昔から定番の人気となっている「習字・書道教室」。
デジタル機器の普及で実際に文字を書く頻度は減っていますが、それでもやはり文字を書く場面が無いわけではありません。
「せっかくならば文字を書く場面でも綺麗な字で対応できるようにしてあげたい」。そう思う親御さんも多いかと思います。そんな願いを叶えてくれるのが、「習字・書道」です。
「習字・書道」は丁寧に文字を書くということはもちろんのこと、忍耐力の養成、手先の器用さや造形センスの体得にも効果的であるといわれているので、多くの意味でおすすめな習い事です。

さらにいうと、習字教室・書道教室は、ほかの習い事に比べると良い教室でも安く習うことができる教室が多くあります。
そこで今回は、習字・書道で習うことできる内容についてと、習字教室・書道教室の安い＆おすすめな教室を8教室をご紹介していきます。

習字・書道教室で習えることは？

習字教室・書道教室で習えることは、「文字の正しい書き方・きれいな書き方を学ぶ」ことです。
せっかくなので、「習字」と「書道」の違いについても簡単に説明をしておきましょう。

「習字」は小中学生で習うものを主に指して、科目は国語科となります。漢字学習と文字の書き方を習い筆記具の限定はありません。
「書道」は対象者の限定はなく、科目で分類するなら美術となります。こちらも筆記具の限定はありません。そして流派などが存在します。
そして、どちらも筆記具によって習うときの特徴がかわってきます。そこで、ここからは筆記具ごとの特徴を紹介していきましょう。

①硬筆（鉛筆）

こどもの習字教室・書道教室で必ずと言ってよいほど、行われるのが鉛筆を使った「硬筆」です。
鉛筆の硬筆は、「書き方」という言い方で行っている教室もあります。
硬筆で学習するのは文字の基礎となる部分です。
道具も鉛筆と練習用の紙だけということで、幼児から簡単に使用でき、正しい文字の形や書き順を覚えることも重視します。
硬筆学習は、習字も書道もどちらも同じで、個性や技術という要素はほとんど入らず、鉛筆の持ち方や姿勢、文字の正しい形、バランスを重視して習うことが特徴です。

②硬筆（ペン）

硬筆のもう一つとしてあるのが「ペン」による習字です。「ペン字」「ペン習字」などとも言います。
ペンによる習字・書道は鉛筆による硬筆と同じようにきれいな文字を書けるようになることを目的としています。大人になってからも生かせるという意味では、一番このペン習字が活躍するかもしれません。
使用する道具は、ボールペンや万年筆を使用しますが、道具については教室ごとに異なりますので確認をしてみましょう。
ペン習字は大人向き習い事というイメージが強いですが、子供向けの書道教室でも習うことができる教室もあります。

③毛筆

習字・書道として一番イメージしやすいのは、この毛筆かもしれません。
基本は筆で墨を使って半紙に書いていきます。
最初は習う内容も書道も習字も硬筆のように文字の正しい書き方、きれいな書き方をまずは学びますが、毛筆は筆の扱い方も習っていきます。
持ち方や姿勢、書き順なども硬筆と同様に大切ですが、毛筆は筆の扱い方も大きな要素で、運筆法という筆の取り扱い方が存在します。そして、書道ならばその後に美しい文字を書けるように、芸術面での技術も学びます。
道具については、筆、半紙、墨、硯、文鎮、下敷き等、硬筆に比べて必要なものが多くなります。ですが、逆に言えば習字・書道教室で必要な教材として特別に購入をしなくてはならないものはこれだけとなりますので、道具に関しても習字・書道教室は安く済む習い事と言えます。
特に墨は、液体墨（墨汁）と固形墨の2種類があり、教室によってどちらを使用するのかも異なっていくかと思います。

安い＆おすすめの習字・書道教室

それではここから、名古屋市内にあるおすすめの習字・書道教室をご紹介していきます。
費用の安い教室をピックアップしていますので、参考にしてみてください。

公文書写

（出典：公式サイト）

公文書写は国語や算数などの学習塾としても有名な公文が運営をする書道教室です。
大人のコースと子供のコースがあり、子供コースでも「ペン習字」「かきかた」「筆ペン」「毛筆」の4つのコースが選べるので、習いたいタイプに合わせて選ぶことができます。
月謝も「かきかた」と「毛筆」の両方を習っても4,950円と安く習えるのも魅力です。

公文書写

伊藤書道会館

（出典：公式サイト）

伊藤書道会館はきれいな字を書くためのノウハウを沢山持った書道教室です。
習う回数は週2回が基本。展示会などもあるの教室なので、目的をもって短期間にしっかり習いたい子供に特におすすめです。
本郷教室、東山教室の子ども向け教室は月曜と水曜の週2回、覚王山教室は週1回のみ、自由ヶ丘教室は週1回と週2回が選べます。

伊藤書道会館

田中書道学院

（出典：公式サイト）

田中書道学院は名古屋市、日進市を中心に多くの教室を運営する書道教室です。
昭和42年（1967年）創立の伝統ある書道教室で、指導責任者　田中樵雲（日展作家）をはじめ、田中書道学院専任講師が指導。
名古屋市内だけでなく愛知県内にいくつもの教室があるので、家の近くで探しやすいのがうれしいですね。
昇級試験などもあり、分かりやすい目標があった方が良いタイプにおすすめです。

田中書道学院

こども習字教室 アスティ

（出典：公式サイト）

こども習字教室 アスティは、千種区にある習字教室です。4歳から入会することができ、初心者から習うことができる教室となっています。子供の習字はもちろん、大人の美文字講座もあるので親子で習うこともできます。
教室の場所もスポーツジムの横、ショッピングセンター内にあるので、子供の学習中に親御さんは買い物をして待っていたりと便利なのも人気の理由となっています。駐車場が無料だというのもうれしいですね。

アスティ

馬場書道教室

（出典：公式サイト）

馬場書道教室は1959年より名古屋で運営をされている書道教室です。
講師は日展などにも参加をしたり、筆耕なども行っている現役の書道家で、本格的な書道をリーズナブルに学ぶことができる数少ない教室となります。
昇級試験などもあり、明確な目標を持って習うことができます。

馬場書道教室

少し変わった習字・書道教室

書道教室は古くからあり、学習方法も昔からさほど変わっていない教室が多いです。それはもちろんその学習方法が良いから続いているのですが、目的によっては古くからの学習方法ではなく現代だからこその学習方法で学びたいと考えるご家庭もあるかもしれません。
ここからは、少し変わった学び方のできる習字・書道教室の紹介をしていきます。

筆kids（野田塾）

（出典：公式サイト）

筆kidsは野田塾が運営をする書道教室です。
普通の書道教室と少し違う部分は、学習塾が運営している教室ということでタブレットやオンラインなど、最新機器を利用した指導をしています。
野田塾オリジナルのnPadを使うことで、生徒一人ひとりに大切なポイントを押さえた指導が可能となっています。
指導方法も1か月ごとに決まっているため、通わせる親も何をしているかが分かりやすくなっています。

筆kids

ステップキッズ

（出典：公式サイト）

ステップキッズは、緑区にある子供向け習い事の教室です。
他とは少し違う特徴は、他ではあまりない「速書き」というメニューがあります。速書きは、レッスンを進めていくと通常の3倍の速さで書けるようになるということなので、学校の授業についていけるか不安などがある親御さんにもおすすめです。
もちろん「速書き」だけでなく、硬筆・毛筆・ペン字・筆ペン指導、「漢字検定受験対策」なども学べます。

ステップキッズ

赫汀書院

（出典：公式サイト）

赫汀書院は名古屋市に6教室ある書道教室です。
格安の月謝ながら、多くの作品で賞を取っている講師陣に学ぶことができるため、人気の書道教室でもあります。
先生の親しみやすさや指導の良さはもちろんのこと、他の教室とやや異なる点は、展示会や競書大会などのイベントが多く、明確な目標を持って習いたい子供に向いてるかと思います。

赫汀書院

まとめ

今回は名古屋市内でおすすめの習字教室・書道教室をご紹介しました。
書道は、とても古くからある習い事です。だからこそ流派なども存在し、選択肢も多くなります。
そして、上記でも紹介したように昔からある指導方法をあえて続けている教室もあれば、新しい形を取り居てた指導方法、資格対策などを取り入れた指導方法などを行っている教室もあります。
多くの教室は体験教室や無料見学をおこなっています。まずは体験入会や見学を何個かしてみて、その子に合ったより良い教室を選んでみてはいかがでしょうか。

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