは？

ここ数年の大会結果を見ていると、現在の強豪チームは

• 花谷少年野球部
• 本山フレンズ
• 西舞子少年団野球部

などがあげられます。
しかしながら、どのチームも入れ替わりで上位入賞を手にしており、それぞれのチームが熱心に練習し技術が向上しており、年度によってさまざまなチームが上位入賞をしている印象です。
監督・コーチ軍もあらゆる手段で情報を集め研究し、今の時代にあった練習方法で子供に声がけをしており、多くのチームが楽しく褒めて育てる指導をしています。

【神戸市】野球教室・少年野球チームおすすめ17選

神戸市内に拠点をおく、野球教室・野球チームを紹介します。
小学校を中心に練習をしている軟式少年野球チームは、各区、大会上位入賞をしているチームを中心に紹介しています。
※費用については、表の中にあるものがすべてではありませんので、各教室に詳しくお問い合わせください。

1. ベースボールスクール　ポルテ

全国に約870スクールあり、約11,000人の子供が通うベースボールスクールです。
野球の技術だけではなく、子供たちの【人間性】を育てる指導をしており、「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」を大切にしています。
保護者の負担は一切ありません。
年に3回、親元を離れて、大会やランクアップテストのための合宿を行っています。
合宿の期間中は、子供たち同士で助け合いながら生活をするので、協調性や自立心が磨かれますね！

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2. アミティエ神戸

3歳から小学6年生までの野球教室で、関西は兵庫・大阪・京都・滋賀に教室があります。
初心者の子供でも楽しく野球ができる環境が整っており、技術向上と同時に野球を好きになってもらえるよう「褒める指導」に力を入れています。
保護者負担はゼロで、練習中の付き添いも必要ありません。

3. 神戸リトルリーグ（硬式）

小学1年生〜6年生までが集まる硬式少年野球チームです。
リーグ戦での優勝・準優勝の実績も多く、強豪チームとして名前があがります。
公式SNSでは、日々泥まみれでがんばっている選手の様子や、大会の成績などを閲覧できます。体験や見学も随時行っています。

4. 神戸北リトルリーグ（硬式）

神戸市北区・三田市・三木市やその他周辺地域から子供たちが集まる硬式少年野球チームです。
メジャー（5・6年生）は、全日本から世界選手権、マイナー（4年生以下）は関西大会制覇を目標に日々練習しています。
練習では【実力主義】を前面に打ち出し、子供たちの自主性に重点を置いています。

5. ヤング神戸三田イーグルス（硬式）

甲子園サイエンスラボベースボールアカデミーと協力し、技術練習・トレーニングを行います。論理に基づいた基礎トレーニングと技術指導で、確実に選手をスキルアップさせます。
まずは練習生（※部費は不要）として活動し、チームの雰囲気をつかむ。その後入部の判断をする、という流れです。練習生の期間中でも、遠征試合に参加できます。

6. 箕谷少年野球部

神戸市北区箕谷祖父学校・桂木小学校に通う子供たちが集まる軟式少年野球部です。
箕谷少年野球部では、現役選手の保護者を中心にしてOB顧問が運営しています。そのため、保護者の協力も必要で、お父さんは全員「コーチ」と呼ばれています。
全く負担なしの野球教室を探している人には、参加が厳しい野球部かもしれません。

7. 学園ブルーウェーブ

神戸市西区「ほっともっとスタジアム近郊」で練習している軟式少年少女野球チームです。
「自分に負けない！」「何事も諦めない！」「仲間を信用する！」をモットーに、礼儀や精神力を鍛える野球を指導しています。
基本的に当番制の保護者負担はありませんが、年に数回、イベントなどで協力が必要になることがあります。

8. 本山フレンズ

神戸市東灘区の本山南小学校・福井池公園・内浜公園などに集まって練習をしている軟式少年野球チームです。
小学1年生〜6年生までの子供が、スタミナ作りから頑張っており、数々の大会で上位入賞しています。
「団体競技のチームの和」「一致団結をして目標に向かうこと」を大切に、全国大会を目指しています。

9. 高羽少年野球部

高羽小学校・灘区寿グラウンドにある丸高羽小学校生でチーム構成された、軟式少年野球チームです。
経験豊富な監督とコーチの元で、「地域の野球をしよう！」をスローガンにして、地域密着型のチームを目指しています。
練習だけでなく、合宿やクリスマス会、公園のゴミ拾いなど、イベントも盛りだくさんです。
保護者にはお茶当番の役割があります。

10. 兵庫大開少年団野球部

兵庫大開小学校や水木小学校に通う小学1年生〜6年生の男女が集まる軟式少年野球チームです。
様々な大会で上位入賞しており、令和三年度・神戸市少年団全市大会では、優勝しています。

11. 花谷少年野球部

神戸市須磨区にある花谷小学校で練習をがんばっている軟式少年野球チームです。
公式フェイスブックで日々の練習風景や試合結果などが見られます。
入団を考えておられる人は、ぜひ公式フェイスブックを見て、雰囲気だけでも確認してみてください。

12. 駒ヶ林少年団野球部

神戸市長田区の双葉小学校と長楽小学校が合併し、駒ケ林小学校が誕生。
駒ヶ林小学校に通う小学生が集まって練習しています。
合併してから年数の浅いチームですが、神戸市全市大会において、三位入賞をした経験があります。

13. 王塚台南コンドルズ

神戸市西区の枝吉小学校・出合小学校・その他近郊から小学生が集まる少年野球チームです。【継続は力なり】をスローガンにかかげています。
家族ぐるみで参加できるサマーキャンプや、クリスマス会などのイベントもあります。
練習日のお茶当番は一切ありません。

14. 美賀多台ベースボールクラブ

西神地区を中心に活動している軟式少年野球チームです。
基礎体力をつけることを大切にしており、野球以外のスポーツにも通じる基礎体力強化に力を入れています。
体験教室にもなっている「ベースボールデー」が開催されており、投げる・鬱・走る・捕るといった野球の楽しさを味わえます。ぜひ公式HPをご確認ください。
保護者の負担も一切ありません。

15. 枝吉パワーズ

神戸市・明石市から子供が集まる、軟式少年野球チームです。
数々の大会で上位入賞をしており、神戸市の大会だけでなく近隣市内の大会にも積極的に参加しています。

16. 小部少年団野球部

神戸市北区にある小部小学校を中心に練習の場として活動している、軟式少年野球チームです。
様々な大会に積極的に参加し、上位入賞の結果も残しています。
公式Facebookに、日々の練習風景や試合の様子が投稿されています。

17. 鹿の子台少年野球団

神戸市北区にある鹿の子台スポーツクラブの少年野球チームです。
鹿の子台小学校に通う男女の児童で結成されています。
「子供たちの笑顔を見るために」をモットーに、週末に練習しています。
出場した大会で、何度も上位入賞をしています。

まとめ：神戸市のおすすめ野球教室、まずは近場の体験教室へ行ってみよう！

同じ小学校に通っていても、違う野球チームに入っているケースは珍しくありません。
近くの野球チームの体験教室へ親子で足を運び、子供にとって雰囲気の良い場所、保護者が親づきあいしやすいと感じる場所を探してみることが大切です。
ほんの少しのことが、後々ものすごく負担に感じることもあります。
そのチームに通っている、もしくはOB・OGの保護者からも情報を集めながら、親子で通いやすい野球チームを探しましょう！

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