中3国語「古文の現代語訳」の無料プリントです。古語の意味、主語の補い、否定・禁止・推量などを踏まえて古文を訳す練習を、学習ポイント・問題・解答解説の3種類のPDFで行えます。問題は『徒然草』の4つの段・各8問の全32問。ブラウザで表示して、無料で印刷できます。
中3国語「古文の現代語訳」の無料プリント|PDFを表示・印刷
古文の現代語訳は、単語を一つずつ置き換えるだけでは自然な文になりません。場面に合う語の意味を選び、省略された主語を補い、否定・禁止・疑問・推量といった文の働きを訳に残す必要があります。「中3 国語 古文 現代語訳」の練習用に、語句から文全体の訳へ段階的に進めるプリントを用意しました。
問題は「基礎から標準へ」1セット、「標準・応用」2セット、「実力確認テスト」1セットの4段階です。現代語訳の問いは30〜50字以内で、マス目の解答欄に書きます。本文には語注を付けています。
現代語訳のポイント|語の意味・主語・文の働き
現代語訳では、原文の意味を今の言葉で自然に伝えます。学習ポイントのプリントでは、次の点を教材用の例文で確認します。
- 語の意味を文脈で決める:一つの古語に複数の意味がある場合は、対象や場面を手がかりに、本文に合うものを選びます。
- 誰が何をするかを補う:省略された主語や目的語を必要なだけ補います。原文にない動機や心情は加えません。
- 文の働きを保つ:「〜ず」は打消し、「な〜そ」は禁止など、否定・禁止・疑問・推量・願いを訳から落とさないようにします。
- 誤訳しやすい表現を確かめる:「え〜ず」は「〜できない」という不可能を表します。反語は「〜だろうか、いや〜ない」と訳すと関係が明確になります。
- 訳を原文に戻して点検する:意味のまとまりごとに、原文の各部分が訳のどこに対応するかを確かめます。
中3国語「古文の現代語訳」のプリント一覧
画像またはボタンを押すと、PDFが別タブで開きます。学習ポイント・問題・解答解説の順に使うのがおすすめです。
| PDFの種類 | ページ数 | 内容 |
|---|---|---|
| 学習ポイント | 3ページ | 現代語訳の手順、誤訳しやすい表現、点検の方法 |
| 問題 | 12ページ | 『徒然草』4段・各8問(全32問) |
| 解答解説 | 14ページ | 全文の現代語訳、解答例、解説、採点基準、出典 |
古文の現代語訳の学習ポイント(3ページ)
古文の現代語訳の問題(12ページ・全32問)
問題プリントの見本(全12ページ)
問題PDFの全ページです。画像を押すと、そのページからPDFが別タブで開きます。
1ページ|A 静かな庵と柑子の木(本文)
2ページ|A 静かな庵と柑子の木(設問)
3ページ|A 静かな庵と柑子の木(設問)
4ページ|B 二本の矢と今の一念(本文)
5ページ|B 二本の矢と今の一念(設問)
6ページ|B 二本の矢と今の一念(設問)
7ページ|C 幼い日の問い(本文)
8ページ|C 幼い日の問い(設問)
9ページ|C 幼い日の問い(設問)
10ページ|D 狛犬の向きの理由(本文)
11ページ|D 狛犬の向きの理由(設問)
12ページ|D 狛犬の向きの理由(設問)問題セットの内容(全4セット)
| セット | 題名(出典) | レベル | 目安時間 | 主な出題内容 |
|---|---|---|---|---|
| セットA | 静かな庵と柑子の木(『徒然草』第11段「神無月のころ」) | 基礎から標準へ(8問) | 25分 | 読みと訳の区別、古語の意味、打消し・推量・願いを含む訳、主語の補い |
| セットB | 二本の矢と今の一念(第92段「ある人弓射ること」) | 標準・応用(8問) | 25分 | 命令と禁止の訳、主語と理由を補う訳、反語、指示語の内容、時間関係 |
| セットC | 幼い日の問い(第243段「八つになりし年」) | 標準・応用(8問) | 25分 | 主語、疑問文の訳、会話のつながり、省略を補う訳、可能の打消し |
| セットD | 狛犬の向きの理由(第236段「丹波に出雲」) | 実力確認テスト(8問・100点満点) | 35分 | 語の意味、会話の話者、推量を含む訳、省略された主語、結末の訳、認識と事実の区別 |
目安時間は取り組むときの参考です。学習の進み具合に合わせて調整してください。100点満点の配点があるのはセットDのみで、全32問の合計点ではありません。
古文の現代語訳の解答解説(14ページ)
セットごとに全文の現代語訳を載せ、続けて全32問の解答と解説、採点基準を確認できます。意味が同じであれば、解答例と語順や語尾が違っていても正解です。
プリントの使い方・学習のポイント
- 学習ポイントで、語の意味・主語・文の働きの三つをどう訳に反映するかを確認します。
- 各セットは、本文と語注を読み、会話の話し手と聞き手に印を付けてから設問に進みます。
- 現代語訳を書いたら、原文を短く区切って、訳のどこに対応するかを確かめます。
- 解答解説の全文訳と照合し、意味・主語・文末のどこに誤りがあったかを直します。
訳すときは、人物が「〜だろう」と考えたことと、実際に起きた出来事を区別しましょう。推量や打消しが訳から消えると、文の意味が変わってしまいます。
本文は兼好法師『徒然草』の原文です。特定の教科書の掲載範囲・表記・設問に合わせた教材ではありません。現代語訳・語注・設問・解説はこのプリントのために作成したものです。底本の違いにより、教科書で読む本文と表現が異なる箇所があります。問いは、プリントに掲載した本文に基づいて解いてください。
中3国語「古文の現代語訳」プリントのよくある質問
現代語訳は解答例と同じでないと不正解ですか?
いいえ。必要な内容と文の働き(打消し・推量・禁止など)がそろっていれば、語順や語尾が違っていても正解です。解答解説の採点基準で、必要な内容を確認できます。
古語の意味を覚えていなくても解けますか?
本文には語注を付けているので、語注を手がかりに解けます。ただし、頻出の古語は意味を知っていると読みやすくなります。語句を先に固めたいときは「古文単語」のプリントが使えます。
歴史的仮名遣いを直す問題と現代語訳は何が違いますか?
歴史的仮名遣いを直す問題は、読み方を現代の仮名で書く問題です。現代語訳は、文の意味を今の言葉で表す問題です。「けふ」を「きょう」と直すのは読み、「今日は」と訳すのが現代語訳です。
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