中3国語「漢文の書き下し文」の無料プリントです。返り点・送り仮名・歴史的仮名遣い・打消し・置き字・再読文字「未」の基本を確かめる問題を、学習ポイント・問題・解答解説の3種類のPDFで学べます。問題は4セット・各8問の全32問。ブラウザで表示して、無料で印刷できます。
中3国語「漢文の書き下し文」の無料プリント|PDFを表示・印刷
書き下し文は、訓点の付いた漢文を、返り点に従って日本語の語順に直し、送り仮名を平仮名にして書いた文です。現代語訳とは違い、文語の形と歴史的仮名遣いを保ちます。「中3 国語 漢文 書き下し文 問題」を探している方が、原文・訓点付き漢文・書き下し文・現代語訳の違いを区別しながら練習できるようにしました。
短い教材用の文から始めて、『論語』の「学びて時に之を習ふ」「故きを温ねて新しきを知る」などの文を書き下します。再読文字は「未」の基本だけを扱います。
書き下し文のポイント|語順・送り仮名・文語の形
書き下し文は、決まった手順で作ります。学習ポイントのプリントでは、訓点付きの例を使って次の点を確認します。
- 返り点で読む順を確認する:原文「読書」は、「書→読」の順に読み、「書を読む。」と書き下します。
- 送り仮名を平仮名にする:片仮名の送り仮名を平仮名に直し、返り点は書き下し文に残しません。
- 文語・歴史的仮名遣いを保つ:「習フ」は「習ふ」、「思ヒテ」は「思ひて」と書きます。「習う」「思って」と現代語に直すのは、書き下しとは別の作業です。
- 「不」は打消しを表す:「不読書」は「書を読まず。」となります。「不」は「ず」と読むので、意味を消してはいけません。
- 置き字と再読文字:「而」のように独立して読まない字を置き字といいます。「未」は「いまだ〜ず」と二度読む再読文字で、「未だ学ばず。」となります。
中3国語「漢文の書き下し文」のプリント一覧
画像またはボタンを押すと、PDFが別タブで開きます。学習ポイント・問題・解答解説の順に使うのがおすすめです。
| PDFの種類 | ページ数 | 内容 |
|---|---|---|
| 学習ポイント | 4ページ | 原文・訓点付き漢文・書き下し文・現代語訳の違い、書き下しの手順 |
| 問題 | 10ページ | 基本の書き換えから『論語』の文まで4セット・各8問(全32問) |
| 解答解説 | 9ページ | 解答、解説、表記の許容、採点基準 |
漢文の書き下し文の学習ポイント(4ページ)
漢文の書き下し文の問題(10ページ・全32問)
問題プリントの見本(全10ページ)
問題PDFの全ページです。画像を押すと、そのページからPDFが別タブで開きます。
1ページ|使い方
2ページ|A 基本の書き換え
3ページ|A 基本の書き換え
4ページ|B 論語の短い文を読む
5ページ|B 論語の短い文を読む
6ページ|B 論語の短い文を読む
7ページ|C 誤り直しと説明
8ページ|C 誤り直しと説明
9ページ|D 定期テスト対策
10ページ|D 定期テスト対策問題セットの内容(全4セット)
| セット | テーマ | 種類 | 目安時間 | 主な出題内容 |
|---|---|---|---|---|
| セットA | 基本の書き換え | 練習用(8問) | 15分 | 書き下し文の説明、短い漢文の書き下し、歴史的仮名遣い、現代語訳との対応、置き字 |
| セットB | 論語の短い文を読む | 練習用(8問) | 20分 | 『論語』の文の書き下し、語が指す内容、現代語訳の選択、二つの文の関係の説明 |
| セットC | 誤り直しと説明 | 練習用(8問) | 25分 | 誤った書き下しの訂正、置き字、再読文字「未」、歴史的仮名遣い、打消しの「不」 |
| セットD | 定期テスト対策 | 確認テスト(8問・100点満点) | 25分 | 書き下しの総合問題、置き字、現代語への言い換え、「未だ〜ず」の意味の説明 |
目安時間は取り組むときの参考です。学習の進み具合に合わせて調整してください。100点満点の配点があるのはセットDのみで、全32問の合計点ではありません。
漢文の書き下し文の解答解説(9ページ)
全32問の解答と解説です。書き下し文は、歴史的仮名遣いと、問題に示した読みを用いて採点します。句読点の有無や、「之/これ」のように読みと意味が同じ表記は、別の指定がなければ認めます。
プリントの使い方・学習のポイント
- 学習ポイントで、書き下しの四つの手順と、原文・書き下し文・現代語訳の違いを確認します。
- セットAは、読む順の番号を書き込んでから、送り仮名を平仮名にして書き下します。
- セットBは語注を使い、書き下した文がどんな内容を表しているかまで確かめます。
- セットCで誤りやすい点を確認し、セットDは時間を計って解きます。
書き下し文が作れても、内容が分かったとは限りません。誰が何をするのか、打消しはどこまでかかるのかを、語注と合わせて説明できるようにしましょう。漢文の訓読には別の読み方がある語もありますが、このプリントでは示した送り仮名と語注に従います。
原文は古代中国の古典から短く抜粋したもので、返り点・送り仮名などの訓点、語注、設問、解説はこのプリントのために作成したものです。「教材用作例」と示した文は練習用に作った短文で、古典からの引用ではありません。特定の教科書に対応した教材ではありません。
中3国語「漢文の書き下し文」プリントのよくある質問
書き下し文と現代語訳はどう違いますか?
書き下し文は、漢文を返り点に従って日本語の語順に直し、文語のまま書いた文です。現代語訳は、その意味を今の言葉で説明した文です。「書を読む。」が書き下し文、「本を読む。」が現代語訳です。
歴史的仮名遣いで書かないといけませんか?
このプリントでは、書き下し文は歴史的仮名遣いで書きます。たとえば「習フ」は「習ふ」と書き、「習う」とは書きません。解答解説に、表記の許容範囲を示しています。
返り点が苦手でも取り組めますか?
取り組めますが、読む順序に不安がある場合は、先に「漢文の返り点」のプリントでレ点と一二点を確認しておくとスムーズです。
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