東京・立川市内の小学校で、インフルエンザの流行による学年閉鎖が6月21日から22日の2日間にかけて行われた。都内の公立学校でインフルエンザによる学年閉鎖などの措置が取られたのは2年3ヶ月ぶりとなる。
コロナの陰に潜んでいたインフルエンザ、流行の兆しか
都教育委員会と立川市教育委員会によると、立川市立第六小学校で、3年生の2つのクラスの児童が発熱やせきなどの症状を訴えたため検査を行ったところ、45人中14人がインフルエンザに感染していた。
最初は新型コロナを疑い、PCR検査を行ったが結果は陰性。しかし熱が38〜39℃と高かったため、念のためインフルエンザの検査を行ったところ陽性となった。これにより、6月21日から22日までの2日間、学年閉鎖の措置が取られた。
都内の公立学校でインフルエンザによる学年閉鎖や学級閉鎖が行われたのは、おととし3月以来、2年3ヶ月ぶりとなる。また全国的に見ても、新型コロナ流行以前はインフルエンザによる学年閉鎖が7,000件を超えるシーズンもあったが、コロナ流行以後はほとんど発生していなかった。
また、23日の都のモニタリング会議では、現在冬を迎えている南半球のオーストラリアで、過去5年の平均を超えるインフルエンザの流行が起きていることが報告された。
脱マスクの動きで懸念されるインフルエンザの流行拡大
新型コロナの流行以降、インフルエンザの感染者数は激減していた。感染症対策として、マスクの着用や手洗いうがいを励行していたことが大きく関わっていると考えられる。
しかし昨今は脱マスクの動きも活発化している。テレビ朝日報道局局員であり「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターを務める玉川徹氏は、同番組内で「マスクをだんだん外していこうということとオーストラリアでインフルエンザが増えていることは関連があるのだろう。これからマスクを外すということになればインフルエンザも流行していくことになると思う」と指摘した。
また、先のモニタリング会議において、都の「専門家ボード」の座長で東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は「オーストラリアの例を見ると、日本でも今年、インフルエンザが流行する可能性がある。新型コロナとの同時流行にも対応できるよう準備を進めていくことが大変重要だ」と発言した。
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