中2国語「平家物語」の無料プリントです。冒頭の「祇園精舎」と、那須与一が扇を射る「扇の的」の場面を読む問題を、学習ポイント・問題・解答解説の3種類のPDFで学べます。問題は各8問の全32問で、最後は100点満点の確認テストです。ブラウザで表示して、無料で印刷できます。
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『平家物語』は、平家の栄えと衰え、源平の戦いなどを描いた軍記物語で、鎌倉時代に成立しました。作者は未詳で、琵琶を伴う語りによっても伝えられてきました。「平家物語 祇園精舎 扇の的 問題 プリント」を探している方に向けて、冒頭の言葉と扇の的の場面を読み取る練習プリントを用意しました。
問題は基礎・標準・応用の練習3セットと、確認テスト1セットの4段階です。「諸行無常」「盛者必衰」の意味と対句・たとえ、那須与一の祈り、扇を射る前後の状況、両軍の反応を順に読みます。本文には語注を付けています。
平家物語の読み方|無常・対句とたとえ・場面と心情・音と色の描写
軍記物語は、語りの言葉の調子と、場面の様子の両方に注目して読みます。学習ポイントのプリントでは、次の点を確認します。
- 無常という見方をつかむ:「無常」は、いつまでも同じ状態が続くものはないという見方です。「諸行無常」はすべてのものの変化、「盛者必衰」は栄える者の衰えに関わります。
- たとえは三つに分けて読む:たとえられるもの、たとえに用いたもの、両者に共通する性質を分けます。「おごれる人」と「春の夜の夢」、「猛き者」と「風の前の塵」が対応します。
- 似た形を並べる対句に注目する:「祇園精舎の鐘の声」と「娑羅双樹の花の色」のように、同じ位置の語句が対応しています。
- 場面の位置関係と条件を整理する:沖の平家、陸の源氏、北風と高い波、揺れる舟と扇。自然の条件と、両軍に見られていることを分けて整理します。
- 心の中の言葉と、音・色・動きの描写を読む:与一の祈りは「心の内に祈念して」とある心中の言葉です。矢を放った後は、「ひやう」「ひいふつ」などの音、紅の扇と白波の色、扇の動きを順に追います。
中2国語「平家物語」のプリント一覧
画像またはボタンを押すと、PDFが別タブで開きます。学習ポイント・問題・解答解説の順に使うのがおすすめです。
| PDFの種類 | ページ数 | 内容 |
|---|---|---|
| 学習ポイント | 4ページ | 語りの言葉と無常の考え方、場面と人物の気持ちのつなぎ方、動き・音・反応のまとめ方、出典と使い方 |
| 問題 | 11ページ | 「祇園精舎」と「扇の的」を読む練習+確認テスト・各8問(全32問) |
| 解答解説 | 9ページ | 全32問の答えと解説、別解、確認テストの採点基準、本文の現代語訳 |
平家物語の学習ポイント(4ページ)
平家物語の問題(11ページ・全32問)
問題プリントの見本(全11ページ)
問題PDFの全ページです。画像を押すと、そのページからPDFが別タブで開きます。
1ページ|A 祇園精舎の言葉とたとえ(本文・設問)
2ページ|A 祇園精舎の言葉とたとえ(設問)
3ページ|B 扇を射る前の状況と祈り(本文・設問)
4ページ|B 扇を射る前の状況と祈り(設問)
5ページ|B 扇を射る前の状況と祈り(設問)
6ページ|C 一矢と両軍の反応(本文・設問)
7ページ|C 一矢と両軍の反応(設問)
8ページ|D 言葉・情景・人物(本文)
9ページ|D 言葉・情景・人物(語注・設問)
10ページ|D 言葉・情景・人物(設問)
11ページ|D 言葉・情景・人物(設問)問題セットの内容(全4セット)
| セット | 題名(本文の範囲) | レベル | 目安時間 | 主な出題内容 |
|---|---|---|---|---|
| セットA | 祇園精舎の言葉とたとえ(冒頭「祇園精舎」) | 基礎(8問) | 20分 | 歴史的仮名遣い、「おごれる人」「久しからず」の意味、たとえの対応、対句、「盛者必衰」、「滅びぬ」の現代語訳 |
| セットB | 扇を射る前の状況と祈り(「扇の的」より) | 標準(8問) | 25分 | 「晴れ」の意味、扇が定まらない理由(40字以内)、両軍の位置、「外させ給ふな」の現代語訳、心の中の祈り、射損じることの受け止め(40字以内) |
| セットC | 一矢と両軍の反応(「扇の的」より) | 応用(8問) | 25分 | 主語、「過たず」、扇の動きの順序、色の対照、「浮きぬ沈みぬ」の動き(20字以内)、両軍に共通する気持ち(45字以内)、音を表す言葉の効果 |
| セットD | 言葉・情景・人物(A〜Cの本文全体) | 確認テスト(8問・100点満点) | 35分 | 仮名遣い、「諸行無常」、主語、抜き出し、たとえの共通点(40字以内)、射る前の条件(50字以内)、現代語訳、内容の読み取り |
目安時間は取り組むときの参考です。学習の進み具合に合わせて調整してください。100点満点の配点があるのはセットDのみで、全32問の合計点ではありません。
平家物語の解答解説(9ページ)
全32問の答えと解説に、記述問題の解答例・別解・確認する点を付けています。セットごとに本文の現代語訳を載せ、確認テスト(セットD)には配点ごとの採点基準を付けています。
プリントの使い方・学習のポイント
- 学習ポイントで、「無常」の考え方と、対句・たとえの読み方を確認します。
- 「扇の的」は、余白に海・岸・舟をかき、平家・源氏・与一の位置を書き入れてから解きます。
- 解き終えたら、解答解説の現代語訳と本文を照らし合わせます。
- 語句の誤りと、根拠が足りない誤りを分けて解き直します。
音読すると、対句の整った調子や、「ひやう」「ひいふつ」といった音を表す言葉の効果が分かりやすくなります。セットDは時間を計って解き、採点基準で記述の不足を確かめましょう。
本文は『平家物語』の原文です。原文の漢字・仮名・句読点の表記は教科書や底本によって異なることがあり、教科書で読む本文と表現が違う箇所があります。現代語訳・語注・設問・解説はこのプリントのために作成したもので、特定の教科書の掲載範囲や設問に合わせた教材ではありません。問いは、プリントに掲載した本文に基づいて解いてください。
中2国語「平家物語」プリントのよくある質問
どの場面を扱っていますか?
冒頭の「祇園精舎の鐘の声」から「ひとへに風の前の塵に同じ」までと、屋島の戦いで那須与一が扇を射る場面(「比は二月十八日酉の刻ばかり」から、両軍が与一の技をたたえるところまで)です。
「諸行無常」「盛者必衰」はどういう意味ですか?
「諸行無常」は、世のすべてのものは変化して同じ状態を保たないということ、「盛者必衰」は、栄えている者も必ず衰えるということです。プリントでは、これらの言葉と「春の夜の夢」「風の前の塵」のたとえを結び付けて読みます。
現代語訳は付いていますか?
解答解説に、セットごとの本文の現代語訳を載せています。分からなかった部分を一文ずつ確かめられます。











