小学5年生算数で習う「整数と小数のしくみをまとめよう」の無料学習プリント(練習問題・テスト・ワークシートドリル)です。
小数点の位置の変化から小数や整数のしくみを学びます。10倍，100倍，1/10，1/100したときの桁数や小数点の移動をおさえていきましょう。

これは大きな数，小さな数の足し算，引き算のもととなる部分です！

今回は塾講師が、単位の変換をするときの教え方・指導案の解説もしています。例えば、75mをkmになおすと何になる？というのがすぐに分かるようになります。この学習プリントは無料で何度もPDFダウンロードと印刷ができます。小学生算数の家庭学習ドリルにぜひお役立てください。

整数と小数のしくみをまとめようの単元は、小学5年生1学期4月頃に習います。

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小5算数「整数と小数」の無料学習プリント

小数や整数についての学習プリントです。

整数と小数
整数と小数（解答）

整数と小数(2)
整数と小数(2) (解答)

整数と小数(3)
整数と小数(3) (解答)

整数と小数(4)
整数と小数(4) (解答)

単位変換のコツ

単位の変換は特に基本となる単位（m（メートル）やg（グラム）など）と接頭語を理解すると簡単になります。

基本となる単位や接頭語に関する記事はこちら（小３算数｜長さ・重さの単位と測定）を参考にしてください。

50m＝？？？？㎞
？？？？に当てはまる数字はなんでしょう？
以下に考え方の例を挙げます。

まず単位変換の前後で数量は等しいという前提を持ちましょう。
今回の問題では、m→㎞という単位変換をします。
言い換えると、より大きい単位に書き換えると言えます。

より大きい単位に書き換えるということは代わりに数字は小さくしなければいけません。
つまり、小数点は左に動かす必要があります。

接頭語である”k（キロ）”は1000倍という意味があります。
したがって小数点も左へ３つ分動かせば良いですね。

そのため、答えは50m＝0.05㎞となります。

別の例も見てみましょう。
30mg＝？？？？g
今回なら、mg→gという単位変換をします。
先ほどのように言い換えるとどうなると思いますか？

そうです。より大きい単位に書き換えると言えますね。
（m（ミリは）1000分の1という意味がありました。）

より大きい単位に書き換えるということは代わりに数字は小さくしなければなりません。
つまり、小数点は左に動かす必要があります。
接頭語である”m（ミリ）”は1000分の1という意味があります。
したがって小数点も左へ３つ分動かせば良いですね。

なので答えは30mg＝0.03gとなります。

ではこれはどうでしょう？

40㎞＝？？？？m

今回の問題では、㎞→mという単位変換をします。
言い換えると、より小さい単位に書き換えると言えます。
より小さい単位に書き換えるということは代わりに数字は大きくしなければいけません。

つまり、小数点は右に動かす必要があります。
接頭語である”k（キロ）”は1000倍という意味があります。
したがって小数点も右へ３つ分動かせば良いですね。

なので答えは40㎞＝40000mとなります。

このように単位変換の前後で数量は等しいという考えから、より大きい単位にするなら代わりに数字は小さく、より小さい単位にするなら数字は代わりに数は大きくするという感覚を持つと単位の変換はしやすくなります。

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2022.09.27

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