【Scratch】繰り返しの使い方!-scratchなび-

『scratchで繰り返しの使い方は?』
『くりかえしってどんなときに使うの?』
『くりかえしが使えるとどんなゲームが作れる?』
『小学生、中学生への繰り返し処理の教え方は?』
と気になる事もありますよね。

今回は、子どものプログラミング教室を運営する筆者が、スクラッチの「繰り返し」の使い方を詳しく解説します。

ここでは、「Scratchを使った、繰り返し処理(くりかえししょり)」を学びます

「くり返し」が使えると、プログラミングコードを短縮できたり、簡単なゲームを作れたりと多くのメリットがあります。
シューティングゲームやキャッチゲームなどゲーム作りでは、必ず使う技術です。

scratch以外の本格的なプログラミングでもいわゆる「ループ処理」といわれよく使われます。

小学生、中学生、高校生で、プログラミングの基礎を身につけたい方は、しっかり押さえておきましょう!

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繰り返しって何?

まず、繰り返し処理とは一体何でしょう?
「繰り返す」という言葉から、何となく同じことを何度も行うということが想像できるかもしれません。

正にその通りで、同じことを何度も繰り返すための処理を「繰り返し処理」といいます。

実際の身の回りの生活でも繰り返していることがあるか考えてみましょう!
・「頑張れ!」と10回言う
・お皿を10回洗う
・部活で30回ダッシュする
・音楽で「ド」を5回鳴らす
など繰り返し同じことをする場面は沢山ありますよね。

そんな、繰り返しすることを、自動化(短縮化)することを繰り返し処理と言います。

繰り返し処理はとても便利なものです。

どう便利なのか、言葉で話すより実際に試してみると理解できると思います。

子どものプログラミングの教え方とは?自宅で親が教えるときのコツと注意点!

繰り返し処理の便利さを体験してみよう!

まずは、繰り返し処理を使わない場合を考えてみましょう。
ネコが壁まで歩くように、こんな感じでブロックを組み合わせてみます。

完成したら、緑色の旗マークをクリックして動かしてみましょう。

ネコが壁まで移動しましたか?移動したら成功です!

では、ここまで作ってみてどうでしたか?

何となく、「いくつも同じブロックを使っていて、面倒だなぁ」と思いませんでしたか?
そんな時に登場するのが「繰り返し処理」です。

では、さっきのコードを、繰り返し処理を使ったものに変更してみましょう。

あれ?たったこれだけ?と思うかもしれませんが、コードが完成したら、さっきのネコを元の位置に戻してから、早速実行してみましょう!
さっきと同じ場所に移動したかと思います。
見比べてみると、繰り返し処理を使ったコードはとてもスッキリしていますね。

繰り返し処理の良さは、それだけではありません。

例えば、ネコがもっと先まで歩くコードに変更するとします。
繰り返し処理がないと、ブロックをまた頑張って増やさなければなりません。
もっともっとたくさん歩かせたい場合は、ブロックを沢山つなげていくことになり、疲れてしまいます。

一方で繰り返し処理を使ったコードでは、繰り返し処理の数字を変更するだけで済んでしまいます。

繰り返し処理をもっと使ってみよう!

繰り返し処理は繰り返したいことがあれば、中にブロックをいくつでも追加することができます。
例えば、次のようなコードがあったとしましょう。

このコードを見て、何か気づくことはありませんか?

そうです、同じ処理が繰り返されていますね。こんな時に、繰り返し処理を使って書き換えることができます。
では、書き換えてみましょう。

変更前と同じ状態になったことが確認できましたか?
このように、繰り返し処理に置き換えられる処理を見つけて、書き換えるという考え方は「抽象化」(ちゅうしょうか)といって、
プログラミング的思考の1つの能力として、とても大切な考え方です。
今後、自分の作品を作る際にも、繰り返し処理に置き換えができるところはないか考えながら進めていきましょう。

このくりかえし処理を使うと、三角形や四角形(多角形)をスクラッチで描くことができるようになります!

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繰り返し処理の種類を知ろう!

ではここでScrachで、繰り返し処理にあたる3つのブロックについて説明したいと思います。
左側のボタンから「制御(せいぎょ)」というところをクリックして、オレンジ色のブロックを表示させてみましょう。

繰り返し処理はこの3つのブロックを使い分けることになります。一覧でまとめておきます。

くりかえしの種類意味
・決まった回数繰り返す
・直接数字を入れてもよいし、
・「演算」ブロックを使って計算した結果を入れてもよい
・条件が一致している間繰り返す
・「調べる」、「演算」などの条件ブロックと一緒に使う
・繰り返す回数が決まっていない場合に使う
・この後にはブロックを繋げることができない
・2つ以上の条件を見たい場合にも使える

 

まず、決まった回数を繰り返したい場合は、ここまでに使ってきた下記のブロックを使います。

2つ目として、ある条件に当てはまっている間繰り返したい場合は下記のブロックを使います。

では、簡単な使用例を見てみましょう。このブロックは、別に用意されている条件ブロックを一緒に使うことになります。
先ほど壁まで歩かせるコードを作りましたが、このブロックを使うと壁に当たったら止めるという動きを作ることができるようになります。

数字の指定がいらなくなるので、ネコが画面のどこにいても、特に数字の調整をしなくても壁まで歩かせられるようになります。
そして3つ目に、回数も条件も無く、ずっと繰り返したい場合は、下記を使います。

こちらは、ブロックの形を見ると分かるのですが、後ろにブロックをつなげることができません。外に抜けることができないブロックとなります。

そのため、終わらせるという場合には「もし」のブロックを使って、止める条件を中に入れることになります。
ゲームなどに使われることが多いのですが、こちらも下記に使用例を記しておきます。

実行するとネコが回転し始め、マウスでクリックすると、「マウスで押したね!」、スペースキーを押すと「スペースを押したね!」と言います。そして1秒経つとまた回りだすかと思います。

このように、いくつかの条件をずっとチェックしたい場合に使います。
ゲームなどではキーボードをいくつも使って操作するようになるので、この「ずっと」のブロックを良く使うことになります。

ぜひ、試しに使ってみてください!

繰り返しと同じくらい使われるのが『条件分岐』です。
合わせて勉強してみてください!
条件分岐の記事はこちら

繰り返し処理をプログラミングをする上で気を付けておくと良いこと

今回は、繰り返し処理の動きを学びましたが、ここまでをマスターできた方に向けて、少し発展した内容をお話しておきたいと思います。

繰り返し処理を、プログラミングの世界では「ループ」といいます。
このループについて、今後様々なプログラミングを学習する上で覚えておいていただきたいポイントがあります。
繰り返し処理の条件に数字を入れる場合にはちょっとした注意があります。

プログラミングする上でエラーになりやすいポイントとして、不等号を使ったときに、実行する回数を間違えてしまうという点があります。

例えば、このブロックを使った繰り返し条件は、数字が小さい間もしくは大きい間だけ繰り返すことになります。
そのため、同じ数値になった瞬間に処理を実行せず繰り返し処理を抜けます。

不等号を習っていれば当たり前なのですが、意外とプログラミングをしている中で躓くポイントで、
思っていたよりも実行される回数が1回多かった、少なかった等の思い違いからエラーになりやすいです。

これは今後プログラミングを学んでいくと、必ずと言っていいほど経験することなので、繰り返し処理を入れる際には注意して条件を考えられるようにしましょう。

そうすれば、Scratchを離れても役立つことになります。

もっと、scratchのレベルアップをしたい方は、プログラミング教室に通ってみるのもおすすめです!

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まとめ:くりかえし処理はゲーム作りの基礎になる!

scratchのくりかえし
では、今回学んだことのまとめです。繰り返し処理を使うことの利点は、

  • 同じ処理を簡単に繰り返せるようになる
  • コードが見やすくなる
  • 後で変更することが簡単になる

がありました。

今回の内容はこれで終わりになります。
繰り返し処理は、Scratchだけではなく、これからプログラミングを学習していく上で、大切なポイントなので、ぜひ覚えてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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編集長プロフィール

子供の習い事研究家さとう/編集長


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「子供の習い事研究家」として活動中。
2019年5月に子どもの習い事図鑑の編集長に。
経歴:某IT企業に入社後、営業、マーケティングを経験。その後ライター/マーケッターおして独立。子どもの習い事図鑑の立ち上げに参画。子どもの習い事に関する事業を展開。
最近では、習い事に関わらず、ワーキングマザーの相談にのることも。 趣味は家族との時間。