子供の習い事で「バイオリン」にはどのような魅力があるのでしょうか?
こんにちは「子供の習い事図鑑」(@startoo_)です。
子どもが成長するにつれ、何か「楽器」を習わせたいと考える家庭も多いですよね。
・定番のピアノやエレクトーンにするか?
・はたまた別の楽器にするか..
考えます。
そんな楽器の中でも「バイオリン」が最近では人気が出ています。
テレビでも正解的に有名なバイオリニストがバラエティー番組に出ることも増えていますよね!
また、バイオリンを選ぶ理由の1つには、置き場所に困らないという楽器の大きさも関係しています。
ピアノも習いやすいですが「置き場が困る..」という方にはいいのではないでしょうか。
今回は、子供の習い事で「バイオリン」を解説していきます。
「メリットやデメリット」「いつからできるのか?」「月謝はどれくらいか?」また「どんなバイオリンを選べばいいのか?」も合わせて紹介していきます。
この記事の目次
子供のバイオリン教室の特長は?
まずバイオリンの特長を確認していきましょう。
バイオリンと他の楽器との違いや子供向けのバイオリンがどのようなものなのか見ていきます。
バイオリンと他の楽器との違いは?
子供の習い事でバイオリンを初めて習う方で一番最初に驚くのは「バイオリン」には「音の目印」となるものがない事です。
例えばピアノであれば「ド」の場所は学校の音楽を習ったことのある人であれおおよそ分かります。
ギターも「ドレミファソラシド」の場所は決まっています。
しかし写真を見て分かるように「バイオリン」には音を把握するための目印が一切ないのです。
そして実際に弾いてみると1mmずれただけでも全然違う音になります。
このようなデリケートな楽器であることから「音感がものすごく身につく」と言われているのです。
バイオリンを数年習っている子であれば少しの音の違いも違和感として感じ取れるようになるメリットもあります。
子供向けの「バイオリン」はどんな楽器?
チェロやコントラバスなどの大型の弦楽器と比べれば小さく見えるバイオリンですが、それでも普通のバイオリンは子どもにとっては大きく感じるもの。
そのため、バイオリンを習わせる場合には、子どもの身長に合った「分数バイオリン」を用意する必要があります。
分数バイオリンとは?
分数バイオリンとは、分数でバイオリンのサイズを示したものです。
大人が持つバイオリンを4/4と表すのに対し「1/16、1/10、1/8、1/4、1/2、3/4」と徐々に大きくなっていきます。
例えば、ピアノの場合は、子供の小さな手で重いピアノの鍵盤を叩くのは、想像以上に大変です。
それに比べバイオリンの場合は「分数バイオリン」と呼ばれる、子どもの成長に合わせた小さなバイオリンから使い始めることになります。
子供の習い事でバイオリンはいつから?月謝は?
バイオリンは「いつから」通える?
子供の習い事でバイオリンは「3歳頃」から募集をしている教室が多いです。
特に一番小さい「1/16」バイオリンであれば「2~3歳」くらいでも練習することが可能でしょう。
その為、自分に合った分数バイオリンを選択して、幼児のうちから弾いている子も多くいます。
勿論小学生から始めても遅いという訳ではありません。
ただ、人間の「音感」が最も発達するのは幼少期といわれています。
その為、プロを目指すのであれば早いうちから取り組みメリットはあるでしょう。
バイオリン教室の「費用(月謝)」は?
子供のバイオリン教室の月謝の相場はどれくらいなのでしょうか?
\バイオリン教室の相場は?/
入会金 | 0円~10,000円 |
月謝 | 6,000円~12,000円 |
子供のバイオリン教室の月謝の相場は週1度のレッスンで「月1万円前後」となります。
基本は個別レッスンが多いはずです。
入会金は入る時期によってキャンペーンを行っている場合もあります。
用意するものは?
子供がバイオリン教室に通う際に必要なものは先ほどの「分数バイオリン」です。
初めてバイオリンを習う家庭であれば、教室に通う前に購入するのではなく、
教室の先生と相談しながらバイオリンを選ぶことをおすすめします。
特に初心者であれ、いきなり高額なものでなくリーズナブルなものから始めていき、
子供が「続けられそう」となれば改めて2本目でいいものを購入する方が賢明でしょう。
また、バイオリンの費用も一段数万~とピンキリです。
「最初のうちは続くか分からないからな..」という家庭では「レンタル」をしている教室もあるので確認してみるのがおすすめです。
子どもの成長に合わせた「バイオリン」の選び方は?
分数バイオリンを選ぶ基準として、子どもの身長や年齢を目安とした「対比表」があります。
その対比表を参考にして楽器店できちんと「手にとって確かめること」も大切です。
その場合、店員さんに頼んでもいいですが、先生に直接選んでもらうという方法もあります。
ただ、子どもの成長に合わせて買い替えていくのは、お金もかかり大変です。
そのため、教室によっては、分数バイオリンをレンタルしてくれるところもあるので確認してみましょう。
\子供のバイオリンならシアーミュージックの記事もおすすめ/
子供も通えるシアーミュージックの特徴とは?評判・口コミ徹底紹介!
子供が「バイオリン」を習い事にする5つのメリットとは?
バイオリンを習い事にすることでどのようなメリットがあるのでしょうか?
効果となる内容を確認していきましょう。
メリット1.音感が身につく!
バイオリンを習い事にするメリットの一つ目は「音感」が身につく事です。
先ほどもお伝えした通り、バイオリンには「音の目印」がありません。
ピアノでは「ドレミファソラシド」の位置は学校の授業で音楽を習った方でも分かります。
ただ、バイオリンの場合は4つの絃があるのみであとは何も印がないのです。
その為、音を聞き分けながら訓練していきます。
このレッスンの影響で相当な音感が身につくはずです。
音感が身につくことで「学校の音楽の授業」や「他の楽器」にも活かせるでしょう。
\子供の「音感」の記事はこちらも/
子供のうちにやっておきたい「音感トレーニング」とは?絶対音感はいつから鍛えればいい?
メリット2.「脳へのいい刺激」も
メリット2つ目はバイオリンを弾く事で「脳にもいい刺激になる」事です。
バイオリンを弾く際には
・楽譜を見て脳が理解する
・指を動かしてバイオリンを弾く
・理想通りの音が出ているか耳で聞く。
という同時に多くの処理をしなければありません。
この一連の動作を一度に行うことで「脳へのいい刺激」になります。
子供の脳への刺激を増やす事で「ワーキングメモリー(作業記憶)」の発達を促すこともできるでしょう。
\ワーキングメモリーについてはこちらの記事も/
ピアノが脳にいい?子供の習い事におすすめする5つの理由とは!
メリット3.姿勢も正しくなる!
バイオリンを習うことで「姿勢が良くなる」メリットもあります。
その理由はヴァイオリンは「姿勢が良くなければ」いい音は出ません。
また演奏中は観客に魅せる為、姿勢よく弾く事も大切なのです。
厳しい講師の場合だと、何度も演奏中の姿勢は注意されます。
バイオリンを弾くときにはどうしてもかがみがちになってしまいます。
悪い癖がつかないように普段から姿勢には気を付けておきたいところです!
メリット4.集中力が身につく
3つ目のメリットは「集中力」が身につく事です。
バイオリンを弾くためには高い集中力を要します。
先ほどお伝えした通り、バイオリンには音を奏でる為の目印がありません。
その為、弦を抑える「指先」や音を聞き分ける「耳」に集中して演奏する必要があります。
日ごろからこのような集中したレッスンをしておくことで「集中力」が身につくでしょう。
子供の場合、集中力が身につくと勉強にも役に立つこともありますね!
ギター教室講師歴15年の筆者が選ぶメーカー別子どもにおすすめのギター10選はこちら
メリット5.コミュニケーション能力の上達も!
子供の習い事でバイオリンを始めることで「コミュニケーション能力」の向上が期待できます。
バイオリンは1人で弾くだけでなく「共演する機会」も多い楽器です。
そのため、子どものころから同年代はもちろん、少し年上の人たちと接する機会があり、コミュニケーション能力が上達していきます。
また、オーケストラに選ばれたときには、指揮者に合わせて様々な楽器の演奏と合わせていくことが必要です。
このような練習をしていくうちに自然とコミュニケーション能力はついていくと期待できます。
\子供の習い事で楽器の記事はこちらも/
子どもに楽器の習い事はおすすめ?メリットや種類一覧
次にバイオリンを習い事にするデメリットはあるのか確認しておきましょう。
バイオリンを習い事にするデメリットはある?
バイオリンを習いごとにするデメリットはどのようなことがあるのでしょうか?
1.費用が高い
子供の頃からバイオリンを習うと成長に合わせてサイズを変えていく必要があります。
分数バイオリンは子供の身長に合わせていくつもあるのです。
また弦は消耗品であるため切れたら変えなければなりません。
レッスンも教室にもよりますが月に1万円ほどするため費用が高くなってきます。
2.自宅での練習も必要
バイオリンを習い事にした場合週1回のレッスンだけでは上達スピードが上がりません。
通いだしたら自宅での練習も必要になるでしょう。
その場合、近所への音漏れの心配や練習する時間を考えなければなりません。
ただ自宅でも練習ができると上達スピードが格段に上がってきます。
子供のバイオリン教室でのレッスン内容は?
実際にバイオリン教室ではどのようなレッスンをするのか?確認をしておきましょう。
今回は特に初心者向けの子が最初に習うことを解説します。
ただし姿勢で奏でること!
バイオリンのレッスンでは、綺麗な音を出すことも大切ですが、最初のうちは、「奏でるときの姿勢」も重要視します。
実はプロのバイオリニストは姿勢がとてもいいのです。
姿勢よく立つことが、きれいな音を出すことに繋がります。
そのためには、もちろん毎日の「正しい姿勢で弾く」練習も大切。
たとえ「10分」でも、家での練習を欠かさずに行うことが上達のポイントになります。
子供にとっては、バイオリンを習い事にすることで「姿勢が良くなる」というメリットもありますね!
正しい音をだすレッスン
バイオリン教室ではまず教えるのは、バイオリンの構え方と弓の持ち方。
それができるようになってから音を出す練習を始めます。
ただ、例えばピアノなど鍵盤を叩けば、決まった音が出るのとは違い、バイオリンには「決まった場所」というものがありません。
すべて“このあたり”という感覚頼り。
最初は上手に音を出すことができず、きれいな音を出すのは大変です。
綺麗な音を出すために、数か月かかることもよくあります。
だからこそ、美しい演奏には価値があるのです。
バイオリン嫌いを防ぐために
先ほど、バイオリンは綺麗な音を出すまでにも「相当な訓練が必要」とお伝えしました。
思ったように弾けないことで、悩んでしまう親子も多いです。
数か月しっかり音が出せないと、バイオリンを嫌いになってしまうという家庭も多いもの。
そのため、バイオリンを弾くことそのものより、まずは、リズムにふれるリトミック的な要素を取り入れた「音を楽しむ」ことから始める場合もあります。
これは、レッスンする音楽教室によって指導方法は変わってきますので、確認しておきましょう。
\子供の習い事はこちらの記事も/
その習い事って意味ある?子供の習い事を「無駄にしない為に」やっておきたいこととは!
次に実際にバイオリン教室に通っている家庭の体験談や評判も確認しておきましょう。
バイオリンを習い事にしている家庭の評判・体験談は?
実際に子供の習い事でバイオリンを行っている家庭ではどのような体験談があるのでしょうか?
いい評判は?
「音感が身についた」
4歳からバイオリンを習っています。
幼少期から始めたこともあって絶対音感が身につきました。
音感がわかるようになると子供も「自信」を持ってバイオリンに臨むようになっています。その自信がついたことで人前で表現することにも臆さずチャレンジするように慣れたのは大きいです。
「集中力が身についた」
バイオリンを習い事にしてから集中力が身につきました。
プロを目指しているわけではなく趣味の一環で小学生から始めています。
バイオリンではきれいな音を出すために訓練がものすごく必要です。
最初はそこでつまずきました。
ただそのきれいな音を出すために高度な集中力を使うことによって成長したなと感じています。
今では自宅で学校の勉強をする時にもその集中力は役に立っているなと感じるほどです。
「姿勢が正しくなった」
バイオリンをきれいな音で奏でるには「正しい姿勢」が重要です。
通っているバイオリン教室の講師が厳しく指導してくれることもあって正しい姿勢で引くことが見に来ました。
その影響もあって、ご飯を食べる時や勉強する時もきちんとした姿勢になっているのでえらいなど感じています。
微妙な評判は?
次に微妙な評判も確認しておきましょう。
「費用がやっぱり高い」
バイオリンはやはり費用が高いです。
小学生に入る前から通っていることもあって、年齢や成長に合わせて新しい大きさのバイオリンを購入する必要があります。
レッスンもう週に一回で15000円ほどかかっているので少し大変です。
「音楽の授業にさほど影響はなかった」
バイオリンが身につくと確かに音感を身につくのですが、
学校は音楽レベルだと高度な温感はさほど必要としないため、あまり「役に立ったな」という実感はありません。
ただ音感が身についたことによって本人も自信を持って音楽の授業に取り組めてはいるのでその点は良かったなと感じています。
まとめ:バイオリンにチャレンジで記憶力向上効果も?
バイオリンを習い事にすることで、脳にもいい影響が期待できます。
また、美しい音色を出せるようになる事で自分に自信を持ったり、音楽の楽しさを感じることができるようになるでしょう。
また、楽器を弾くということで、ワーキングメモリーと呼ばれる能力が発達すると言われています。
ワーキングメモリーとは作業記憶とも言い、会話や読み書き、計算の基礎といった日常生活や仕事・学習を支える重要な能力のことです。
実際、東京大学の学生200名あまりにアンケートをとったところ、約半数が子どものころになんらかの楽器を習っていたという結果が出ています。
子どもが楽しんで弾けるようであれば、バイオリンを習わせるのは今後の成長のためにもいいのかもしれません。
どの教室にもたいてい体験レッスンというものがありますので、1度試してみてはどうでしょうか。
\子供の習い事診断はこちら/
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