カブトムシ・クワガタ・セミ・バッタ……夏は昆虫観察のベストシーズン。この記事では、小学生向けの昆虫観察カード・観察記録の無料プリントを4種類配布しています。見つけた場所や体の特徴を書く基本カードから、オスとメスを比較できるカード、行動を記録するカードまで。夏休みの自由研究にもそのまま使えるA4のPDFです。
この記事でわかること
01昆虫観察の5つのポイントどこを見ればいいかわかる見る →02カブトムシ・クワガタ・セミの見どころ人気の昆虫別の観察ポイント見る →03無料の観察カード4種をダウンロードA4のPDFを印刷してすぐ使える見る →04先生向け・教室での活用アイデア安全指導・観察の視点の交流見る →05よくある質問虫を飼っていなくても使える?など見る →
この記事の目次
昆虫観察の5つのポイント
見つけた場所
木のみき? 草むら? 土の中? 昆虫ごとに「すみか」がちがいます。場所を記録すると、その虫のくらしが見えてきます。
体の特徴
昆虫の体は「頭・むね・はら」の3つに分かれ、あしは6本。色・大きさ・つの・はねの形をよく見て描いてみよう。
食べ物
カブトムシは木のしる、バッタは草、セミの成虫は木のしるをストローのような口で吸うよ。何をどうやって食べるか観察しよう。
動き
歩く・飛ぶ・はねる・鳴く。おどろいたときにどう動くかも見どころ。「よく飛ぶ時間帯」を調べるのも面白いテーマ。
オスとメスをくらべる
カブトムシはつのの有無、クワガタは大あご、セミは鳴くかどうか。オスとメスのちがい探しは自由研究の定番テーマです。
カブトムシ・クワガタ・セミ|人気昆虫の観察ポイント
オスの大きなつのに注目。エサ(昆虫ゼリーなど)の食べ方、力の強さ、夜行性で夜に活発になるようすを観察しよう。オスとメスの体のちがいはくらべカードにぴったり。
大あごの形は種類によってさまざま。ノコギリ・コクワなど種類しらべも楽しい。木にとまるときの姿勢や、おどろくと足をちぢめて落ちる習性も見どころ。
鳴くのはオスだけ。アブラゼミ・ミンミンゼミなど鳴き声のちがいを記録しよう。ぬけがらを探して「どの種類のぬけがらか」を調べるのも人気のテーマ。
【無料ダウンロード】昆虫観察カード4種
基本・比較・行動記録・まとめの4タイプ。見つけた昆虫1匹につき1枚使うのがおすすめです。ボタンを押すとA4のPDFが開きます。

こんちゅうかんさつカード(基本の1枚)
見つけた昆虫の絵を大きく描いて、「なまえ」「みつけたばしょ」「からだのとくちょう」「たべもの」「きづいたこと」を記録できる基本カード。

こんちゅうくらべカード(A・B比較)
カブトムシのオスとメス、セミの種類ちがいなど、2匹をならべて比較できるカード。「からだのちがい」「オス・メスのちがい」欄で、観察がぐっと深まります。

こんちゅうはっけんカード(行動の記録)
「どこにいた?」「なにをしていた?」「うごきかた」まで記録する行動観察カード。外で見つけたセミやバッタの観察にぴったりです。

こんちゅうかんさつメモ(まとめ・中学年向け)
体の特徴・食べ物・動きに加えて、オスとメスのちがいを表形式で整理し、最後に「まとめ」を書く1枚。自由研究の下書きにそのまま使えます。
昆虫観察カードの使い方3ステップ
見つけたらまず場所と時間をメモ
昆虫はすぐ動いてしまうので、「いつ・どこで」を先に記録。スマホで写真をとっておくと、あとでじっくり絵が描けます。
体をよく見て描く
頭・むね・はらの3つに分けて描くと昆虫らしくなります。あしがどこから生えているか(むねから6本)に注目するのが理科的観察のコツ。
くらべて・まとめる
2匹目からは「くらべカード」でちがい探し。最後に「かんさつメモ」のまとめ欄に書けば、自由研究の完成形が見えてきます。
【先生向け】昆虫観察カードの授業・宿題での活用アイデア
学級担任・専科の先生向けに、配布のしかたと指導のポイントをまとめました。学校・学童・教室での印刷利用も歓迎です。
虫とりが得意な子だけの活動にしないのがポイント。アリ・ダンゴムシ・セミのぬけがらも立派な観察対象と伝えれば、飼育をしない家庭の子も全員参加できます。写真を撮ってあとから描く方法もOKと示しておくと安心です。
スズメバチ・毛虫・ムカデなど「さわらない虫」を、写真を見せながら学活で事前に確認しておきましょう。「観察は昼間・ぼうしと水とう・草むらでは長そで」など、熱中症とあわせた約束づくりが有効です。
ペアで同じ昆虫を観察して「ちがいを3つ見つける」活動にすると、色・形・大きさ・動きという観察の視点が自然に共有されます。理科の「比較する」見方・考え方の素地づくりになります。
④は体の特徴→食べ物→動き→オスとメスのちがい→まとめ、と自由研究の構成そのもの。夏休み前に書き方を一度示範しておくと、2学期に提出される自由研究の質が目に見えて変わります。
おうちの方へ
虫とり網とかごがなくても、木のみきや草むらを「見るだけ観察」で十分記録できます。とった昆虫を飼う場合は、エサと環境を調べて数日観察したら逃がしてあげるのも大切な学び。危険な虫(スズメバチ・毛虫など)には近づかないよう、事前に約束しておきましょう。
昆虫観察カードのよくある質問
Q昆虫観察カードは無料で使えますか?
Aはい、4種類すべて無料でダウンロード・印刷してお使いいただけます。ご家庭・学校・学童・昆虫イベントなどでのご利用も歓迎です(再配布・販売はご遠慮ください)。
Q昆虫を飼っていなくても使えますか?
A使えます。公園や道ばたで見つけた昆虫を「見るだけ観察」で記録できます。写真をとってあとから描く方法なら、動きの速い昆虫でも大丈夫です。
Qカブトムシ・クワガタ・セミ以外の昆虫でも使えますか?
Aもちろんです。バッタ・チョウ・トンボ・ダンゴムシ(正確には昆虫ではありませんが比較テーマに最適)など、どんな虫でも記録できる汎用デザインになっています。
Q自由研究としてまとめるにはどうすればいいですか?
A観察カードを数枚ためて、「わかったこと・ふしぎに思ったこと」を1枚にまとめればOK。くらべカードでオスとメスのちがいを整理すると、テーマ性のある自由研究になります。まとめには自由研究まとめ方シート(無料)が便利です。
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