中2国語「枕草子」の無料プリントです。「春はあけぼの」で始まる段を、春・夏・秋・冬の順に読む問題を、学習ポイント・問題・解答解説の3種類のPDFで学べます。問題は各8問の全32問で、最後は100点満点の確認テストです。ブラウザで表示して、無料で印刷できます。
中2国語「枕草子」の無料プリント|PDFを表示・印刷
『枕草子』は、平安時代に清少納言が書いた随筆です。「春は、あけぼの」の段は、季節ごとに作者がよいと感じる時を挙げ、その情景を短い言葉で描いています。「枕草子 春はあけぼの 問題 プリント」を探している方に向けて、四季それぞれの情景と評価を読み取る練習プリントを用意しました。
問題は基礎・標準・応用の練習3セットと、確認テスト1セットの4段階です。春・夏の景色、秋の鳥の動きと日没後の音、冬の朝と昼の対照を順に読み、最後に四季をまとめて確認します。本文には語注を付けています。
枕草子「春はあけぼの」の読み方|季節・時・情景・評価
随筆は、作者が何に注目し、どう感じたかを結び付けて読みます。学習ポイントのプリントでは、次の点を確認します。
- 季節→時→景色→感じ方の順で整理する:「春は、あけぼの」のように季節と時を短く示した後に、その時がよいと感じられる具体的な景色が続きます。
- 古語は現代の印象だけで決めない:「をかし」は趣がある・心を引かれる、「あはれなり」はしみじみ心が動く感じを表します。現在の「おかしい」「かわいそう」と同じにしません。
- 何が動いているかを確かめる:烏が寝どころへ急ぐのか、雁が列をなすのか、雲がたなびくのか。主語が省かれた文では、直前の名詞と動作の関係を考えます。
- 見えるものから聞こえるものへの移り変わりをたどる:秋の段では、夕日や鳥の姿から、日が沈んだ後の風の音・虫の音へと、注目するものが変わります。
- 評価の向きが変わるところを見落とさない:冬の段は、寒い朝の様子を「つきづきし」と評価した後、昼の様子を「わろし」と評価しています。
中2国語「枕草子」のプリント一覧
画像またはボタンを押すと、PDFが別タブで開きます。学習ポイント・問題・解答解説の順に使うのがおすすめです。
| PDFの種類 | ページ数 | 内容 |
|---|---|---|
| 学習ポイント | 4ページ | 季節の文章を読む準備、見えるもの・聞こえるものの整理、比較と記述の基本、出典と使い方 |
| 問題 | 9ページ | 「春はあけぼの」の段を季節ごとに読む練習+確認テスト・各8問(全32問) |
| 解答解説 | 9ページ | 全32問の答えと解説、別解、確認テストの採点基準、本文の現代語訳 |
枕草子の学習ポイント(4ページ)
枕草子の問題(9ページ・全32問)
問題プリントの見本(全9ページ)
問題PDFの全ページです。画像を押すと、そのページからPDFが別タブで開きます。
1ページ|A 春と夏の景色(本文・設問)
2ページ|A 春と夏の景色(設問)
3ページ|B 秋の視点の移り変わり(本文・設問)
4ページ|B 秋の視点の移り変わり(設問)
5ページ|C 冬の朝と昼の対照(本文・設問)
6ページ|C 冬の朝と昼の対照(設問)
7ページ|D 四季を読み比べる(本文)
8ページ|D 四季を読み比べる(設問)
9ページ|D 四季を読み比べる(設問)問題セットの内容(全4セット)
| セット | 題名(本文の範囲) | レベル | 目安時間 | 主な出題内容 |
|---|---|---|---|---|
| セットA | 春と夏の景色(「春は、あけぼの」「夏は、夜」) | 基礎(8問) | 20分 | 歴史的仮名遣い(やうやう・なほ)、あけぼの・さらなりの意味、描写の対象、雲の様子(20字以内)、夏の夜の評価 |
| セットB | 秋の視点の移り変わり(「秋は、夕暮」) | 標準(8問) | 25分 | 「あはれなり」の意味、烏の動きと目的、雁の見え方、日没の前後の変化(45字以内)、「言ふべきにあらず」の現代語訳 |
| セットC | 冬の朝と昼の対照(「冬は、つとめて」) | 応用(8問) | 25分 | つとめて・つきづきしの意味、「さらでも」の指す内容、評価を示す語の抜き出し、朝と昼の評価の違い(50字以内) |
| セットD | 四季を読み比べる(春・夏・秋・冬の全体) | 確認テスト(8問・100点満点) | 30分 | 仮名遣い、あけぼの・つとめて・をかしの意味、主語、蛍の描写の比較(40字以内)、現代語訳、冬の朝の様子(35字以内)、文章全体の特徴 |
目安時間は取り組むときの参考です。学習の進み具合に合わせて調整してください。100点満点の配点があるのはセットDのみで、全32問の合計点ではありません。
枕草子の解答解説(9ページ)
全32問の答えと解説に、記述問題の解答例・別解・確認する点を付けています。セットごとに本文の現代語訳を載せ、確認テスト(セットD)には配点ごとの採点基準を付けています。
プリントの使い方・学習のポイント
- 学習ポイントで、「をかし」「あはれなり」などの古語と、情景の整理のしかたを確認します。
- 本文を読み、季節ごとに「時・見えるもの・聞こえるもの・評価」をメモしてから解きます。
- 解き終えたら、解答解説の現代語訳と本文を照らし合わせます。
- 間違いを「語句」「対象」「評価」「比較」に分け、間違えた種類の問題を解き直します。
音読すると、短い文の調子や、季節ごとの書き出しの形がつかみやすくなります。セットDは時間を計って解き、採点基準で記述の不足を確かめましょう。
本文は『枕草子』の原文で、出典の表記を採用しています。教科書によって漢字・仮名・句読点などが異なる場合があります。現代語訳・語注・設問・解説はこのプリントのために作成したもので、特定の教科書の掲載範囲や設問に合わせた教材ではありません。問いは、プリントに掲載した本文に基づいて解いてください。
中2国語「枕草子」プリントのよくある質問
「春はあけぼの」のどこまでを扱っていますか?
「春は、あけぼの」から、冬の段の終わり「白き灰がちになりて、わろし」までの全体です。春・夏・秋・冬の四つの季節をすべて読みます。
「をかし」と「あはれなり」はどう違いますか?
このプリントでは、「をかし」は趣がある・心を引かれるという評価、「あはれなり」はしみじみと心にしみる感じを表す語として学びます。秋の段では、烏が寝どころへ急ぐ様子を「あはれなり」、雁が列になって小さく見える様子を「いとをかし」と書き分けています。
現代語訳は付いていますか?
解答解説に、セットごとの本文の現代語訳を載せています。分からなかった部分を一文ずつ確かめられます。











