『幼少期からの音楽ってどんなメリットがある?』
『頭が良くなるって本当?』
『幼少期に音楽を始めると勉強、運動もできるようになるって本当?』
と気になる事もありますよね。
今回は幼少期から音楽を学ぶメリットを解説していきます!
幼いころから子供に音楽を習い始めさせると「情操教育」として非常に良い効果を得られることは広く知られています。
しかし、この幼児期から音楽に触れることは、「情操教育以外」にも子供の成長において様々な面でも影響を与えることが分かって来ました。
本記事では、この「幼児の頃から音楽を始める意外なメリット」についてご紹介いたします。
・幼児の音楽をするメリットを確認しておきたい
・音楽を習い事でIQや運動神経にも影響があるって本当?
この記事の目次
音楽の経験が幼児に与える影響とは?
幼児のうちから「音楽」に携わっていくと、特殊なパフォーマンス力を身に着けることは脳科学や心理学の分野で明らかになっています。
実際に「音楽に携わる人間」とそうでない人間の「脳」の違いにおいては、様々な研究が行われ明確になっています。
さらに、「幼児のうちからの音楽教育」をすることで、音楽だけに留まらず、その他の分野でも脳の活動が秀でていることが解明されているのです。
幼児の音楽の効果は分かっていることだけでも
・聴力の向上
・言語能力の向上
・知能(IQ)や運動能力の向上
にも影響があると考えられています。
そして、これらは「音楽に携わる時期が早ければ早いほど効果的である」ともされています。
では、具体的にどのような効果があるのか確認しておきましょう。
幼児の音楽教育で聴力の向上と言語能力の向上する
音楽に携わるようになると、自身の発する音や周りの音などあらゆる音に対して非常に敏感になります。
これは、音楽で身につける「複雑な音を聞き分ける能力」が必要となり、自然と耳が良くなることにあるのです。
当然、微妙な音の違いやズレなども自然と聞き分けるようになります。
幼児期から音楽に携わると「絶対音感」が身に付くのはこのためです。
子供のうちにやっておきたい「音感トレーニング」とは?絶対音感はいつから鍛えればいい?
幼児の音楽は「言語能力」に有利に働く
幼児のうちから音楽教育を行ている場合には「言語能力の向上」にも期待がされます。
音という共通点を持つ「音楽と言語」ですから、耳が良くなるということは言語などの「音声の聞き取り」も容易になります。
日本語教育は勿論ですが、日本人の耳では馴染みにくい外国語の発音にも非常に有利に働きます。
このわずかな違いを聞き分ける聴力は、言語能力と密接に関係しているのです。
また、これが好奇心を刺激することで、1つのワードから複数の知識を有することが出来るのも魅力です。
さらに、「ピアノを習っている子供の語彙力」は、そうでない子供に比べて非常に高いという研究もあります。
多くの脳科学者に「地頭を良くするために子どもにおすすめの習い事は?」というアンケートを取ったところ断トツで「ピアノ」という回答が多かったのです。
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幼児の音楽教育は知能(IQ)や運動能力の向上にも影響
前述のように「幼児の音楽教育」は言語能力の向上に大きな影響を与えますが、
他にも「知能」や「意外にも運動能力の向上」にもその影響が及びます。
言語能力は「音」という共通要素からも何となく理解できますが、この「知能や運動能力」にはどのような関係があるのでしょうか。
ここからは「知能」と「運動能力」に焦点を当てて深堀していきます。
知能(IQ)の向上
小さい頃から音楽に携わっている方の脳内スキャンをしたところ、音楽に携わっていない人と比べ「左脳と右脳」の「繋ぎの部分」が大きくなっていることが分かっています。
これは「情報の伝達能力が高くなっている」ことを示しているとされています。
また、楽譜を見ながら指を器用に動かし音を奏でる音楽では、「自然と集中力」が養われることもあるのです。
幼児のうちから音楽を学習することで、「高い伝達能力」や「集中力」「知能」が向上するのはここに裏付けがあるとされています。
実際に、音楽プログラムに参加した児童とそうでない児童の記憶力テストの結果でも、このことは証明されています。
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運動能力の向上にも効果がある
こちらも前述の知能と同様に「高い伝達能力」と「集中力」は「運動能力の向上」にも大きく影響することが期待されます。
実際にカナダのモントリオール大学の研究では、「音楽と運動能力」の関係性を実験結果とともに発表されているのです。
しかも早い時期に音楽を始めた子供ほど、運動における習得スキルが高くなる傾向も確認されています。
まだ研究発表がされていませんが、音楽による様々な神経系の発達が、この運動能力の向上には関係の可能性があります。
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音楽はEQ,HQの向上にも効果がある
さて、これまでに音楽による影響として「言語能力」に「知能」「運動能力」の向上をご紹介しました。
これらはいずれも「学習に関係するメリット」ですが、それ以外にも生活に必要な人間力として大切なものにも音楽は影響を与えてくれます。
例えば、
●感情知能(EQ:Emotion Intelligence Quotien)
自分や他人の感情の知覚と自信の感情コントロール
●人間性知能(HQ:Human Quotient)
人として持つべき良識や見解や社会性など
上記の「人として生きていくために大切な二つの知能」も音楽の影響で高めることが出来るとされているのです。
これは、アメリカ・バーモント大学の研究結果として発表されています。
他者と協力して演奏をすることから、これら知能を発達させることが出来るのです。
前述の直接的に学習に関係する能力も大切ですが、この感情知能や人間性知能など人として成長するために必要な知能も非常に大切になります。
特に、社会に出てからはこの「感情知能」や「人間性知能」の方を求められることが多くなります。
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まとめ
今回、幼児のうちから音楽を始めるメリットについてご紹介しました。
音楽と様々な能力の向上との関係性は広く知られるところですが、
こうして改めて確認すると「意外なメリット」があったのではないでしょうか?
幼児の音楽が運動神経にもいい影響を与えるのは意外でした!
今振り返ってみると、学生時代にピアノの伴奏をしていた生徒は比較的優秀だったイメージがあります。
そう考えますと、子供に何かを習わせようと考えた場合には、この「音楽」は第一選択肢の一つなのかも知れません。
しかし場合によっては、子供がストレスと感じてしまうことや絶対音感を手に入れたばかりに、雑音に過敏になるなどのデメリットも考えられます。
このことから、習い事は子供の成長と自主性に応じて決めるのが良いのかも知れませんね。
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