【2024年版】scratchの本おすすめ人気20選!小学生の基礎から本格的な中高生教材まで解説!

「scratch(スクラッチ)をやってみたいけどおすすめの本は?」
「プログラミングを勉強してみたいけれど、どれから始めたらいいの?」
「小学生、中学生、高校生におすすめの本格的なscratchの教材本は?」
「スクラッチの基礎を教えるときにおすすめの本は?」

プログラミングを始めたいと子どもに言われてどうしたらいいのか悩んでいる親御さん。
プログラミングに興味はあるけれど、まずはどんな本を選んでいいのか分からない学生のみなさん。

まずは書店や電子書籍で数あるScratch本をパラパラとみたことでしょう。
でも「どれを選んでいいのか分からない!」
と思われた方も多いですよね。

そこで今回は、子ども向けプログラミング教室講師の筆者が、scratchの勉強におすすめの本・テキスト参考書を20選解説します!
合わせて、スクラッチ本の選び方のコツも紹介します!

scratchの使い方から、本格的なゲーム作り、無料で使える本や指導者の先生におすすめの本まで幅広く解説するので、さっそく詳しくみていきましょう!

 

この記事の目次

scratchの本の選び方のコツ

scratchの本の選び方のコツ
まずはScratchの本の選び方から紹介します。
ほんの数年前まではScratchに関する本も限られていました。
ですが、2020年からプログラミングが小学校の必修科目になったことをきっかけに、今ではScratchに関する本がとてもたくさん出版されています。
そこでまずはScratchの本の選び方のコツを3つお伝えします。
ぜひ自分に合ったScratch本を見つけてScratchの世界を楽しんでくださいね。

 

1.イラストや図の多いScratch本を選ぶ

特に小学生低学年の場合は詳しい解説が書かれているものよりも、イラスト通りにプログラムすれば完成するものを選ぶことをおすすめします。
低学年のうちは一人でできるお子さんはほとんどいません。
最初は親御さんが一緒についてScratchを楽しむことになります。
scratch本のおすすめ
小学校低学年もしくは中学年の間は、Scratchのブロックの意味を考えながら取り組むことよりも、意味は分からないけれど、本の通りにブロックを積み上げれば、「絵が動いた!」という感動を感じてもらうことが重要です。

その小さな感動が少しずつ積み上がれば、のちに苦手となりやすい変数や条件分岐、関数など、数学的要素の強いブロック使いも取り組みやすくなります。
ぜひ、カラーかつイラストや図の多いScratch本を選び取り組んでみてください。

 

2.まるまる1冊全部やり切れそうなScratch本を選ぶ

これから紹介する本はたいていそうですが、1冊まるまる終わるころにはScratchの基本的なブロックを使い、オリジナルな作品をプログラムすることができるようになっています。

最初の方はScratchのブロックも簡単なものばかりなので取り掛かりやすいのですが、ゲームを作りたいから、といきなりゲームを作るような本を選んでしまうと「思っていたよりも難しい」と感じてしまい、挫折してしまうことも

特にお子さまに人気のシューティングゲームは最初に取り掛かってしまうと、「プログラミングは難しい」という意識を植え付けてしまう可能性があります。

初心者の方は特に、おすすめの学年よりももっと簡単にみえる優しいレベルのスクラッチの本を選ぶことをおすすめします。
「あっという間に終わった」「簡単すぎた」と思えるぐらいがちょうど良いですよ。

 

3.自分一人で楽しく出来そうなScratch本を選ぶ

Scratchを始めるために、最初はメールアドレスの登録やユーザー登録などもあるので親御さんの力が必要になります。
先に述べたように、小学校低学年のお子さんが一人でScratchを操作することはまだまだ難しいです。

ですが、中学年ごろになるとある程度ブロックの意味も分かるようになり、自分一人でできることも増えてきます。
そうなった時、お子さんが楽しんでできるように一人でもできそうな本を選ぶことをおすすめします。
「Scratchが楽しい!」と思えばあとは簡単!
自分一人でプログラムをあっという間に作ってしまえます。

Scratchはプログラミングを学ぶツールとしては最良のツールです。
小さいうちからプログラミングの世界に触れることができ、自由度も高く、できることが非常に多い。

そのため、創造力やプログラミング的思考力を養うにはScratchが一番です。
のちにお子さん一人で自由な世界を楽しんでもらうために、情報量の多さよりも楽しくできそうか、という視点でScratch本を選ぶことをおすすめします。

【図解】scratchの使い方は?自宅学習で小中学生がプログラミングする方法・効果を解説!

 

小学生におすすめのscratch本10選

まずは小学生向けにおすすめするScratchの本を10冊紹介します。
どの本もそうですが、はじめのページはScratchのダウンロードの仕方や最低限必要な基本操作が掲載されています。
お子さまだけでは難しいので最初は親御さんも一緒にScratchの設定をしてあげてくださいね。
それではさっそく詳しく紹介していきましょう!

本格的なゲーム作りができる本も紹介します!

1.できるキッズ 子どもと学ぶScratch3プログラミング入門


題名の通り「子どもと学ぶ」ことを前提に書かれたScratch本です。
親御さんも一緒に一からScratchを勉強しようとお考えの方にはおすすめの本です。

とても情報量の多い本なのでこの1冊の内容を繰り返し学習し使いこなせるようになれば、基本以上の力が身につきます。
画像もカラーも多く、飽きのこない1冊です。
お子さん一人でScratchに取り組んでもらおうと思っている親御さんは、小学校高学年以上のお子さまにおすすめします。

 

2.できるたのしくやりきるScratch3子どもプログラミング入門


対象年齢は小学4年生からとなっていますが、小学校高学年のお子さんにおすすめしたいScratch本です。
1週間でできるように構成されているので目標を持って取り組むことができる1冊です。

Scratchの実際の画面が図になっており、手順も画面に吹き出し形式で順番に書かれているので一人でも学習することが可能です。
最終的に出来上がるプログラムがどんなものかをQRコードで読み取って確認することもできます。

最初に完成形をQRコードで読み取り「こんなプログラムを作るんだな」と完成形を想像してから取り組めば、また違った学習にもなります。
ジュニアプログラミング検定を受験する際の練習本にもなりますね。

 

3.小学生からはじめるわくわくプログラミング2 Scratch3.0版


現在はScratch3.0が最新版となっているので、前作の「小学生からはじめるわくわくプログラミング」ではなく、こちらの本をおすすめします。
この本は、全くの初心者というよりも、Scratchをちょっと触ったことがある、Scratchを以前やっていたけれども挫折してしまった、というお子さんにおすすめしたい本です。

国語・算数・理科・社会など、その科目にちなんだゲームを作りながらScratchを学べる内容となっています。
ある程度Scratchの基本を学び終わった後、「そろそろゲームを作ってみようかな」と思っているお子さんに調度いい1冊です。

 

4.こどもプログラミング 超入門 Scratchでつくろう!迷路ゲーム


こちらはあのIT企業大手のサイバーエージェント公式のscratch教材本です。

この本はScratch2.0というバージョンで書かれた本になっています。
最新版のScratch3.0と少し異なる点がありますが、本格的なゲーム好きのお子さんにはとても面白く読めて魅力的な本なので紹介します。

特にゲームクリエイターを目指すお子さんには楽しみながらプログラミング知識を身につけることができる教材です。
読み物として手元に置き、繰り返しこの本を使うのもいいですね。

様々な種類のゲームを作る方法が書かれた本が多い中、この本は「迷路ゲーム」に特化して作られています。
一つのゲームにはたくさんの要素が詰まったブロックが使われていることが分かるようになっています。
さらに、もっとゲームを面白くするための応用編も用意されています。
段階的に学び、最終的にはゲームになっているので最後まで飽きることなく楽しむことができますよ。

 

5.練習問題で理解するScratchプログラミングドリル【結合版】


結合版となっているこの本はもともとレベル別に3冊に分かれて出版されていました。
ドリル形式になっており、問題が1から50問まであります。

順番にすべてこなしていくと、自然とScratchの基本をマスターすることができます。
Scratchを知らない全くの初心者でも取り組むことができるので小学1年生からでもおすすめできる本です。

命令ブロックを一つ一つ使いながら進められるので、ブロックの意味を理解しながら次に進むことができます。
ただ本に書かれたブロックを真似しただけ、で終わらないように工夫されているところが良いですね。

 

6.Scratchで楽しむレッツ!プログラミング


ジュニアプログラミング検定公式テキストとなっているScratch本です。
Scratchをある程度学んだ方は、目標としてジュニアプログラミング検定を受験することもおすすめします。
もし検定にトライしたいと思われているお子さんはぜひ、試験対策本としてこの1冊を選んでみてください。

初級のエントリー、ブロンズ、シルバー、そしてゴールドと4つの級それぞれに対応した試験問題とその解説が詳しく書かれています。
ジュニアプログラミング検定はScratchを使いこなしていれば受かる、というような簡単な検定ではありません。

将来必要となるプログラミング的思考力や創造力を問われる問題が出てきます。
この1冊で試験の傾向とコツをつかみ、全級合格を目指してみてくださいね。

 

7.今すぐ使えるかんたんScratch初めてのプログラミング


イラストや画像がとても多く、超初心者が独学でScratchを始めるのに適した本です。
簡単なゲームを作りながらScratchの基本を覚えていくシンプルな構成になっています。

余計な情報は排除しているので、自分のScratchの画像と照らし合わせながら勉強できます。
お子さま一人でもつまずくことなく学ぶことができますのでScratch本の1冊目におすすめしたい本です。

 

8.Scratchで楽しむプログラミングの教科書


問題解決によってプログラミング的思考力を養うのに適した本です。
「Scratchを学ぶ」というよりも、「プログラミングを作るために必要な力を学ぶ」という言い方が正しいですね。
Scratchの基本を学ぶ本はたくさん出版されています。

ですが、Scratchを一通り学んだ後に出てくる「学んだScratchを使って何を作るか」や「Scratchで作ったプログラムのどこが間違っているのか」を学ぶ本は少ないです。

この本は将来Scratch以外のプログラミング言語を学ぶときにも使える「プログラムを作るための基本的な考え方」を学べる本としてとても貴重な1冊となり得ます。

そのため、人によっては少し難しく感じるかもしれません。
漫画やイラスト、事前にダウンロードして行う学習素材を使いながら、楽しくプログラミング的思考力を学んでみてくださいね。

ルビ付きで解説をしてくれるので、小学生でもしっかり学んでいけます。

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9.よくわかる Scratch 3.0ではじめるプログラミング


カラーでイラストいっぱい、一番目を引く表紙になっているScratch本です。
小学1年生からでも使えそうですが、実際には細かい文字も多いです。
なので低学年のうちは親御さんのサポートが全般的に必要ですね。

ただ、親御さんも一緒に学習しながらお子さんにも教えることのできる本です。

事前に用意された学習ファイルをダウンロードすれば、カラフルなScratchの世界がテンションをあげてくれます。
この本を使って親子一緒にScratchを学習してみてはいかがでしょうか。

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10.小学校6年生までに必要なプログラミング的思考力が1冊でしっかり身につく本


Scratchの基本を一通り学んだ方におすすめしたいScratch本です。
「Scratchでどんなゲームを作ろう?」と悩んだ時に使える1冊。

実はこの本、ジュニアプログラミング検定の試験対策にも役立つんですよ!
全16問、検定試験の出し方と似ており、1から16問まで順に解いていくと検定のゴールド級までカバーできてしまいます。
創造力を問われる問題にも対応しているので、豊富なバリエーションをストックしておくことができます。

のちに紹介する試験対策本の2冊目の参考書にもなり得ますよ。
基本のプログラムのほかにチャレンジ問題も用意されています。

Scratchの基本が終わった後にぜひおすすめしたい1冊ですね。

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番外編.scratchなび

スクラッチ無料学習教材本『scratchなび』
小学生がスクラッチを学習する際には、『scratchなび』もおすすめです。

scratchなびは、スクラッチ教材本が無料で使えるサイトになっています。

スクラッチの使い方から、動かし方、ブロックの使い方、という基礎はもちろん、
本格的なscratchのシューティングゲームや迷路、レーシングゲームまで学べるようになっています。

子どもがプログラミングを好きになるかわからない..という方は、無料で使えるので、試してみるのもおすすめです。

小学校で必修化になったプログラミングでは、「プログラミング的思考」を養うことが大きな目的ですが、そのプログラミング的思考を伸ばす設計になった教材でもあります。

scratchなび | スクラッチ教材無料ダウンロードサイト

 

中学生・高校生におすすめのscratch本10選

中学生高校生におすすめのscratch本
続いては、中学性・高校生だけでなく、親御さんや先生にもぜひおすすめしたいScratch本を10冊紹介します。
小学生向けのScratch本はなんとなく感覚でScratchを学ぶことのできる本が多く、Scratchにまずは慣れることをメインとした学習内容となっています。

中学生以上となると「作ったものが動いた!」というだけでは満足しません。
一通り分かったら「本格的なゲームを作りたい!」となる方がほとんどです。
そこで数学的要素の多い内容にもチャレンジすることになるので、より命令ブロックの意味や使い方を理解する必要があります。
これから紹介するScratch本は命令ブロックの意味やプログラミング的思考力を養うのに優れた本ばかりです。
ぜひ参考にしてみてください。

 

1.ゲームを改造しながら学ぶScratchプログラミングドリル


「Scratchで作ったゲーム。あと一押しでゲームが完成するんだけど、どうしたらいいんだろう?」
この本は、一つ一つ出てきた問題を順に解決していくとゲームが完成する、という構成になっている本格的な本です。
とてもプログラミング的思考力を養うことに優れた1冊ですね。

現役のゲームクリエイターたちが実際にプログラミングを行う上で重要としているトライ&エラー(改造したものを検証し、上手くいかなければ違う方法をやってみる、といった繰り返し試すこと)を実践で行うことができる本です。

また、自分で作って誰かに遊んでもらうことも前提となっており、プログラミングを学ぶ上でとても効果的な学習内容となっています。
最初は難しく感じるかもしれませんが、作ったプログラムはすぐにゲームとして成立し、遊べるようになっています。

1からゲームを作り上げるとなると、相当な時間がかかります。
作りかけのゲームを完成形に持って行くことで挫折しにくいです。
ゲーム作りの楽しさを味わい、ゲームクリエーターの気持ちに少し近づけるような気がします。
中学生・高校生にはぜひチャレンジしてほしい1冊ですね。

 

2.親子でかんたん スクラッチプログラミングの図鑑


この本は1章から8章までで構成されており、各章ごとにレベルが設定されています。
順番にこなしていくと段階的にScratchの使い方やプログラミングの基礎が身につくようになっています。
それぞれのページでテーマが決められているので目的が分かりやすく、何ができるのかが初めに分かるようになっています。

イラストや画像も多く掲載されていますが、詳しく解説がなされているだけに文章量も多いです。
「親子で」と書いていますので、小学生からも使えるようにはなっていますが、中学生以上のかたにお勧めします。

1章から8章までのボリュームを考えると、中学生以上の方が毎日コツコツ時間をかけてScratchを学ぶ、という使い方の方が良いでしょう。
親御さんや先生もScratchをがっつり学びたい、と思っている方には持っていても損はない1冊ですね。

 

3.Scratchプログラミング事例大全集


実に100例ものScratchのサンプルプログラムコードが掲載されている本です。
「実現したいプログラムがあるが、どうやって組み立てればいいのか分からない」と立ち止まってしまった時にこの本があるととっても便利!

ただ、実現したい項目が題名としてページトップに書かれていますが、同じページ内すぐ下に答えともいえるScratchのサンプルコードが載ってしまっています。

Scratchの全くの初心者だとただ真似して終わり、になりがちな本の構成になっています。
なので、小学生というよりも中学生以上の方におすすめしたい本です。

使い方次第で最速でScratchを習得することも可能。

書かれたサンプルコードの意味を読み解くことでScratchの各ブロックの使い方を学べるのでScratchを難しく感じる方はこの本からはじめても身につく教材の一つとなり得るでしょう。

特にロボットなどに興味がある方は、外部デバイス利用のサンプルコードが非常に役に立ちます。
この本を使ってまずは真似して、あとは自分で作り替えてみる、という学習方法も良いですね。

 

4.現場ですぐ使える!Scratch逆引き大全300の極意


Scratchの学習中に困った時、辞書代わりに使える本です。
特に、学校の先生やプログラミングの指導者にはとってもオススメの1冊です。

Scratchの各ブロックの意味を詳しく解説し、そのブロックを使えばどうなるのか、のポイントが簡潔に書かれています。
Scratchを使っている時にブロックの意味を調べたい時や、疑問が生じた時。

また、他のScratch本やネットで出てきた情報で、意味の分からない言葉が出てきた時など、この本で調べるとすぐに理解することができます。
フルカラーではないのですが、Scratchの画面をスクリーンショットした画像がたくさん載っています。
なので余白も十分設けてありますし、読みにくいと感じることはありません。

ぜひ、生徒さんからScratchの質問を受けた時のドキドキ回避にこの本を手元に置いてみてください。
子どもに安心してプログラミングの指導をすることができますよ!

 

5.ゲーム制作に今すぐ使える!Scratchプログラミングゲームテクニック集


この本はある程度Scratchの基本操作を覚え、次はゲームを作ってみたいな、と思ったときにおすすめしたい1冊です。
ゲーム作りに必要なテクニックを教えてくれる本でもあり、Scratchでゲーム作りを行いたい方にはもってこいの1冊!

目次を見て必要な箇所のページに飛べば、すぐにプログラムコードをどう組み立てればいいのかが分かります。

手順が詳しく書かれているので一人でも十分学ぶことが可能です。
更にレベルアップしたプログラムを作りたい方にはより高度なプログラムコードにも挑戦することができるようになっています。

Scratchで作りたいゲームが出てきた時はこの本を参考にしながらより面白いゲーム作りをしてみてくださいね。

 

6.Scratch本格入門命令機能詳細・プログラミング作法・デバックがわかる


Scratchで使用するそれぞれの命令ブロック。
各ブロックをそれぞれ使うとどのようなプログラムを作ることができるのか。
これを短くシンプルな例題を用いて解説されている本です。

ゆっくり一つ一つのブロックの意味を確実に学びたい方にお勧めですね。
各項目でどのブロックを使うのかを最初に明示し、そのブロックについてコンパクトに書かれているので要点だけをすぐに理解できます。

がっつりScratchに時間を費やすことができない方でもすき間時間を使って学習が可能です。
忙しい大人の方にもおすすめです。

後々自分でゲーム作りに挑戦し、途中で分からなくなった時など辞書代わりにも使える1冊です。
また、最後の章ではデバック(プログラムの間違い探し)の練習も用意されています。

将来プログラマーとして活躍しようとお考えの方は、このデバックについても勉強されるといいですね。

 

7.10才からはじめるゲームプログラミング図鑑


10歳から始める、となっていますが、全くScratchが分からない超初心者の方がこの本を使って学習することは難しいです。
もともとはイギリスの人気タレントでプログラミングなどを研究しているキャロル・ヴォーダマンさんという方が書いた本です。

それを日本語版として出版されたものとなっているので、日本の書籍に比べると、詳しい解説がなく、シンプルな内容となっています。
ですが、Scratchで作りたいと思うゲームのジャンルごとに章が分かれているので、ゲーム制作をお考えの方には参考になる本です。
さらに、この本はただゲームの作り方だけを教えてくれるだけではありません。

「プレイヤーを満足させるゲームを作るにはどうすればいいか」という視点も組み込まれた構成になっています。
どのようなゲームにすればまた遊んでくれるのか。

また、良いゲームを作るにはプログラムは難しくすることなく、シンプルでちょうどよい難しさにすることが大切、などゲームデザインに必要なプレイアビリティ(遊びやすさ)の精神も自然と学ぶことができます。

味替えとして活用するにはもってこい!
少し違った視点でScratchプログラミングを学ぶこともできる1冊ですね。

 

8.Scratch3.0知っておきたい基本操作


題名の通り、Scratch3.0を使ってプログラミングを行う前に事前に知っておきたい基本操作をシンプルに分かりやすく解説されている本です。
ほとんどがScratchの画面をスクリーンショットした画像ばかりが掲載。
なので、自分のScratchの画面と照らし合わせながら学習することも当然ですが、Scratchが操作できない環境下でもScratchの基本操作を学ぶことができます。
Scratchを始める前に読んでおくと、途中で引っかかることなく、悩まなくてもいいところでつまずくこともなくなります。
この1冊さえあれば鬼に金棒、スムーズにScratchを使いこなせるようになりますよ!
これからScratchを教える学校の先生や保護者さんに持っていてほしい1冊です。

 

9.はじめてのScratch PROGRAMMING


「そもそもプログラミングとは何?」「アルゴリズムって?」「フローチャート??」など、プログラミングの基礎の基礎に疑問を持っている方におすすめしたい本です。

分かりやすく書かれてはいますが、小学生にはとても難しい内容で中学生でも抵抗を感じる本かもしれません。
これからITをがっつり勉強してみたい高校生や大学生向けと言えるでしょう。

また、実現したいことをScratchで表現するためには、どのような考え方が必要で、どのような手順をふめばいいのか、を重要視した内容となっています。

一つ一つブロックを組み立てる手順が書かれている、というよりも、どのような考えの元でこのプログラムが作られているか、をポイントとして簡単に解説している本です。

謎解きのような感覚でこの本を活用することができれば、一気にプログラミング的思考力も身につくことでしょう。

まずはこのScratch本でプログラミングの世界を体験し、次へのステップアップとして繰り返し読み解く。
この使い方がピッタリの1冊ですね。

 

10.Scratchではじめよう!プログラミング入門

この本はゲームの王道であるシューティングゲームを詳しく、細かく掘り下げて学習することにより、プログラミングの基本を理解することができる本です。

対象年齢は中学生以上、保護者や小中高校の先生など幅広い年代に対応。

初心者を対象としている入門書、と言われていますが、Scratchをかじったことがある方、新たに自分でゲームを作ってみたい、と思っている経験者の方におすすめしたい本です。

内容は、シューティングゲーム完成に向けステージ1からステージ15まで細かく分けられています。
ステップアップしながら解説されているので徐々に出来上がっていくゲームに感動しながら取り組むことができますよ!

少しずつゲームを組み立てながらScratchの基本操作もちゃんと覚えることができます。

更にプログラミングを行う上で大切な概念もきちんと教えてくれる1冊です。
最終ステージはボーナスステージ。

BBC micro:bitというマイクロコンピューターをScratchと繋いで行うプログラムの解説も用意されています。
画面上だけでなく、自分で作ったプログラムで物が動く楽しさも教えてくれます。

表紙はシンプルな作りですが、難しい要素を簡単に感じさせてくれる中身の濃い内容ですよ。

 

無料Scratch本(教材)から試してみるのもおすすめ

無料のスクラッチ教材本
スクラッチでプログラミングの勉強を始めさせたいけど、子供が好きかどうかわからない..と悩む方も多いです。

継続できなかったら買った本が無駄になってしまいますよね。。

そこで、本を購入する前に無料のスクラッチ教材サイトを使ってみることもお勧めです。
子供の習い事図鑑では『scratchなび』という無料のスクラッチ教材集をPDFで無料公開しています。

scratchなびでは、
・スクラッチの使い方
・ブロックの使い方
・音の出し方
・簡単なゲーム
・絵本の作り方
・じゃんけんゲーム
・レーシングゲーム
・シューティングゲーム
・迷路
・マリオ風アクションゲーム
など基礎から本格的なゲームの作り方まで学べます。
子供プログラミング教室のプロ講師が作成した、良教材になっています。

スクラッチを子供が楽しめるかどうかわからないというという家庭では、まず無料のscratchなびから使うのがおすすめです。

scratchなび | スクラッチ教材無料ダウンロードサイト

 

まとめ:プログラミングは楽しみながら!

scratch本おすすめ20選
今回の「scratchの本おすすめ20選!選び方のコツも解説!」はいかがでしたでしょうか?
どれを選んだらよいのか分からなくなった時はぜひ、こちらの20冊を参考にしてみてください。

自身のレベルや年齢に合わせて興味の持てそうな本や「自分にもできそう」と思える1冊に出会えることを願っています。
そして、Scratchを通して無限のプログラミングの世界に楽しさを見出してもらえることを願っています。

それでは、「scratchの本おすすめ20選!選び方のコツも解説!」の紹介を終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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ひらがな

ひらがな練習プリントひらがな全体のプリントひらがな表 ひらがな 濁音・半濁音・拗音一覧表ひらがな ならびかえひらがな 促音・拗音 ひらがな 長音ひらがな 数 ひらがな 曜日ひらがなパズル

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