『子どもに自信を持たせる方法は?』
『どんな声かけをすれば自身を持つ子になる?』
『子どもが自信を持てない理由は?』
と気になることもありますよね。
今回は子供に自信を持たせる方法を解説します。
こんにちは「子供の習い事図鑑」(@startoo_)です。
子供の習い事や学校での出来事を聞いて「もっと自信をもって取り組んで欲しいな..」と思うこともありますよね。
周りの子供が自信をもって挙手して発表をしたり、
先生に「次、やりたい人ー?」と言われたときに恥ずかしがらずに挑戦して欲しいなと考えてしまいます。
どのようにすれば「自信を持たせること」ができるのでしょうか..?
今回は子供に自信を持たせる方法を解説していきます。
今回は子育て教育アドバイザーに執筆頂きました
・自己肯定感を高める方法は?
・普段からできる対処法を教えて..
と考えている方向けです
STEM教育ってなに?身につくメリットは?ステム教育が学べる子供の習い事とは?
この記事の目次
子供が自信を持てない理由は?
今回は宜しくお願いします。
宜しくお願いします。
私はSNS等も含めると年間に数千人の方から子育て、教育のご相談・ご質問をお受けしてます。
その中で最近非常に増えてきている相談は「子どもが自信を持てない..」です。
今回は「子どもが自信を持てない理由」や「自信を持たせる方法」を解説していきます。
自信を持てない子の実例は?
実際に頂いた質問の例を紹介します。
小学3年生になる息子がいるのですが、なかなか自分に自信が持てず親の私が悩んでいます。
小さいころから恥ずかしがり屋で大勢の友達の前になると発言することはほぼなくなります。
現在通っている、サッカー教室でも素人の私から見ても「自信がなさそう」に見えてしまいます..。
勉強も成績は真ん中くらいで悪くはないのですが、自分から発言することはほぼないとのことです。
小3の男の子だし「そういう時期なのかな..」とも考えましたが他の子は積極的に発言をしているこも多くどうしたものかと..。
今後どのようにしてあげるのが良いものでしょうか?
内容は個々で少しずつ変わってきますが、上記のような相談は本当に多いです。
上記の内容をもとに「なぜ子供が自信を持てないか?」をお伝えしていきます。
なぜ自信を持てない子が増えているのか?
なぜ子供は自信を持てないのでしょうか..
子供が自信を持てない理由は多くあるのですが、
その一つに「親に自信がない」ということがあります。
自信を持てない原因は子どもではなく親に理由があることがほとんどです。(※違うケースの場合もあります)
例えば、自信がなさそうな親に「自信を持って..」と言われて心から自身が持てる子どもがいるでしょうか?
これは明白ですね。
例えばですが、逆に、英検2級を持っている親に「大丈夫、今の○○なら英検3級は受かるよ!」と言われたら少し自信が持てる気がします。
例として英検を出しましたが、結論として何が言いたいかというと、
英検に限らず「親が積極的に行動で示す事」で子どもは自信を持てます。
そうなると、出てくる疑問は「じゃぁ、すべてにおいて親が先にやってあげる必要があるの..?」ということです。
その必要は全くありません。
大切な本質は「パパ・ママが言うなら大丈夫だ!」と思わせてあげることです。
そういう「自信を持った親になる」ことがまずは一歩と考えていいでしょう。
では、次に具体的に子どもに自信を持たせるために何ができるかお伝えしていきます。
子供が自信を持つには何をすればいい?
子供に自信を持たせるためには「親が自信を持つことが大切」とお伝えしましたが、それはあくまで第一歩です。
ここから具体的に親として、子供の「自己肯定感」を高めるためにできることをお伝えしていきます。
山本五十六の名言にこんな内容があります。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
教育や子育てにも役立つと言われる有名な言葉です。
つまり、人にいきなり「自信を持て!」や「授業中に手を上げなさい!」といっても動きません。
まずは(親自身が)「やってみて、教えてあげて、次はやらせてみる」そして徹底的に褒めるのです。
このように、難しく考えずに非常にシンプルにやっていくことが大切です。
考え方は意外とシンプルなのですね
では具体的にどのようなことができるのか見ていきましょう。
最初にどんなものかを紹介します。
・2.やってあげるのではなく「やり方を教える」
・3.子供に徹底的に「任せる」
・4.過程をしっかり褒める
・5.褒めた後にアドバイスをする
では、詳しく解説していきます。
1.親が新しい事に挑戦していく
一つ目は「親が新しい事に挑戦する」姿を子共に見せることです。
山本五十六でいうところの「やってみせ」の部分です。
実際に親が、学校の授業にきて手を挙げることは難しい(というか無理な)ので、その代わりに「新しいことに挑戦している姿」をみせましょう。
例えば、ママが頑張ってヨガの資格を取ったり、パパが趣味でサーフィンを始めてみたり、そのレベルでもいいのです。
大切なことは、その行動で、親が自信を持って楽しそうにしていることです。
人は自信があると「余裕」が生まれるので、子どもに対しても余裕をもって褒めることもできるようになります。
2.やってあげるのではなく「やり方を教える」
次のキーワードは「やり方を教えてあげる」ことです。
どうしても過保護な親は、なんでもやってあげてしまいがちになりますよね・・。
教育で大切なことは子どもに「魚を釣ってあげるのではなく、釣り方を教えてあげること」です。
子どもも釣り方を教えてあげれば、いざ一人になったときにも「生きていけます」。
逆に、今まで魚を釣ってもらっていた子どもは、一人になると釣り方が分からず生きていけません。
これでは、自信も持てないのもわかりますよね。
例えば、ご飯なども全部作ってあげるのではなく、ある程度の年齢になったら作り方を教えてあげるのです。
こうした「一人でできること」が増えるだけでも子どもは自信が持てます。
\子供の料理はこちらの記事も/
【関連記事】子供に料理を教えるコツとは?【おすすめレシピ本4選】
3.任せる
3つ目は「任せること」です。
これは山本五十六でいうところの「させてみて」「任せてやらねば」の部分になります。
一つ前で「やり方を教える」と書きました。
その後、大切なことは「任せる」ことです。
例えば、料理であれば、少しずつ「任せる」ようにしましょう。
最初は、「今日はご飯を炊くのは任せるね!」と言って任せます。
その後は、なにもいいません。
途中で口出しはしません。
ここで、どうしてもお米の洗い方が甘いと「もう少ししっかり洗って!」と言いたくなりますが、この段階では言わないようにしましょう!
一つ前のステップでやり方は教えているので、この段階では「任せる」のです。
その他にも洗濯物のやり方を教えた後は「任せてみる」ことです。
ここでもやっている途中では、口を挟まないことです。
なぜなら、まずは自分で「やり切ったこと」が自信につながるからです。
後ほど、注意の仕方も書いていきます。
4.努力の過程をしっかり褒める
4つ目は「過程をしっかり褒める」ことです。
続いて、山本五十六の「ほめてやらねば」のパートです。
ここが子どもの自信を高める上では非常に重要です。
一つ前のステップで子どもに「任せる」ことをしました。
そのあとは、結果の良し悪しに関わらず過程を「褒める」ことです。
例えば、料理をした時に、結果的に美味しい料理ができなかったとしても「卵の溶き方が上手くなったね!」「ご飯がふっくら炊けてるね!水の分量合わせるの上手いね!」というイメージです。
できるだけ具体的に、結果だけでなく「任せた過程」を褒めるようにしましょう。
ステップ1、2、3を行っている前提ですが、自信のを持っている親に褒められると子供も「自己肯定感」は高まります。
5.褒めた後にアドバイスをする
5つ目は褒めた後に「アドバイス」をすることです。
それは適切なタイミングで「アドバイス」をすることです。
多くの親がやってしまいがちなのが、先ほどのステップ3の「任せる」の段階の途中で、「もっとこうして!」「全然違う!」と言ってしまいます。
こうすると子どももやる気もなくしますし、自信も持てなくなります。
その為、アドバイスをするタイミングはステップ4で「具体的に褒める」をやった後です。
褒められた後であれば、素直に受け入れられるし、もっとうまくなりたいという気持ちが高まります。
具体的には「○○が作ってくれた卵焼き美味しいね!次は、少しだけ火を弱くするともっと良くなるよ!」というようなイメージです。
「褒めてからアドバイス」これを忘れないようにしましょう。
アドバイスは褒めた後にするのが大切なのですね!
自信を持たせるためにやってはイケないこと
子どもに自信を持たせるために適切なタイミングで褒めるのは分かったけど、もっと詳しくしりたいという方向けに、「やってはいけない」(間違ったやりかた)を紹介します。
最初にまとめてお伝えします。
・「もっと自信を持ちなさい!」という
・結果だけ褒める
子供に自信を持たせるうえで、やらない方がいいことを紹介しました。
1.周りと比べる
一つ目は「周りと比べること」です。
まず、よく言ってしまうこともありますよね。
・近所の○○君は、もう一人でご飯も作れるし、洗濯物もできるんだって?
・仲のいい○○ちゃんは自信を持って授業中発表しているよね?
という内容です。
確かに、余計自信をなくしてしまいそうですね
2.もっと自信を持ちなさい!と叱る
2つ目は「もっと自信を持ちなさい!」と叱る事です。
「もっと自信を持ちなさい!」と言われて自信が持てたら苦労しません。
その為、言ったとしても子供の気持ちの中には届かないでしょう..。
3.結果だけ褒める
3つ目は「結果だけを褒める」ことです。
単に「褒めればいいのか!」と思い込み「結果だけ」を褒めてしまう親もいます。
例えば「今日のサッカーの試合得点決めて偉いね!」
もちろん間違いではありません。
ただ、これだけではなく
「チームメイトに声かけてて偉かったね!」
「リーダーシップあって良かったよ!」
というような「親じゃないと気付かないポイント」を褒めてあげることが大切です。
正直、得点決めたことは誰でも褒めれますからね。
普段気付かれない「細かい行動」を褒めてあげると更に自信を持って行動ができるようになるでしょう。
まとめ:自信を持つ為に「貢献感」も大切
子どもが自信を持つ為には「貢献感」も大切です。
貢献感とは、社会や家族に自分の存在が「役に立っているんだ」と思わせることです。
具体的には、「○○ちゃんがお掃除手伝ってくれたおかげてママ楽になった!一時間も早く終わっちゃった!」というような家族に貢献している感覚を伝えてあげることでも自信が持てるようになってきます。
子どもの時ほど、自分の存在意義を深く考えてしまいがちです。
「○○君が近所で大きな声で挨拶するから、皆が元気になるって言っているよ!」など簡単な事でもいいです。
「キミが世の中に貢献しているんだよ」ということを伝えてあげてください。
結果的に自信が持てる子供に変化していくはずです。
最後に子供に自信を持たせるうえでおすすめの本を紹介しておきますので気になる方は読んで見て下さい。
この記事を読んで頂いた方にはおすすめの本です。
\自己肯定感を高める子育て/
\こちらもおすすめ/
スタペンドリルTOP | 全学年から探す
幼児 | 運筆 ・塗り絵 ・ひらがな ・カタカナ ・かず・とけい(算数) ・迷路 ・学習ポスター ・なぞなぞ&クイズ
保育無料イラスト・フリー素材
小学1年生 | 国語 ・算数 ・英語
小学2年生 | 国語 ・算数 ・英語
小学3年生 | 国語 ・算数 ・理科 ・社会 ・英語 ・音楽 ・プログラミング ・毎日計算ドリル
小学4年生 | 国語 ・算数 ・理科 ・社会 ・英語 ・音楽 ・プログラミング ・思考力
小学5年生 | 国語 ・算数 ・理科 ・社会 ・英語 ・音楽 ・プログラミング ・思考力
小学6年生 | 国語 ・算数 ・理科 ・社会 ・英語 ・音楽 ・プログラミング ・思考力
【全学年】Z会グレードアップ問題集(無料コラボ教材)
中学生 | 数学 ・英語 ・漢字 ・社会 ・理科
2024年無料カレンダー|2025年無料カレンダー