子供の学校と塾の勉強の両立が難しくて困っているという方って結構いらっしゃいますよね。
宿題が終わらなくて寝る時間が遅くなってしまうなんてもともあると思います。
子供が塾と学校の両立する方法を誰に相談したらいいんだろうと、迷っている方もいるかもしれません。
どうすれば学校の勉強と塾の勉強を両立できるのでしょうか?
今回は、「小学校教師と塾講師の経験のある筆者」が学校と塾を両立するポイントをお伝えしていきます。
筆者が塾講師をしていて感じることは、成績が上がりやすい子は「学校と塾」がしっかり「両立できている」という特長があります。
子供の学校と塾の「両立」は必ずと言っていいほど当たる壁じゃな!
両立のポイントを教えて!
・両立させるために「親ができること」を知りたい
・両立させるために「できるアドバイス」を知りたい
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英語を上達させるために小学生のうちからやっておきたいこととは?
この記事の目次
学習環境を整える
まずは、子供の学習環境を見直してみましょう。
子どもが集中して学習に取り組める条件は以下の3つです。子供の学習環境と比較してみてください。
① 雑音が少ない比較的静かな環境
雑音があると集中して勉強に取り組むことが難しいので、
テレビは消して、同じ部屋にいる家族もできるだけ雑談を控えて気が散らないように配慮してあげましょう。
② 周りに誘惑がない環境
勉強している近くに好きな本やマンガ、ゲームがあると、
それも気が散る原因となるので、勉強が終わるまでは目に入らないところに置いておきましょう。
③ 分からない問題があったときにすぐに聞いたり調べたりできる環境
子どもの集中力が途切れやすいのは、分からない問題に直面したときです。
自分で調べることも必要ですが、宿題の量が多いときには全て自分で調べるのはなかなか難しいことです。
調べるだけで時間がかかってしまって、終わらないということにもなりかねません。
できれば近くに大人がいて、分からなかったら聞くことができるという環境がベストです。
「教えてあげるのはよくないのでは?」と思われる方もいるかと思いますが、自分で調べようとして解決できないままになったり、宿題が終わらないことが一番よくない状況です。
近くの大人が答えてあげるのも決して間違った方法ではありません。
そのときは、すべての答えを教えるのではなく、「どこまでは自分でできたのかを聞き、考え方ややり方」を導くように支援してあげましょう。
両立の為に、勉強しやすい環境を作ってあげることが大切なのですね!
平日の帰宅後のスケジュールを洗い出してみる
次に、一日のスケジュールを洗い出してみましょう。
帰ってきてから寝るまで何にどれくらい時間を使っているかを明確にしてみましょう。
そして、「テレビの時間」や「YouTubeを見ている時間」など削れる時間などがあれば、そこを勉強に当ててみましょう。
無駄な時間なんてないと思っていても、「書き出してみると意外と見えてくる」こともあります。
子供の「学校の宿題に何時間かかっているのか」、「ご飯やお風呂などに必要な時間はどのくらいか」、「塾の宿題をする時間はどのくらいあるのか」を確認してましょう。
「書き出すこと」で気付く事もありそうですよね
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土日を有効活用する
平日は、学校に行かなければならないため、家での勉強時間はどうしても限られてしまいます。
平日のスケジュールを書き出せたら、平日だけでは足りない分の宿題や勉強を土日で補えるように、土日のスケジュールも組んでみましょう。
ただ、子どもも「息抜きも必要」なので、土日は少しゆっくりする「自由な時間も確保」できると良いですね。
バランスを見ながら両立を目指しましょう!
塾を学校の授業の予習か復習として紐付ける
両立させる為に重要なことは、「塾と学校」とをかけ離して考えるのではなく」、
学校と塾での勉強を「紐付けて考える」と、子どもも気持ちが楽になります。
学校で習うより先に塾で学習していれば、授業の前に塾の教材に目を通しておくだけでも、学校での授業の理解度が変わります。
学校の授業の方が塾で習うよりも先であれば、学校の授業ノートを見直してから塾へ行けば、より効率的な復習につながります。
子供の塾で習ったことと学校の授業が子どもの頭の中で繋がってくれば、「宿題や問題を解くスピード」も上がってきます。
「同じような問題を2度もやってつまらないな」と思っている子もいるかもしれませんが、
予習や復習と考えることで、「1回目よりも速いスピードでやってみよう」「違うやり方でもやってみよう」と、前向きな学習につなげていけます。
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子供がそれでも宿題が終わらない場合は?
これまでの内容を試しても、学校の宿題、塾の宿題が終わらず両立できない場合はどのようにすればよいのでしょうか?
その場合は、下記のステップで先生ごとに相談をしてみましょう。
まず「塾の先生」に相談してみる
それでも、「どう頑張っても学校の宿題と塾の宿題が終わりません」(両立できていない)という場合には、
宿題の量などを「塾の先生」に相談してみましょう。
塾の先生に相談するときには、「学校の宿題の量」、「両立するために家で実際に取り組んでみた方法」などを話し、それでも「両立が難しいこと」を話してみましょう。
できれば塾の宿題の中で、必ずやってくる問題と、時間に余裕があればやってくる問題に分けてもらえると良いですね。
「学校の先生」に相談する
子供の塾の先生に勉強料を調整してもらえれば良いですが、受験などでどうしても減らせないという場合には、その旨を学校の担任の先生にも相談してみましょう。
自主学習などが宿題になっている場合には、塾の内容を自主学習として当てて良いかなどの提案もしてみましょう。
首都圏の場合だと中学受験にも理解がある先生が多いですが、
地方の場合などは理解してもらえないということもあるかもしれません。
担任の先生に相談してみても解決されない場合は、
主任の先生や、学習担当の先生、さらに上の先生などにも相談してみるという方法もあります。
ここまでの内容(塾と学校の両立のポイント)を一度まとめます。
平日の帰宅後のスケジュールを洗い出してみる
土日を有効活用する
塾を学校の授業の予習か復習として紐付ける
塾をオンライン学習にする
学校と塾を両立させるために「オンライン学習塾」や「通信教育」を取り入れるママも増えています。
子供にとっても親にとっても「通学の時間」や「送り迎え」などがなくなるメリットは大きいようです。
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