中3国語「意見文」の無料プリントです。立場の示し方、理由と具体例のつなぎ方、反対意見の受け止め方と応答、条件付きの結論のまとめ方までを、学習ポイント・問題・解答解説の3種類のPDFで練習できます。問題は基礎4問・標準3問・応用3問の全10問。ブラウザで表示して、無料で印刷できます。
中3国語「意見文」の無料プリント|PDFを表示・印刷
意見文では、賛成か反対かだけでなく、なぜそう考えるかが大切です。「中3 国語 意見文 書き方」を探している方が、主張・理由・具体例を組み立て、異なる立場にも応えながら考えを伝える練習ができるようにしました。
問1〜7は、主張と理由を組にする、具体例を仮定として書く、決め付けを敬意のある表現に直す、といった部分練習です。問8〜10では、図書室の相談席、端末での連絡、文化祭準備の役割決めについて、160〜200マス・二段落の意見文を書きます。登場する学校や提案は、すべて学習用の設定です。
意見文のポイント|立場を決め、理由を示し、異なる考えに応える
意見文は、主張・理由・具体例の役割を区別して組み立てます。学習ポイントのプリントでは、次の6点を確認します。
- 何についての立場かを示す:「賛成だ」だけでなく、「昼休みに相談席を設ける案に賛成だ」と、何に賛成・反対するのかを書きます。「週に一日試す案には賛成だ」のように、条件を付けて立場を限定することもできます。
- 理由と具体例をつなぐ:理由は主張を支える説明、具体例は理由を分かりやすくする場面です。同じ主張を言い換えるだけでは理由になりません。
- 事実を作らない:資料にない数値や、実際には経験していない出来事を、事実として書いてはいけません。想定した例は「例えば」「もし」で示します。
- 反対意見を強く正確に捉える:相手を悪く決め付けず、相手が大切にしている点を考えます。「確かに、紙を使わなければ配布の手間は減る」のように、利点を認めます。
- 反論には理由や対策を添える:「しかし私は違う」だけでは応答になりません。相手の心配を和らげる方法、優先する理由、残る課題を具体的に示します。
- 結論を条件と結び付ける:二者択一を無理に選ばず、時期・範囲・見直し方を条件にしてもかまいません。「一か月試して利用者の声を聞き、継続を決める」のような結論です。
中3国語「意見文」のプリント一覧
画像またはボタンを押すと、PDFが別タブで開きます。学習ポイント・問題・解答解説の順に使うのがおすすめです。
| PDFの種類 | ページ数 | 内容 |
|---|---|---|
| 学習ポイント | 5ページ | 意見文の6つのポイントと例、原稿欄の使い方、取り組み方・参考資料 |
| 問題 | 13ページ | 部分練習7問(問1〜7)と、原稿欄に書く作文3問(問8〜10) |
| 解答解説 | 9ページ | 全10問の解答例・作文例、考え方、別の答え方、確認基準 |
意見文の学習ポイント(5ページ)
意見文の問題(13ページ・全10問)
問題プリントの見本(全13ページ)
問題PDFの全ページです。画像を押すと、そのページからPDFが別タブで開きます。
1ページ|練習を始める前に
2ページ|基礎 問1・問2
3ページ|基礎 問3
4ページ|基礎 問4
5ページ|標準 問5
6ページ|標準 問6
7ページ|標準 問7
8ページ|応用 問8
9ページ|応用 問8(本文を書く欄)
10ページ|応用 問9
11ページ|応用 問9(本文を書く欄)
12ページ|応用 問10
13ページ|応用 問10(本文を書く欄)問題の内容(全10問)
| 問 | レベル | 題名 | 取り組む内容 |
|---|---|---|---|
| 問1 | 基礎 | 主張と理由を組にする | 朝の読書時間を設ける案について、立場と理由を二文で書く |
| 問2 | 基礎 | 具体例を仮定として書く | 主張を支える理由と、「例えば」で始まる具体例を一文ずつ書く |
| 問3 | 基礎 | 決め付けを敬意ある表現に直す | 反対する人を決め付けた文を、相手の心配を尊重した文に書き直す |
| 問4 | 基礎 | 理由になっているか確かめる | 理由として弱いわけを説明し、主張を支える別の理由に書き直す |
| 問5 | 標準 | もっともな反対意見に応じる | 心配を認め、対応策を示す二〜三文を書く |
| 問6 | 標準 | 読み手に合う理由を選ぶ | 先生への提案として、必要性が伝わる理由と、負担への配慮を書く |
| 問7 | 標準 | 構成メモで論理を点検する | 立場、理由と想定例、反対意見と対応を、メモに分けて書く |
| 問8 | 応用 | 相談席への賛否を述べる | 図書室に小声で相談できる席を設ける案への意見を書く。第一段落に立場と理由、第二段落に異なる意見とそれへの対応を書く |
| 問9 | 応用 | 便利さと利用条件を比べる | 日々の連絡を端末だけで配布し、紙の連絡をやめる案への意見を、利点と問題点の両方を考えて書く |
| 問10 | 応用 | 条件付きの結論を自分で作る | 文化祭準備の役割決めについて、「本人の希望を優先する」「全員でくじを引く」のどちらかを基本にした提案を書く(両案の組合せも可) |
この教材の「字数」は、横書き原稿欄(1行20マス)の使用マス数で数えます。段落の最初の1マスや、段落を変えたときに前の行に残る空きマスも数に含めるため、本文だけの文字数とは異なります。配点や合計点はありません。問8〜10は、いずれも160〜200マス・二段落・常体で書く条件です。
意見文の解答解説(9ページ)
全10問の解答例と考え方、別の答え方、確認基準を載せています。問8〜10は、問題と同じ20マスの原稿欄に作文例を配置し、使用マス数も示しています。問8には、賛成の作文例に加えて、反対の立場で書いた作文例もあります。作文の答えは一つに決まらないため、確認基準を使って「できた/一部できた/直したい」で振り返る形式です。
プリントの使い方・学習のポイント
- 学習ポイントで、主張・理由・具体例の役割と、原稿欄の使い方(字数の数え方)を確認します。
- 問1〜7の部分練習は、自分で書いてから、解答解説の解答例・考え方と比べます。
- 問8〜10は、立場を決めてから、構成メモ → 本文 → 条件確認 → 書き直しの順に進めます。
- 書き終えたら、理由が主張を支えているか、異なる意見を決め付けずに取り上げているかを読み直します。
解答解説の作文例は一例です。経験や立場が違っていても、問いと条件に合い、理由や根拠が読み手に伝われば認められます。
本文を書く原稿欄は1マス9mmです。原寸(100%)で印刷すると、その大きさで使えます。原稿欄の使い方や字数の数え方は、この教材でそろえた練習用のルールです。学校や入試で別の指示がある場合は、その指示を優先してください。
例文・設問・作文例・資料は、すべてこの教材のために作成したオリジナルです。表の数値や調査は架空のものです。「中3」は利用の目安で、特定の教科書や都道府県の入試問題に対応した教材ではありません。解答解説の確認基準は学習用の目安で、入試の採点基準ではありません。
中3国語「意見文」プリントのよくある質問
賛成と反対のどちらで書いてもよいですか?
問8は、賛成・反対・条件付き賛成のどれでも書けます。解答解説にも賛成と反対の両方の作文例があり、立場そのもので正誤は決まりません。確認基準では、立場が明確か、理由が設定と関係しているか、異なる立場を尊重しているかなどを確かめます。
具体例に、実際に経験していないことを書いてもよいですか?
想定した場面として書くことはできます。その場合は「例えば」「もし」などを使い、実際にあった出来事や確認済みの事実として書かないようにします。問2で練習できます。
反対意見には、どう触れればよいですか?
相手を決め付けず、相手が大切にしている点や心配を正確に取り上げます。そのうえで、心配を和らげる方法や、自分の案を優先する理由を示します。問3と問5が、その部分練習です。











