『小学生の春休み自宅学習には何のドリルを使えばいい？』
『予習(先取り)と復習どちらを優先すべき？』
『春休みにやるべき家庭学習法を教えて！』
『塾に行かないでもできる自宅学習方法は？』
と考えることもありますよね。

今回は、プロの塾講師が小学生の春休みに取り組むべきプリントや勉強法を解説します。

新学期に良いスタートを切れるように参考にしてみてください！
春休みの自宅学習には通信教育を使うのもおすすめです！最近はタブレットで効率的に勉強ができます！

小学生の春休みは復習と予習(先取り)どっちを優先するべき？

小学生の春休みの勉強で「総復習」と「予習」どちらを重要視すべきなのでしょうか？

結論からお伝えすると大切なのは前の学年の「復習」です。

成績が伸びない子の特徴として、次の学年でいい成績を取りたいからと焦って予習に力を入れてしまうことがあります。
もちろん悪いことではないですし、場合によっては成績が伸びることもあるでしょう。
しかし、この方法では、また同じように躓くことになります。

その理由は、小学生の勉強は基本的に積み上げ式になっているからです。
例えば、算数で分数のかけ算をスムーズに解くためには、分数のたし算や引き算も理解しておかなければなりません。

このように、前の学年の学習をマスターしきる前に進めると、分からないことが増えて、成績が下がり、勉強が嫌いになるという負のスパイラルに陥ります。

「自分はもう大丈夫」と思っているお子さんでも、まずは復習からしっかり取り組んで、さらに自信を身につけさせることがおすすめです。

春休みの勉強時間はどれくらい必要？

小学生の春休みはどれくらい勉強時間を確保するのが良いのでしょうか？

結論として小学生春休みの勉強時間は1日「学年×10～20分」がおすすめです。

ここで注意点は、少ない時間でも毎日勉強することです。
一番よくないのは、春休みの最後の1日にまとめて10時間勉強するというようなまとめ勉強。

この方法は、同じ10時間の勉強でも記憶への残りやすさが違ってきます。
短期的に覚えたことは短期的に忘れてしまうのです。

そのため、毎日継続的に少ない時間でも勉強していくようにしましょう。

無料学習プリントの「すたぺんドリル」などを1日1枚やるというような決め事を作っておくのもおすすめです。

学習計画表を使って計画的に過ごし方を考える

春休みにに自宅学習をする際には、むやみやたらに勉強を始めるのではなく「スケージュール表」を使って計画的に進めていきましょう。
塾に行けば、塾のスケージュールがあるため計画的に行動ができますが、家庭学習の場合、自由度が高いため、あらかじめ決めておかなければダレてしまい失敗に終わってしまうケースがあります。

ここでポイントは、親が決めたスケジュールではなく「子ども自身に決めさせること」です。
小学生のうちから子供自身に学習計画を立てさせることで自立し、自信にも繋がります。
今後、中学高校と進学していく中で、自主的に勉強する姿勢が非常に重要になるものです。

親はあくまで、子どもが立てた計画にアドバイスをする立場にしておきましょう。

とはいえ、いきなり計画を作るのは難しいというご家庭では「学習計画表の無料テンプレート」を使ってみてください。

子供の習い事図鑑では、小学生の勉強を効率よく進めるための、無料スケジュール表を公開しています。
お洒落で可愛いデザインで1日・1週間・1ヶ月と豊富な種類があり計画が立てやすくなっています。

アプリやwebで管理するのではなく、紙で作ることで後で見返したときに「こんなに勉強できたんだ！」と自信にすることもできます。

もちろん、勉強だけでなく、遊びやゲームの時間など春休みの過ごし方全体を記入していくのもおすすめです。

では、ここから新学年別におすすめのドリル・問題集を紹介します。

新小学1年生(入学準備)におすすめの春休みドリル

新一年生におすすめの春休みドリルはこちらです。

小学1年生になると「ひらがな」「かず・けいさん」を勉強していきます。
また、身の回りの言葉も覚えておくと学校生活もスムーズになります。

そこで新小学一年生が使っておきたいドリルはこちらです。

1.ひらがな なぞり書き練習プリント50音全文字

2.ひらがな パズル 練習プリント

3.ひらがな 身近なことば

4.ひらがな 数の数え方

5.ひらがな 促音・拗音 練習プリント

6.ひらがな「しりとり」学習プリント

7.なかまづくりとかず

8.いくつといくつ

9.なんばんめ

10.あわせていくつ ふえるといくつ

11.のこりはいくつちがいはいくつ

12.子供向けなぞなぞ200問

くもんのはじめてみましょう！小学校の入学準備ドリル

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新小学2年生におすすめの春休みドリル

新小学2年生の春休みの家庭学習は、小1の総復習から始めましょう。

特に計算プリントや漢字練習は毎日取り組みたいところです。
余裕があれば国語や算数の文章読解問題にも挑戦して成績アップをはかりましょう。

1.小1算数の復習プリント

2.小1漢字テスト復習プリント

3.小1国語文章読解問題

4.小1算数の文章問題

新小学3年生におすすめの春休みドリル

新小学3年生向けの春休みドリルです。
小学3年生からは、理科、社会、英語の勉強も始まります。
そのため、覚えることが多くなるので、早い段階で小2までの総復習をしておきましょう！

1.小2算数の総復習プリント

2.小2漢字テストプリント

3.小2国語文章読解問題

4.小2算数文章読解問題

5.小2語彙文法ドリル

新小学4年生におすすめの春休みドリル

新小学4年生になる前の春休みに取り組んでおきたいドリル一覧です。
理科や社会の内容はしっかり覚えてテストでも得点源にしましょう。
算数では分数の計算も入ってくるので基礎を復習しておくのがおすすめです。

1日1～2枚のプリントを取り組みましょう。

1.小3算数の総復習プリント

2.小3漢字テストプリント

3.小3国語文章読解問題

4.小3算数 文章読解問題

5.小3語彙文法ドリル

6.小3理科復習プリント

7.小3社会復習プリント

8.英語学習プリント

新小学5年生におすすめの春休みドリル

新小学5年生が取り組んでおきたい春休みドリルはこちらです。
小学5年生から算数や国語の難易度も高くなり、難しい内容も入ってきます。
特に小4では都道府県の漢字も覚える年代ですよね。
まだ覚えられていない方は、都道府県の漢字テストにも挑戦してみてください！

1.小4算数の総復習プリント

2.小4漢字テストプリント

3.小4国語文章読解問題

4.小4算数 文章読解問題

5.小4語彙文法ドリル

6.小4理科 復習プリント

7.小4社会 復習プリント

8.英語学習プリント

新小学6年生におすすめの春休みドリル

新小学6年生になる直前の春休みに使っておきたいドリルはこちらです。
春休みのうちに少し難しい文章問題や理科、社会の暗記もしておきましょう！

1.小5算数の総復習プリント

2.小5漢字テストプリント

3.小5国語文章読解問題

4.小5算数 文章読解問題

5.小5語彙文法ドリル

6.小5理科 復習プリント

7.小5社会(地理)復習プリント

8.英語学習プリント

新中学1年生におすすめの春休みドリル

新中学1年生になる前に小学6年生の総復習をしておきましょう。
中学生になると覚えることや計算も難しくなります。
小学生の基礎が重要になるので、しっかり復習しておきましょう！

1.小6算数の総復習プリント

2.小6漢字テストプリント

3.小6国語文章読解問題

4.小6算数 文章読解問題

5.小6語彙文法ドリル

6.小6理科 復習プリント

7.小6社会(歴史・公民) 復習プリント

8.英語学習プリント

春休みは毎日の100ます計算で学習習慣を身に着ける！

小学生の春休みは学習習慣を身につける絶好のチャンスです。
春休みも無計画に過ごすといつの間にか終わってしまった。。ということも良くあります。

ただ、いきなり難しいドリルに挑戦すると、勉強の習慣がない子からすると嫌になってしまいます。

そのため、ゲーム感覚で楽しめる100マス計算から使いだすのもおすすめです。

タイムを計りながら毎日どれくらい計算が速くなっていくか記録を残してみてください。

毎日成長が感じられるので、子どもの勉強に対するやる気も上がります。
また、いざ鉛筆を持つと、100マス計算だけでなく、他の問題も自然と取り組むようになっていきます。

子どもの習い事図鑑では100ます計算が何枚でも無料で作れる「毎日計算ドリル」というサービスを公開しているのでぜひ使ってみてください！

毎日計算ドリルを使う

小学生の春休みはプログラミングにも挑戦！

せっかくの春休みは普段とは違う勉強がしたいという方は「プログラミング学習」もおすすめです。
小学生中学生でもプログラミング必修化になり興味を持っている方は多いのではないでしょうか。

小学生のプログラミング学習では「scratch」という子供向けのプログラムサービスを使います。

子供の習い事図鑑では「scratchなび」というスクラッチの基礎から本格的なゲーム作りまでできる教材を豊富に用意しています。

無料で使えるので春休みに親子で挑戦をして一つ作品を作ってみてください！
プログラミング的思考を養う機会になります！

scratchなびを確認する

まとめ:春休みは総復習を中心に！

小学生の春休みの家庭学習には今回紹介した総復習プリントを優先に使っていきましょう！
復習をしっかりしておくことで、新学年の内容もスムーズに取り組むことができます。

また、1日にまとめて勉強するよりも、少ない時間でも毎日勉強することがおすすめです。

ただ、春休みは、家庭学習だけでなく、新しい習い事や遊びも大切です！

スケジュール表を使って計画的に勉強を進めてみてください！

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2022.02.25

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新学期に向けて春休みの家庭学習には、映像を使った通信教育もおすすめです。
特に最近人気の通信教育は「進研ゼミ(チャレンジタッチ)」と「東進オンライン」となっています。

どちらも「解説が詳しい」「映像がわかりやすい」「隙間時間に学べる」と口コミも評判です。
東進オンラインは、東進と四谷大塚がタッグを組んで作り、サービス開始1年間で23万人が利用したというサービスになっています！
資料請求や無料体験もあるので確認してみてください！

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