小学6年生歴史で習う、縄文時代、弥生時代、古墳時代のプリント(練習問題・テスト)です。
「縄文のむらから古墳のくにへ」「大昔のくらしと国の統一」という単元のワークシートになっています。
縄文時代の暮らし、弥生時代の暮らし、その違いなどの問題で解けます。
今回は、塾講師が、縄文時代、弥生時代、古墳時代の覚えておきたいキーワードや出来事も解説しています。
親御さんが教えるときにも活用してみてください!
一番下には3つの大問をまとめて一度に全部プリントアウトが可能です。
大問ごとに分けてあるので時代ごとに苦手を克服できるようになっています。
テキストは無料でPDFダウンロードができますので、家庭学習に活用してください。
「縄文のむらから古墳のくにへ」「大昔のくらしと国の統一」を習う時期は、小学6年生1学期の6月頃です。
大問1.大昔の暮らしのプリント
縄文時代の大問です。
大昔の暮らし-1_歴史学習プリント
大昔の暮らし-1_歴史学習プリント模範解答
縄文時代の特徴
縄文時代の特徴を一言で言うと「狩りや漁」の時代です。
この時期は、気候もよく、生き物や植物などの食物が豊富にとれる時代だったため、狩りや漁が盛んに行われていました。
それに関する道具がたくさん出てくるのですが、なんのために使うのかということを中心に掘り下げていきたいと思います。
・石器(打製石器、磨製石器)
・縄文土器
・土偶
打製石器
打製石器とは、石を打ち砕いて作った石器のことです。
この打製石器は非常に鋭い刃をもっています。
その鋭い刃を用いて、動物をとらえて食べたり、敵の動物から身を守るために使われたとされています。
磨製石器
この磨製石器というのは、打製石器の後に作られたものです。
時が経つにつれて技術も発達していき、色んな目的に合わせて磨製石器を作るようになりました。
例えば、木を切りやすくする道具や、料理で使う皿などとしても使われました。
縄文土器
木の実や植物などの食料を煮て柔らかくしたり、熱を通して安全に食べるために使われました。
土偶
食物がたくさんとれる時代でありましたが、食物である以上収穫できる量は異なります。
そのため、当時の人々は豊かな生産をもたらすために土偶を作りました。
それだけでなく、土偶は魔よけとして使われていたと考えられているものもあります。
大問2.大昔の暮らしのプリント
弥生時代に絞った大問をピックアップしています。
大昔の暮らし-2_歴史学習プリント
大昔の暮らし-2_歴史学習プリント模範解答
弥生時代の特徴
この時代を象徴するのは「米づくり」です。
この米作りをきっかけに人口は増加し、むらができました。
なぜかというと、「集団で行う」ということと「安定的にとれる」ということが関係していたようです。
米作りで使われた道具からさまざまな背景が見えてくるので、深掘りしていきましょう。
・弥生土器
・高床倉庫
・青銅器
弥生土器
弥生土器の特徴は「かたくてうすい」ということです。
それはなぜかというと、米を炊くためです。
米そのものはとてもかたく、水を含めて高温で炊き上げないと食べることができません。
そのため、熱が通りやすい「うすいもの」で、高温でも耐えられるよう丈夫な「かたさ」をもった弥生土器が作られ、使われるようになりました。
高床倉庫
米が安定的にとれるようになったのは、米をたくわえることができるからです。
高床倉庫はその保存場所としてつくられました。
床を高くすることによって、湿気でくさるのを避けたり、動物から守ることができます。
青銅器
青銅器は、お祭りのためによく使われました。
そのお祭りは米作りや豊作を願うものだったとされています。
大昔の暮らしのプリント大門3
古墳時代をピックアップした大問です。
大昔の暮らし-3_歴史学習プリント
大昔の暮らし-3_歴史学習プリント模範解答
古墳時代の特徴
古墳時代は「権力の時代」です。
なぜ、権力が生まれた背景や権力を象徴する古墳について整理していきましょう。
なぜ権力が生まれたのか
この時代はむらからくにへ勢力を広げていきました。
米づくりは気候条件に大きく影響を受けるため、場所ごとに収穫できる量に大きな差が生まれました。
また、食料だけでなく、道具や用水などの設備をめぐって争いが増えていきました。
そうしてできたむらの指導者は豪族となり、その後むらをまとめてくにを作り、王もできました。
古墳
古墳は、「王や豪族の大きなお墓」のことです。
古墳は、大きく作るためその分お金や時間、労力がかかります。
それが作れるというのは権力があるという証拠です。
そのため、古墳は権力の象徴として、作られました。
全まとめ:縄文のむらから古墳のくにへのプリント
上の3つの大問をすべて1度にまとめてプリントできるまとめです。
大昔の暮らし_歴史学習プリント
大昔の暮らし_歴史学習プリント模範解答
縄文時代、弥生時代、古墳時代の3つの時代を合わせると1万年以上のときをまたいでいます。(縄文時代が圧倒的に長いです。)
それぞれ、文化や暮らしが大きく異なるため、特色をふまえて流れを理解することが大切です。
このプリントでは、そういった流れはもちろん、幅広く抑えてある問題ばかりなので、始めて解いても繰り返しといても、学びのあるプリントです。
自分の目的に応じて、繰り返しダウンロードして学習しましょう。
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