「食育」は学力にも関係があった?家庭でやっておきたい3つのこととは?

子どもの食育で家庭でもできる事を解説していきます。
こんにちは「子供の習い事図鑑」(@startoo_)です。

食育」という言葉が最近は各所で使われることも多くなってきました。
食育を推進する団体ができたり、幼稚園や保育園などでも食育活動に力を入れているところも多いです。

ただ、いざ家庭で食育を実践しようと考えた時に何からやればいいか分からないこともあります。

「そもそも食育ってどういうこと..?」
「家庭で何からやっていけばいいの..?」
「学力とも関係あるって本当..?」
と考えることもしばしば。

そこで、今回は、子どもの「食育で家庭でやっていきたいこと」を解説していきます。
手軽にできることから実践していきましょう。

子どもが太り気味?食事制限は必要なの?正しい対処法を管理栄養士が解説!

そもそも「食育」とは?

子供の食育のやっておきたいこととは?
「食育」とは、食に関する知識やノウハウを学ぶことです。
例えば、「体育」で体の動かし方や怪我の予防を学ぶように、「食育」でも、食に関する知識を通して、成長に必要な要素や、生活習慣病にかかるリスクを減らす事を学習していきます。

そして「食育」と聞くと、とても難しいことのように聞こえますが、実は少しも難しいことではありません。

例えば、バランスのよい食事をする習慣を身に付けさせること。
そして、子どもと食事をしながら食材についておしゃべりすることも、きちんと「食育」に繋がっています。

「食育」が大切な理由(メリット)とは?

食育を行うメリット
食育が大切なのには、様々な理由があります。

食育で身につく効果とは
・食事のバランスを考え、病気リスクを下げる
・生活リズム全体が良くなる
・コミュニケーション能力の向上
・学力・運動能力の向上に繋がる
・感受性豊かになる
・感謝の気持ちを持てる

このように多くのメリットがあります。

その1つが「バランスのよい食習慣を身に付ける」ことです。
そのためには、家庭での取り組みも大切になってきます。
なぜかというと「好きなもの、嫌いなもの」「濃い味が好き、薄い味が好き」など食べ物に関する好みは「幼少期」に決まると言われています。
子どもの方が、大人よりもはるかに味に敏感なのです。

子どもが食事をする機会が多い家庭で、小さなころからいろいろなものを食べる経験を積むことで、細やかな味の区別がつくようになり「食に関する興味」が深まってきます。

食育はいつからがベスト?

食育と学力の関係
食育はいつから行っていけばいいのでしょか?
「食育」は子どもの成長段階に合わせて行っていくのがいいでしょう。

最初に「離乳したころの幼児期」においては「食への関心」を高めることが大切です。
この時期の子どもに「テーブルマナーはきちんとしましょう、、」「もっと綺麗に食べなさい。。」というのも無理がありますね。
一生懸命食べている姿を応援し「残さず食べていること」を褒めることが大切です。
少し汚い、こぼしているのは気にせず、まずは食への関心を高めることを意識してみてください。

本格的な「食育」としては「幼稚園や保育園」に通いだしたころからしていけるといいですね。

具体的には、
・食べる前には「頂きます」「ご馳走様」を言う
・作り手、生産者への感謝
・食べ物を大切にする
・栄養バランスを考えて残さず食べる
・テーブルでの食事の仕方
・食事は楽しい!という認識をもつこと
などを徐々に伝えていきましょう。

小学生、中学生になると給食も出て、家族以外との食事をすることも増えてきます。
その為、更に食事の際のマナーやバランスを考えた食事への意識も大切です。

食育と学力は関係ある?

食育と学力は関係ある?
食育と学力には関係があるものでしょうか?
以前、文部科学省が行った調査を元に見ていきましょう。

「朝食」と学力の関係とは?

食育と学力の関係は?
平成27年(2015年)に文部科学省が行った「全国学力・学習状況調査」では下記のようなデータが報告されています。
食育は学食と関係がある?
(出典元:家庭における食育の推進
このデータを元に考察をすると、
・「毎日朝食をとる子供」と「全く食べていない子供」では明らかに差がある
・「小学6年生」「中学3年生」でも近しいグラフとなる
となっています。

勿論、一概には「朝食を取っている子どもの学力が高い」とは言えません。
おそらく、朝食を取っている家庭の場合「学習面や教育面での手が行き届いている場合が多い」のではないかと考えています。

その為、朝食を取れば学食が上がるとは言いきれないですが「食生活や生活習慣を正していくこと」が学力を向上させるうえでも大切なのではないでしょうか。

\子供の集中力を上げる方法はこちらも/
子どもの「集中力」を上げる方法とは?家庭で実践できること!

朝食は「運動能力」にも影響が?

食育と運動能力の関係は?
朝食と運動能力でも以下のようなデータが出ています。
食育と運動能力の関係は?
(出典元:家庭における食育の推進
体力テストでも「朝食を食べて」体力テストをした場合と「朝食を食べず」にした場合とで比較しました。
その結果、学力のグラフと同じように「朝食」を食べているほうがいい結果が出ています。
このように「朝食を食べる大切さ」が分かります。

もし時間がない場合には「小さいおにぎり一つ」や「ばなな」「飲みやすい栄養ドリンク」など手軽に取れるものだけでも摂取していくことをおすすめします。

血糖値を上げることで脳の活性化を促す事が可能です。
このように「朝食の大切さ」を伝えることも食育の一つです。

また、忙しい家庭には手軽に野菜不足が補える「飲みやすい青汁」もおすすめです。
我が家でもどんなに忙しくても、これだけは子どもに飲ませてから学校に行かせています。

食育ができていない時の影響(デメリット)とは?

食育ができていない
食育が上手くいっていない場合の影響(デメリット)はどのようなものがあるのでしょうか?

食育がうまくいっていない家庭の代表例は、
・生活習慣病への影響
・「孤食」からのコミュニケーション能力への影響
が考えられます。

毎日、規則正しく食事をする習慣を身に付けることで、「生活習慣病」の予防に繋がります。
また、子どもだけでなく大人にとっても、健康維持のためには必要なこと。
規則正しく、栄養バランスの取れた食事をすることは、とても大切なことなのです。
そして幼少期に「孤食」は極力避けていく方がいいでしょう。

食育で「最低限」この3つだけはやっておく!

規則正しい食生活とは、具体的にどんなことでしょうか。
1つ目は、1日3食きちんと食べること。
もちろん朝食もです。
なるべく決まった時間に食事をすることが大切になってきます。

2つ目は、栄養バランスを考えた食事をすること。
お米やパン、麺類などの主食、肉や魚、大豆製品、卵などを使った主菜、そして野菜や海藻などを使った副菜。
これらを1日の中でバランスよく食べる習慣を付けることも、家庭でできる食育の1つと言えます。

3つ目は、一緒に食事をすること。
核家族化が進み、ライフスタイルの変化などから、子供が一人で食事をする「孤食」や、家族バラバラに好きなものばかりを食べる「個食」が増えています。
1日のうちに1度でもいいので、子どもと一緒に食卓を囲み、会話をしながら食事をすることも大切です。

「こ」食の影響とは?

今、子どもの「こ食」が問題になっています。
共働き世帯が増えた今、一人で食事をする機会が増えているのです。
30年ほど前と比べると、家族で食事をする機会が半分くらいまで減っているとも言われています。
一人で食事をすることには、どんな「デメリット」があるのでしょうか。
まず考えられるのは「孤食」をすることで「個食」が加速し、栄養のバランスが崩れること。

そして会話する機会が減るので「人とコミュニケーション取ることが苦手になる場合も」あります。
さらに、食事のマナーを教えてくれる人がいないのですから、当然「食事のマナー」が身に付きません。
そして「食に関する興味」もなくなりだんだんと小食になっていく可能性も。

成長期の子どもが小食になれば、発育にも問題が出てくるでしょう。
大切なのは、家族で食事をすることにより、食事のマナーが自然に身に付き、
食べることの楽しさを感じることができるということです。

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家庭でやっておくべき3つ「食育」とは?

食育でやるべきこと
では、具体的に家庭でやっておくべき「食育」は、どのようなものなのでしょうか?
1つ1つ説明していきましょう。

1.「食事」のお手伝いをしてもらう

食育で料理の手伝い
一つ目の家庭での食育は「食事の手伝い」です。
一緒に料理をしたり、一緒に買いものに行くことで、子どもはたくさんのことを学びます。
例えば、野菜を洗う理由が分かったり、魚が「切り身」で泳いでいるわけではないということも分かるでしょう。

そして刃物が危険なものだということも学ぶことができます。
そして、一緒に買いものに行けば、季節によってスーパーに並んでいるものが違うことや、値段が違うことにも気が付くかもしれません。
お手伝いをしてもらいながら、食に関するいろいろな話をすることも「食育」の1つです。

\子供に料理を教えるコツの記事はこちら/
子供に料理を教えるコツとは?【おすすめレシピ本4選】

2.家族で一緒に「食事」をする

2つ目の家庭でできる食育は「家族で一緒に食事をすること」です。
「いただきます」や「ごちそうさま」を言うことは、日本人にとっては当たり前の習慣。
作り手や生産者への感謝の気持ちを持つことは大切です。

また、一緒に食事をすることで、箸の持ち方や食器の持ち方などのマナーを教えることもできます。
そして「食事は楽しいもの」ということを教えることも大切なこと。
幼少期には会話をしながら食事をすることでコミュニケーションをとることも重要です。

子供の学校での様子や趣味、好きなことを共有する時間は、食事をしながらリラックスした状態がいいですね!

3.規則正しく食事をとる(朝食も)

3つは「規則正しい食事」です。
先ほどのデータであったように、朝食をとることも大事なこと。
朝食をきちんと取ることで体温を高めることになり、行動しやすくなります。
毎日、可能なかぎり同じ時間に食事をすることで、1日の生活のリズムも安定。
それは精神的な安定にも繋がってきます。

どんなに忙しくても血糖値を上げる為に「おにぎりを一つ」「チョコレートを少し」「フルールをかじる」ことをおすすめします。

 
スポーツをする子供におすすめの食事はどんなもの?効率的に栄養を補うコツも管理栄養士が解説!

まとめ:食育の基本は「食事」を大切にすること

食育でやることとは?
人が一生のうちに食事をする機会は「9万回」ほどあると言われています。
子どものころに「食べることは楽しい」ということを教えておかなければ、多くの時間が勿体ないことになります。

まずは、
・食べることは幸せ
・食べることは楽しい

という食に関しての関心を高めることで、バランスのいい食事に繋がり、
「不規則な食事」「バランスの悪い食事」「孤食」を改善することに繋がるのではないでしょうか?
難しく考えずに、子どもと一緒に楽しんで買い物に行ったり、食事をしてみることがおすすめです!

我が家の場合は、食事が偏り野菜不足になってしまうこともあるので毎朝、家族で一緒にフルーツ青汁を飲んでいます。
飲みやすく、野菜不足も補えて、飲み終わった後に「ぷはー!もう一杯!」と楽しくコミュニケーションを取るきっかけにもなっています。
どんなに朝が忙しくてもこれだけは飲ませていっている効果もあってか、学校での集中力も保っているとのことです。

ぜひ、試してみてください。
子供の野菜不足に家族でフルーツ青汁

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