夏休みは、算数の文章問題を得意にする絶好のチャンスです。買い物のおつり、旅行のきっぷ代、プールの入場料——生活の中で数を使う場面が増えるからです。このページでは、小学1年生から6年生までの夏休み用 算数文章問題プリントを、「買い物」「旅行」「水遊び」という3つの場面で学年別に無料配布します。各学年3枚ずつ、問題18枚+解答18枚の合計36ファイル。すべてA4のPDFで、印刷してそのまま書きこめます。学年ごとの解説とダウンロードは小1・小2版/小3・小4版/小5・小6版の各ページに、このページ下の一覧表からは全18枚に直接アクセスできます。
この記事でわかること
01文章問題が苦手な子を伸ばす5つのコツ全学年に共通する読み方・式の立て方見る →02学年別プリント(小1〜小6)学年をえらんで解説とダウンロードへ見る →03全18枚 一覧表|問題・解答を直接ダウンロード学年×場面と単元がひと目でわかる見る →04プリントの取り組み方3ステップ読む → 図にする → 見直す見る →05よくある質問何枚くらいやればいい?解答はある?見る →
算数の文章問題が苦手な子を伸ばす5つのコツ
計算力と文章問題は別の力だと知る
計算ドリルは満点なのに文章問題ができない——これはよくあることで、能力の問題ではありません。文章問題は「日本語を読んで場面をイメージし、数の関係を式に直す」という別の作業です。文章問題専用の練習が必要だと知るだけで、声のかけ方が変わります。
声に出して読み、キーワードに印をつける
「あわせて」「のこりは」「ずつ」「◯%引き」など、式を決めるカギになる言葉に丸をつけます。低学年なら音読、高学年なら条件を余白に箇条書きにするのが有効です。読み飛ばしが減るだけで正答率は目に見えて上がります。
図・線分図・箇条書きで「見える形」にする
低学年は○や絵、中学年は線分図、高学年は条件の箇条書き。頭の中だけで処理しようとすると条件を落とすので、必ず手を動かして紙に出す習慣をつけましょう。
2段階の問題は式を分けて書く
3年生以上でつまずくのは「1回の計算では答えが出ない問題」です。①先に何を求めるか ②それを使って何を出すか、と式を2本に分けて書けば整理できます。1本の式にまとめるのは、慣れてからで十分です。
答え合わせは「式の立て方」を見る
答えが合っていたかだけを確認して終わりにしないこと。このシリーズの解答は式まで載せているので、式の組み立てが同じだったかを比べてください。答えが違っても式の考え方が合っていれば、あと一歩です。
学年が上がると文章問題はこう変わる
1つの式で解ける問題が中心。「あわせて」「のこりは」からたし算・ひき算を選び、お金や九九の考え方が入ってきます。
かけ算・わり算と、2段階で考える問題が登場。あまりを切り上げるか切り捨てるかを場面で判断する力が問われます。
小数・割合・速さ・単位量あたりの大きさへ。条件を整理して式に直す力が中心になり、中学の方程式の文章題につながります。
学年別|夏休みの算数文章問題プリント(小1〜小6)
学年をえらぶと、シートごとの内容説明・つまずきやすいポイント・使い方の解説つきページに移動します。そこから問題PDFと解答PDFをダウンロードできます。
【無料ダウンロード】夏休みの算数文章問題プリント 全18枚 一覧
学年×場面の18通りを、学年ごとにまとめました。すべてA4たてのPDFで、問題と解答が別ファイルです。ボタンを押すと新しいタブでPDFが開くので、そのまま印刷または保存してください。(小1・小2は各3問、小3〜小6は各4問。全部で問題18枚+解答18枚になります)
小1各3問/10までのたし算・ひき算
小2各3問/お金の計算・くり上がり・九九
小3各4問/かけ算・あまりのあるわり算
小4各4問/2段階の計算・3けたのかけ算わり算
小5各4問/小数のかけ算・単位換算
算数文章問題プリントの取り組み方|3ステップ
声に出して読み、キーワードと聞かれていることに印をつける
問題文を音読し、「あわせて」「のこりは」「ずつ」「◯%引き」などに丸を、最後の一文に線を引きます。低学年は大人が読み上げてもかまいません。「どんなお話だった?」と聞き返すだけで理解度がわかります。
図・線分図・箇条書きで場面を紙に出す
低学年は○や絵、中学年は線分図、高学年は条件の箇条書き。ここで「1つぶんの数」と「いくつぶん」、または「もとにする量」と「割合」が見えてくれば、式は自然に決まります。
式を書いて計算し、解答PDFで式ごと見比べる
単位までつけて答えを書いたら、解答PDFで答え合わせ。答えだけでなく式の立て方まで比べてください。まちがえた問題は、数字だけ変えて口頭で出し直すと定着します。
先生向け|夏休みの算数文章問題プリントの活用アイデア
夏休みの課題プリント、2学期はじめの診断教材、少人数・習熟度別指導の教材としてお使いいただけます。学校・学童・塾での印刷配布も歓迎です。
小1から小6まで、買い物・旅行・水遊びの3場面で統一しています。学年をまたいだ縦割り活動や、きょうだいで同じ場面に取り組ませる家庭学習の課題として使いやすい構成です。
同じ場面のまま学年だけを下げられるので、つまずいている児童に前学年のシートを渡しても「下の学年のプリント」という抵抗感が出にくくなります。
1枚3〜4問なので、10〜20分で1枚が終わります。3枚を続けて解かせれば、計算力と読解のどちらにつまずきがあるかを短時間で見分けられます。
解答は式と答えが赤字で入った別PDFです。児童に自己採点させ、「式が合っているか」「単位を書いたか」を自分でチェックさせることで、見直しの習慣を育てられます。
おうちの方へ
夏休みの算数は、枚数をこなすことよりも「文章から式にできた」という手ざわりを増やすことが大切です。1枚3〜4問なので10〜20分で終わります。毎日たくさんではなく、1日1枚・3日に1枚のペースでも、9月には確かな差になります。買い物に一緒に行ったときの「300円もっていて、これを買ったらのこりはいくら?」の一言も、プリント何枚分にもなる練習です。答えが出なくても、場面を説明できたら十分にほめてあげてください。
夏休みの宿題全体の進み具合は宿題チェック表で管理を。毎日の勉強習慣づけには夏休み学習ビンゴ、計算そのものを増やしたいときは毎日計算ドリルが便利です。夏休みに使えるプリントをまとめて探すなら夏休みにおすすめ無料プリント・ドリル一覧もどうぞ。
夏休みの算数文章問題プリントのよくある質問
Q算数文章問題プリントは無料で使えますか?
Aはい、全18枚(問題18枚+解答18枚)すべて無料でダウンロード・印刷してお使いいただけます。ご家庭・学校・学童・塾などでのご利用も歓迎です(ファイルの再配布・販売はご遠慮ください)。
Q夏休みに何枚くらいやればいいですか?
Aまずは学年に合った3枚(買い物・旅行・水遊び)を仕上げるのを目標にしてください。1枚10〜20分なので、週1枚のペースでも夏休み中に3枚は終わります。余裕があれば下の学年の3枚で復習、または上の学年の3枚に挑戦すると力がつきます。
Q解答はついていますか?
Aはい、全18枚それぞれに解答PDFがあります。式と答えが赤字で書き込まれた状態のシートなので、丸つけにも自己採点にも使えます。2段階以上の問題は途中式まで載せているので、考え方の確認ができます。
Q学年はどう選べばいいですか?
A現在の学年のシートが基本ですが、1学期の内容が定着していない場合は前の学年から始めるのが確実です。このシリーズは全学年で「買い物・旅行・水遊び」の3場面に統一しているため、学年を下げても場面が変わらず、抵抗なく取り組めます。上の一覧表の「おもな単元」を見て、既に習った内容かどうかで判断するのもおすすめです。
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