中3国語「資料読み取り作文」の無料プリントです。表の対象・単位の確認、差と割合の計算、事実と推測の区別、資料の限界を踏まえた提案の書き方までを、学習ポイント・問題・解答解説の3種類のPDFで練習できます。問題は基礎4問・標準3問・応用3問の全10問。ブラウザで表示して、無料で印刷できます。
中3国語「資料読み取り作文」の無料プリント|PDFを表示・印刷
資料を使う作文では、数字を正しく読み取ったうえで、資料から言えることと言えないことを分けて書く必要があります。「高校受験 作文 資料 読み取り」を探している方が、表の数値を根拠にして意見や提案を書く練習ができるようにしました。
問1〜7は、表の対象と単位の確認、差・合計・割合の計算、事実と推測の区別などの部分練習です。問8〜10では、表の数値と資料の限界の両方を入れて、160〜200マス・二段落の作文を書きます。資料は表形式で、調査・数値はすべて学習用の架空資料です。
資料読み取り作文のポイント|言えることと言えないことを分ける
資料は意見を支える手がかりですが、数字があるだけで結論が正しくなるわけではありません。学習ポイントのプリントでは、次の6点を確認します。
- 表の外側から読む:まず表題、対象、期間、単位、注を読みます。「三年生三十人の回答」は学校全体の意見とは限らず、「延べ利用回数四十回」は四十人が利用したとは限りません。
- 比較の物差しをそろえる:差は引き算、割合は部分÷全体で求めます。全体の人数が違う集団は、人数だけでなく割合も比べます。
- 事実と推測を分ける:表に直接示された数値や、そこから正しく計算した結果は事実として書けます。理由や背景を想像した部分は、「可能性がある」など推測だと分かる言葉にします。
- 一緒に変わっても原因とは限らない:二つの変化が同時に起きても、一方がもう一方の原因とは断定できません。天候、参加者、行事など、ほかに違っていた条件を探します。
- 資料の範囲を守る:小さな標本や一日の記録は、限られた範囲の様子です。何を調べれば判断しやすくなるかまで書くと、慎重で役立つ提案になります。
- 事実から提案へ橋をかける:数値を並べるだけで終わらず、その事実が提案をどう支えるかを説明します。資料の限界を認めることと、提案をやめることは同じではありません。
中3国語「資料読み取り作文」のプリント一覧
画像またはボタンを押すと、PDFが別タブで開きます。学習ポイント・問題・解答解説の順に使うのがおすすめです。
| PDFの種類 | ページ数 | 内容 |
|---|---|---|
| 学習ポイント | 5ページ | 資料読み取り作文の6つのポイントと例、原稿欄の使い方、取り組み方・参考資料 |
| 問題 | 14ページ | 部分練習7問(問1〜7)と、原稿欄に書く作文3問(問8〜10) |
| 解答解説 | 8ページ | 全10問の解答例・作文例、考え方、別の答え方、確認基準 |
資料読み取り作文の学習ポイント(5ページ)
資料読み取り作文の問題(14ページ・全10問)
問題プリントの見本(全14ページ)
問題PDFの全ページです。画像を押すと、そのページからPDFが別タブで開きます。
1ページ|練習を始める前に
2ページ|基礎 問1
3ページ|基礎 問2
4ページ|基礎 問3
5ページ|基礎 問4
6ページ|標準 問5
7ページ|標準 問6
8ページ|標準 問7
9ページ|応用 問8
10ページ|応用 問8(本文を書く欄)
11ページ|応用 問9
12ページ|応用 問9(本文を書く欄)
13ページ|応用 問10
14ページ|応用 問10(本文を書く欄)問題の内容(全10問)
| 問 | レベル | 題名 | 取り組む内容 |
|---|---|---|---|
| 問1 | 基礎 | 単位と対象を押さえる | 表から、最も多い項目と人数、調査の対象を一文ずつ書く |
| 問2 | 基礎 | 差と全体を計算する | 延べ利用回数の差と合計を求め、実際に利用した人数が分かるかを判断する |
| 問3 | 基礎 | 人数と割合を区別する | 二つの学級の参加率を求め、参加率が高い学級を理由とともに書く |
| 問4 | 基礎 | 事実と推測を仕分ける | 二つの文を事実と推測に分け、推測の文を断定を避けた表現に直す |
| 問5 | 標準 | 合計を超えた理由を読む | 回答人数の合計が調査人数を超える理由を、回答方法に触れて説明する |
| 問6 | 標準 | 答えられない問いを見抜く | 「唯一の原因だ」と結論できない理由と、追加で確かめたいことを書く |
| 問7 | 標準 | 根拠と限界を備えたメモ | 根拠に使える事実、まだ分からないこと、次の一歩を一文ずつ書く |
| 問8 | 応用 | 人数の違いから小さく提案する | 放課後の図書室の開室日の見直しを提案する。第一段落に提案と数値の根拠、第二段落に資料の限界と次に確かめることを書く |
| 問9 | 応用 | 変化と原因を分けて提案する | 給食の盛り付け方式を変えた前後の表から、残食量の変化と、原因を断定できない理由、今後の調べ方を書く |
| 問10 | 応用 | 異なる集団の数字を比べる | 二つの会場の継続希望を割合で比べ、調査の限界も踏まえた提案を書く |
この教材の「字数」は、横書き原稿欄(1行20マス)の使用マス数で数えます。段落の最初の1マスや、段落を変えたときに前の行に残る空きマスも数に含めるため、本文だけの文字数とは異なります。配点や合計点はありません。問8〜10は、いずれも160〜200マス・二段落・常体で書き、数は漢数字で表す条件です。
資料読み取り作文の解答解説(8ページ)
全10問の解答例と考え方、別の答え方、確認基準を載せています。計算が必要な問いには、式と考え方も示しています。問8〜10は、問題と同じ20マスの原稿欄に作文例を配置し、使用マス数も示しています。作文の答えは一つに決まらないため、確認基準を使って「できた/一部できた/直したい」で振り返る形式です。
プリントの使い方・学習のポイント
- 学習ポイントで、表の読み方と原稿欄の使い方(字数の数え方)を確認します。
- 問1〜7の部分練習は、自分で書いてから、解答解説の解答例・考え方と比べます。計算した数値と単位も確かめます。
- 問8〜10は、構成メモ → 本文 → 条件確認 → 書き直しの順に進めます。
- 書き終えたら、使った数値が表と合っているか、資料から言えない内容を事実として書いていないかを読み直します。
解答解説の作文例は一例です。経験や立場が違っていても、問いと条件に合い、理由や根拠が読み手に伝われば認められます。
本文を書く原稿欄は1マス9mmです。原寸(100%)で印刷すると、その大きさで使えます。原稿欄の使い方や字数の数え方は、この教材でそろえた練習用のルールです。学校や入試で別の指示がある場合は、その指示を優先してください。
例文・設問・作文例・資料は、すべてこの教材のために作成したオリジナルです。表の数値や調査は架空のものです。「中3」は利用の目安で、特定の教科書や都道府県の入試問題に対応した教材ではありません。解答解説の確認基準は学習用の目安で、入試の採点基準ではありません。
中3国語「資料読み取り作文」プリントのよくある質問
資料読み取り作文では、数値をいくつ入れればよいですか?
問題の条件によります。このプリントの問8は「表の数値を二つ以上使った根拠」を書く条件です。数値を並べるだけでなく、その事実が提案をどう支えるかまで説明します。
人数で比べるのと、割合で比べるのはどう違いますか?
全体の人数が違う集団は、人数が同じでも割合が違います。たとえば20人中10人は50パーセント、40人中10人は25パーセントです。問3と問10で、人数と割合の両方を見て比べる練習ができます。
グラフを読み取る問題はありますか?
このプリントの資料は表です。表・グラフ・複数の資料を読み取る読解問題は、中3国語「資料の読み取り」のプリントで練習できます。











