音楽の勉強の基礎になる音楽記号の無料学習プリント(練習問題・テスト)です。

プロの音楽教室講師が音楽記号を分かりやすく理解できるよう作成しました。
ピアニッシモやフォルテッシモの用語の意味や使い方も解説しています。

記号の意味だけでなくふりがなもついていますので、読み方もマスター出来ます。

最後のまとめプリントはテスト直前の確認にも役立ちますよ。

小学生や中学生、高校で音楽を学習するときにも使えるプリントです。
特に、中学校音楽の音楽記号を覚える単元ではテスト対策にもなります。

無料でPDFダウンロード・印刷ができるので自宅学習に使ってみてください！

幼児～小学生の無料学習プリントはすたぺんドリルで！
すたぺんドリル

2022.09.27

すたぺんドリル | 幼児～小学生学習プリント 無料ダウンロード・印刷

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強弱記号の学習プリント

ここでは、音楽の強弱記号の読み方や意味を学習します。

音の大きさを意味するのが強弱記号です。

「よわく」にピアノという「p」・「つよく」にフォルテという「f」の記号を使います。

クレッシェンドやデクレッシェンドは、さらに時間による変化が加わります。

• クレッシェンド→だんだんつよく
• デクレッシェンド→だんだんよわく

デクレッシェンドはディミヌエンドともいいます。

「〜ッシモ」が終わりにつくと「とても〜」や「より〜」になり、ピアニッシモなら「p」を、フォルテッシモなら「f」をもう1つ書き足します。

• 「ピアノ（よわく）」＋「〜ッシモ（より）」→「ピアニッシモ（よりよわく）」
• 「フォルテ（つよく）」＋「〜ッシモ（より）」→「フォルテッシモ（よりつよく）」

ピアノ・フォルテをさらに多く書いたピアニッシシモ・フォルテッシシモも登場します。

また、程よく大きくしたり小さくしたりするなら、すこしという意味の「m」をはじめにつければOKです。

この「m」はメゾと発音します。

• 「メゾ（すこし）」＋「ピアノ（よわく）」→「メゾピアノ（すこしよわく）」
• 「メゾ（すこし）」＋「フォルテ（つよく）」→「メゾピアノ（すこしつよく）」

メゾピアノの方がピアノより大きく、メゾフォルテの方がフォルテより小さい点に注意しましょう。

• p ＜ mp ＜ mf ＜ f

ところで「楽器のピアノと強弱記号のピアノって同じ名前だけどなぜ？」と思うかもしれませんね。

ピアノの原型である「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ（意味：強弱をもつチェンバロ）」が短くなって「ピアノ」と呼ばれるようになったと言われます。

なので、楽器のピアノという名前は強弱記号から来ていたんです。

音楽記号(強弱記号)

速度記号の学習プリント

音楽の速さの記号の読み方や意味をこの学習プリントで学びます。

バラードがすごい速さだと雰囲気でませんよね？

速さも曲のイメージを左右する要素なので、速さの記号も大切です。

たとえば、歩くような速さの「Andante（アンダンテ）」は大体♩＝72前後とされます。

この♩＝◯は「1分間に4分音符が◯個分入る速さ」という意味です。

なので♩＝60だと「1分間に4分音符が60個入る速さ」となり、これは時計の秒針と同じ速さになります。

音楽記号（速さの記号）

表現記号の学習プリント

次は、表現記号の学習プリントです。

音の大きさや速さだけでなく、どう表現するのかをこの表現記号から読み取ります。

よく出る表現記号をプリントにまとめましたが、ほかにもいろいろな記号があります。

見たことない記号は調べてみてくださいね。

音楽の表現記号の読み方や意味を学びます。

音楽記号(表現の記号)

その他の音楽記号の学習プリント

「少し」や「続けて」など、いろいろな音楽記号について学習します。

ほかの強弱記号や表現記号などにこの学習プリントに出てくる記号をつけると、もっと複雑な意味を表現できます。

たとえば、次のようなものです。

• 「ポコ（少しずつ）」＋「リット（だんだんおそく）」→「ポコ リット（少しずつだんだんおそく）」
• 「センプレ（続けて）」＋「クレッシェンド（だんだんつよく）」→「センプレ クレッシェンド（だんだんつよくし続けて）」

音楽記号(その他の記号)

リピート記号の学習プリント

音楽の繰り返しの記号について学べる学習プリントです。

繰り返し記号によって譜面の進み方が変わります。

学習プリントの番号を追って進み方を確認してみましょう。

「D.S.（ダル・セーニョ）」と「D.C.（ダ・カーポ）」とが似ていますが、進み方が違うのに注意です。

繰り返し記号なしでも譜面は書けますが、譜面が短くなって読みやすくなるので重宝されます。

音楽記号(リピート記号)

音楽記号まとめの学習プリント

これまで学習した音楽記号をまとめました。

強弱記号・表現記号・速さの記号・リピート記号など内容が盛りだくさんでしたね。

でも、少しずつ覚えればOK！

なので、忘れたり分からなくなったりしたらこの学習プリントを見直しましょう。

音楽記号(まとめ)

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2021.07.29

音名の学習プリント | 無料ダウンロード・印刷 小中学生音楽教材

楽譜で使う音名の無料学習プリントです。 ピアノや楽器を弾くときに必ず覚える必要のある音名。 日本語、英語、イタリア語、ドイツ語など様々な言語の音名表現を理解しましょう！ ピアノの鍵盤の位置と合わせて覚えられるようになっています。 また今回は音楽講師が音名の勉強するとき覚えておき...

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