子供の習い事でサイエンス教室(理科実験教室)はどんな場所なのでしょうか?
こんにちは「子供の習い事図鑑」(@startoo_)です。
サイエンス教室が子供の習い事として人気急上昇しています。
通称、理科教室、科学教室とも言われるものです。
今まで科学の実験と言えば、週末に博物館に行って体験をしたり、学校の理科の授業で教わる事がほとんどでした。
ただ、最近では理科の実験を主とした教室が増えてきているのです。
サイエンス教室を習う効果は「発想力、問題解決能力、集中力、課題解決能力」が身につくなど多くのメリットがあります。
しかし、実際にサイエンス教室(理科教室)って
・どんなことするの?
・費用は?いつから通える?
・メリット、デメリットは?
と分からないことも多いですよね。
そこで今回は子供の習い事で「サイエンス教室」がどのようなものか解説していきます。
いつから通えるか?月謝の相場?メリット・デメリット、実際にサイエンス教室に通う家庭の体験談も含めて紹介するので参考にしてみてください!
この記事の目次
サイエンス教室はどんな習い事?
サイエンス教室はどのようなところなのでしょうか?
どんな事が学べるるのか?どんな授業をするのか?どこで習えるのか?を確認しておきましょう。
サイエンス教室はどんな事が学べる場所?
サイエンス教室の特長は、主に実験や体験を通して「科学・理科的思考」を学ぶことのできることです。
「なぜだろう?」「どうしてそうなるの?」と考えながら、実際に根拠となる「実験」ができる為、教科書で学ぶよりもより記憶に残ることが期待されています。
また子供も机に座って学ぶより、実験をしながら「楽しく学ぶこと」ができると好評です。
「課題発見」⇒「仮説」⇒「検証」⇒「結論」というサイクルを大切にし「自分で考える力」を養うことができます。
この考え方は、成長してから(もしくは社会に出てから)も非常に重要な考え方です。
では、実際にサイエンス教室ではどのような授業を行うのかの参考例を確認しておきましょう。
サイエンス教室はどんな授業をする?
年代別にサイエンス教室(理科教室)でどのような授業をするのかモデルケースを紹介します。
※あくまで参考例となり実際には異なる場合もあります。
年代 | 授業内容の例 |
年長 | ・昆虫の特徴を理解する ・電気の特徴を知る ・火の特徴や存在を知る |
小学生低学年 | ・アルコールランプの使い方を知る ・電気回路の仕組みを学ぶ ・五感や身近な生き物の特性を知る |
小学生中学年 | ・電池の特徴を知る ・熱の仕組みや特性を学ぶ |
小学生高学年 | ・魚や動物の特徴を学ぶ ・フレミングの法則を知る ・加熱系の実験を行う |
このように学年や年代によって徐々にステップアップしながら理科の実験を行っていきます。
次にサイエンス教室はどこで習えるのか確認しておきましょう。
サイエンス教室はどこで習える?
子供の習い事でサイエンス教室が習える場所は、
・民間のサイエンス教室
・科学博物館などの施設
・商業施設などでのイベント
で学習することができます。
まず子供が「理科・科学」に興味があるかを確認したい場合には、
「科学博物館」や「商業施設での科学イベント」に行ってみるのがおすすめです。
そこで興味を持つようであれば「民間のサイエンス教室」を習うのがいいでしょう。
実際のサイエンス教室や体験学習ができる場所はこちらの記事で紹介しています。
参考にしてみて下さい!
\おすすめのサイエンス教室5選/
百聞は一見にしかず?子供が体験学習できる「サイエンス教室」を5選紹介!
サイエンス教室はいつからできる?費用は?
子供の習い事でサイエンス教室は
・いつから通えるのか?
・費用(月謝)はどれくらいなのか?
気になりますよね。
一つ一つ確認していきましょう!
サイエンス教室はいつから?
サイエンス教室は「年長さん」から募集をしている教室が多いです。
最も受け入れが多いのは「小学生」になってからでしょう。
また「中学生のコース」を作っている教室も多くあります。
その為、お子さんが理科に興味を持った時点で体験に行ってみるのがおすすめです!
サイエンス教室の費用(月謝)は?
サイエンス教室の費用相場です。
入会費 | 20,000円 |
月謝 | 8,000円~15,000円 |
授業回数 | 月2回 |
子どもの習い事専門家が選ぶ子ども用おすすめのレッスンバッグ20選はこちら!
次にサイエンス教室を習う「メリット」を確認しておきましょう。
サイエンス教室を習い事にする5つのメリットとは?
次にサイエンス教室を習い事にするメリットを5つのポイントで確認しておきましょう。
1.実験で楽しみながら学習ができる
一つ目のメリットは「実験中心」で楽しみながら学習ができることです。
子供達も学校の授業のように講義形式で一方的に教師から教わっても楽しくないでしょう。
サイエンス教室の場合は多くの「実験」や外に出て「観察」を行っていきます。
このようなフィールドワークで実体験にすることで身につきやすく学習効率も上がっていくのです。
なによりも楽しめる環境があることで「継続」しやすいのもメリットになりますね。
【図解】プログラミング的思考とは?なぜ必要?簡単に分かり易く講師が解説!
2.なぜ?と考えるクセが身につく
サイエンス教室を習う二つ目のメリットは「なぜ?と自分で考える癖」が身につくことです。
例えば 、
・なぜ魚は水の中で生きれるのか?
・なぜ鳥は飛べるのか?
・なぜ火は燃えるのか?
というように日頃身の回りで起こっていることに対して「なぜ?」という疑問に持つ興味関心を育てることができます。
自分で考える力は成長してからも重要です。
何よりも物事に「疑問を持つ力」は正しい情報を取得していく意味でも必要になります。
3.仮説力・発想・創造力が身につく
三つ目のメリットは「仮説を立てる力」や「想像力」が身につきます。
サイエンス教室では「なぜ?」と疑問に思ったことに対して「○○ではないかな?」と仮説を立てる力が重要です。
仮説を立てることで実験をする目的や意味も分かってきます。
仮説を立てる際には今までの経験や調べたことをもとに「想像する力」も必要になるでしょう。
受験の時はもちろん社会に出てからもこの「仮説を立てる力」は役立つものです。
4.課題解能力が身につく
四つ目のメリットは「課題解決能力」が身につくことです。
サイエンス教室では「仮説を立てた内容があっているのか?」を調べるために様々な実験やフィールドワークを行っていきます。
この行動力が「課題解決能力」として身につくのです。
疑問に思ったことを「自分で調べる力」を身に付けられると将来的にも役に立つことは多くなって来るでしょう。
5.理系思考が身につく
五つ目のメリットは「理系思考」が身につく事です。
理系思考の代表的なものは「論理的に物事を組み立てる力」でしょう。
最近では小学校でのプログラミング教育が必修化されたこともありより注目されています。
一つ一つの事柄を論理的に考えて分析できることは、AI社会になっていく今後はどの職業についてを必要と言われているものです。
是非身につけておきたいものです。
\子供の理系思考についてはこちらの記事も/
「理系脳」にするために家庭でやっておきたい3つのこととは?
月にサイエンス教室の「デメリット」(注意点)も確認しておきましょう。
サイエンス教室を習い事にするデメリットはある?
サイエンス教室を売らないことにする注意点はどのようなものがあるのでしょうか?
1.教室がまだ多くはない
一つ目は「教室数が多くない」ことです。
ここ周年サイエンス教室は全国にも増えてきてはいますが、まだ数が多くないこともあります。
実験や観察を行うためにそれなりの施設が必要ということもあって手軽に教室が開けるというものではないようです。
スポーツ教室やピアノ教室と比較すると少ないのが課題になります。
サイエンス教室の代わりに「ロボット教室」に通うという家庭も多いです。
メリットや効果は近しいものがあるので参考にしてみてください。
\子供のロボット教室の記事はこちらも/
【子供の習い事】ロボット教室の7つのメリット・デメリットは?いつから?費用は?体験談も含め解説!
2.費用が高い
二つ目の注意点は「費用が高い」ことです。
小学3年生のサイエンス教室の月謝相場は8,000円ほどです。
スポーツ少年団であれば1000円前後で通えるところもあるのでそれらと比較すると割高でしょう。
ただ得られる内容も多いので費用対効果は高いと言えます。
リーズナブルに家庭学習をしたい方は「通信教育」もオススメです。
\子供の通信教育はこちらも/
小学生の通信教育「料金早見表」を作ってみた!全7社比較!
次に実際にサイエンス教室に通っている家庭の体験談や評判も確認しておきましょう。
サイエンス教室を習い事にしている家庭の体験談は?
実際にサイエンス教室に通っている家庭ではどのような体験談があるのでしょうか?
まずは良い評判から確認していきます。
いい評判は?
「自分で考える力が身についた!」
サイエンス教室に1年ほど通っています。
それまでは何か不思議なことがあった時にすぐに質問をしてきていました。
ただ最近は疑問に思ったことがまず「自分で調べる」ことをしています。
図鑑やインターネットを使って調べて解決することでより身になっているはずです。
自分で考える力は社会に出てからも必要だと思っているので良かったなと感じています。
(小学5年生保護者)
「伝える力が身についた!」
サイエンス教室に通うきっかけになったのは近所のデパートでやっていた実験イベントです。
それをきっかけに子供が毎月通いたいと言い出して通うことになりました。
実際に通ってみると実験を通して学習ができているので非常に楽しそうです。
今までは感情的に話すことが多かったのですが、最近は論理的に伝えることもできるようになって成長を感じています。
また我が家で通っているサイエンス教室では「発表の時間」もあります。
小学生の頃から人前で自分の実験結果を発表する機会は貴重だなと。
その影響もあって「分かりやすく伝える力」もう身についたなと感じています。
「理科と算数のテスト点数が上がった!」
サイエンス教室に通ってからは「勉強」自体が好きになったと感じています。
これまでは家庭学習はあまり集中できておらず悩んでいました。
サイエンス教室で様々なことに興味がわいたのか、特に理科と算数を重点的に勉強するようになってきました。
その影響もあり小学校のテストの点数は理科と算数がほぼ100点に近い状態です。
勉強に興味を持つきっかけになったのは良かったなと感じています。
(小学5年生 保護者)
理科への興味は「図鑑」を一緒に読んでみるのもおすすめです。
\小学生におすすめの図鑑はこちら/
小学生におすすめの図鑑5選!親子で読んで欲しいものはこれ!
微妙な評判は?
次に微妙な反応も確認しておきましょう。
「教室探しが少し大変だった」
サイエンス教室はまだ教室数が多くないこともあって探すのが大変でした。
近所に教室がなかったので毎回車で送り迎えをしています。
その点は少し大変かもしれません。
「費用がちょっと高い」
費用が少しまだ高いなと感じています。現在通っている教室は月に2回の授業で1万円近くしています。
通っているサッカー教室の費用が月1000円なのでそれと比較すると高く感じてしまっています。
近くに教室がある場合にはぜひ行ってみるのがおすすめです。
また、教室ではなくても「科学博物館」などでも実験イベントを行っていることはよくあります。
連休なので行ってみてはいかがでしょうか?
\体験学習ができるサイエンス教室はこちらの記事も/
百聞は一見にしかず?子供が体験学習できる「サイエンス教室」を5選紹介!
まとめ:理科に興味を持つことから始める!
サイエンス教室に通うことで
・自分で考える力が身につく
・身の回りのことに興味関心が湧く
・論理的に考える力が身につく
など多くのメリットがあります。
またサイエンス教室にいきなり行くよりは「単に理科への興味を持たせたい」という家庭ではこちらの方もオススメです。
ビジュアルで科学への興味が湧くような解説がたくさんされています。
ぜひ親子で読んでみてください!
\理科への興味はこちらがおすすめ/
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