海や川などでの水の事故が増える夏休みを前に、都内の中学校で水の事故から命を守るための授業が行われました。
スポーツ庁の室伏長官も視察に訪れ、この取り組みを全国に広げたいとコメントしています。
泳ぐ技術だけではなく、命を守る授業とは?
東京世田谷区の成城学園中学校では、毎年夏休み前に中学1年生を対象に水の事故を防ぐ授業が行われています。
主な内容はライフセーバーの資格を持つ教師が、ライフジャケットの正しい着用方法や、万が一流されたときの対処方法などを指導します。
ライフジャケットを着用する際に重要なことは、体に密着させて隙間を空けず着用することです。
ライフジャケットを着た生徒たちは、そのままプールに入り力を抜いて仰向けで浮く方法や、浮いたまま手を振って助けを呼ぶ方法などを学びます。
生徒たちに泳ぐ技術だけではなく、万が一川や海で流された場合に命を守る方法や技術を身に付けてもらうのがねらいです。
水の事故を防ぐ方法を学んだ生徒の感想
この授業に参加した男子生徒は「ライフジャケットを着たまま泳ぐのは難しかったが、安心感があった。体験することで事故を防ぐことにつながると思った」と話しています。
これに対し室伏長官は「事故が起きたときに冷静に対処できるよう体験することは重要で、こうした取り組みを全国に広げていきたい」と話しました。
消防庁からも水の事故から子どもたちを守るためのガイドが公開されています。
ガイドにも”浮いて助けをまつのが重要”とあります。
参考にしてみてください。
【ライフジャケットの着用方法】
正しく着用しないと、ライフジャケットだけが浮いて効果が見込めません。体に合ったサイズを選び、ファスナーやベルトを締めてフィットさせましょう。 #子どもの事故防止週間
海上保安庁のページの動画を参考に→https://t.co/aNrXZKYxH3— 消費者庁 こどもを事故から守る! (@caa_kodomo) July 20, 2021
水の事故から子どもたちを守るために
現在の水泳授業は泳ぐことが主の場合が多いです。
成城学園中学校のような、水の事故から命を守るための授業が増えれば、子どもの水の事故を防ぐことにつながると思いました。
暑い季節は水辺での活動が増えます。
- 遊泳禁止の場所では泳がない、遊ばない
- 海水浴場はライフセーバーのいる場所で遊ぶ
- 保護者は子どもから目を離さない
これらをしっかり守って、安全に水辺での活動を楽しめるといいですね
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